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阪大工志望 数学と物理の効率的な勉強法は

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6/4 6:52
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クツシタヌゲタ

高3 福岡県 大阪大学工学部(61)志望

塾なし、5月全統共テ模試偏差値65、高2記述模試で62、阪大工学部地球総合工志望です。今数学は理系プラチカ1A2Bとチャート3、物化は重要問題集を進めています。化学は結構分かるようになってきましたが物理と数学がどれだけやっても身についてないようなきがします。復習のタイミングやいつまでに終わらせるのかなど効率的な勉強法のアドバイスお願いします。
この相談には2件の回答があります
こんにちは。阪大工学部に通っている者として、同じ目標を持つあなたに少しでも役に立てればと思ってお答えします。模試で偏差値65や62というのは、すでにしっかり基礎力がある証拠です。ただ、その上で「やっても身についていない気がする」と感じるのは、次のステージに進むための壁にぶつかっているからだと思います。 まず数学と物理について共通して言えるのは、問題集を「何冊やるか」より「どの問題を、どのように自分のものにするか」が大切だということです。今取り組んでいる『理系プラチカ』や『チャートIII』は良い教材ですが、特にプラチカは「解けるようになった」つもりでも、別日に出されるとまた詰まることが多い教材です。それが「身についていない気がする」の正体かもしれません。 その感覚を打破するには、復習のタイミングと復習の仕方を変える必要があります。ここでは具体的に「どう復習すべきか」「いつまでにどこまで進めるか」という2点を軸に話します。 まず復習ですが、ポイントは「間隔をあけて同じ問題にもう一度取り組む」こと。たとえばプラチカで1周目にやった問題の中で、「解説を読めばわかるが初見では詰まった問題」にはすぐに印をつけておく。そしてその印のある問題だけを 1日後 3日後 1週間後 2週間後 といったタイミングで再度解き直す。特に最初の24時間以内の復習が極めて重要です。これは「エビングハウスの忘却曲線」でも証明されていて、人間は覚えたことの半分以上を1日で忘れるので、その前に一度思い出すだけで記憶定着率が大きく上がります。 また復習のときは、ただ「答えを再現する」のではなく、「この問題でどんな考え方をすればよかったか」「この解法は他にどう応用できるか」を毎回紙に書いて整理するのが効果的です。特に阪大の数学は「初見に見せかけて実は典型の組み合わせ」なので、出題パターンを「言葉で説明できる」まで分解することが得点アップにつながります。 次に「いつまでにどこまで終わらせるか」について。阪大工学部を志望する場合、共通テスト後に二次対策に集中するためにも、高3の秋までに一通りの問題集は回し終えておきたいところです。具体的には以下のようなスケジュールが現実的かつ効果的です。 6〜8月:プラチカ1A2Bの1周目を完了、特に頻出分野(整数、確率、微積)の苦手を洗い出す。チャートIIIもこの期間で1周目を終える。 9〜10月:プラチカ1A2B・チャートIIIの2周目。印をつけた問題だけでよいので、問題の「考え方」まで含めて確認する。苦手分野は教科書・基礎問題精講レベルまで一度戻ってもOK。 11月以降:阪大の過去問(特に10〜15年分)を実際の試験時間で解く。解いた後は必ず「何が使えたか、何が思いつかなかったか」を書き出す。解けた年・解けなかった年の傾向分析をすることで、次の一手が見えてきます。 物理については、重要問題集を使っているなら、基本的にそれで十分です。ただし、同じように「解けた問題」と「わかっただけの問題」の仕分けを明確にすることが大事です。また、公式をただ使うだけでなく、「どの法則に基づいてその式が出たのか」を常に自分で口に出して説明してみてください。自分で説明できない公式は、試験本番では使いこなせません。 特に阪大物理は、力学の描写や電磁気の応用問題などで「状況の理解力」が問われます。図を書かずに式をいきなり立てるとつまずきやすいので、まずは丁寧に状況整理→法則の選択→式の構築、というプロセスを意識して演習することが重要です。 最後に、塾なしでここまで自力で学習してきたことに誇りを持ってください。塾に行かない分、自分で計画を立て、調整していく力は大学でも必ず役立ちます。ただ、そのぶん「自分の進度と理解度を常に可視化しておく」ことは必要です。模試の復習とセットで、自分だけの「チェック表」を作って進めていくと、勉強がもっと効率的になりますよ。 この先まだまだ伸びます。不安になったときは、「今できることに集中する」だけで大丈夫。阪大工学部で、あなたが仲間になる日を楽しみにしています。
