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学びたいことと大学名どちらを選ぶか

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1/8 19:08
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

れん

高3 山口県 奈良女子大学文学部(61)志望

次の2つともに受かった場合どちらを選ぶのが良いのでしょうか? 1、共テボーダー53%の地方国立大(教育学) (学びたいことが全て学べる、取りたい資格が2つとも取れるのはここだけ、家や都市から遠い) 2、共テ利用70% 産近甲龍(心理学) (学びたいことは7割、取れる資格1つだけ、都市に近い、公募推薦で既に合格) 普段の共テ模試は7割です やりたいことを学べる大学が1番だとは思うのですが、正直プライドだったり将来の不安で決断できません。 関関同立では無いのでそこまで大学名が良い!という訳では無いのですかね。 大学名などと失礼な質問なのは分かっていますがよろしくお願いします。

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やかやかさん

早稲田大学商学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
①産金甲龍は正直大学名っていうほどのネームバリューは就活などでは期待できません。 ②都市圏にあるかないかというのは、大学生活を謳歌する上でかなり重要です。都市圏の女子大の場合、良くインカレと呼ばれる形式で他大と合同でのサークルがありますが、それが田舎だとどうなっているのかは分かりません。 ③資格取得に関しては、例えば実際に教員免許の授業を取り始めると、授業数が多くて大変なのでどれだけ本気でその資格を取りたいかを考えるといいと思います。 以上3つが考えると良いと思う点です。まぁ基本的には両方受かってから考えるといいですかね。
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早稲田大学商学部 やかやかさん
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化学共テ7割から上げるためにやるべきこと
こんにちは。 共テの化学についてですが私は共テ形式の問題が6回分入っているものを購入したのでそれを全部完璧にできるように勉強していました。 具体的な方法としては、1度普通に時間を測って解きます。その後丸つけ、解説確認をして、間違えたところや不安だったところを今までやってきたものまで遡って確認していました。例えば理論化学の計算問題などは公式や定義を確認できるそこまで難易度の高くない問題(質問者さんの問題集のどれでも大丈夫だと思います)、無機化学や、有機の高分子など暗記が重要なものについてはその知識がまとまっている何かを(私は学校の授業プリントや資料集や、問題集の解説にあった表などを見てました)確認したらいいと思います。 もうひとつやっていた事としては、ノートにその6回分の中で間違えたものを全部まとめてました。それが自分の弱点でこれさえ克服すれば点が取れるんだ!というマインドでやってました。 この結果私は今まで60点台〜70点台をうろちょろしていたのが昨年の共テ本番で9割程度取れたので質問者さんと状況が似ているような気がします。参考になればなと思います。応援してます!
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共通テスト6割e判定 名大工学部
まずは共通テストお疲れ様です。二次試験もあるので気を落とさず行きましょう。 名古屋大学は二次試験の割合が高く工学部では共テ:2次=600:1300です。二次試験で安定して7割も取れるなら合格の可能性は十分にあるでしょう。 少し厳しいことを言うと数学があまり安定しないなら慎重になった方がいいです。名大理系は2次試験の数学の配点が非常に高く二次試験だけで言えば38%も占めています。逆に言えば数学を安定して7割ほど取れるのであれば非常に合格の可能性が高いです。 もちろん理科で高得点をとることも大切ですし良い戦略ですが理科は2科目あるので安定しずらいです。理科が両方得意でどちらも7割ほどで安定しているなら心配はいらないです。 他の大学に志望校を変更するという選択肢もあるでしょうがその場合の志望校は先生や塾の先生の方が多くの生徒を見ている分私より適した大学を提案してくれるでしょう。 最後にひとつ言っておきたいことが選ぶ学科は自分が学びたいと思うものにするべきだということです。 大学の勉強は想像以上にハードです。やりたくない事だと本当に嫌になります。同じ私立の違う学科を受けまくることは絶対にして欲しくないです。 ここまで読んでくださりありがとうございます。志望校の合格を心より願っております。 参考までに理学部ではありますが実は自分はかなりギリギリの成績で合格していて内訳は 共テ:630/900(得点率約70%) 二次試験(得点率約50%) 国語:50/70 数学160/200 理科/80/200 英語70/200 となっていて二次試験では数学しかまともに得点できていません() もちろん共テの合格判定もEでした... ちなみに過去の模試では共テは常にEでドッキング判定はBでした。 工学部はかなりレベルが高いので私の成績よりは間違いなく上の成績を目指さなければいけませんがこんな成績でも合格出来ると思って頑張ってください!
