東工大化学の赤本の使い方
クリップ(5) コメント(2)
12/15 5:01
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東工大志望
高3 千葉県 東京工業大学工学院(65)志望
東工大志望の高3で塾に行っていないので赤本で勉強をしていて、化学が1番苦手です。
最近の10年くらいを繰り返し解くか、多くの年に触れるか、東工大模試を買って近年に似た形式の問題を昔の年より優先して解くか悩んでいます。
また、ネットで化学は2009〜2013年が難しかったと見たのですが、この年を避けるなど何か意識するべきですか?
アドバイスよろしくお願いします。
回答
はる
東京工業大学情報理工学院
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勉強お疲れ様です。
東工大情理1年の者です。
東工大化学の勉強法についてのご相談ですね。
まず最初に、ネットの情報はあらかた正しいです。
2013年以前の東工大化学は、べらぼうに難しい上に、問題数も今(15問)と異なり、9問だったり10問だったりします。
参考として、2013年以前と以降の過去問の、私の得点を比べると、2013年以前の方が2割ほど低かったです。
どういった点で難しいかご説明します。
まず、模範解答通りの解き方をしないと計算量がべらぼうに多くなる点です。
それ、化学の知識ではなく数学力なのでは?みたいな技術を要求されることもしばしばあります。
次に、構造推定等、有機の問題がとてつもなく難解な点です。
1問解いてみれば分かりますが、今の日本のどこの大学の化学にも似ていない、なんとも言葉では言い表しづらい気持ち悪さがあります。説明が抽象的になってしまい申し訳ありません。
とにかく、上記の説明からわかる通り、2013以前の東工大化学は、かなり時間に余裕がある人でない限りやるべきでは無い代物です。私は余裕もなかったくせに、何かの間違いでやってしまったのですけども…。
2014年以降は、問題形式がある程度一貫していて、難易度もあまり変わらないので、時間の許す限り全てに挑戦するのが吉だと思います。
さて、最後に、お節介かもしれませんが、勉強法について少しアドバイスを差し上げます。
過去問は、自分の能力をあげるための道具ではありません。形式に慣れて、本番の緊張感を感じるための道具です。
ですので、過去問を何周もするのではなく、一度解いてみて、自分に足りないと思った知識を他の網羅系の参考書で補填する方が効率よく成績が上がります。参考書で知識を補填した後、もう一度過去問の解けなかった問題に挑戦するのは良いと思います。
というわけで、過去問は何周もするのではなく、多くても2周に抑えた方がいいかと思います。
受験まであと少し。頑張ってください。応援しています。待っていますよ。
はる
東京工業大学情報理工学院
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東工大同日模試偏差値40から、合格最低点+80点で逆転合格。数英物化についてはお任せください。 共通テストに関しても、8割5分程度は取っているので、是非ともご相談ください。
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コメント(2)
東工大志望
12/19 4:49
情報とアドバイスありがとうございます!
近年の過去問で間違えたところを確認する解き方をしようと決められました。
はる
12/19 5:37
頑張ってください!