大阪大学工学部 はる
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クツシタヌゲタさんこんにちは〜☺️ 物理と数学は勉強方法が難しい科目ですよね。でも、勉強法次第で急激に伸びる科目でもあります。 重要問題集とプラチカを使っているとのことですが、私も全く同じ組み合わせを使用していました!力になれることが多いと思います。 それでは早速効果的な使い方について解説していきます! ⭐️1周目は解ける問題と解けない問題に分ける ⭐️2周目以降は解けない問題を解けるようにする これが原則です!1周目と2周目以降に分けて具体的な勉強方法について解説していきます! ✅1周目について 1周目は解ける問題と解けない問題を分けることが大切です。そのために三つのステップが必要です。 ①自力で問題を解く  まずは自力で問題を解いてみましょう。1周目ですから、解けない問題があって当たり前。まだ解けなくても何も問題はありません。  しかし、解くために全力を尽くすのが大事です。自分の力を知るのが1周目ですから、じっくり考えましょう。 ②解けなかったら印をつける  ①で解けなかった問題がわかるように印をつけておきましょう。自分がわかればなんでいいです。(私は最初付箋を使っていましたが、汚くなるのでお勧めしません。おすすめは鉛筆で問題番号に丸をつけることです。) ③解答を見ずに書けるようになったら次の問題へ  解けなかった問題も解答を見ずに答案を作成できるようになりましょう。この時に、1ヶ月後出されたら解けないかもしれないと思っても大丈夫です。その場で一応書けるようになったら次の問題に進みましょう。(2周、3周することが前提なので) これで1周目は終わりです。重要問題集もプラチカも150題ほどしか問題数がありませんから、 80〜100時間くらいで1周目を終えられるといいですね。 ✅2周目以降について 2周目からが本番です。ここで定着して成績が爆伸びするはずです。1周目の復習がきちんとできていれば、そんなに時間はかからずサクサク進むでしょう。(1周目に分からなかった問題数にもよりますが) そんな2周目も1周目とステップは同じですが、2周目も分からなかった問題は一旦暗記しましょう。 いや、理系科目は暗記じゃなくて理解だろ💢ふざけんな!! と思った方、落ち着いてください。 確かに、理解することが大切です。それでは、理解するにはどうすれば良いでしょうか。 ちょっと今回の本筋と外れて考えてみましょう。(大事なことだから) あなたは、どのようにして足し算を理解したか覚えていますか? 覚えていませんか。 それではルートの計算は覚えていますか? おそらく何かきっかけがあったわけでもなく、たくさん触れたことにより感覚化していったのだと思います。 私は、理解の本質はこの感覚化にあると思っています。数学や物理というものは、何か重要なキーが一つあってそれを知ることが理解につながるわけではなく、やっていくうちになんとなく分かってくるものなのです。 そのために、暗記をするのです。暗記をすればいつどこでも考えることができます。(お風呂の中でも電車の中でも、お風呂の外でも電車の外でも) 暗記をして、3周目以降に解けるようにしましょう。 これで解けない問題がなくなったらこの問題集は終了です。🎉 この過程で一番大変なのは間違いなく1周目でしょう。途中で挫けそうになります。 最初の方の問題全然覚えてないわ、やばい。。。 と不安が募ります。しかし、前だけをみて進めてください。一回解けた問題は九割九分解けます。解けなかった問題も一回解答を作成できるようになれば8割方解けるようになります。とにかく、早く丁寧に1周目を終わらせましょう。 1周目をどれだけ早く終わらせるかが、この勉強法の鍵を握っています。(雑になったら一番意味ないけどね。そこが難しいんだよね)
東京大学理科一類 しゅうへい
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はる

大阪大学工学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは。阪大工学部に通っている者として、同じ目標を持つあなたに少しでも役に立てればと思ってお答えします。模試で偏差値65や62というのは、すでにしっかり基礎力がある証拠です。ただ、その上で「やっても身についていない気がする」と感じるのは、次のステージに進むための壁にぶつかっているからだと思います。 まず数学と物理について共通して言えるのは、問題集を「何冊やるか」より「どの問題を、どのように自分のものにするか」が大切だということです。今取り組んでいる『理系プラチカ』や『チャートIII』は良い教材ですが、特にプラチカは「解けるようになった」つもりでも、別日に出されるとまた詰まることが多い教材です。それが「身についていない気がする」の正体かもしれません。 