UniLink WebToAppバナー画像

模試の時間が間に合わない

クリップ(0) コメント(3)
11/27 9:13
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

ジョーノ

高1 福岡県 京都大学工学部(65)志望

模試を受ける時、数学が時間内に解き終わりません。 普通に解けば間に合うのかもしれませんが、模試となると、間違えるかもしれないと思ってしまって、普段なら暗算でする計算も筆算を書いたり、一旦答えが出ても本当に合っているのか心配で一からもう一度考え直したりしてしまいます。 そうしているうちに時間が過ぎて行って間に合わない事が多々あります。 国語や英語は大丈夫なのですが、数学は不安でこういうことになってしまいます。 何か対処法や、解き方などのアドバイスがあれば教えていただきたいです。

回答

回答者のプロフィール画像

数学物理好き

東京工業大学工学院

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
ジョーノさんこんにちは。 確かに試験の時の時間の使い方は学校で教わらないので分からないですよね。今回は試験のときの時間配分と数学における実験の2つについて主に話していきますね。 まず、時間配分についてです。これは数学に限らず理科や共通テストのときにも応用が効きます。その解き方とは、縦ではなく横に解くということです。何を言ってるのか分からないと思うので詳しく解説していきます。 数学や理科などの科目には大問があり、それぞれの設問が紐で結ばれてるように関係がある場合が多いです。このとき、大問1つを完全に解き切ってから次の大問に進む、これを縦に解くといいこれは試験中やってはいけません。これがなぜかと言うと最終的に実力的に解けた問題、或いは簡単な問題を時間がなくて解けなかったと言う事態を避けたいからです。試験中に大問1つにハマりすぎて他の簡単な問題解く時間がなかったという経験ありませんか?それは縦に解いているからそういう状況に陥ってしまうのです。 試験において1番大事なことは、みんなが取れるような問題を落とさないということです。それが合否を左右します。難問ではあまり差がつきません。みんなが取れるような問題を落とさないことが合格へと繋がるのです。 例えば試験時間が120分で大問が6個あるとします。1つの大問に使える時間は平均して20分。その20分を一度に全部使い切るのではなく、最低でも2周をして解くのです。1周目で解ききらなくて大丈夫です。具体的には
大問1(5分)→大問2(6分)→・・・→大問6(7分)→ここから2周目→大問2(14分)で完答→・・・→大問1(15分)で完答 のような流れです。注目してほしいのが、2周目では順番が1からではないことです。これはどういうことか。1周目で何をしているのかというと、問題1つ1つの難易度、解きやすさを実験(後述)をすることで確認しています。そして解きやすいと感じた大問から2周目は解き始めるのです。 6人の人と初めましてをするとき、1人1人に20分も使いませんよね。まずは、6人の人達と軽く挨拶をして、2周目でしっかりと話をします。それと同じことです。 理解して頂けたでしょうか。数学は縦に解くのではなく、横に解くのです。 次に「実験」についてです。数学ができる人は実験を無意識のうちにやっています。数学者が未知の問題を解くときもこの実験をして解いているのです。 実験は主に以下の3つに分かれます。①文字を具体化②イメージをする③類題を作る ①文字の具体化 これは文字通り、問題で変数(x,y,z,a,s,t…etc)が与えられたとき、実際にその変数に0や1などの簡単な数字を入れて考えてみるということです。文字が増えるとどうしても難しく感じてしまいます。だから具体的な数字を入れて、簡単な問題に帰着させるのです。そして、具体的な数字で解けたのならば、その問題は解けたも同然です。なぜなら、その数字を文字に置き換えるだけで解けたことになるからです。文字に具体的な数をいれて使った解法を”そのまま”使えばいいのです。簡単に思えてきませんか。そして、最後に「検算」をやりましょう。出てきた答えに先ほど実験で使った数をその文字に代入して、実験のときに出てきた答えと一致すればその答えの正当性は増します。最初から解き直したり考え直すことをしなくても自分の答えに自信を持てるわけです。実験をやる意味を理解して頂けたでしょうか。
②イメージをする 特にグラフの問題などではイメージをすることが大切です。どういうことか。関数の問題を数式だけで解くのではなく、グラフを使ってイメージをしながら解くということです。代数的に解くのではなく、幾何学的にまず考えてそれでも無理なら代数的に解きましょう。 共通テストの問題は解けるのに、2次試験の問題が解けないという悩みがよくありますが、それは分野ごとに解いているからです。 難関大レベルにもなると、二次関数の問題で複素数やベクトル、三角関数を使う必要が出てきます。つまり本当の「数学力」が要求されているわけですね。二次関数の問題は代数的に、ベクトルはベクトルを使って、複素数の問題では複素数を使うなど分野ごとに縛られるのではなく色々な分野に跨って考えてください。 ③類題をつくる これは実験の中で1番難しく、出来るようになるには経験が必要になります。例えば、3元1次不定方程式の問題(過去に難関大で出題された) 「35x+91y+65z=3の満たす整数(x,y,z)の組を1組求めよ。」 というもの。これは一見難しそうに見えて解法が思いつきません。しかし類題を作ることによって解き方が見えてきます。類題作れますか?今回の場合は三元→二元に変えて少し簡単な類題を作りましょう。そして 「2x+3y=5を満たす整数の組を1組求めよ。」 という類題を解いてみます。そのとき「合同式を使ってみよう!」と閃いたのならば、「お!では三元の場合も同じように合同式を使ってみよう!」とアイデアが浮かぶわけです。 解法が思い浮かぶかは運要素がありますが、実験のうちの「類題をつくる」をすることで解法を思い浮かびやすくなりましたね。 以上、説明できることの殆どを説明することができました。あとは実践あるのみです。たくさんの問題を解く上で今日学んだことを意識して“質の高い”演習を積んでください。 応援しています📣
UniLink パンフレットバナー画像

コメント(3)

ジョーノ
12/4 14:43
アドバイスありがとうございます! 私は、一周目で全部解こうとして時間を取られる事が多いので、一周目は様子見程度でやってみようと思います。 追加の質問になってしまいますが、一問につきどのくらい考えて分からなかったら飛ばすと良いでしょうか?途中まで解けそうな問題は解きますか?
数学物理好きのプロフィール画像
数学物理好き
12/5 6:29
質問ありがとうございます! 1問に使える時間を予め計算しておいて、それとの兼ね合いだと思います。実験をしても全く解法が思い浮かばない場合は、解く問題の優先順位がガクッと下がります。そういう問題は直ぐに後回しにして他の解ける問題で完答するようにして下さい。(検算をするなどして100%答えに自信が持てるようにする)  全く手のつかないような問題を探すために1周目で実験をするのです。そのような問題に時間をかけすぎることは無いようにして下さい。  もし実験のやり方についてもっと詳しく知りたかったり、わからないことがあったら個別で対応するので気軽にメッセージ送って下さいね✨
ジョーノ
12/6 15:06
詳しくありがとうございます。

よく一緒に読まれている人気の回答

なんとなくで解いてしまう
こんにちは😃 現代文を解く上で最も大事なことはその文章が何を言いたいのかということを掴むことだと思います。 特に評論文などは筆者の主張が言葉を変えて、何回も登場してきます。だから、キーワードとなる語や繰り返し出てくる語にはチェックを付けて読んでいました。 また、二項対立で論じられている文章では一方の事柄については普通に線を引いて、もう一方の事柄については波線を引いていました。同じように筆者の中でプラスの事とマイナスの事も後から見て分かるように違うマークを付けて区別していました。共通テスト模試は時間制限も厳しく、丁寧な読解はなかなか厳しいですが、練習の中で主張の言い換えを見つけたり、対立軸を意識する事が大事になってくると思います。あと、当然ですが接続詞や文意を変えたりする表現には気をつけて読みましょう! なので、現代文を解く上で身につける力としては、その文章の言いたいことをできるだけ早く見抜くことです。 なかなか難しいことですが、これに関しては問題演習をして経験値を積むしかないです。実際にペンを持って言葉と言葉をつなげたり、文章にマークや線を引く練習をしていくことが最初の内はベストだと思います。 とにかく、自分の中で筆者の意見や考えが分類できていることが分かり、整理されていれば大丈夫です🙆‍♂️ また、完璧に筆者の言いたいことが分からなくても全然オッケーです。あくまで、問題に正解することがやるべきことで、主張を理解するのはそのための足掛かりですから。 あと、選択肢を消す際に数字や記号のところを消すのではなく、間違っている箇所に印を付けるクセも大切です。一発で答えが出せる設問もありますが、共通テストレベルの問題でもイヤらしい問題が多く、その場合消去法でしか消せない時があり、わずかな違いが大切になってくるからです。 それから、質問者さんがどのような形で現代文を取り組んでるか分かりませんが設問を先に読んで問われることを先に分かっておくことは共通テストの現代文を速く解く秘訣だと思います。選択肢までは見ないですが、共通テスト特有の図表やグラフの問題は先に見ておくと結構すぐに解けることがあります。 最後に、私もいつもできたわけではないですが、自分と文の筆者、そして作問者の3者を問題を解く際に意識してました。なぜこの文章を大学側が出し、ここに傍線部を持ってきているのか、共通テストであれ、個別入試であれ国語という入学試験である以上必ず意味があるはずです。問題を作っている人の意図や大学側の伝えたいメッセージを考えながら俯瞰して読めことができるようになれば現代文に関しては大丈夫です。 現代文の読解は人それぞれなので私の読み方が必ずしも正しいとは限りませんが、是非参考にして下さい! 受けておいた方がいい模試に関しては河合塾の早慶レベル模試や代ゼミの早大入試プレなどです。 やはり冠模試は実際の受験者が多く受けるので、自分の立ち位置を知る上で非常に役に立ちます。 また、質問があればぜひ聞いてください!
