UniLink WebToAppバナー画像

東大志望だけど低偏差値

クリップ(8) コメント(6)
6/30 9:17
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
相談者のプロフィール画像

みりん

高1 福岡県 東京大学法学部(68)志望

私は東大文Ⅰ志望の高校1年です。私の通っている高校は、偏差値が52くらいの公立高校です。公立入試の点数は偏差値60の高校のボーダーくらいでしたが、訳あってこの高校を受けました。すごく難しいけど、私は絶対に東大に行きたいです。(浪人も覚悟しています。)ですが家の事情もあり、できるだけ現役で受かりたいです。 東大は特に基礎が大事などと聞きますが、基礎を固めるにはどのような勉強をしたら良いのでしょうか? 基礎レベルの問題集を何回も周回してすべて〇になる頃には基礎は身についていますか?また、私の代から新課程で、共通テストに情報が追加されるなどがあるみたいですが、そのためにやっておいた方がいいと思うこと等ありましたら是非教えて頂きたいです。よろしくお願いします。

回答

回答者のプロフィール画像

たけなわ

北海道大学法学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
書店などで、買わなくてもいいので、東大の過去問を見てみるといいですよ。そんなに気負わずに、「どんな問題が出るのかな~」みたいなノリでもいいので。ネットでも調べたらいくらか出てくると思います。んで、実際見てみるとわかりますが、東大の問題ってやはり難しいんですよ。さすが日本一の大学といわれているだけあるなって感じです。すでに習った範囲の問題でも、まったく訳が分からない問題や解いてみようなんて気も起らないような問題ばかりに感じると思います。高1の時に学校で配られるような基礎レベルの問題集の問題とは明らかに難易度がかけ離れています。すると、「あれ、基礎が大事だというのに、基礎レベルの問題集で固めても全然太刀打ちできなくね?」という懐疑が生まれてくると思います。  さて、ここで、「東大は基礎が大事」だということの意味は一体何なのか、考えてみましょう。先ほど書いたように、東大の問題は難しいです。しかし「基礎が大事」であるというのはその通りです。例えば、国語。京大の国語と東大の国語を解き比べるという補修を高2の時に受けましたが、大きな違いとして、記述量に差があります。実際に同じサイズで書いてみると一目瞭然ですが、京大の場合、解答欄はだいたい14cm×5行が平均的であるのに対し、東大は2行とかです。一問だけ120文字とかありますが、それ以外は他に比べて解答欄が明らかに小さい。その分、解答の核となる部分だけをしっかり突いていかないと、そもそも点が取れないわけです。他にも、数学。有名な問題を挙げると、sinθとcosθの定義と、それに基づいて加法定理を証明させる問題が1999年に出ています。教科書をみれば直で書いてある内容を問題にしたんですね。また、「任意の正の実数 x,y に対して √x+√y ≦ k √(2x+y) が成立するような実数 k の最小値を求めよ。」という問題が1995年に出されました。一見、何をすればよいかわからないような問題ですが、まず左辺が正であるため右辺も正でなければならず、かつ √(2x+y) が正であることから、実数kも当然正(k>0)でなければならないことが分かります。次に、変数が2つあっては扱いずらいので、変数を1つにするために両辺を √x (√x>0 より)で割るという工夫ができます。そして、1つになった変数 √y/x を t (tはもちろんt>0)とでもおいてやれば、与式は 1+t ≦k√(2+t^2) となり、両辺が正であるからこれを二乗して、(1+t)^2 ≦ k^(2+t^2) となる実数 k について考えればよいことが分かります。整理すると、t の二次不等式となるので、これを満たす k の範囲を求めることで最小値がわかるという、二次関数の解の配置問題に最終的には帰着するわけです。言われてみれば、k が正であること、変数を減らすという工夫、二次関数の解の配置問題、これらはいずれも1年生で学ぶ基礎の範囲です。まあでも、そんなこと言ったってこんな問題全然難しいじゃないか、と思いますよね。
