質量パーセント濃度が簡単にわかる方法
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8/16 22:42
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トキ。
中学 沖縄県 九州大学経済学部(58)志望
質量パーセント濃度が30%の砂糖水と、15%の砂糖水を混ぜると、何%の砂糖水ができるのかを教えてください。
回答
たけなわ
北海道大学法学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
質量パーセント濃度30%の砂糖水(砂糖水A)と15%の砂糖水(砂糖水B)がそれぞれ何gずつあるのかによって、混ぜ合わせた砂糖水(砂糖水C)の質量パーセント濃度も変わってきますが、考え方は変わらないので、ここではどちらも100gだと仮定することにします。質量パーセント濃度(%)とは、溶質の質量(g)を溶液の質量(g)で割った値に100をかけたものです。つまり、砂糖水Aの質量が100gで、質量パーセント濃度が30%ということは、溶質である砂糖の質量は30gです。砂糖水Bも同様に考えて、溶質である砂糖の質量は15gです。これらを混ぜ合わせた砂糖水Cは、溶液全体の質量が、100g(砂糖水Aの質量)と100g(砂糖水Bの質量)の和、すなわち200gであり、そこに含まれる溶質の質量が、30g(砂糖水Aの溶質の質量)と15g(砂糖水Bの溶質の質量)の和、すなわち45gである水溶液となります。したがって、砂糖水Cの質量パーセント濃度(%)は、45g(溶質の質量)を200g(溶液の質量)で割った値に100をかけたもの、すなわち22.5%となります。砂糖水Aと砂糖水Bをそれぞれ何gずつ混ぜるにせよ、以上のように、溶液の質量と溶質の質量に分けて考えれば、混ぜ合わせた溶液の質量パーセント濃度も簡単にわかるようになると思います。
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