慶應義塾大学経済学部 Ryo
37
11
模試
模試カテゴリの画像
慶應経済数学の時間配分や取るべき問題について
慶應経済の数学は独特の形式であるため、過去問を通じて対策を練る必要があります。 まず、慶應経済数学の採点の仕組みですが、マーク式の大問1-3で一定の点数(おそらく7割5分ほど)を取らないと記述式の大問4-6は採点されないことになっています。また、問題の難易度は、大問1-3は標準, 大問4-6はやや難しい場合が多いです。 これを考慮すると、時間配分と得点の取り方は  大問1-3 → 35分ほどで完答  大問4-6 → 45分ほどで2/3答 が望ましいです。 基本的に大問1-3は完答が理想です。今の段階ではまだ時間が足りないと思いますが、過去問を5年分ほど解いていくうちに身体が慣れていきます。 大問4-6ですが、誘導部分の小問は容易に解けることが多いです。誘導部分はしっかり得点を確保した上で、どれか1つは完答を目指しましょう。 2020年度の慶應経済数学について言うならば、  5分くらいで大問1-3を読む  大問2を10分で完答  大問3を12分で完答  大問1を10分で完答  5分くらいで大問4-6を読む  大問6 → 20分で完答  大問5 → (1)(2)を5分で解く  大問4 → (1)を3分で解く  残りの10分で残った問題を考える ということが実際の試験でできれば合格すると思います。 まず、大問1-3を見たときに、「1は考え方がちょっとややこしいな」「2と3はよくある考え方だから完答できそうだ」と思ってほしいです。こういう識別は過去問を解いていく内に身に付きます。1点でも多く取るためには確実に解けそうな問題から解いていくのが定石ですので、2→3→1の順番で解くと良いかと思います。 大問4-6を見たときは、「6はシンプルな考え方で解けそう」「4は座標を求めることはできそう」「5は単純な計算部分は解けそう」くらいに思えると良いです。4,5も完答できなくはないですが、そこに時間をかけて結果6に時間がまわらなくなるというのは良くないです。多少時間を掛けててでも6は完答しようと思えることが大事です。 秋以降の学習についてですが、私は標準〜応用問題を解いて思考力を磨きながら、抜けている基礎知識を確認して復習するということをやっていました。そして、自分でもある程度力がついたなと思えたら、自分の力を確認するために入試の過去問を解いていました(気晴らしに解くこともありました)。12月に入ってからは、9割を安定して取れるようになるまでセンターの対策に時間を使いました。センターの対策が終わってからは入試の過去問をひたすら解いていました。基礎知識や問題へのアプローチを身に付けておけば、この期間に得点はぐんぐん上がります。
慶應義塾大学理工学部 LiLi
18
0
文系数学
文系数学カテゴリの画像
物化で学校でやったことを忘れることはどうすれば良いか
①模試での理科対策について まず模試の捉え方ですが、受験勉強をしている中で、定期的にある試験を受け結果をもらい、同じ目標を持つ人たちの中での自分の位置を把握するものが模試です。 なので、模試の対策をするという考えは好ましくないかなと思います🙇‍♀️ 普通に受験勉強をして、それが身についていれば模試の結果はよくなります! ②学校で習ったことを忘れないために 「学校で」習ったことというより、「自分で学んだこと」を忘れないようにするための対策として考えました🙇‍♀️ 自分で問題を解いたり、復習することが大事だと思います。 私は、高2のとき物理化学は学校でもらった「セミナー」を使って、学校で習った範囲を自分で進めていました。定期試験の前にその範囲を1周はするようにしていました。 その結果、高2の時点で、化学はセミナーの有機を2周、理論完璧、無機一応1周くらい 物理はセミナー力学部分が完璧、電磁気理解&基本問題はできるようになっていました。 また夏期講習、冬季講習などで塾にいき、学校で習った範囲と被った範囲を扱っていたので、テキストの問題を解説を見ずに解けるようになるまで解き、それが復習にもなり知識が定着したと思います🙇‍♀️ 塾に行かなくとも、長期休みの間に、問題集のつまずいた部分を自力でできるようになるまでやり直す、自分で選んだ参考書を読むなどをすると良いと思います! 少しでも参考になれば嬉しいです🙇‍♀️