結局何が言いたいかというと、「東大は基礎が大事」だということの意味は、「その問題に隠れている『基礎』が何なのかを見抜く力」と、その「基礎の使い方」が大事だということです。とすれば、「基礎が身につく」というのは、こういうことも全部ひっくるめて「基礎が身につく」ということになります。基礎レベルの問題集を何回もやっていれば、そりゃそのレベルの簡単な問題は解けるようになるかもしれませんが、しかし基礎レベルの問題を解くために必要な「基礎」と、難しい問題を解くために身に付けるべき「基礎」は違います。基礎レベルの問題ばかりやっていても、本当に身に付けるべき基礎、すなわち基礎を見抜く力とその基礎をどう使うかといったことまでは学べません(特に後者)。上のレベルの問題をやることによって、「あ、これってこういうことだったのか」とはじめてわかることだってたくさんあります。なので、基礎を固めるためには基礎レベルのものばかりでなく、時々でもそれより難しいレベルの問題にも手を出すべきであって、大事なのは基礎レベルと応用レベルの「反復」だと私は思います。(あくまで私個人の意見ですから、ご期待にそう内容でないかもしれませんが、ご容赦ください。)  新課程のことについては、学校の先生方が一番詳しいでしょうから、そちらに聞いていただいた方が確実だと思いますので(というか、少なくとも私は何も知らないので)、ここでは控えさせていただきます。
UniLink パンフレットバナー画像

コメント(6)

たけなわのプロフィール画像
たけなわ
6/30 19:48
訂正 「これを満たすkの範囲を」 →「これを満たす実数tが存在するようなkの範囲を」
たけなわのプロフィール画像
たけなわ
6/30 20:38
再訂正 「これを満たす実数tが存在するようなkの範囲を」→「これを満たす正の実数tが存在するようなkの範囲を」 「√y/x」→「√(y/x)」 補足:数学の二つめの問題について  式を整理すると、(k^2-1)t^2-2t+2k^2-1≧0という不等式が得られます。左辺をf(t)とおくと、t>0の範囲でつねにf(t)≧0となるようなkの値の範囲を求めることになります。  (i)k=1のとき、f(t)=-2t+1となり、f(t)は単調に減少する一次関数の直線となります。このとき、t>1/2の範囲でつねにf(t)<0となるため、条件を満たしません。よって、k=1は不適です。  (ii)次に、k≠1のとき、t>0でつねにf(t)≧0となるための条件は、二次方程式f(t)=0の判別式DがD≦0であることです。tの係数が-2と偶数なので、D/4で考えると、D/4=1-(k^2-1)(2k^2-1)となり、これが≦0となる不等式をたてて整理すると、最終的にk^2(2k^2-3)≧0となります。最初に確認したように、k>0ですから、当然k^2>0となります。なので、≧の要素は2k^2-3がもつことになり、したがって2k^2-3≧0を解いで得られた範囲と、k>0との共通部分がkのとりうる値の範囲となり、k≧√(3/2)が得られます。  以上より、求めるkの最小値は、√(3/2)、(なぜか有理化する必要はないみたいですがあえて)有理化すると√6/2となります。  より詳しく正確な解答は、『数学IAIIB 上級問題精講』に載ってますので、時間のあるときに書店などで参照してみてください。(同じ難易度帯の他の問題集にも載ってるものがいくつかあると思います。)
たけなわのプロフィール画像
たけなわ
6/30 20:49
補足追加  確か、この解法の他にもいくつか別解があった気がしますので、調べてみると色々出てくると思います。上で書いたのは、上級精講で学んだものです。同書にも別解が載っていた気がしますが、どんな解き方だったかもう忘れました。上のものも記憶を頼りに書いたので、間違いがあった場合は申し訳ございません。
𝚂 𝙰 𝚁 𝙸のプロフィール画像
𝚂 𝙰 𝚁 𝙸
6/30 20:49
ありがとうございます。基礎が何なのかを見抜く力ですか…やっぱり東大は伊達に日本一の名を背負っている訳では無いですね。。とりあえず簡単な問題集を完璧にしたあとで難しめの問題集もやってみようと思います。回答ありがとうございましたm(_ _)m
たけなわのプロフィール画像
たけなわ
6/30 22:43
ここでは挙げませんでしたが、東大文系は社会を2科目受験する必要があり、日本史と世界史(地理はわかりません)では論述問題があったと思います。これも、基礎的な用語や知識をどのように使うのかに関わってきますね。東大突破へ向けた旅は前途多難でしょうが、めげずに頑張ってください。
たけなわのプロフィール画像
たけなわ
7/1 16:14
何度もコメントすいません。何度検証しても、上で書いた解答にはところどころに間違いがあるので、解答の方針以外は無視してください。具体的な例を言うと、0<k<1の範囲ではy=f(t)のグラフが上に凸の放物線となってしまい、問題の条件を満たさないということ、など。解答がk=√(3/2)であることは確かなのですが、他にも間違いがたくさんあると思うので、正確な解答は上記の問題集やネット等を参照してください。誤った解答を書いてしまったことにつき、申し訳ございません。

