復習のやり方や頻度
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
Aki
こんにちわ。
復習のやり方について質問なのですが、今まで色々な復習の仕方を試したのですが結局何がいいのか分かりません。
今までやったのだと
・5日進んで2日復習(それぞれ次の日にざっと復習はしてる)
・翌日、1週間後、その2週間後、さらに1ヶ月後
等を試してみました。前者はあまり身についてる実感がなく、後者は管理が大変だったり単純に復習の量がどんどん多くなっていき1回1回の復習が雑になります。
皆さんはどのような形で復習していましたか??
文系科目と理系科目分けてくれるとありがたいです
回答
きさらぎ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
立場上文型科目で述べます。まず、全体像をつかむことを意識しましょう。教科書や参考書でいうところの各目次とそのおおよそのつながりや関係を把握していることです。これは、ゴール(敵・目的)を概観することを意味し、精神の面でも以降の演習作業にとっても有効です。
例えば、英単語帳や文法書といったものは、まず最初にざっと目を通してしまいます。このとき、
同じ単語や分野、ページに決して大きく時間をかけないでださい。あくまで理解することのみを
重視し、誤解を恐れずして言うと読書に近い感覚でざっと一通り目を通します。これを以て、
「生まれてこのかた一度もこんな文法事項(単語)をこの本でみたことがない」という状況がなくなりますよね。これは非常に大切です。勿論一つ一つのことが頭に記憶されてるわけではありませんが、潜在的に一度見たことで脳に無意識化に情報が格納されていることもあり得ます。よって、
ざっと目をとおした後は、ひたすら演習(赤シートで隠すなどして「思い出す(思い出せずプチ悔しい思いをする)経験」を積みます。ザっと目を通すのは、できるだけ早い段階で終わらせて、
後の演習・アウトプット(←これがまさい復習といえるかもしれません)をひたすらに繰り返すので
す。ですから、文型科目(暗記科目)がほとんど復習だけでなることが分かるかと思います。この
感覚(アウトプット中心)を心掛けてほしいです。アウトプット(演習)しながらインプットする
イメージです。苦しいのは重々承知ですが、「思い出す」という精神的負荷を何回負ったか、要は、
たとえばその単語を何回にしたかが肝要です。ぜひ赤シートなど使って「思い出す」ことを反復して
ください。
特に、質問者さんは、浪人していることもあり、おそらく一通り何となくはそれぞれの科目・
分野について概観したはずです。もし概観のイメージがつかめていなくても、手元の教科書で、
やったやった、という具合にザーッと各教科書、短時間で一周できるかと思います。そのうえで、
早く復習(演習といえる)プロセスに移行して、これのみを繰り返し、どうしても理解できないとき
に初めてインプット(教科書・参考書にもどる)という感覚が理想です。
ですから、何日インプットして(進んで)、何日復習、とするよりも、インプットをざっと
高速で終わらせて、ずっと復習(たまにインプットに戻る)の方法を試す価値は多いにあるかと。
文型科目について語りましたが、理系科目にも通底するところがあると自負します。ぜひ
一意見として試してみて下さい。
寒いですので、体調に十分留意して、最後走り切ってください。心より応援しています。
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