東北大学医学部 no_cloud
36
11
不安
不安カテゴリの画像
解き直しはどんなことをすれば良いのか
こんばんは。それはどの科目についてのとき直しをするかによりますが科目に分けてざっくりと書いていこうと思います。 英語 私は英語が得意科目だったので、全文の構造を取ってわからない単語を書き出していました。また英作文で使いたかった表現に関してもメモをしていました。普段一番かける時間が短かったので、模試の復習では時間をかけていました。 数学 わからなかった問題のとき直し このとき、あと少しで解ける/周りがかなりできているのでできなきゃマズい問題のとき直しに絞っていました。というのも、全くわからない、解法をみても理解するので精一杯の問題はとき直ししてもほぼ答えの丸写しになってしまい意味がないからです。 理科 知識漏れと典型題のみ確認とチェック 難しすぎる問題は飛ばしていました 国語 現代文は正直解答例を見るだけであとは何もしていませんでした。古文や漢文はわからない単語を書き出していました。 社会 共通テスト模試での社会の特に知識問題は直前期にかなり大事になるのでノートにまとめていました。 時間をかけるとしても模試の翌日1日か2日が目安かと思います。全部を解き直すのではなく、自分ができそうでできないところに注目するのがおすすめです。お役に立てれば幸いです
京都大学農学部 るな
8
3
模試
模試カテゴリの画像
もう何をしたらいいかも分からないです
ひなさん、お久しぶりです。 すごく辛い心境が伝わってきました。何かお力になれればと思います。 今回は、 ①英語を復活させるための具体策 ②過去問最低点にいつ到達すれば良いか ③併願校選び の3点で回答します。 ①英語を復活させるための具体策 英語という科目は過去問を解き始めてある程度するとスランプに落ちる人が多々います。私もその1人でした。急に長文が読めなくなり、頭に入ってこなくなる感じです。もしそうでなければ今からの話は的外れなのでスルーしていただいて結構です。または別途コメント欄等で再度ご質問頂ければと思います。 長文が急に頭に入らなくなった、読めなくなったという症状の場合、その原因候補の一つとして、読むスピードの上げすぎが挙げられます。過去問に慣れてくると、急激に解く時間を短くしようとする傾向があります。その理由は今の時期の実力では規定の時間内解ききれないからです。今そのような状態ではないですか?または解ききれてもどんどんとスピードアップしようとしてはいませんか? この症状を改善するための本質は、スピードを適正化し、しっかりと根拠を持った状態で解答を導き、正答率を上げることです。 具体的には簡単な長文問題を確実に解く訓練をするとよいでしょう。センター試験を使うと良いと思います。センター試験の問題は専門家が長い年月をかけて作るので、問題の作りが非常に精巧です。受験のエッセンスが詰まっています。また共通テストのようにポスター読み取りなど無駄な部分がありません。 センターは簡単だからと軽視しがちですが、センター試験ほど良質な問題はありません。どの参考書よりも素晴らしい問題だと私は思います。 最初は規定の時間で良いので、発音問題を除き、1ミス以下を毎回確実に取れるようにすると良いでしょう。解く際には一問一問解答の根拠を持ってください。解答根拠となる部分には線を引くなどして丸つけの際に自分がどんな思考プロセスだったかを明確にします。 センター試験のような基礎なレベルの問題を用いるのはここに理由があります。早稲田のような文章だと難解で解答根拠が非常に見つけにくく複雑な場合があるからです。ゆえに練習に適切ではありません。中には解答根拠がはっきりとしないものがあったりします。予備校でたまに答えが割れるのはこれが原因です。また、センター試験では解答根拠がはっきりしない問題は99%ありません。それもセンター試験を用いる理由の一つです。 この訓練をすることによって、読むペースを適正化し、正答率を上げることができます。これができるようになったらもう一度過去問に戻ってみて下さい。きっとスピードは今よりも少し落ちますが、根拠を持って解答するクセが改めて身につくと思います。