よく一緒に読まれている人気の回答

東大志望だけど低偏差値
 書店などで、買わなくてもいいので、東大の過去問を見てみるといいですよ。そんなに気負わずに、「どんな問題が出るのかな~」みたいなノリでもいいので。ネットでも調べたらいくらか出てくると思います。んで、実際見てみるとわかりますが、東大の問題ってやはり難しいんですよ。さすが日本一の大学といわれているだけあるなって感じです。すでに習った範囲の問題でも、まったく訳が分からない問題や解いてみようなんて気も起らないような問題ばかりに感じると思います。高1の時に学校で配られるような基礎レベルの問題集の問題とは明らかに難易度がかけ離れています。すると、「あれ、基礎が大事だというのに、基礎レベルの問題集で固めても全然太刀打ちできなくね?」という懐疑が生まれてくると思います。  さて、ここで、「東大は基礎が大事」だということの意味は一体何なのか、考えてみましょう。先ほど書いたように、東大の問題は難しいです。しかし「基礎が大事」であるというのはその通りです。例えば、国語。京大の国語と東大の国語を解き比べるという補修を高2の時に受けましたが、大きな違いとして、記述量に差があります。実際に同じサイズで書いてみると一目瞭然ですが、京大の場合、解答欄はだいたい14cm×5行が平均的であるのに対し、東大は2行とかです。一問だけ120文字とかありますが、それ以外は他に比べて解答欄が明らかに小さい。その分、解答の核となる部分だけをしっかり突いていかないと、そもそも点が取れないわけです。他にも、数学。有名な問題を挙げると、sinθとcosθの定義と、それに基づいて加法定理を証明させる問題が1999年に出ています。教科書をみれば直で書いてある内容を問題にしたんですね。また、「任意の正の実数 x,y に対して √x+√y ≦ k √(2x+y) が成立するような実数 k の最小値を求めよ。」という問題が1995年に出されました。一見、何をすればよいかわからないような問題ですが、まず左辺が正であるため右辺も正でなければならず、かつ √(2x+y) が正であることから、実数kも当然正(k>0)でなければならないことが分かります。次に、変数が2つあっては扱いずらいので、変数を1つにするために両辺を √x (√x>0 より)で割るという工夫ができます。そして、1つになった変数 √y/x を t (tはもちろんt>0)とでもおいてやれば、与式は 1+t ≦k√(2+t^2) となり、両辺が正であるからこれを二乗して、(1+t)^2 ≦ k^(2+t^2) となる実数 k について考えればよいことが分かります。整理すると、t の二次不等式となるので、これを満たす k の範囲を求めることで最小値がわかるという、二次関数の解の配置問題に最終的には帰着するわけです。言われてみれば、k が正であること、変数を減らすという工夫、二次関数の解の配置問題、これらはいずれも1年生で学ぶ基礎の範囲です。まあでも、そんなこと言ったってこんな問題全然難しいじゃないか、と思いますよね。  結局何が言いたいかというと、「東大は基礎が大事」だということの意味は、「その問題に隠れている『基礎』が何なのかを見抜く力」と、その「基礎の使い方」が大事だということです。とすれば、「基礎が身につく」というのは、こういうことも全部ひっくるめて「基礎が身につく」ということになります。基礎レベルの問題集を何回もやっていれば、そりゃそのレベルの簡単な問題は解けるようになるかもしれませんが、しかし基礎レベルの問題を解くために必要な「基礎」と、難しい問題を解くために身に付けるべき「基礎」は違います。基礎レベルの問題ばかりやっていても、本当に身に付けるべき基礎、すなわち基礎を見抜く力とその基礎をどう使うかといったことまでは学べません(特に後者)。上のレベルの問題をやることによって、「あ、これってこういうことだったのか」とはじめてわかることだってたくさんあります。なので、基礎を固めるためには基礎レベルのものばかりでなく、時々でもそれより難しいレベルの問題にも手を出すべきであって、大事なのは基礎レベルと応用レベルの「反復」だと私は思います。(あくまで私個人の意見ですから、ご期待にそう内容でないかもしれませんが、ご容赦ください。)  新課程のことについては、学校の先生方が一番詳しいでしょうから、そちらに聞いていただいた方が確実だと思いますので(というか、少なくとも私は何も知らないので)、ここでは控えさせていただきます。