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1ヶ月でどこまで伸びるか
共通テストお疲れ様でした。 残り1ヶ月の過ごし方に関してですね。この期間を有効に活用できれば、現役生はまだまだ伸びます。むしろ、この期間の過ごし方でまだまだ合格は狙えますよ。 私の話にはなりますが、共通テスト対策だけに集中し始めた12月前までで、第一志望である東北大の文系の過去問を、3教科10年分実施していました。その時の得点率がまだ残っているのですが、 英語 平均28% 数学 平均39% 国語 平均33% でした。合格者最低点などは確認できない大学なのですが、合格者は最低でもどれも50%以上の得点率です。 共通テストも過去最高の得点率ではありましたが、東北大志望者の中では圧倒的に下層であり、予備校にもよりますがリサーチはD〜Eでした。ちなみに併願校の私立大学は対策が間に合わず、全て落ちました。 国立大の二次試験までの1ヶ月間、過去問を10年分再度解き直して復習しただけでなく、傾向の似た大学(北海道、千葉、京都、神戸、大阪等)の教科別の過去問及び二次試験の傾向に特化した勉強を集中的に勉強しました。(それぞれの科目で計10〜20年程) 自分の志望校の問題であれば、出題傾向の高い問題を熟知した上で特化できますし、その時間はまだまだ十分にあります。 結果として、本番は 国語数学60%、英語50%の得点率を叩き出すことができました。 リサーチがE判定でも合格できます。その事例は僕の同級生や塾講師として担当した生徒でも複数ありました。 まだまだ諦めずに頑張ってください!
東北大学文学部 reo
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数学を学ぶこと
 私もよくわかりません。ただ、税金や金融、性教育等他に教えなければならないことがたくさんあるのは否定しませんが、かといって数学が全くの不要であるとも思えません。これらに関しては、何とも言いようがない感じがしてちともどかしいですね。まぁ、「数学を学んでよかった」と思ったことはあまりありませんが、「数学なんて学ばなければよかった」と思ったことは一度もありません。なので、今のところは、勉強したい人だけ勉強すれば良いんじゃないでしょうか。数学を勉強しなかったらしなかったでツケは自分に回ってくるし、そんなツケなんて回ってこなければそれはそれで良いわけですし。「数学なんて必要ない」とかいう言葉は、数学ができなくて逃げてしまった人たちがそれを正当化するための言い訳として言っている可能性だってあるわけですしね。 これで終わるのもアレなんで、一応、数学を学ぶ必要性があるという体で、その内容についてむりやりにですが考えてみました。興味があればどうぞ(長いのでご覚悟を)。 『「学問はそんなに勉めなくても人物が出来れば」などというは、教育を知らぬ人のいうことである。そんな人は何を人物と見るのか知らぬが、学問に対する努力は大いにその人を成す所以であることを忘れてはならぬ。知識の量だけを矢鱈に増すことは、一種の道楽で、馬が上手とか、芸があるとかいうに止まる。しかし知力を発達させて、判断がよく出来たり、識見が高くなったりすることは、人物を成す所以である。』(鈴木大拙)  先月でしたか、この言葉に出会いました。私はとても感銘を受けました。というのも、大学に入ったところで高校時代とあまり変わりませんでした。司法試験も今は予備校産業が盛んで、合格者の90%以上は予備校出身という現状です(数値高すぎ)。私は昨年の夏頃、一冊の本に出会い、一人の法学者(その本の著者)に憧れました。と同時に、世に言う「試験のための(効率的な)勉強」というものに嫌気がさして、本当に学問をするということについてあれこれ考えあぐねていました。そんな時にたまたま出会ったのが上の言葉であり、大いに教訓を得るとともに共感もしたからです。  