それにより、正答率は上がるはずです。正答率が上がったらまたゆっくりと読む速度を上げていくと良いでしょう。 ②過去問最低点にいつ届けば良いか 結論、本番当日です。12月時点で最低点を取れていなくても何ら不思議ではないです。むしろ年内に最低点が取れるなら、志望校のレベルを上げても良いくらいかもしれません。(少し言い過ぎかも)現役生の成績が“最も”伸びるのは1月後半から受験当日までの期間です。今までやってきた積み重ねの複利が最大化するからです。私も明治の政経を受験しましたが、この時期明治政経英語の合格点は取れていませんでしたよ。だから落ち着いてやっていきましょう。 ③併願校選び ひなさんは現在、早稲田以外の受験校はと中央法、明治政経の2学部のみのようですね。 はっきりと申し上げて、明治政経と中央法では併願校としてレベルが高すぎると思います。明治政経は言わずもがなMARCHトップレベルですし、中央法も茗荷谷キャンパス移転に伴い今までよりも難易度が上昇することが見込まれています。 私は受験校をもう少しもう少し幅広くするべきだと思います。金銭面で問題なければ、最低限MARCH下位学部、また理想は日東駒専まで受験することです。 しかしながら、早稲田、明治、中央以外には行きたくないという主張も非常によく分かります。ですが、明治政経と中央法に受かっていない状態で早稲田を受験するのと日東駒専どこか一校でも合格を持った状態で早稲田を戦うのにはメンタル面で大きな差があります。 絶対に行かないから受験しないのも分かりますが、早稲田受験に向けたメンタル維持のために受けることを強く推奨します。 受験校を増やしても、受験対策はほぼ増えません。日東駒専やMARCH下位学部は一月が終わるまでに過去問を1年ずつでも解けば大丈夫です。早稲田の対策をしていれば当たり前に解ける問題ばかりだと思います。 受験校増加のデメリットは、試験日程が多くなることです。ですがそれも受験慣れに繋がります。行けば分かりますが初めの方の受験は緊張するものです。何度も受けていくと慣れます。早稲田には慣れた状態で試験に臨んだほうが良いです。 また、これは余談ですが、早稲田慣れというのもあります。早稲田の受験は2月下旬に集中するので、他大学の受験を終えた状態で早稲田受験を迎えることになると思います。その際、受験慣れしたつもりでも、やはり本命の大学、自分が丸一年捧げてきた場所に来ると、他大学とはまた別の緊張に襲われることがあります。人間緊張すると本来の実力を発揮できないことがあります。それは避けたいものです。 今年の早稲田受験日程は教育、商、社学の順に、19日、21日、22日です。もし教育学部で緊張によってペースが崩れてうまくいかなかったとすると、ドミノ倒し的に商、社学と崩れる恐れがあります。 そこで、金銭的余裕があれば文化構想学部も受験すると良いでしょう。文構の試験日は例年早く、今年は12日です。教育学部と1週間離れています。文構で早稲田の緊張に慣れてしまえば、他3学部は安心して受けられます。 また、文構は試験問題が他3学部とは傾向が異なります。よって、時間がなければ、もしくは行きたくなければ、文構対策は不要です。あくまでも早稲田に慣れるために行くと良いと思います。 前回もお話ししましたが、きっとひなさんなら大丈夫です。ぜひ最後まで走り抜けて下さい。 合格を祈っています。
早稲田大学社会科学部 kobayash
55
16
英語
英語カテゴリの画像
解き直しはどんなことをすれば良いのか
こんにちは! まず、模試の最大の目標は弱点の発見です。 高3になると模試の数が増えて、復習が間に合わなくなってしまうことが想定されます。解き直しには本番の倍以上の時間をかけてもいいです。ただし、書く時間がもったいないと思った時には、解き方を思い出すのだけでもいい復習です。例えば友達に問題を教える感覚で自分自身で授業をしてみるのも有効です。全国模試などでは、明らかに解ける問題の復習は不要です。 科目別に言うと、得意な国語の復習の優先度は限りなく低いです。ただ、どこで誤読をしたのかを確認する程度はしたほうがいいです。一方、数理は復習がとても有効です。分野別に結果を分析して、参考書に戻るのもいいです。一番有効なのはやはり定期的に解き直して抜けがないことを確認することです。特に大学別模試は何よりこの作業を優先してください!英語も国語と同様にどこがわからなかったのかを確認する最低限でもいいかもしれません。京都大学は最難関の構文が出題されるので、そこを意識して文章を読み直したり、単語を確認したりすることも大切です。 初めは長く見える高三の一年はすぐに去り、春は必ず来ます。解き直しは解き散らかすのよりも遥に有効です。焦らず、目の前の課題を把握し、対処することが合格への近道です。春に京都の地で笑えるように時間を有効に使えることを祈っています。