北海道大学法学部 たけなわ
8
3
時間の使い方
時間の使い方カテゴリの画像
もう何をしたらいいかも分からないです
ひなさん、お久しぶりです。 すごく辛い心境が伝わってきました。何かお力になれればと思います。 今回は、 ①英語を復活させるための具体策 ②過去問最低点にいつ到達すれば良いか ③併願校選び の3点で回答します。 ①英語を復活させるための具体策 英語という科目は過去問を解き始めてある程度するとスランプに落ちる人が多々います。私もその1人でした。急に長文が読めなくなり、頭に入ってこなくなる感じです。もしそうでなければ今からの話は的外れなのでスルーしていただいて結構です。または別途コメント欄等で再度ご質問頂ければと思います。 長文が急に頭に入らなくなった、読めなくなったという症状の場合、その原因候補の一つとして、読むスピードの上げすぎが挙げられます。過去問に慣れてくると、急激に解く時間を短くしようとする傾向があります。その理由は今の時期の実力では規定の時間内解ききれないからです。今そのような状態ではないですか?または解ききれてもどんどんとスピードアップしようとしてはいませんか? この症状を改善するための本質は、スピードを適正化し、しっかりと根拠を持った状態で解答を導き、正答率を上げることです。 具体的には簡単な長文問題を確実に解く訓練をするとよいでしょう。センター試験を使うと良いと思います。センター試験の問題は専門家が長い年月をかけて作るので、問題の作りが非常に精巧です。受験のエッセンスが詰まっています。また共通テストのようにポスター読み取りなど無駄な部分がありません。 センターは簡単だからと軽視しがちですが、センター試験ほど良質な問題はありません。どの参考書よりも素晴らしい問題だと私は思います。 最初は規定の時間で良いので、発音問題を除き、1ミス以下を毎回確実に取れるようにすると良いでしょう。解く際には一問一問解答の根拠を持ってください。解答根拠となる部分には線を引くなどして丸つけの際に自分がどんな思考プロセスだったかを明確にします。 センター試験のような基礎なレベルの問題を用いるのはここに理由があります。早稲田のような文章だと難解で解答根拠が非常に見つけにくく複雑な場合があるからです。ゆえに練習に適切ではありません。中には解答根拠がはっきりとしないものがあったりします。予備校でたまに答えが割れるのはこれが原因です。また、センター試験では解答根拠がはっきりしない問題は99%ありません。それもセンター試験を用いる理由の一つです。 この訓練をすることによって、読むペースを適正化し、正答率を上げることができます。これができるようになったらもう一度過去問に戻ってみて下さい。きっとスピードは今よりも少し落ちますが、根拠を持って解答するクセが改めて身につくと思います。それにより、正答率は上がるはずです。正答率が上がったらまたゆっくりと読む速度を上げていくと良いでしょう。 ②過去問最低点にいつ届けば良いか 結論、本番当日です。12月時点で最低点を取れていなくても何ら不思議ではないです。むしろ年内に最低点が取れるなら、志望校のレベルを上げても良いくらいかもしれません。(少し言い過ぎかも)現役生の成績が“最も”伸びるのは1月後半から受験当日までの期間です。今までやってきた積み重ねの複利が最大化するからです。私も明治の政経を受験しましたが、この時期明治政経英語の合格点は取れていませんでしたよ。だから落ち着いてやっていきましょう。 ③併願校選び ひなさんは現在、早稲田以外の受験校はと中央法、明治政経の2学部のみのようですね。 はっきりと申し上げて、明治政経と中央法では併願校としてレベルが高すぎると思います。明治政経は言わずもがなMARCHトップレベルですし、中央法も茗荷谷キャンパス移転に伴い今までよりも難易度が上昇することが見込まれています。 私は受験校をもう少しもう少し幅広くするべきだと思います。金銭面で問題なければ、最低限MARCH下位学部、また理想は日東駒専まで受験することです。 しかしながら、早稲田、明治、中央以外には行きたくないという主張も非常によく分かります。ですが、明治政経と中央法に受かっていない状態で早稲田を受験するのと日東駒専どこか一校でも合格を持った状態で早稲田を戦うのにはメンタル面で大きな差があります。 絶対に行かないから受験しないのも分かりますが、早稲田受験に向けたメンタル維持のために受けることを強く推奨します。 受験校を増やしても、受験対策はほぼ増えません。日東駒専やMARCH下位学部は一月が終わるまでに過去問を1年ずつでも解けば大丈夫です。