世界史論述
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小松菜
慶應経済第1 早慶志望の浪人生です。
現在、山川出版社の詳説 世界史論述問題集を解いているのですが、教科書等を見なければ解けない上、一問解いて◯つけするまでに15分かかっています。
今はこのまま勉強するのが良いのでしょうか。それとも、何か良い論述の勉強方があれば教えていただきたいです。
回答
だいくん
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まず、世界史論述と一口に言っても、東大や一橋の論述と早稲田慶應の論述はかなり違いがあります。
東大や一橋の論述は400や600字に渡る大型の論述であることに加え、問われる内容も暗記一辺倒では太刀打ちできないかなり深いものとなってきます。(例えば、「イベリア半島におけるキリスト教徒とイスラーム教徒の戦いの歴史をまとめよ」「泉州(ザイトン)が栄えた理由を述べよ」等)
一方、早慶の場合は文字数が少ない上に、世界史上の出来事の流れが追えているかと言ったような浅い内容がおおいです。勿論慶應経済もその例外ではありません。
とにかくまず、世界史(慶應経済ならば、1500年以降ですね)の教科書レベルの内容を完璧に頭に入れましょう。「出来事の原因理由の追求」と「用語の意味を押さえること」の2つには少なくともこだわるべきですね。
例えば「アンシャンレジームとはなんですか」「どうして冷戦が起きたのですか」と言われて答えられないようでは、論述云々の前に勉強不足ということになってしまうわけです。
厳しいことを言うようですが、論述問題集をやるにはまだ早いということです。知識量が足りてないんです。
逆に、知識量が足りてくれば早稲田慶應の論述問題は誰でも容易にさばけるようになります。
私が思うにおそらく、質問者様はまだ知識量不足なのだろうと思われます。
もう一つ、慶應経済では実は類似した問題が数年おきに度々出題されます。つまり、早い話が論述対策の問題集をやるよりも、20年分くらいの慶應経済の過去問をやったほうが確実に点数は取れるようになります。
例えば「ベルリン=コンゴ会議で決まったことは何か?」「ウィーン会議で決まったことは何か」等は過去問を解くとなんども目にすることになると思われます。
私も、慶應経済本番では過去問で見たことのある論述問題に沢山当たりました。
慶應経済の過去問研究は本当に有効です。
世界史は量が膨大で、近代以降は構造も複雑化するため、選択科目としてはかなり重たいものとなっていますが、努力次第でどこまでも点数を伸ばせます。
頑張ってください!
コメント(1)
小松菜
ありがとうございます!まずは知識を完璧にします!