古文の勉強法
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ぶるーべりー
私は理系の高3です
国語は共テしか受けないのですが、古文が全く読めません。
古文単語や助動詞、敬語の勉強はしており、結構頭に入ってきました。しかし、主語が見分けられません、、、、
どのようにしたら古文が読めるようになりますか、、??
回答
Datty
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主語の見分け方、難しいですよね。
私が気を付けていたのは、
・『〜て、』の後にくる動作の主語はそれ以前の動作主と同じ人であること
・逆に、『〜ど/ども』『〜ば、』などの後にくる動作主はそれ以前の動作主とは別の人
・尊敬語はより身分の低い者から高貴な人へ、でも天皇などは時々自敬表現を使うのめ注意
・基本的に高貴な人は動かないので、手紙を届けたり何かを運んだり誰かを呼んだりする時の助動詞『す』『さす』は従者への使役のこともある
などです。まだ無意識に手掛かりにしていたものはいくつもあると思いますが、この辺は特に意識していました。
敬語が頭に入ってきているなら、あとはそれをうまく使うことです。
私の場合(一応参考までにいうと、共テ古文は40/50は安定していました)、
まず文脈に沿って読む→大まかな出来事の流れを掴む→意味のわからない部分を文法のルールに従ってよく読み込む
の順で説いていました。
共テって、選択肢が難しいですよね。
些細なニュアンスの違いや順序の違いで誤答となる選択肢も入っていて、問題を読むのにもすごく時間がかかると思います。だから、時間短縮のためにも全体を読んで内容を把握してから問題に入るようにしていました。頭の中で問に対する答えをあらかじめ作っておいてから選択肢を見れば、それに1番近い矛盾のないものが一発で答えとなるからです。問題を解くことを通して「この古文の文章はこういうこと言っていたのか」と理解していく古文の読み方は国立の記述古文向けであり、共テのようなタイプで「あれ?そんなこと言ってるのかな?」「え、こういう意味だったんだ」と考えていくと選択肢から間違った解釈の可能性を広げてしまうので危ないと思ったからです。
とはいえ、まったく意味もわからないのであれば、選択肢から文章の解釈の糸口を探るというのも使える手ではあります。
それから、源氏物語の内容をなんとなくでも通して頭に入れておくというのは、古文に向き合うにあたり大きなアドバンテージになります。当時の人間が当たり前にやりそうなことがなんとなく理解できるようにもなるし、一般的な高校生のなかで源氏物語のキャラや流れを把握している人などほぼいないため自信にも繋がるからです。
いろんな漫画や解説書が出ていますが、私は中田敦彦のyoutubeをオススメします。話が面白いので簡単に頭に入るし、忘れにくいからです。
苦手意識があるととっつきにくさが残るので、源氏物語をなんとなく通してわかっているというアドバンテージを持ってみましょう。私は古文が得意な方でしたが、この方法で自信をつけてから古文で負けなしになりました。
また、質問者さんがどんなふうに思考しているかは分かりませんが、もし古文を法則に従って全て解き切ろうと考えているなら、そこから少し離れてみましょう。私の友達にも理系で古文の苦手な子がいましたが、その人の解き方は全て古文の文法法則に則っていました。一度一緒に解いてみたことがありますが、規則にこだわりすぎて柔軟な受け止め方ができなくなっているようでした。直前の文法がこうだからこうなる、という考えは大事ですが、古文とて日本語の一種なので、言語の不規則な部分を認めてあげることが大事だと思います。文脈で合わないのであれば、その読み方のどこかに齟齬があるはずです。
結局古文も日本語なんだからさ、と良い意味でなめてかかるのも大事です。
長々と書きましたが、何か一つでも参考になることがあれば幸いです。このやり方が正しい、ということはないので、自分に合いそうなものを取捨選択して、古文で点数取ってやってください!
応援しています!
コメント(1)
ぶるーべりー
ご丁寧に回答ありがとうございます!!🙇🏻՞
柔軟に古文に触れるようにしようと思います!