年代整序問題の対策について
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
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あべしゅんこさんの日本史勉強法を軸に勉強を進めているのですが、年代整序問題が中々解けるようになりません。共テの問題でも毎回年代整序で間違えてしまっています。どう言った勉強法が効果的なのでしょうか?
勉強法、もしくは参考書等を教えて頂けるとありがたいです。
回答
ろきん
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
全ての年号を暗記するわけにはいきませんもんね。しかし、並べ替え問題は歴史科目の中でも、本当に正しい流れを把握しているかを確認できるので、出題側としても受験生の実力を測りやすいところです。しっかり正解できるようにしておきたいですね。
対策ですが、年代並び替え専用の対策というのはないと思います。しっかり出来事の原因、結果、その後の展開を把握していれば解ける問題です。おそらく、まだ人名、出来事、作品名の暗記にとどまり、おおまかな時代把握しかできていないため、なかなか解けないのだと思います。ある程度用語の暗記ができたらしっかり周辺知識を入れて、点と点の暗記を繋げていきましょう。具体的には、自分で一度ノートにまとめ直すことをお勧めします。基本的に並べ替え問題は、①同じ時期の出来事の経過を並べ替える、②時代は離れているがジャンルが同じ、この二つだと思います。そこでまとめるときには、平安初期、とか江戸時代やと将軍毎とかで、主な出来事を時代順に並べてみたり。ジャンル毎、例えば○○史や○○集などの編纂事業、平将門や保元の乱などの戦乱ジャンルで並べてみたり。のような感じで、近い時代、近いジャンルを自分で一度整理すると定着すると思います。
また、1500や1800のような区切りの良い年号に近い出来事を暗記するのもいいと思います。もちろん、そんなにぴったりの年号は1600年関ヶ原ぐらいしかないのでなるべく近い年号を覚えます。
701 大宝律令とか、1016藤原道長の摂政とか、1902年日英同盟、みたいなところです。こういう区切りのいいポイントを覚えておくと、並べ替えの時に、道長よりは前やから…、日英同盟はもっと先やから…みたいな感じでその年号を覚えてなくても、手掛かりになることがよくあります。参考までに。
あと、具体的な参考書ですが、どの参考書でも基本的には変わりないと思います。しっかり1冊を読み込んで極めましょう。ただ並べ替えに関しては、山川のような教科書タイプを読み込むことをお勧めします。文章で書かれているので、流れが理解しやすいです。どちらにせよ、用語集、参考書、教科書をよく読み込んで、時々、ノートに整理する。これが最も良い勉強方法だと思います。
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