たしかに、微積とか集合とか、実生活で全くお目にかかりませんし、入試が終わってから一度も触れていません。「数学なんて必要ない」と言いたくなる気持ちもわからないではないです。しかし、そのようなことを言う人たちは、そういった数学上の細かな知識を得ることが数学という学問の眼目なのだと勘違いしている人たちではないでしょうか。数学を学ぶ意義は、もっとマクロな次元のもので、数学を通してものの考え方を身につけることにあるのではないかと思います。  雪の研究で有名な中谷宇吉郎は、世界で初めて人工で雪の結晶を作った人です。その研究拠点(常時低音研究室)は、われらが北大にありました。彼の著書『科学と人生』にも次のようなことが書いてあります。すなわち、科学によって得るものは二つ、一つは科学上の知識であり、一つは科学的なものの見方である。より重要なのは後者の方であって、これはどの職業に就く人にもどの階級の人にも役に立つ、と。では、科学的なものの見方とは何であるかというと、①自分の周囲にあるものを、自分の目でよくみること、そして②腑に落ちないことがあれば「はてな」と疑問を持つこと、③その疑問の解決のためにいろいろ実験をしてみること、④その結果を受けて「あぁ、そうだったか」と自分が納得すること、⑤続いて「それでは」と次なる疑問を持つことであると書かれています。  果たして数学は科学であるかという問いには、人によって回答が分かれるみたいですが、科学の性質が、一つは「ある事柄について考えたり調べたりする時、その方法が同じならば、いつ・どこで・誰であったとしても、同じ答えや結果にたどり着く」という再現性に、今一つは因果関係がきちんとあるということにある(https://sci.kyoto-u.ac.jp/ja/academics/programs/scicom/2015/201602/04)というならば、数学もまた科学であると言わざるを得ません。ならば、数学を学ぶ意義は、やはり数学的なものの見方を学ぶことにあると言えるでしょう。  では、数学的なものの見方とはいったい何でしょうか。受験生時代、河合塾の『文系の数学 実戦力向上編』を使っていました。あれの最初のページ(一般的な参考書で「はじめに」に当たる部分)に、料理と数学は同じであるということが書かれています。ネットで全文読めますが、一応以下に一部抜粋しておきます。 「料理を作るためには,包丁や鍋といった道具,そしていろいろな調味料が必要です.数学の問題を解くためには,いろいろな公式や定理といった"道具"が必要です.料理をおいしく作るためには,道具を使いこなす技術が必要です.そして,どういう調味料をどのように使えば最高の味になるかを考えながら料理を仕上げていくのでしょう.数学の問題を解くためには,公式や定理を状況に応じて使いこなす技術が必要です.いくつかの解法が存在する場合には,最適な解法を選ぶ力も必要です.また,様々な問題を演習することで実戦力が磨かれ,複雑な設定の問題なども論理的に分析して解くことができます.」 要するに、重要なのは公式や定理を使いこなす技術であって、公式や定理を知っていること自体が最上なのではありません。そして、ここに書いてある内容は、先の「科学的なものの見方」にやはり通ずるものです。①問題で与えられた具体的条件をよく観ること。②「この問題に使える公式や定理は何だろうか」「どういうアプローチで進んでいけば良いだろうか」と疑問を持つこと。③そして、実際に解いてみること。そのままではどうにも扱いづらいのだったら式を変形したり図形に補助線を引いたりしてみたらどうか、使えそうな公式や定理を実際に使ってみたらどんな結果が得られるかなど、これは一種の実験と言えます。④それで解けたら解けたで良いし、解けなければ自分が納得するまで解答や解説を読む、⑤そして最後に、「今度はここをこうしたらどうなるだろうか」という次なる疑問に進むこと。類題と呼ばれるやつですね。