その感覚を打破するには、復習のタイミングと復習の仕方を変える必要があります。ここでは具体的に「どう復習すべきか」「いつまでにどこまで進めるか」という2点を軸に話します。 まず復習ですが、ポイントは「間隔をあけて同じ問題にもう一度取り組む」こと。たとえばプラチカで1周目にやった問題の中で、「解説を読めばわかるが初見では詰まった問題」にはすぐに印をつけておく。そしてその印のある問題だけを 1日後 3日後 1週間後 2週間後 といったタイミングで再度解き直す。特に最初の24時間以内の復習が極めて重要です。これは「エビングハウスの忘却曲線」でも証明されていて、人間は覚えたことの半分以上を1日で忘れるので、その前に一度思い出すだけで記憶定着率が大きく上がります。
また復習のときは、ただ「答えを再現する」のではなく、「この問題でどんな考え方をすればよかったか」「この解法は他にどう応用できるか」を毎回紙に書いて整理するのが効果的です。特に阪大の数学は「初見に見せかけて実は典型の組み合わせ」なので、出題パターンを「言葉で説明できる」まで分解することが得点アップにつながります。 次に「いつまでにどこまで終わらせるか」について。阪大工学部を志望する場合、共通テスト後に二次対策に集中するためにも、高3の秋までに一通りの問題集は回し終えておきたいところです。具体的には以下のようなスケジュールが現実的かつ効果的です。 6〜8月:プラチカ1A2Bの1周目を完了、特に頻出分野(整数、確率、微積)の苦手を洗い出す。チャートIIIもこの期間で1周目を終える。 9〜10月:プラチカ1A2B・チャートIIIの2周目。印をつけた問題だけでよいので、問題の「考え方」まで含めて確認する。苦手分野は教科書・基礎問題精講レベルまで一度戻ってもOK。 11月以降:阪大の過去問(特に10〜15年分)を実際の試験時間で解く。解いた後は必ず「何が使えたか、何が思いつかなかったか」を書き出す。解けた年・解けなかった年の傾向分析をすることで、次の一手が見えてきます。 物理については、重要問題集を使っているなら、基本的にそれで十分です。ただし、同じように「解けた問題」と「わかっただけの問題」の仕分けを明確にすることが大事です。また、公式をただ使うだけでなく、「どの法則に基づいてその式が出たのか」を常に自分で口に出して説明してみてください。自分で説明できない公式は、試験本番では使いこなせません。 特に阪大物理は、力学の描写や電磁気の応用問題などで「状況の理解力」が問われます。図を書かずに式をいきなり立てるとつまずきやすいので、まずは丁寧に状況整理→法則の選択→式の構築、というプロセスを意識して演習することが重要です。 最後に、塾なしでここまで自力で学習してきたことに誇りを持ってください。塾に行かない分、自分で計画を立て、調整していく力は大学でも必ず役立ちます。ただ、そのぶん「自分の進度と理解度を常に可視化しておく」ことは必要です。模試の復習とセットで、自分だけの「チェック表」を作って進めていくと、勉強がもっと効率的になりますよ。 この先まだまだ伸びます。不安になったときは、「今できることに集中する」だけで大丈夫。阪大工学部で、あなたが仲間になる日を楽しみにしています。
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大阪大学工学部

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コメント(4)

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クツシタヌゲタ
6/4 7:03
回答ありがとうございます!プラチカの1A2Bは2週目に入ってて、示していただいた計画よりも早く終われそうです!そして続けての質問になるのですが、数学と英語だけでも夏休みに20ヵ年を週1くらいのペースでやっても大丈夫でしょうか?それとも秋から始めた方がいいのでしょうか?ご回答いただけると助かります。
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はる
6/4 7:24
返信ありがとう、そして2周目に入ってるの素晴らしいです。計画より早いペースなら、かなり順調ですね! 質問の件ですが、夏休みに数学と英語の過去問を週1ペースで始めるのは全く問題ありません。むしろおすすめです。特に阪大は独特な出題傾向があるので、できるだけ早いうちから「阪大の形式に慣れる」ことが差になります。 ただし最初は「得点狙い」ではなく、「どんな考え方が必要なのか」「今の自分に足りない視点は何か」を分析する気持ちで取り組むと良いです。時間を計って解いた後は、必ずどこで詰まったかを丁寧に振り返ってください。 秋に本格的に対策する際、すでに「阪大の肌感覚」があると過去問の吸収力が段違いになりますよ。なので今からやるのはむしろ理にかなっています。応援しています!
