数学が壊滅的
クリップ(28) コメント(3)
4/30 0:13
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
ian
高3 茨城県 千葉大学国際教養学部(63)志望
高三です
千葉大学の国際教養学部を志望していて
数学は共通テストでしか使わないのですが何からすればいいかわかりません。何をしたら良いでしょうか
また参考程度ですが進研模試で数学の偏差値40ちょいという壊滅的状態です
いきなりチャートや学校の問題集に入るより数学の教科書など初歩的なものから始めればいいのでしょうか?
回答
智(とも)
早稲田大学政治経済学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは。私もかなり数学が苦手だったのですが、偏差値50程度から河合全統で70越えまで伸ばした科目ですので、ぜひ参考にしてください。
まず、合格するために、共通テストの数学で何点を取るべきのかを、他の科目との兼ね合いを元に設定しましょう。
基本的に以下のプロセスを踏めば〜8割までなら目指せると思います。
共テで目標点数を得点するために必要なことは、
・制限時間なしの状態で、目標点数以上得点できるようにする
・それを厳しい時間制限の中でも解けるようにする
です。以上より、数学を0から目標点数に持っていくためには、以下のようなステップを踏んで学習を進めていくべきです。
① まずは基本のツールを揃えてあげる(公式を問題なく使えること)が先決
→そのためには網羅系参考書の基本的な問題を完璧にすること。
最初は基礎問題精講(緑)レベルが問題なく解けるようにしましょう。何度も周回して、解ける問題を増やしていきましょう。分野別で強化していくことをおすすめします。
※もし時間的に余裕があれば、青チャートまたはフォーカスゴールドに取り組みましょう。難易度の目安が載っているので参考にしながら進めましょう。
② 時間制限なしの状態で、センター・共テを解いてみましょう。
→①により、公式が問題なく使いこなせるようになり、典型問題に対してどう解けば良いのかが身に付いたら、時間制限さえなければある程度得点できるようにはなっていると思います。誘導に乗る必要があるため若干の慣れは必要です。共テはリソース(過去問や模試など)がまだ少ないので、時間があるようならセンター過去問などを使うのが良いでしょう。センター過去問は河合塾の黒本が安くて解説もある程度丁寧なのでコスパがいいと思います。緑チャートなども良いと思います。本屋さんで見て、好きなものを使うのが良いでしょう。こういった参考書を使って、時間制限なしで高得点が取れるまで、演習→できなかった部分の復習(①で使った参考書に戻ることも)を繰り返しましょう。分野別に潰していくのが良いです。
③ かかる時間を減らす練習をする
→「解けるは解けるけど、時間が足りない!」が1番の問題になると思います。ここで考えるべきは、「手が止まっている時間」をいかに減らすか、です。おすすめは、演習時に解いていて手が止まった箇所にマークをつけて、どうして思い付くまでに時間がかかった/思いつかなかったのか、の原因を考える。原因を突き止めたらそれを解消するためにどうするのか?を考え、そして次の演習で実践することです。こちらも分野別でしっかり誘導や傾向を掴んでいくのがお勧めです。苦手な分野から優先的に潰していきましょう。
④ 立ち回りの練習をする。
今まで分野別に演習すべき、と書いてきましたが、立ち回りの練習も必要です。「時間があれば解けたのに!」がよく起こると思いますが一番勿体無いです。問題を行き来して、解けるものを確実に取っていく練習もすべきです。共テ模試の本ならなんでも良いと思います。河合、駿台、Z会など。)
※受験学年の場合は、分野別演習と立ち回り練習を並行して行いましょう!
受験生は、駿台受験シリーズ 短期攻略大学入学共通テスト 実践編 1A2B(各1冊ずつ)を使うのがおすすめです。目標時間が載っていて、結構難しいので負荷トレーニングになります。これに慣れておけば共テも怖くないでしょう。
また、一点注意事項ですが、共テ・センター演習の際はコピーして書き込むようにしましょう。計算スペースなどの練習は必須です。また、採点が終わった後に採点とは違う色で、自分で反省点など書き込んでいくと後で見返した時参考になるからおすすめです。
長々と書き連ねてしまいましたが以上のように対策していくのが、一番効率が良いでしょう。各自の残り時間と相談しつつ、量は調整してみてくださいね。質問等あれば遠慮なく聞いてください!
コメント(3)
ian
4/30 0:22
ありがとうございます!
今は学校で配られたものを使ってるのですが網羅系参考書はなにがおすすめでしょうか?学校では黄色チャートが配られてます
また黄色チャートで間違えた問題の復習頻度なども教えていただけたら幸いです
智(とも)
4/30 0:27
ianさん
黄色チャートでも良いですが、個人的には回答に書いた基礎問題精講の緑がおすすめです!問題数もこちらの方が少なくとっつきやすいですし、解説もわかりやすいと思います。
間違えた問題は
①当日…寝る前に解説を軽く読み直し、どう解けば良いか見直す
②翌日&翌々日…時間があれば解き直す。時間がなければ、方針や、やり方だけ頭の中で考え、解答を確かめる。
③1週間後(または週末などにまとめて)…きちんと手を動かして解き直す。問題なくできればクリア。忘れていたらまた①に戻る
というようなイメージがよいです!
そのほかに、解答の部分だけを見直して暗記する時間を作っても良いと思いますよー!
ian
4/30 22:40
ありがとうございます!!