早稲田の対策をしていれば当たり前に解ける問題ばかりだと思います。 受験校増加のデメリットは、試験日程が多くなることです。ですがそれも受験慣れに繋がります。行けば分かりますが初めの方の受験は緊張するものです。何度も受けていくと慣れます。早稲田には慣れた状態で試験に臨んだほうが良いです。 また、これは余談ですが、早稲田慣れというのもあります。早稲田の受験は2月下旬に集中するので、他大学の受験を終えた状態で早稲田受験を迎えることになると思います。その際、受験慣れしたつもりでも、やはり本命の大学、自分が丸一年捧げてきた場所に来ると、他大学とはまた別の緊張に襲われることがあります。人間緊張すると本来の実力を発揮できないことがあります。それは避けたいものです。 今年の早稲田受験日程は教育、商、社学の順に、19日、21日、22日です。もし教育学部で緊張によってペースが崩れてうまくいかなかったとすると、ドミノ倒し的に商、社学と崩れる恐れがあります。 そこで、金銭的余裕があれば文化構想学部も受験すると良いでしょう。文構の試験日は例年早く、今年は12日です。教育学部と1週間離れています。文構で早稲田の緊張に慣れてしまえば、他3学部は安心して受けられます。 また、文構は試験問題が他3学部とは傾向が異なります。よって、時間がなければ、もしくは行きたくなければ、文構対策は不要です。あくまでも早稲田に慣れるために行くと良いと思います。 前回もお話ししましたが、きっとひなさんなら大丈夫です。ぜひ最後まで走り抜けて下さい。 合格を祈っています。
早稲田大学社会科学部 kobayash
41
12
英語
英語カテゴリの画像
なんとなくで解いてしまう
こんにちは😃 現代文を解く上で最も大事なことはその文章が何を言いたいのかということを掴むことだと思います。 特に評論文などは筆者の主張が言葉を変えて、何回も登場してきます。だから、キーワードとなる語や繰り返し出てくる語にはチェックを付けて読んでいました。 また、二項対立で論じられている文章では一方の事柄については普通に線を引いて、もう一方の事柄については波線を引いていました。同じように筆者の中でプラスの事とマイナスの事も後から見て分かるように違うマークを付けて区別していました。共通テスト模試は時間制限も厳しく、丁寧な読解はなかなか厳しいですが、練習の中で主張の言い換えを見つけたり、対立軸を意識する事が大事になってくると思います。あと、当然ですが接続詞や文意を変えたりする表現には気をつけて読みましょう! なので、現代文を解く上で身につける力としては、その文章の言いたいことをできるだけ早く見抜くことです。 なかなか難しいことですが、これに関しては問題演習をして経験値を積むしかないです。実際にペンを持って言葉と言葉をつなげたり、文章にマークや線を引く練習をしていくことが最初の内はベストだと思います。 とにかく、自分の中で筆者の意見や考えが分類できていることが分かり、整理されていれば大丈夫です🙆‍♂️ また、完璧に筆者の言いたいことが分からなくても全然オッケーです。あくまで、問題に正解することがやるべきことで、主張を理解するのはそのための足掛かりですから。 あと、選択肢を消す際に数字や記号のところを消すのではなく、間違っている箇所に印を付けるクセも大切です。一発で答えが出せる設問もありますが、共通テストレベルの問題でもイヤらしい問題が多く、その場合消去法でしか消せない時があり、わずかな違いが大切になってくるからです。 それから、質問者さんがどのような形で現代文を取り組んでるか分かりませんが設問を先に読んで問われることを先に分かっておくことは共通テストの現代文を速く解く秘訣だと思います。選択肢までは見ないですが、共通テスト特有の図表やグラフの問題は先に見ておくと結構すぐに解けることがあります。 最後に、私もいつもできたわけではないですが、自分と文の筆者、そして作問者の3者を問題を解く際に意識してました。なぜこの文章を大学側が出し、ここに傍線部を持ってきているのか、共通テストであれ、個別入試であれ国語という入学試験である以上必ず意味があるはずです。問題を作っている人の意図や大学側の伝えたいメッセージを考えながら俯瞰して読めことができるようになれば現代文に関しては大丈夫です。 現代文の読解は人それぞれなので私の読み方が必ずしも正しいとは限りませんが、是非参考にして下さい! 受けておいた方がいい模試に関しては河合塾の早慶レベル模試や代ゼミの早大入試プレなどです。 やはり冠模試は実際の受験者が多く受けるので、自分の立ち位置を知る上で非常に役に立ちます。 また、質問があればぜひ聞いてください!
