志望校選択
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はやさ
高二の文系です。
進研模試の偏差値が60程度でした。
憧れを持っているのは京都大学、大阪大学、早稲田大学です。無謀だとわかっているのですが、努力すれば行ける範疇なのでしょうか。
回答
小林拓海
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
個人的には完全に勉強の才能がゼロだったと仮定した場合、努力でいける範囲は日東駒専〜MARCHくらいではないかと思います。
ですが、進研模試で偏差値60を取る力があるのであれば、はやささんの場合、勉強の才能が少なくともゼロではないことは確かだと思います。
はやささんの場合、今から勉強をはじめて努力すれば、早稲田大学には十分合格できると思いますし、京都大と阪大についてはかなりの努力が必要だと思いますが不可能ではないと思います。
早稲田大学に関しては、私も今のはやささんとほぼ同じくらいの成績から私自身が早稲田に受かっていますし、私の教え子も早稲田、慶應義塾に受かっていますので、これは自信を持って可能といえると思います。進研模試で偏差値60取れる力があれば、そこから平日4時間✖️5日、土日8時間✖️2日の勉強を1年半続けることができれば、早稲田に現実的なラインで目指せると思います。私は早稲田大の教育学部出身ですが、意外と進研模試で偏差値70以上取ってしまうような人は少なく、偏差値60台くらいから頑張って入ったという人が周りに多いですので、学部を選べば全然狙えると思います。(政経や法は分からないです。)
一方で京都大学と大阪大学については私は確実に受かるとは個人的に断言はできないです。なぜなら自分に受かった経験がないからです。京都大と大阪大が早稲田大に比べると受かりにくいと思う理由は以下の3点です。
①一発勝負だから
・早稲田は学部を併願することで受験チャンスを複数回に増やせますが、京大は共通テストも2次も(後期やAOは受けない想定だと)基本1回しかチャンスがないので、本番一発回答できる実力が必要です。
②科目が多いから
・共テは6教科8科目、2次は英数国社の4科目必要です。特に数学の負担が大きく、英数は2年生のうちにある程度仕上げられていないと巻き返しが難しいので、努力ももちろんですが、いつから勉強をスタートしたかも影響大だと思います。スタートが遅すぎると物理的に間に合わないです。
③ライバルが強力だから
・文系の場合、理系と違って医学部などがないので、基本文系における最高峰の学力の持ち主が京大に集結してきます。学部数もめちゃくちゃ多いというわけでもないですから、早稲田のように穴場学部的な紛れも少なく、シンプルに真っ向勝負になりやすいです。
このような理由からやはり早稲田に比べると京大、阪大はだいぶ難しいと個人的には感じます。
ですが、もちろんデータでみると少数ではあるものの、はやささんと同じような偏差値のところから京大や阪大に受かっている人もいるので、これは良い指導者を見つけられるかが本当に大事ではないかと思います。京大、阪大に関しては、本当に目指される場合には可能なら指導者をつけたほうが合格できる可能性は上がると思います。私も独学で東大を目指して努力しましたが、高1から週40時間以上勉強しつづけて東大を断念する高2の冬までの2年間の間で、勉強法をミスってロスしてしまった時間が結構ありました。国公立、特に旧帝大は受かるまでに必要な勉強の量が段違いに多いので、少しのロスも命取りになりかねないです。指導者をつけて、勉強の方向性が間違っていないかこまめに修正することが大事だと思います。
その点早稲田の場合ははやささんの場合まだ1年半以上入試までに時間が残っているので、多少試行錯誤したり回り道したりしても間に合わせられる可能性が高いと思います。(私も間に合いました)
参考にしていただけたら幸いです🙇
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