一橋の日本史論述対策について
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migu
一橋志望の高3です。
一橋の日本史の論述対策になにをすればいいかはっきりわかっていないのでなにに重きを置きながら勉強するべきか教えていただきたいです。
あまり学校で一橋と同等の文字数の論述を書く機会はないので、自分で勉強しなければいけない状況なので、論述対策の問題集で良いものがあれば教えていただきたいです。
あと私立では早慶をうけるつもりなのですがどのレベルの問題集に取り組めばいいですか?
長文すいません。
回答
ひかる
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
自分は国立志望ではないのですが日本史が得意で国立の問題も解いていたので回答します!
まず、あなたが知っている通り私文の日本史と国立の日本史は問題形式と求められる知識量は全然違います。だから私立と国立に分けて話しを進めていきます。
まず国立から。一橋の日本史は多分他のどの国立の問題よりも難易度は高いと言えます。だけどこれは一橋の日本史に求められる絶対的知識量が多いからではありません。正直、一橋や東大であったとしてもセンターレベル(かそれにちょっと毛が生えた程度)の知識があれば解くことができます。今のあなたの日本史のレベルがどのくらいかわからないのでなんとも言えませんが、この時期から問題集をガンガンこなしていくのは少し早いのではないかと思います。夏までは今までの通史を復習する時間に当てるべきです。国立入試において大事なのは歴史の流れがわかっているかなのです。この出来事はなぜ起こったのか(きっかけ)。その出来事が起こったことによってどうなったのか(結果)。その出来事が周りにどのような影響を与えたのか。そしてその影響がまた次の出来事のきっかけとなっていく。。日本史で起きた全ての出来事にはその理由、きっかけ、因果関係があります。それをまずは抑えていってください。(教科書、塾のテキスト等を使いながら)
問題演習に取り掛かるのはそれが出来てからです。それが出来ていないうちはいくら問題を解いても正直ムダです。夏休み明けてからでも十分間に合うので、夏休み中は知識と流れの確認を中心にやってみて下さい。
次に私立についてです。私立は国立とは違って求められる知識量が半端じゃないです。はっきり言って早慶はぶっちぎりで。だけどやることは基本国立の時と同じ。歴史における因果関係をおさえつつその流れに沿って細かい知識をリンクさせて足していくといいです。例えば「局部磨製石斧」という用語があります。(早慶でもほとんどでないレベル)これは打製石斧と磨製石斧の中間における石斧です。打製石斧の局部を磨いて先っぽを磨製石斧化したものです。打製石斧が急に磨製石斧に変異するわけじゃないのはわかるでしょう。長い時間をかけて徐々に徐々に磨製石斧へと変化していったのです。このように、単語1語をただ暗記するのではなく今のように流れを理解してその流れに単語を当てはめていけば国立の勉強をしながらでも私立レベルの知識を身につけられるはずです。私立に至っては問題はそこまで解く必要はありません。なぜなら私立は単純に知識があれば問題は解くことができるからです。(国立は自分の知識を自分の文章でまとめあげる記述力が必要になってくるから話は別)だからあくまで国立の勉強を中心軸にして細かい知識を身につけていくのが正しい戦法なのではないでしょうか。ちなみに自分は過去問は2,3年程度しか解いていませんが入試本番では早稲田のどの学部も8.5割~9割強取ることができました。
長くなってすみませんがあくまで1つの意見なので参考の1つにしてみて下さい。来年の春、あなたが自分の桜を咲かせて笑っているのを切に願っています。
コメント(1)
migu
ご丁寧にありがとうございます!
仰る通り流れを意識しながらインプットする事にします。ありがとうございましたー!