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京都大学二次試験対策英語、勉強の仕方は?

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6/23 8:40
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

liyin

高2 福岡県 京都大学法学部(68)志望

現在、高2です。先日の全国統一高校生テスト全学年統一部門を受けて、高3の中で、英語の偏差値64(リーディング62、リスニング64.3)でした。東進の先生から、「英語は、二次試験の勉強に入っていい」と言われたのですが、二次試験対策の勉強の進め方が分かりません。本屋さんに行って、参考書をいろいろと見てみたのですが、多すぎて、どの参考書がいいのか、分かりませんでした。どなたか、教えて下さいm(_ _)m

回答

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たけなわ

北海道大学法学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
①参考書の選び方は、人それぞれ様々に着目するところはあるでしょうが、私は、参考書を選ぶにあたっては、ぜひともそれをやる目的を意識して選んでほしいと思います。よく「参考書ルート」などといって、「この大学に合格するためには、A、B、Cという参考書をA→B→Cという順でやればよい」というような情報がわんさかありますが、こういった情報を鵜呑みにするのは非常に危険です。本人の性格や現時点での実力によって参考書のレベルや合う/合わないは変わりますし、また何を学びたいのか、何の知識や技術を得たいのかといった目的によってもやるべきものは変わってきます。なので、参考書のルートというのは本来、十人十色であってしかるべきなのです。あなたも、今何を学ぶべきか、あるいは何を学びたいのかといった目的を意識して参考書を選んでほしいと思います。 ②しかし、その目的をもつことができないということがしばしば起こります。あなたのように、「本屋さんに行って、参考書をいろいろと見てみたのですが、多すぎて、どの参考書がいいのか、分かりませんでした」ということが起こってしまう原因の一つがこれです。先ほど書いたように、本来どの参考書を選ぶかは、本人が「やりたい」と思えるものがどれかや、何を学びたいのかによって決めるものですから、参考書があふれかえっている現在とはいえ、いくつか選択肢を絞って迷うことに時間はかかっても、はなから選択肢すら絞ることができないなんてことはあまりないはずなのですがね。
③では、その目的をもつにはどうしたらよいのか。当たり前ですが、目的というものは何もないところから急にポンと出てくるものではありません。やはり、自分で何らかのアクションを起こさなければ、自分が今何を学ぶべきかといった目的はわかりません。そのアクションとは何か、それは、これまでの模試結果や問題演習を材料とした自己分析です。自分がこれまでどの分野、どういった問題で点を落としてきたのかということを分析し、自分に欠けているものは何なのかを自分自身で把握することが必要です。別に模試でなくても(高2ということで、あまりたくさん模試を受けてはいないと思いますので)、問題を解く際の肌感覚など、本人にしかわからない要素も重要です。「ここはなんとなく苦手でな」「ここをもうちょっとやりたいな」くらいの大まかな感覚でもよいので、まずは自分に欠けている部分や自分の伸ばしたい部分を見つけることから始めましょう。この自己分析の精度を上げるために、模試などでは、実際に問題を解き進めていく中でペンが止まった場所や「ん?」と思った場所があれば、そこが自分のわかっていないところなので、そこに印をつけるなどしておきましょう。他には、志望校の過去問を一度解いてみるのも、求められるレベルがどの程度なのかがわかって、二次試験対策の見通しが立てやすくなると思います。
④この自己分析の結果によって、「ここは参考書がなくても学校指定の問題集とか授業で十分かな」というところもあると思いますが、それはそれで無理に参考書を使う必要はありません。参考書が必要だと自分で思った内容についてだけ、参考書を使えばいいと思います。なので、参考書の必要性を感じた分野があれば、さっそく参考書選びに移りましょう。その際、定評があるということは非常に便利な目安になります。①で注意書きをしましたが、あれは「鵜呑みにするのは危険である」ということをいっただけで、別にその情報を参考にすることはとても良いことだと思います。一番は、実際に書店で中身をこの目で見てみて、目的に合うものであるか、目的を満たせるものかどうかを確かめることだと思いますが。そんなこんなで参考書を選んだら、ひとまず次の模試までにできないところを一つでもできるようにすることを目標に計画を立て、あとはそれを進めていきましょう。 ⑤参考までに、だいたい英語の分野で言うと、「単語」、「文法」、「解釈」、「長文問題」といった感じに大きく分けられると思うので、「〇〇大学 英語 単語帳 おすすめ」みたいに検索すれば参考書の定評に関する情報はたくさん出てくると思います。例えば、「基本的な単語は頭に入っているけど、もっと上のレベルの単語をやりたい」といった目的があれば、さらにこれに検索条件を追加すると良いと思います。 ⑥まとめると、二次試験対策の勉強の進め方として、⑴模試や問題演習(過去問含む)による自己分析、⑵参考書が必要な分野については参考書を選んで学習計画を立てる、⑶⑴で見つけた「自分のできないところ」をできるようにすることを意識して(参考書を使うなどして)勉強する、というサイクルを、新たに模試を受けるまでの期間を目安に繰り返しましょう。学習計画の立て方については、たくさんの方が有益な情報を過去の解答記録に残してくださっているので、それらを参照してください。
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たけなわ

