問題集と過去問の優先度
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
Ten
早稲田の文化構想を志望しているのですが、英語は6-7割、国語は7-8割で安定して来たのに日本史だけずっと4-5割で、本格的に焦ってます。
知識自体の不足はそこまで感じていません。たまに知らない用語が出てくることもありますが、ほとんどは答えを見れば「あー、あったあった」ってなります。ただ如何せんほぼ9月からようやく日本史に手を付け出したっていう影響もあって、定着が全く出来ていません。
教科書の内容理解もし切れていないような気がするし、年代配列問題も凄く苦手(最近になってようやく年表を読むということを覚えました。)、正誤問題なんて解けたもんじゃありません。(こちらも同様、最近になって一問一答を答え▶文章で覚える という勉強法を知りました)
そこでお聞きしたいのですが、教科書の周回、一問一答の周回は当然続けて行くとして、ここからは定着を深める目的も込めて問題演習を増やしていきたいと思っているのですが、この場合過去問と実力をつける日本史100題のような問題集、どちらを優先するべきでしょうか。
現在はあべしゅんこさんの勉強法に基づいた教科書をメインに勉強しており、休憩時間に一問一答をぱらぱらと回しています。文化構想の過去問はテーマ史で出題されるのもあって、通史定着を優先したい今は100題に赤ペンで周辺知識含め直線書き込み+赤シートで隠して暗記という勉強法を取っています。
12月中にしっかりこの3冊を固めて、1月から本格的に過去問に入るというのが結局一番良いのでしょうか?
回答
憂一乗
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは。
僕の高校の友人に早稲田の文化構想に現役で受かった人間がいますが、彼も同じように日本史だけ点数が伸びきらない様子でした。
そこで僕が見ていた彼の勉強法(傍から見ていただけですが)を踏まえてTenさんの現状にどのような勉強が必要かをアドバイスさせていただきますね。
テーマ史は独特で対策も難しいですよね。件の彼は山川の教科書の年表にひたすら書き込みをしていたのを覚えていますが、恐らく蓄えてきた知識を年表の形の中で整理しようとしていたのだと思います。Tenさんも知識量は十分にあるようですので、仰るように書き込みを続けていただくのがいいかと思います。
また、赤ペンで隠すのももちろんいいですが、彼は年表を何枚もコピーして定期的に新しいものを作っていました。何度も書いた部分は復習になりますし、新たに蓄えた知識も今までの知識体系の中にくみこめるので非常に有用だと思います。志望校は違いましたが僕も真似していました。
過去問についてですが、僕の所感として過去問をひたすらやるべき科目と知識の整理を重視すべき科目の2種類があると思っています。
具体的には難解で問題の形にも癖がある国語、英語はひたすらに過去問を回すべき科目で、特徴が出題内容に現れる社会系科目が知識の涵養と整理を要する科目だと思います。
その為12月は現在やられている勉強を続けられるのをおすすめします。一方過去問演習も本格化するのが遅いと手遅れになりかねませんので、1月より遅れることはないように注意してください。
応援しています。頑張ってください!
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