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クツシタヌゲタ
6/4 10:38
何回もありがとうございます!アドバイス通りに基礎を固めながら過去問の傾向に慣れます!また不安なこととか質問させて下さい😭本当にありがとうございます!
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6/4 11:56
はい、いつでも質問してください!メッセージなどで気楽に!応援しています!

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勉強お疲れ様です! 模試で解けなかった問題が使っている参考書に載っていることは僕も沢山ありました笑 まず何回も周回してできない問題があるのは当たり前のことです!まだ高3の初めなのでそこまで気にする必要はないのかなと思います。 ただ解けなかった問題はチェックをつけておくことをおすすめします。僕は解けなかった問題を写真にとって、通学中にみて解き方を思い出すことをやっていましたー 問題集を周回する時に意識したいことは、答えを求めるために何が決まればいいのか、なぜその方法を使うのか、です。解法を暗記してしまっていてもそこだけは毎回確認するようにしてください。 また、模試では基本的に今まで解いたことのある問題の応用に過ぎません。この情報が分かれば似たような問題を解いたことがある!というふうになるはずです。そこを意識してみましょう。 また、ゴールから逆算するのもひとつの手法です。この公式に入れれば答えが出る→この数値が分かれば計算できる→この数値はこの計算で出せる、のように意外と上手くいくことが多いです。化学や物理ではよく使えます! 何も考えずにとりあえず手を動かすのではなく、まず解法を頭の中で確認してみることは、入試本番が近くなると大切になってきます。今からでもその癖をつけておくと有利になりますよ。 そして、数学や物理、化学の問題において完全に理解して応用できるようになるには、本当に時間がかかります。焦らずに基礎を大切にして勉強を頑張ってください! そして、復習は本当に大切です。最初の話にも戻りますが、間違えた問題はそのままにせず、しっかりと復習することが重要です。 人はすぐに物事を忘れます。これは全ての受験生に言えることです。ここで差をつけれるように頑張ってください! 最後になりますが、これからの受験勉強で思うように成績が上がらなかったりすることがあるかもしれません。 ですがそこで諦めずに、1年後には楽しい大学生活が待っているんだと思って地道に続けてください! 大阪大学でまっています
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一橋大学経済学部 ふくち
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京大経済志望 理系プラチカ解けない場合の対策
結論から言うと、理系プラチカを続ける価値は大いにあります。ただし、「初見で解けないけど、解説は理解できて、翌日には解ける」という今の状態を“伸びている途中”ととらえつつ、解き方の思考プロセスを鍛えるための補助教材を加えるのがベストです。 ◆今の状態は「基礎が足りてない」わけではない 初見で解けなくても、解説を読んで理解できて、翌日には自力で解ける──これはつまり、 • 数学の知識(公式や定理)はすでに頭に入っている • ただし、問題を初めて見たときにどうアプローチするか(思考の流れ)がまだ不安定 という状態です。 だから、チャート(特に黄チャートや青チャート)に戻って基礎からやり直す必要は基本的にありません。むしろ、チャートで学ぶべき「解法の型」は、あなたにはすでにある程度入っている可能性が高いです。 ◆では、どうすれば「初見問題」に強くなるのか? ここが最も重要なポイントです。 初見問題に対応する力とは、要するに以下のような思考力です: 1. 問題を見て「これはどんなパターンか?」を予想する力 2. 解答方針を立てて、必要な情報や公式を引き出す力 3. 試行錯誤の中で解法を発見する力 これは、単に問題を「解けた/解けない」で区別するよりも、解く過程に注目して訓練していくことで身につきます。 ◆おすすめの勉強法:プラチカ+もう1冊で「解法プロセス」を学ぶ プラチカのような実戦的な問題集を進めるときは、「問題を解く」→「解説を読む」だけで終わるのではなく、次のような復習が重要です: • 解説を読んだあと、「この問題はどこで詰まったか」「どう考えればよかったのか」を言葉で書き出す • 数日後、まったく白紙の状態で再挑戦してみる • 解法の流れをフローチャートにする(例:仮定を式にする → 条件式を立てる → 整理 → 解決) そして、これに加えて強くおすすめしたいのが、『世界一わかりやすい京大の理系数学』の併用です。 この参考書は、「京大の数学の考え方」が非常に丁寧に言語化されており、初見問題にどう立ち向かえばいいのか?という思考の流れを、具体例を通して自然に身につけられます。 京大の入試では「考える力」と「筋道立てて表現する力」が非常に重視されるため、この1冊はまさに京大志望者の“脳の使い方”を鍛える最適な教材です。 ◆繰り返しより「質」の高い振り返りを 「何周もすべきか?」という問いについては、ただ何周も繰り返すのではなく、1周ごとに質を高めることが大切です。 例えば: • 1周目 → 解説を丁寧に読み、「どうすれば初見で気づけたか」を書き残す • 2周目 → 自力で考える時間を長く取る(答えを見るまで5分以上試行錯誤) • 3周目 → 解法を口頭で説明しながら解いてみる(理解の深さを測る) こうすることで、表面的な「覚えた」から、本質的に「考える力がついた」へと変わっていきます。 ◆最後に──不安な時ほど、実力は伸びている 「初見で解けない」と不安に感じている今こそ、実はあなたの実力が伸びている最中です。 誰だって最初は初見の問題に苦しみます。でも、その壁に何度も向き合った人だけが、入試本番で「どんな問題にも対応できる自分」に出会えるのです。 初見で解けなくても、「どう考えるか」を考え抜く経験が、あなたの“京大合格力”をつくる。 焦らなくて大丈夫。あなたは正しい道を進んでいます。プラチカを柱に、『世界一わかりやすい京大の理系数学』で「考え方」を磨く。この組み合わせは、確実にあなたの数学力を引き上げてくれます。 またいつでも相談してください。応援しています。
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参考書の進み具合
こんにちは!お疲れ様です。   東進の共通テスト模試は難易度が非常に高い事で知られているので点数は参考程度にしかできません。よって参考書の話だけさせていただきます。  数学ですが、まだ青チャートレベルしか解けないのであれば遅いことは間違い無いでしょう。何かしらもっとレベルの高い問題集をすることをお勧めします。しかし、一対一とプラチカをどちらもやる必要はないと思います。難易度はどちらもほとんど同じです。理系数学のプラチカⅠAⅡBのみ少し優しめですが、両方ともやるのは効率のいい方法とは思えません。一対一の方が問題量が多いため、今から始めるならプラチカをおすすめします。少し難易度は高いかもしれませんが、青チャートの問題を難なく解くことができれば全くできないということは起こらないと思います。もしそのようなことが起きた場合は青チャートの理解が不十分です。ためらわずに青チャートに戻って確認しましょう。旧帝の過去問に関しても、もちろん良問も多く演習することで得られるものは非常に多いかと思いますが、志望校でない大学の過去問を無理して解く必要性はないと思います。旧帝とひとくくりに言っても傾向は多種多様で難易度も多岐にわたります。自分が合格するためにはどの難易度の問題まで解くことができれば良いのかを把握しないまま手当たり次第に解くのはお勧めできません。直前期にやることがなくなった場合には解いても良いと思いますが、まずは志望校の過去問を15〜20年ほど解いて完璧にすることを目指してください。  物理と化学ですが、どちらも一通り学習が済んでいるのであれば進度は決して速くはないですが、かなりまずいことはありません。重問と良問を夏休み前、もしくは8月入るまでに終わらせて化学は2周目を、物理は名門の森などもう少しレベルの高い問題集に取り組み始めれば全く問題はないと思います。模試の点数を鑑みるとその可能性は低そうですが、もし理科の学習が終わっていないのであれば、少し焦った方が良いかもしれません。その場合は既習範囲の問題は早めに終わらせて未学習の分野を学び始めましょう。終わっていないと言うのは完璧に理解・暗記するという事ではなく、参考書などで一度学習したことがあるということです。  名大を含む難関大の入試では多くの場合理科よりも数学で差がつきます。理由としては、理科の問題は出題出来る問題のパターンが数学に比べて少ないこと、理科の問題の方が一つの大問における難易度差が幅広いためある程度取れる点数の下限が決まっていることなどが挙げられます。そのため、これからは数学に重点を置いて勉強すると良いでしょう。