一橋大学商学部 Arata
4
2
模試
模試カテゴリの画像
慎重になりすぎて、解くのが遅い。
めいさん初めまして! 京大法学部のしずくです。 私は理系数学をやっていた身ではありませんが、数学に対する基本的な向き合い方という点からアドバイスさせていただきたいと思います。アドバイスは、京大数学を念頭に置いて話していますが、河合の全統記述模試等々にも通ずるものだと思いますので、参考にしていただければと思います。 数学を解く際の慎重さは大事です。計算ミスはしていないか(特に最初の方で計算ミスしたら後の答えがずれてしまい取り返しがつきません)、記述式の問題で言えばさらに、重大な論証ミスをしていないか、問いに答えているか。それらを見逃して仕舞えば点数がほとんど来ないこともあります。 めいさんは過度に慎重になりすぎてしまうということですが、それは解答や方針が間違っていないか何度も見直してしまうということであっていますか? そこで、適度に慎重に解こう、ということをアドバイスさせていただきたいと思います。まずいくつか考えて欲しいことがあります。めいさんは数学の問題を解く時、以下のことを意識、または実行しているでしょうか? ①問題に優先順位をつける これは特に京大数学を解くときに重要な作業です。一問につき最大5分の時間をかけて、問題の難易度を見極めます。これは絶対間違ってはいけない問題、これは間違っても仕方ない問題(正答率が低いであろう問題、やや難や難)というように問題を分類していきます。おおまかな方針立てもこの際にするとよいです。この作業の意義は、ここでの分類が時間配分に関わってくるということです。絶対解けないといけない問題はパパッと片付けて、(表現が難しいですが)何とか方針が立てれる問題、いわゆる差がつく問題に残りの時間を割り振ります。(なかなか方針が立たないような難しい問題も方針立てくらいまでは取り組んでも良いと思いますが解けなさそうならあまり拘りすぎるのはお勧めしません。) 差がつく問題では少々慎重になっても良いと思います。最初に「適度に慎重に」ということをのべましたが、要するに「慎重さに強弱をつける」ということになるでしょうか。差がつく問題は問題文の吟味、解答の方針立て、計算ミスの確認等々慎重に行うとよいでしょう。逆に絶対に解けないといけない問題にはあまり時間をかけないようにしようということです(もちろん中には絶対に解けないといけないけど解くのに時間がかかるものもあります。ここで言うのは、そういった問題であまり慎重に見直しや吟味をしすぎないようにしようということです) ②見直しのポイントを絞る ただ問題文を読み込んだり、解答を眺めるだけでは無意味に時間が過ぎていってしまいます。あらかじめどういったことを見直せば良いか念頭に置いておくと良いでしょう。例えば私の場合、普段の問題演習で自分が間違いやすい点やよくするケアレスミスをまとめていました。  例)複素数α=ai+b(a、bは実数)    →議論するときは分けること!    ア)実数ならα=α”    イ)虚数ならα≠α” とか    特性方程式はa(n+1)の係数を1にしてから など もしこの2点のことが意識できていなかったならぜひ意識してみてください。もしこの2点を意識しているのにやはり過度に慎重になりすぎてしまうなら、とりあえず時間配分を厳守してみてはどうでしょうか。割り振った時間以上はこだわりすぎない、テキパキ次の問題に進む。こうすれば、過度に慎重すぎる、ということは起きないのではないでしょうか。 アドバイスが参考になれば幸いです。勉強頑張ってください。応援してます!