慶應義塾大学経済学部 Ryo
29
7
模試
模試カテゴリの画像
本気で東大を目指しています。
こんにちは! 志が高くて素晴らしい!まだ焦る時期じゃないからゆっくりでいいから基礎固めてこ!焦って広く浅くやるよりはじっくり深くやった方がいい! 俺も地方の進学校だったから当たり前だけど高校の勉強は高校入ってから始めたよ!文系だからあれだけど、数学2Bまで終わったのは2年の秋くらい!社会も3年の夏くらい!自分で2年生終わるまでにある程度範囲やっとけば3年生の1年間演習に使えるからいいかもだけど、急ぐ必要は全くない! なんか都心とか中高一貫とかは俺たちより1年も2年も早く高校の範囲やってるけど、それでも浪人する人や東大行けない人もいる。決して地方は環境良くないけど地道にやれば全然受かるし、真面目な人が多い!誘惑も少ないしね笑 今まだ基礎だけで十分!暇があったら少し難しめの問題やるのもいいかも!この問題を入試までに解けるようにすればいい!って思えば楽かも! とりあえず今はわからないところをわからないままにしてないで、ちゃんと解決してみよう!予習、復習も指定されたところをしっかりやるだけで大丈夫! 学校の授業も大切にね!!! 無理せずコツコツ頑張ろう! 東大で待ってるね😊
東京大学文科三類 アーメン太郎
119
10
不安
不安カテゴリの画像
京大の数国の27カ年や黄色系本はやらない方がいいと言われるのですが
私自身、京大文系数学の実力は27か年の赤本で大きく伸びたと感じています。確かに、過去問の中には平均的な京大の受験生では解くことのできない難問が含まれていることもありますが、多くは反復練習によって培われる基礎力を応用することで対応できる良問です。27か年の問題を初めから全問題解くことができる受験生はほとんどいないと思います。やり方としては、ある程度数学の実力がついた時点で解き始め、わからなかった問題、途中まではわかった問題、完答できた問題などに分けて、印をつけて周回する方法がおすすめです。周回するにつれてやる問題を徐々に減らしていけば、効率も上がり実力がついてくると思います。注意すべきは、実力がついていないのにこれを始めてしまうと、挫折してしまい、途中で解き進める手が止まってしまうことです。解き始める目安としては、河合のテキストをある程度解答を見ずに解けるようになる段階だと思います。私も河合塾生だったので、目安はこの程度だと思いますが、人それぞれなので、ご自分の実力に合わせて進めれば良いと思います。ちなみにプラチカで得意分野はスラスラと解けるという状態であれば、その分野は充分だと思います。ただ、その分野だけを進めるのはおすすめしませんが。 古文奪取については、古文の記述の得意不得意に合わせれば良いと思います。私はちょうどこの時期くらいに得点奪取古文を購入したと記憶していますが、結局センター(現共通テスト)前は実力がついておらずあまり進まず、本格的にやったのはセンター後でした。共通テストで古文の実力がつくこともあるので、これについてもある程度古文の実力がついたと思う時点で始めれば良いと思います。私は共通テスト後でも間に合いました。共通テスト後は1ヶ月しかないように見えて、実は1ヶ月もあります。京大の古文の記述問題は、難しいとは言っても、そこまで複雑な問題は出ていないと思われるのて、記述に慣れることももちろん大切ですが、基本的な助動詞の意味や、古文常識を固めるのが1番有効かと思います。 今1番大変な時期かと思いますが、がんばって下さい。
京都大学法学部 りょう
20
5
時間の使い方
時間の使い方カテゴリの画像
一橋に受かるためにはどのように数学を進めていけば良いのか?
こんにちは。 一橋大学経済学部で学んでいる者です。 私は受験生時代は数学を得意としており、入試本番も数学5完しました。 私は高一の頃使っていた本は学校(偏差値60程の自称進学校)から配られたNew Action Legendという問題集くらいでした。 高3からは文系数学の良問プラチカをやっておりましたが、高1の間は基礎的な問題や公式を使いこなす練習をすることに徹した方が良いと思います。 どの問題集がいいかにつきましては、正直人それぞれに合う問題集と合わない問題集があると思います。 説明や解説が多い問題集が好きなのか、ひたすら問題を解きまくる問題集が好きなのか、実際に本屋で手に取ってみたり、ネットのレビューを見たりして決めてください。 あと私の意見ですが、数学の問題集は1つにこだわらず色々な問題集を解くことをオススメします。 数学の問題集なんて、全部サッとやるだけなら1ヶ月で終わりますから、復習をしっかりやったら次の問題集を買ってみてもいいと思います。 一橋の数学は文系最難関と呼ばれるほどに難しいですが、やはり基礎となる公式や解法を組み合わせて解いていかなければいけません。 高1のうちは、変に難しい問題に挑戦するのではなく目先の公式や解法をマスターしてください。
一橋大学経済学部 ナッパ様
0
0
文系数学
文系数学カテゴリの画像
一橋を受けたいと思うのですが