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一橋法志望 数学 苦手克服に向けた勉強法
こんにちは。一橋の数学を攻略するためには、チャート→文系プラチカ・整数→過去問、模試 の順で各手順を完璧にしていくことが必要です。法学部は英数で安定して得点することが求められますので、数学は基礎から丁寧に行うべきです。    チャートなどの網羅系参考書は終わっていますか?まだ6月なので終わっていないかもしれませんし、早くプラチカや過去問に行きたい受験生が多くいますが、 焦らず網羅系を完璧にしてください。これが共通テスト、私大受験、そして2次試験に生きてきます。    プラチカに関して。この参考書を完成させることは、難関大の2次試験に挑戦するための必要条件です。とても難しいので、チャートを完璧にしていても初見では半数近くの問題が解けないと思います。ですがプラチカに収録されている問題は、一橋の数学においては常識です。解説の理解を終えたら、なぜその解法を思いつくことができるのかを考えるようにしていました。この言葉がヒントになってる!などというコツが自分の中に蓄積できるまでじっくりやった方がいいです。ここが一番伸びるタイミングです。しかし引き際も肝心で、こんなの思いつくわけないだろ!と思ったならば諦めて覚えてください。その区別をしっかりとつけ、プラチカを自分のものにできれば過去問演習でも3.4完できるようになると思います。  整数を噛ませている理由は、頻出分野にも関わらずチャートとプラチカでは不十分だからです。これもプラチカと同じで、なぜ解法を発想できるのかを熟考する問題と、素直に解法を覚えてしまった方がいい問題があります。時間のかけすぎも注意です。ちなみに参考書は標準問題精巧がおすすめです。  過去問については、セット演習をお勧めします(2時間測ってやる)。未知の問題に対する時間の使い方を学ぶことができるからです。20年分程度やって傾向を掴んだら、模試の過去問をやってみてもいいかもしれませんよ!  具体的な進捗具合を教えてくだされば、もっと詳しい勉強法やおすすめ参考書などを紹介しますよ!
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勉強時間における数学の比率
昨年河合塾で浪人していましたのでいくつかアドバイスをしようと思います。  まず数学の問題集について、個人的には6割目標なら3つともオーバーキルかなと思います。自分は本試は180点でちょうど6割でしたが、去年は河合塾のテキスト(夏季,冬季講習含む)といろんな大学の過去問(もしくは冠模試)しかやっていません。あえてあげるとすればプラチカですかね。他の2つが強すぎるので。  テキストでも良い問題が揃っています。たまにエグいのもありますが。それと完成シリーズが始まると大学別の授業があります。去年は東工大は数学と英語がありました(たぶん今年も同じ)。テスト講もあり順位も出るため、他の校舎の東工大志望の人たちの実力差も測れるようになっています。ただテスト講の問題はあまり難しくないです。  過去問については東工大に加えて東大京大医科歯科の問題も解きました。過去問解いたら正解した問題でも、解法が複数思いついたときなんかは復習に時間を使ってくださいね。  化学は東工大は自分の知る限り教科書からしか出てません。なので教科書を読みましょう。自分も化学は苦手でしたが本試は半分くらいは取れました。  化学は教科書一通り覚えたかなと思ったら(一周したらくらいの軽い気持ちで)過去問入っていいですね。過去問やって解けないところを教科書に戻る感じでいいと思います(去年講師にそう言われた)。  英語は本試は81でしたが、なんでそんな高いのかわからないといったレベルで苦手ですのであまり口を出さないでおきます。講師に聞いてみるのが早いと思います。東工大の英語は他の大学とちょっと対策違いますしね。長いの読むことに早いうちから慣れておくと良いかもしれませんね。  数学は秋の冠模試でいろんな問題が出回るので楽しくなっていっぱい解いちゃいました。数学好きならあまり我慢しないほうが良いかなと思います。  最後に少し話がそれますが、去年参考にさせていただいたサイトなどを書いておきます。 予備校2.0 ちょぴん先生の数学部屋 Masaki Koga [数学解説]  暇な予備校講師の解説 最初の方は河合塾の講師の方が数学の様々な分野の説明の動画を上げています。次の2人は入試数学の解説を出していた、最後の方はいろいろな科目の入試の解説動画を上げているので困ったときに参考になると思います。
