英語長文 音読
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2/3 10:25
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ポン酢
高2 神奈川県 早稲田大学教育学部(65)志望
ふと疑問に思ったのですが、
英語長文の音読をしていて次の長文に移る時って何を意識してましたか?
ある先生はその文が完璧になるまで次に映るなとか5日間で1日6回音読して30回読んだら次に行ってもいいってっていう人もいます。
結局何を意識して次の長文に行けばいいのでしょうか?
よろしくお願いします。
回答
まり
慶應義塾大学文学部
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質問者様の言う通り、ただ英文を音読するだけでは次に繋がらず意味がありません。
スピードの面では、「内容を理解できるギリギリのスピード」を保って音読するのが効果的でしょう。頭をフルに働かせながら読むのに慣れるので、普通に解く時でもおのずとスピードが上がるようになります。
意味を理解しながら読むのに慣れたら、今度は『次はどんな展開か』予想できるようになります。
butやhoweverなどのあとは大事、なんてよく言いますが、私はそれは少し語弊があると思っています。正直そのような接続詞が来ても後の文がそのまま筆者の主張であるとは限らないからです。
しかしbutやhowever自体が大事なことには異論ありません。なぜかというと「その後の展開」がすぐわかるからです。
たとえば『私がそれをしなければならないのは分かっています。でも…』という文があったら、この人が本当は何と思っているかはすぐわかりますよね?
『でも』があるからこそ、前の文と逆の展開になるだろうということがすぐ分かるのです。
日本語でやると「当たり前じゃん!」という感じかもしれませんが、これを英語でやるとなかなか難しいのです。
逆の展開になるのは分かっていても、そもそもbutの前までなんて主張していたのかよくわからない…・まず何について話しているのかもはっきりしない…ということが英語長文では多いのです。
そのために、一文一文はっきりと何がテーマで筆者は何を主張したいのか、butや段落構成をヒントにして掴んでいく必要があります。
音読でも「文の意味が分かる」から「展開を読めるようになる」まで練習すれば、スピードも鍛えられて一石二鳥です。
先生のおっしゃっている「完璧になるまで」というのが音読の話なのか長文読解の話なのかはわかりませんが、もちろん復習の際はどのような文なのか答えを見て自分で文法・構文など説明できるようにならなくてはいけません。
それに加えて、展開の理解にも役立つような音読が大事になると思います!
コメント(1)
ポン酢
2/3 10:26
ありがとうございます😊