まず、3月が終わるまでに、初めから始める数学をやって、その後元気が出る数学の一式を終えてしまうことをお勧めします。 この参考書には中学内容のおさらいも含まれているため、質問者さんにはぴったりかと。 おそらく一式を終えるので精一杯になってしまうかと思いますが、もし終わって時間があれば合格!数学シリーズですね。この3種類が一連の流れという感じなので! しかし、3月中に合格!数学シリーズにいけなくても大丈夫です。(もちろんいけたら嬉しいんですけどね) おそらく浪人となると、予備校に通うと思うので、予備校のテキストを完璧にしてください。本当にできるようになるまでおそらくものすごい回数やらなきゃいけないテキストも出てきてしまうかと思いますが、挫けずに頑張ってください、! その段階で、分からないものとかが出てきた時、類題を解きたい時などに元気が出る数学シリーズ、合格!数学シリーズで復習や演習を行うといいかと思います。 理科についてですけど、おそらくもともと世界史がそれだけできるということは、覚えるのが得意ですよね…?それなら生物基礎、地学基礎(もしくは化学基礎)をお勧めします。これは予備校に行くまで何もしなくて大丈夫です。簡単なので。 もちろん、予備校が始まったらあまり参考書に手をつける時間はないですし、変に手をつけてどちらも中途半端になってしまうといけないので、あくまで予備校のテキストを主軸として考えてくださいね。 リスニングは…速単とかを使ってシャドイングするのがいいかと思います。あとおすすめはTEDっていう海外の演説の動画です。日本語バージョンという感じで、下に日本語のテロップがついているものがあるのでそれを聞きながら訳すことに補助付きで慣れていく練習をするといいのかなと。 また、センターが近づいてきたら、センターのリスニングのアプリが売ってますし、それを使って練習するといいと思います。 予備校に行くことを前提に話を進めてしまいましたが、、参考になれば幸いです。
京都大学教育学部 はやしん
48
3
浪人
浪人カテゴリの画像
もう何をしたらいいかも分からないです
こんにちは!一週間遅れの解答でもっと病んでるかもしれないけど、息抜き程度に読んでね。まずはじめに、過去問で一喜一憂するのだけは絶対にやめよう。もちろん悔しくなって、めちゃくちゃ病んでしまうのは正直わかる!でも1年間、誘惑を断ちきって血の滲むような努力を重ねてきたのに、目標の途中で立ち止まってしまうのはあまりにももったいない。ひなさんは間違いなく努力しているけど、結果が目に見えなくなることだって絶対にあるから、戦い続けよう! 日本史と国語が得意なのはとてもいいことだと思うし、ひなさんの大きな武器なのは間違いない。英語も過去問の点数を見るに自分がおもっているほどできない訳ではないと思う。自分は英語が大の苦手だっていう思い込みが、ひなさん自身の努力や自信を否定しているような気がする。タイムリミットが迫っていることは自覚していると思うから、過去問にウェイトをおいてやっていくといいと思う。自分が出来なかった長文は何度でも解いて、答案が暗記できてしまうくらいまでやり込むべき。実際自分もそのくらいまでやりこんで、段々自信がついてきた。1文をしゃぶりつくすくらいまでやれば、いつの間にか頭のぐちゃぐちゃとおさらばできるはず。とにかく嘘の自信でもいいから、頭がぐちゃぐちゃにならない状態を取り戻そう。早稲田の教育と商は5割いくかいかないかくらいを現時点でとれているのなら間違いなく遅れはとってない。でも、教育も商も英語の難化が顕著で、最新の過去問を解くときはメンタルがやられないようにしてほしい。中央と明治は6割台にのっているのは素晴らしいから、何度も言うけど自分がやってきたことを信じよう。国語と日本史が得意なら英語は7割乗ればメンタル安定なんか関係なく確実に受かる。最後に、ひなさんは今までの努力がプレッシャーに変わるタイプの子だと思う。でもその誘惑を断ち切った努力の1年を信じてあげてもいいと思う。焦りと恐怖で勉強が手につかないかもしれないけど、この一年で大きく人生が変わる。頑張れ!
早稲田大学法学部 さむらい
12
7
英語
英語カテゴリの画像
高3になるまでにやるべきこと
こんにちは! ここでは ⭐️① おすすめの教科の比率 ⭐️② 高3までに日本史の通史どこまで進めるか ⭐️ ③ 高3の5月の模試の偏差値の目安 ⭐️① まず科目の配分についてですが私立文系の3教科の中で英語が一番大切なのは言うまでもないと思います。 早稲田大学のだいたいの学部(教育と人間科学部の2つは3教科同じ配点)では英語の配点がもっとも高いです。 慶應大学でも文系学部では全て英語の配点が最も高いためやはり私立文系の中では英語が最も重要です。 その中で具体的な教科の比率ですが自分は 英語4.5現代文1古文漢文1.5選択科目3(自分は日本史でした。) ではなぜこのような配分にしてたかというと英語がまず最もやることが多く受験生が早慶レベルまで届かない人が多いです。そのため英語に全体の半分弱くらいの労力をかけていました。また国語は暗記とかではあまりないので当日の運も必要だなと思っていました。