京都大学法学部 しずく
4
3
理系数学
理系数学カテゴリの画像
高3になるまでにやるべきこと
こんにちは! ここでは ⭐️① おすすめの教科の比率 ⭐️② 高3までに日本史の通史どこまで進めるか ⭐️ ③ 高3の5月の模試の偏差値の目安 ⭐️① まず科目の配分についてですが私立文系の3教科の中で英語が一番大切なのは言うまでもないと思います。 早稲田大学のだいたいの学部(教育と人間科学部の2つは3教科同じ配点)では英語の配点がもっとも高いです。 慶應大学でも文系学部では全て英語の配点が最も高いためやはり私立文系の中では英語が最も重要です。 その中で具体的な教科の比率ですが自分は 英語4.5現代文1古文漢文1.5選択科目3(自分は日本史でした。) ではなぜこのような配分にしてたかというと英語がまず最もやることが多く受験生が早慶レベルまで届かない人が多いです。そのため英語に全体の半分弱くらいの労力をかけていました。また国語は暗記とかではあまりないので当日の運も必要だなと思っていました。また、選択科目は自分は日本史でしたがこれはとにかくやればやるだけ点数が上がるので非常に大切だと思います。 ⭐️② 通史は高3の8月(もちろん早ければ早いだけいい)までにある程度終わらせることが大切です!ですので高3になるまでに明治時代に入る手前くらいまで終わらせればいいのかなと思います!!基本用語をまずは押さえていきましょう!! ⭐️③ まず偏差値何までいけば受かるとか言うことは言えないので自分の話になってしまうのですが自分はおそらく東進の6月の模試で偏差値は60くらいはあったと思います。高2の夏くらいは偏差値は50も無かったですがそこからはかなりどの教科も上がっていました。(ただ国語に関してはかなり模試によってばらつきがあり、最後まで安定しなかったです。) 具体的な各教科ごとの偏差値ですが自分は英語60国語55日本史65みたいな感じだったと思います。 ただ、ここまで偏差値について話してきましたがぶっちゃけあまり気にする必要はないです。その理由は早慶やMARCHの私大を受ける方には共通テストの模試や記述模試というのはあくまで目安にしかならなくて、結局最後に志望校の合格点が取れるかどうかにかかっています。ここを必ず肝に銘じて欲しいなと思います。どんな偏差値でも大切なのは最後に過去問に太刀打ちできるかどうかにかかっています。 では模試を受ける意義ですが自分の立ち位置が少しわかるとともに1番大切なのは弱点を発見するということです。今古文ができてないとか、日本史、世界史のこの時代が弱いなとかそういうのをわからせてくれるのが模試の役割だと思っています。模試を受けてやる気をなくしたり、ネガティブになるのではなく、弱点を発見したと思ってポジティブに考えて欲しいなと思います。 長くなりましたがゴール(志望校の過去問を解けるようになる)というのを決して見失わずに頑張ってください!! 参考になれば幸いです!!また、いつでも何か聞きたければこちらのコメントでお答えするのでお気軽にどうぞ!(答えられる範囲で答えます!) また、UniLink パートナーのオンライン受験相談も実施しています!興味がある方はメッセージよろしくお願いします!!!
早稲田大学商学部 TR_
60
15
時間の使い方
時間の使い方カテゴリの画像
解き直しでは解けるのにその場で模試が解けない
解き直しの時に解けるのは、1度その問題について考えているから、という可能性もあります。 おそらく、模試になると緊張というか気負いすぎて、問題に対して俯瞰して取り組むことができなくなっているのではないでしょうか? 模試を解いている最中にそんな感じがしたら、姿勢を正して遠くを見て気持ちを落ち着けましょう。 また、時間制限に慣れていないという可能性もあります。時間を意識するあまり、焦ってしまっているのかもしれません。1問にかける時間はこれだけ、とか決めてしまうと逆に焦って解けないことも多いです。これは慣れという面も大事ですが、時間をかけずに解けるなら、あまり時間制限を気にしない方がいいと思います。 正直、理科に関しては時間勝負のところがあるので時間制限を意識する必要はありますが、これに関しては演習量や模試を多く受けることによる慣れが大きいです。 自分が解き切るのにどれくらいの時間がかかるのかきっちり把握しましょう。
京都大学医学部 Yu
13
3
模試
模試カテゴリの画像
分からないことだらけなので教えて欲しいです。
