入試で使わない科目について
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5/23 15:31
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
みりん
高1 福岡県 東京大学法学部(68)志望
国立文系の方に質問です。私は現在高校1年で、国立文系に進学したいと考えています。共通テストでは、理科は生物と化学を選択する予定なのですが、物理などの使わない科目はどのように勉強すれば良いのでしょうか?赤点を取らないくらいの勉強量くらいでいいのでしょうか?
回答
たけなわ
北海道大学法学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
以下、私の意見です。鵜呑みにはせず、参考迄に。
①高3になったら説明されると思いますが、ほとんどの大学では受験者に対し、出願の際に願書と共に「調査書」なるものの提出を求めます。調査書とは何かというと、恐らく、高校3年間の生活を通して、自分に対し高校側が「どういう人間なのか」につき評価を下した内容の書類だと思われます。なぜこのように曖昧なのかというと、調査書は基本的に受験者側による開封を禁じられた封印書であり、私自身も担任の先生より説明を受けただけで、その詳しい中身を知らないからです。交付は出願大学数に限られ、出願を取りやめるなどの要因で余分に調査書の交付を受けた状態になった場合は、その余分を高校に返還する必要があります。
②このように調査書の提出を大学が求める理由は何なのかと考えると、その調査書の内容が合否を決める要素の一つであることが思い浮かびます。といっても、恐らくそれは、入試結果が合格にしようか不合格にしようかギリギリ迷うラインの点数だった際に、調査書の内容を見て、よりその大学が求める人材に近い方を合格にするといった、あくまで補充的な機能をもつものであろうとも考えられます。詳しい実態については何もわからないので、推量の域を出ません。
③となると、調査書の内容も無視できない要素となってくるわけで、だいたいの先生はその人が合格できるように良い評価を書いてくれると思いますが、しかし、事実によってその内容は少なからず制約を受けます。すなわち、全く事実と違う内容を書くわけにもいかないということです。このようなことに鑑み、改めて定期テストについて考慮してみると、「必要科目だけ点数をとり、他はあまり芳しくない成績である人」と、「どの科目もまじめに取り組み、全てにおいて優秀な成績を修めている人」のどちらを大学が求めているかといったら、私は恐らく後者ではないかと思います。
④しかし、いくらそうだからといって、入試に不要な科目に貴重な時間を割いて、必要な科目がその分おろそかになってしまうのも避けたいので、その限度を考え、入試に不要な科目については50〜60点くらいは狙っておいた方が良く、かといってそれほど高い点を目指す必要もないと考えます。
コメント(2)
𝚂 𝙰 𝚁 𝙸
5/23 22:21
調査書はそんなに大事なのですね、、、最低限の時間でそれなりの点数を取れるようにしたいと思います!ありがとうございました。
たけなわ
5/23 23:10
因みに私も高1の時、受験に不要な科目の定期テストは毎回50〜65あたりだった記憶があります。高2からは必要科目の授業しかなかったし、理科基礎も学校の方で生物基礎と地学基礎に指定されましたね。頑張ってください。