また、選択科目は自分は日本史でしたがこれはとにかくやればやるだけ点数が上がるので非常に大切だと思います。 ⭐️② 通史は高3の8月(もちろん早ければ早いだけいい)までにある程度終わらせることが大切です!ですので高3になるまでに明治時代に入る手前くらいまで終わらせればいいのかなと思います!!基本用語をまずは押さえていきましょう!! ⭐️③ まず偏差値何までいけば受かるとか言うことは言えないので自分の話になってしまうのですが自分はおそらく東進の6月の模試で偏差値は60くらいはあったと思います。高2の夏くらいは偏差値は50も無かったですがそこからはかなりどの教科も上がっていました。(ただ国語に関してはかなり模試によってばらつきがあり、最後まで安定しなかったです。) 具体的な各教科ごとの偏差値ですが自分は英語60国語55日本史65みたいな感じだったと思います。 ただ、ここまで偏差値について話してきましたがぶっちゃけあまり気にする必要はないです。その理由は早慶やMARCHの私大を受ける方には共通テストの模試や記述模試というのはあくまで目安にしかならなくて、結局最後に志望校の合格点が取れるかどうかにかかっています。ここを必ず肝に銘じて欲しいなと思います。どんな偏差値でも大切なのは最後に過去問に太刀打ちできるかどうかにかかっています。 では模試を受ける意義ですが自分の立ち位置が少しわかるとともに1番大切なのは弱点を発見するということです。今古文ができてないとか、日本史、世界史のこの時代が弱いなとかそういうのをわからせてくれるのが模試の役割だと思っています。模試を受けてやる気をなくしたり、ネガティブになるのではなく、弱点を発見したと思ってポジティブに考えて欲しいなと思います。 長くなりましたがゴール(志望校の過去問を解けるようになる)というのを決して見失わずに頑張ってください!! 参考になれば幸いです!!また、いつでも何か聞きたければこちらのコメントでお答えするのでお気軽にどうぞ!(答えられる範囲で答えます!) また、UniLink パートナーのオンライン受験相談も実施しています!興味がある方はメッセージよろしくお願いします!!!
早稲田大学商学部 TR_
61
15
時間の使い方
時間の使い方カテゴリの画像
今すべきことが分からない
理一ですが参考になれば幸いです。 2個目の空行の下は東大以外の入試戦略としてもある程度当てになると思います。 まず貴女の相談内容について少し補足します。 現時点で偏差値が64あり、これから一年十分な準備をすれば間に合うと思いますが、一方で進研模試はそのテストの問題難易度の点で、東大入試に関しては進研模試の偏差値60以上はほぼ当てになりません。というのも、進研模試の問題は東大入試に比べると簡単すぎるからです。簡単な問題を数解くのが得意で進研では点数取れてる、みたいな場合も多いですから、難問で測る模試を受けましょう。 したがって、駿台模試を受けることをお勧めします。 さらには、高三になられるのであれば河合、駿台の東大実戦模試もなるべく受けてください。勉強してない範囲はわからなくて当然ですから、全部一通り終わる、10月ごろまでは判定は低くても大丈夫です。というか実戦は判定出ないものです。僕も10月でCとかBです。なんなら8月Eがありました。 また、わからないところがたくさんあってもいいのでなるべく早く東大の過去問をやってみてください。ちゃんと丁寧に見直し、理解すれば20年もやる前に普通に受かるレベルになりますし、全部やってしまってももう一回初めからやればいいです。相当記憶力特化じゃない限りそれで出来たら合格できるということなので。 さて、長くなりましたがこの前提を基に1年の戦略を述べます。 1.模試と過去問で分野ごとの点数を厳密に出します。 2.過去問の合格点を調べ、“各分野で”何点取れば合格するかを概算します。(=最低目標ラインの設定) 3.1と2を比べてその差で各分野の出来を評価してください。 4.各分野で解答見た上での問題の難易度=優先度を考え、加えてどの問題をとれば足りたのかを調べてください。 5.4で出た問題が、まず貴女が勉強するべき分野です。 6.3で思ったより差の小さいものがあったら、その分野での目標ラインを上げます。 これを10月あたりまでは過去問ごとに繰り返しましょう。 それ以降はひたすら演習、やり直ししましょう。 演習問題としては実戦模試の過去問の過去問なども含めると無数にあります。もしそれが手に入るなら積極的に使いましょう。 阪大や一橋、京大など他の難関大の過去問も、それを大問ごとに分けて、空いた時間に暇つぶしに解くようにしましょう。東大に縛られる必要はないです。 以上が、僕と僕の周りの東大生がある程度効果を実感した方法です。 東大入試は、共テみたいに9割取らないといけないわけじゃないです。二次は高々250点あればほぼ確実に受かります。取らないといけないところを確実に取る力をつけましょう。逆に言うと、取れないような問題に突っ込まないような勘も鍛えましょう。 学部は違いますが貴女が後輩になる日を楽しみにしています。頑張ってください。
東京大学理科一類 さしみポン酢
11
1
不安
不安カテゴリの画像