東京工業大学環境・社会理工学院 A.R.東工大
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阪大にプラチカは必要か
こんにちは!RIZと申します。 まず阪大文系数学にプラチカは必要かということについてですが、個人的にはあまり必要ないと思います。ただ時間があれば、例えば強化したい分野だけに絞ってやるとかはアリかもしれませんね。しかし模試結果などを踏まえると現状に実力で阪大文系数学には対応できそうなので、つめさんが仰るように苦手な英語に時間を使った方が合格可能性の面から考えれば得策ではないでしょうか。確かに去年の数学はかなり簡単だったので、今年は難しくなると心配な気持ちもわかりますが、もしそうだとしたら周りの受験生もそれほど取れない可能性が高いです。一方で英語は難易度が割と安定しているので、数学に力を入れるあまり英語を疎かにしてしまうと、もし数学があまり上手くいかなかった時、周りの受験生に差をつけられてしまうポイントになってしまいます。そのような事態を避けるためにも、英語に力を入れた方が良いかと思います。 それと、もし時間があってプラチカをやる場合、Focus Goldからプラチカの間に「数学モンスター」というサイトでの問題演習を挟むとよいです(そもそも数学モンスターをやればプラチカをやる必要はあまりないかもしれませんが)。数学で大事なポイントを一気にインプットできます。もし興味がありましたら1問だけでも試しに解いて、Youtubeの解説を見てみてください。このサイトも分野別の構成になっているので、頻出分野や自分が強化したい分野に絞ってやるとよいと思います。以上になります。質問などありましたらコメント欄にお願いします!
大阪大学経済学部 RIZ
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阪大理系数学の勉強
結論、これから進めるべき順序は以下の通りです。 ①核心の星1、2(3は得意でない限り多分しんどい) ②阪大過去問2年以上(特に頻出分野は入念に) ③本番のOP・実践とその復習 ④阪大過去問10年分くらいを2周 入試問題の核心の問題チョイスはかなりいいですし、一冊で数Ⅲまで網羅できるのでオススメですが、解答の思考の流れに違和感を持つことがあったので、注意してください。(解答通りの解法でなくて良い。数学センスのある人に質問できると良し) 星3はかなり難しい(正直解けなくても構わない)ので、まず星1、2あたりから始めることをオススメします。 難関編を解いたことはありませんが、正直必要ないと思います。 あくまで、全単元の復習&初見力向上&パターン化が目的という認識で大丈夫です。 入試問題の核心に入る時期もかなり遅めなので、実践模試の過去問は、まず必要ないと思います。 ただ、試験に使った5時間が無駄になるので、本番のOP実戦の復習はしてください。 過去問も同様ですが、復習する際は、どういう力が足りないのか、過去に学んだ知識がどう使われているのかをきちんと分析してください。 普段の勉強の復習法は、 ①自力で解く ②解答チラ見 ③もう少し自力で解く ④解答を見て、初見の段階でどう考えていれば正解できていたのか考える ⑤④の内容を抽象化してメモする ⑥解き方とそれを思い付いた理由を空で言えるようにする ⑦頻繁に自分のメモを見返す ⑧期間をおいて⑥をする こんな流れです。 メモするのは面倒ですが、復習する際 結果的に時短になるのでオススメです。(僕の場合、計算ミスを減らすためその原因と対策もメモして、何度も見返していました) 僕の分析では、阪大は以下の問題が頻出です。 ①体積の問題 ②複素数平面+α(特に回転) ③微分・積分を絡めた不等式+極限 ④確率・漸化式+極限 ⑤気持ち悪い整数問題(対策困難で捨て問になることが多い)or任意の単元から一題 特に複素数は広い概念を持ち、色々な分野との複合問題が作りやすいので、ほぼ100%出ると思っていいです。 あと、体積問題の本質は軌跡と領域で、特に一文字固定法と相性が良いので、よく勉強しておいてください。 不等式は大-小して微分したり、グラフ的に考えたりすれば、どうにかなります。(類似問題をたくさん解くべき) 阪大は出る単元がほぼ決まっていますし、細かい知識はあまり問われないので、きちんと対策すれば半分以上は取れます。 受験生は、マニアックな知識が必要だと考えがちですが、大学が求める人材や公平性を考慮すると、それを問うことにメリットがありません。(これを理解した上で解くと、思考にノイズが入りにくいです) 「その問題のみで使える知識」に意味はありませんから、「本番でも使える知識」だけを抽出して学び取るよう意識してください。(そのための抽象化です) 残り時間は少ないですが、正しい受験理論をお持ちだと思うので、自信を持って頑張ってください。
大阪大学工学部 atom
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阪大文系数学に必要な勉強
こんにちは!阪大経済の者です。 求めているものとは少し違うかもしれませんが、実体験を交えてアドバイスをさせていただきます。 結論から言って、阪大の文系数学を受験するうえでは実践力向上編より上の参考書は必要ないと思います。理由は時間と難易度の2つです。 まず、文系の数学青より上の数学参考書となると文系プラチカか1対1対応あたりになると思います。まず文系プラチカは明らかに難易度が高すぎてオーバーワークです。 次に1対1対応の数学はプラチカほどではないにしろ阪大対策には必要ない難易度が多い+単純に4冊あって時間がとんでもなくかかってしまい、直前期に行うのは無理があります。 私は6月ごろからかなりの時間を費やして取り組みましたが、入試で役に立ったのは2割程度といったところでした… 実力向上編はいい参考書ですし、内容をしっかりと落とし込めれば必ず大きな味方になります。 A問題がきっちり解けているのであれば基礎は十分定着していると思うので知識が足りないわけではなく、応用力や発想力が追い付いてないだけだと思います。こう聞くと難しそうに聞こえるかもしれませんが、これらの力はたくさん問題演習を積んだらおのずと身に付きます!実際私も阪大実践では偏差値43でしたが、本番では8割とることができたのでこれからの伸びに期待しておけばOKです! また、過去問分析をしたらわかる通りC問題は理系数学との共通問題になっているものがほとんどです。文系で完答できる人なんてほぼいないので小問だけ答えて部分点を少しでも取れれば十分です。 以上を踏まえてこれからの勉強についての指針なのですが、とにかく問題演習を積むことは必須なので阪大だけでなく、神大や横国を含めて過去問を解きまくるのがおすすめです。 また、分野別で苦手分野を洗い出していくのも大切です。例えば、阪大は毎年のように積分関連の問題がでるので絶対値積分や定数分離、最大最小値系など様々な種類の積分に取り組んで、必要に応じて分野別参考書を追加してみてください。青チャートなども網羅系をやりなおすのも◎です。 また、1対1対応は分野ごとで使うのならかなりタイパよく使えるので、分野ごとに取り組むのはおすすめできます。 分野別のおすすめ参考書いくつか書いておくのでよかったら使ってみてください!また、取り組むときは必ず苦手&頻出分野を優先1冊ずつ完璧にすることだけ意識してください。 ベクトル:10日間で極めるベクトル(理系のための~と書いてあるが文系にとっても良書、10日間では絶対に終わらない重さなので20日くらいはかかるつもりで。必要ない高難度の問題もあるので取捨選択してください) 微積:1対1対応の数II(工夫や考え方が体系的に学べる) 確率:標準問題精講・確率編 あとは近年は三角関数なんかも多めなので対策するに越したことはないですね。 繰り返しになりますが、阪大文系数学は標準問題さえ解ければ十分ですし、数学が苦手教科ならなおさらです。このまま進められれば一切問題ないです!応援してます!
大阪大学経済学部 pokopoko
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