・何から始めたのか(受験勉強を本格的に意識し始めたのは高3くらいだった気がしますが、その頃にはすでに、それまでの勉強で基礎はある程度身に付いている状態だったので、勉強を始めたというのがいつのことを言えば良いのかわからず、そのため高校1年の最初の時期にやってたことを書かせていただきます。) [国語]  現代文は実際に文章を読んで問題を解くことから(高校に入って一番最初の課題が問題集でした。)、古文と漢文は、古文ならば単語と用言の活用や助動詞などの基礎的な文法事項を、漢文ならば句形を覚え、同時進行で授業の予習として教科書の文章を品詞分解、単語ごとの文法的説明、現代語訳(漢文はこれに加えて書き下し)をすることから始めました。 [社会]  教科書を読むことから始めました。教科書にも載っていないような知識を問う問題はまず出ませんし、仮に出たとしてもほとんどの人が答えられないと思います。なので、社会は教科書を中心に学習を進めるのが一番です。 [英語]  学校指定の教材で英単語と文法を学習し、同時進行で予習として教科書の英文を読むことから始めました。 ・1日どれくらい勉強していたのか  高1は部活もあったので、それが終わるだいたい18:00に学校を出て塾に直行し、そこから21:00を目安に勉強していたので、だいたい平日は3時間程度でした。途中から閉塾する22:30まで勉強するようになり、その時は4時間30分程度でした。休日は、午前は部活で潰れたので、そこから弁当持参で塾へ直行し、17:00頃までやってた記憶があります。  高2も変わらず部活がありましたが、高2からは、休み時間が暇だったので、その時間を使って志望校の過去問や問題集の問題を解くようになり、平日は3時間に加えて休み時間分の合計3時間半〜4時間くらいだと思います。休日は高1の時より少し長めにやってた記憶があります。具体的に何時間かはもう失念しました。高2からは文系の特進クラスのようなところにクラス分けされたので(志願制ですが)、周りのレベルも非常に高かったというのも休み時間の勉強を始める間接的な要因だったかもしれません。  高3は、4,5月に新型コロナウイルス感染症の蔓延による休校で、その2ヶ月くらいは一日中時間があったので、家で学校から出された休校期間中の課題に加え、自分で購入した問題集を計画立ててやりました。多い時で11時間45分くらい、少ない時で7時間くらい、平均するとだいたい9時間は勉強していたと思います。それから6月に部活を引退し、そこからは時間にこだわることなく、やらなければならないことをひたすらやりました。 ・身についたと言えるのは何ができたら良いか  どんな問題でも良いですが、何も見ずに正解導出の正しい過程を人に教えることができるようになれば、身についたと言えるんじゃないですかね。私の尊敬する国語の先生が仰っていたのは、「5歳児でも分かるように」ということです。模試なども指標にはなり得ますが、問題の分野によってその成績や判定は変わるので注意が必要です。 ・授業中はどのように過ごしていたか  教科に関わらず、基本的に授業はまじめに受けました。私の学校では、授業中に指名して発言させることが多かったというのもあるでしょうが、内職をした記憶はあまりないです。特に、前述しましたが、国語の先生でとても尊敬する先生がいて、その先生の授業は大好きだったので、それには一際力を入れてまじめに取り組みましたね。 ・モチベーションはどのように保っていたか  私は高3の12月まで共通テスト模試の成績が全然振るわず、前述したように周りのクラスメイトのレベルも高かったので、それはもうとても不安でしたが、3年時の担任の先生は常々、「この学校の、特にクラスの生徒は代々、センター本番で自己ベストを更新する人がたくさんいる。だから、今悪くても諦めずにやり続ければ絶対大丈夫だ。」と仰っていたので、それを信じてやり続けました。志望校(当時は京大)の判定も常に悪く、D判定より上をとったことはありませんでしたが、私には変にプライドがあったので、志望校を下げることはしませんでした。それも、継続につながってくれたのかもしれません。 ・勉強の環境作りはどのようにしていたか  私は、基本的には学校の教室と塾の自習室で勉強しました。休校中はどちらも利用できなかったので、しかし自分の部屋では誘惑が多く勉強できなかったので、スマホなど誘惑要素は全て自分の部屋におき、家のリビングで勉強していました。そして、勉強道具なども全てなるべくリビングに置くようにし、勉強が終わるまで自分の部屋に戻らなくてもいいようにしました。家族がいる時もありましたが、家族の目があることでかえって怠けられないという意識が出てきて身が入りました。自分で環境を作るのは難しいので、自習室や教室など、予め勉強のために作られた環境を利用する方が楽だと思います。 ・おすすめの塾、予備校はどこか  私は、全体が320人いる学年で私含め10名ほどしか通っていない無名の塾に通っていたので、おすすめの塾については正直わかりません。予備校も、東進や河合塾や駿台など、全国的にも有名な予備校に通えばハズレはないと思いますが、講座の量や金額の面もありますので、そこに通うことで成績が上がる保証はありません。結局は、自分がやるかやらないかです。 ・最後に  友人もサボっていたから安心しているようでは、正直言って甘いです。サボるのはヤバいことですし、友人もサボっているならばなおさらヤバいと感じるべきです。一緒にサボっていたはずの友人との間に差が開いてようやく焦りを感じている姿を大いに反省してください。本来ならば、他でもない自分がサボってしまったという事実によって焦りを感じるべきなのですから。
北海道大学法学部 たけなわ
73
15
不安
不安カテゴリの画像