こういった、ある問題に対する解決の糸口を導く過程が、数学的なものの見方につながるんじゃないでしょうか(まぁ、こういったことを考えた上で数学を勉強している受験生なんて、ほとんどいないのでしょうが。)  例えになっているかわかりませんが、法律学の基本中の基本事項に、「法的三段論法」というものがあります。「法的」なんて言葉が頭についているものだから、なんか専門的な感じがする。しかし、なんてことはありません。簡単には、法律の条文(大前提)を現実の具体的な事実(小前提)にあてはめて結論を出すという論法に過ぎません。私がまだ初学者である故の疑問かもしれませんが、問題で与えられた具体的条件に公式や定理を当てはめて答えを出すという、数学上の三段論法といったい何が違うのでしょうか。もちろん、法律の条文は年々改正され、また書かれている言葉の意味の捉え方も人によって異なる場合がある一方、公式や定理は常に一定不変である点で、法律学と数学とは大きく異なります。しかし、これは条文と公式・定理の性質の違いに過ぎず、三段論法という論法自体に大きな違いがあるわけではありません。だとすれば、法律上の問題も、数学的にものを考えてみれば、未学者とて全くのとりつく島もない問題というわけではないでしょう。  だから、最後に一言でまとめると、数学を学ぶ必要性は、ものの見方や考え方を学ぶことにあると思います。
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ぶっちゃけ早稲田商学部と社会科学部どっちが受かりすいですか?
どちらかに絞って対策した方が受かりやすいんじゃないかという気持ちとてもわかります! 結論から言うと、対策がしやすいのは商学部だと感じます。なぜなら基礎で解ける部分が比較的多いため、時間制限さえ間に合うようにすれば対応できるためです。しかし、どちらが受かりやすいかは一概に言えません。受かるか受からないかスレスレの実力で受験を迎えることになりそうなら、両方の学部を受験するのが最適解ではないかと思います。 ちなみに僕の受験生時代の話をすると、早稲田大学の商学部を志望し、過去問に関しては10年分を3周、さらに東進の学部専用の過去問対策講座を受け、商学部に関しては8割合格点を取れるような万全の対策をして臨みました。が、落ちました! 代わりに過去問を軽く3年分ほど解いた社学に受かりましたが。笑 だから社学の方が受かりやすい話ではまったくなくて、受験には問題との相性というものや、当日のコンディション的問題など様々な要素が絡むので、受かりやすいは無いし、どちらも受けといた方が良いというのが僕の持論です。 ちなみに社学に関しては本当にマークシートなので、2択まで絞って悩んだ問題を当てまくった場合などで運良く合格することもあると思います。笑 お金に関しては合格してから少しバイトすればすぐに返せるので、両方受けましょう。 第一志望の商学部が終わった日のことは3年経った今でも鮮明に覚えています。 感触はギリギリ受かったか受かっていないかという所でした。最後の社学の受験に備えるという意味でメンタル的にその日に見直しをするのは良くないと判断し、すぐに寝ることにしました。しかし、ベッドで眼を閉じて暫くして「単語の抜き出しだと思っていたアレは英作だったんだ!」ということに気がつき、絶望に突き落とされました。対策のしすぎが裏目に出て、問題文をよく読まずに回答してしまったのです。意外と受験ではこういうことがあります。 今まで死ぬほど対策をしてきた商学部を、ケアレスミスで落としてしまったことが心底悔しくて号泣しましたが、次の日残っている社学に最後の望みを掛けようと思いました。 結果的に次の日は奇跡的な集中力で、社学を受けることができ、晴れて早稲田大学に入学することになります。もし受けなかった時を考えるとゾッとします。本当に運命の分かれ道だったんだなぁと。
早稲田大学社会科学部 ゆー
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