古文漢文の勉強法
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
にこ
私は一橋大学を目指している高校2年生です。
古文漢文の問題を解いた時に、毎回全訳はすべきでしょうか。また、古文漢文のいい勉強方法があったら教えていただきたいです。
回答
やかやかさん
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
・古文を勉強する際に意識すべきこと
①助動詞、古文単語等の暗記物は抜かりなく
→これらが曖昧だと読めるようになりません
②敬語をしっかり理解すること
→主語が省略されがちな古文において敬語を理解することで主語が把握でき、正確な読解に繋がります。
③英語だと思った方が良い
→これは主観的ではありますが、古文は現代語とは全く異なるものです。なので、日本語ではなく別の言語だと思った方がやりやすいと思います。例えば、「已然形+「ば」はbecause的なもの」「反実仮想のましかは仮定法のifみたいなもの」といった理解をしていました。
④重要なのは品詞分解
→全文訳をするよりは、品詞分解をした方がいいと思います。
食は/ばや/
ハ行四段活用の「食ふ」/未然形接続の終助詞ばや
といった形です。打ち消しの「ぬ」と完了の「ぬ」ってありますよね?これらが文章でごっちゃになると、どっちだか分からなくなってしまいます。このように判別が難しい単語や助動詞をしっかりと区別するために品詞分解が重要になります(読解上も大切です)。英文解釈が重要なのと同じ要領ですね。
・漢文を勉強する際に意識すべきこと
①ある程度の古文の基礎力が前提
→故にある程度古文をやってから漢文の勉強を始めるといいと思います。
②大事なのは句形暗記
→古文で助動詞が大切ならば、漢文の核は句形です。抜かりなく覚えましょう。
③漢字と意味の暗記
→「苟」や「況」といったように漢文独特の漢字が割とありますので、それらの意味も抑えましょう。古文単語みたいなものです。
おすすめの参考書の流れは
・古典文法基礎ドリル(河合塾のオレンジのやつ)
↓
・古文上達基礎45
↓
・漢文早覚え即答法
です。
頑張ってください!
コメント(1)
にこ
ありがとうございます!
古典の勉強法がいまいちよく分からず、成績が伸び悩んでいたのでとても助かりました!
この勉強法で頑張ろうと思います!