北海道大学法学部

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コメント(2)

liyin
6/23 11:23
詳しくありがとうございます!
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たけなわ
6/24 6:17
京大は問題の難易度に加えてライバルのレベルの高さも攻略を難しくしている要因ですから、あなたも彼らに負けじと頑張ってください。

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高2、模試の判定に不安
仰る通り、英語を重点的にやるべきかと思います。 別の解答の焼き直しですが、英語と国語について書いていきます。 英語: まずは基本を固めることです。基本を固めるのにおすすめの教材は以下の通りです。 ・ターゲット1900やシステム英単語等の基礎単語帳① ・英熟語帳(お勧めはフォーミュラ1000)① ・今井の英文法教室上下巻(東進ブックス)② ・全解説英語標準問題1100(緑色をした桐原書店の英文法演習用の本)② ・英文解釈基礎100③ ・東進レベル別長文③ ④ ※参考書の意図 →英語力は①語彙力②文法力③構文把握力④長文慣れの4つで構成されると考えています。なので、それぞれの基礎を抑える参考書を書きました。 ・進め方 まずは基礎単語と英熟語を覚えましょう。 ↓ 英文法を一通りやりましょう ↓ ・①1100で英文法の復習 ・②英文解釈基礎100の最初にある品詞について書いてあるページを読んで理解しましょう。そして、100個ある内の5個くらいを進めたら東進のレベル別長文をやりましょう。 この時、ただ問題を解くだけでなく長文にSVOCを振りながらやりましょう。東進のレベル別長文は全文にSVOCが付いてます。(基礎100でsvocの振り方を学んでから実践するという形です。) ①②を同時並行で進めてください。 ↓ 解釈基礎100の残りを進めましょう。 現代文: ・入試現代文のアクセス基本編② ・生きる漢字・語彙力① ・Z会の現代文キーワード読解① ※意図 →現代文は①語彙力と②論理的に読む力が重要です。 進め方は全て同時並行でいいと思います。 古文: ・古典文法基礎ドリル(河合塾のオレンジのやつ)① ・古文上達基礎45③ ・ゴロゴの古文単語帳② ※意図 →古文は①文法②語彙力③文章慣れの3つです。 進め方は、 基礎ドリル・古文単語ゴロゴ ↓ 古文上達基礎45 といった流れになります。 私も高2の終わり段階では、早稲田とは程遠い成績でしたし、同級生にもキツくないか?と言われたことあります。ですが、今こうして大学生活を送れているので大丈夫です。頑張りましょう!
早稲田大学商学部 やかやかさん
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模試
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自分に合った参考書の決め方
まず、過去に受けた全統模試の分析(それぞれの得点率や、根拠を持って答えられたかなど)をして、リスニング、長文読解、ライティング、文法知識、単語力のどれが不足しているのかを明確にします。次に不足している部分に特化した参考書を書店やネットなどで購入し、やり込むことで、苦手分野を埋めていきます。 実際に私は受験生時代、イディオムの問題の正答率が芳しくなかったため、『解体英熟語』(Z会)を購入してやり込みました。その結果私はイディオムの知識量が格段に増え、慶應義塾大学法学部の入試問題の得点率も上げることができました。 〜オススメ参考書と勉強法〜 リスニング →英検準1〜2級の教材、YouTube の英語チャンネルなどでシャドーイング 長文読解 →『やっておきたい長文300』、『やっておきたい長文500』(解く→復習を繰り返す) 文法 →『総合英語Evergreen』、『Next Stage』、『Scramble』 などの網羅系のうち、どれか一冊を完璧にする。 ライティング →英検準1〜2級の教材、『英作文ハイパートレーニング』、『基礎英作文精講』などから一冊を選び、記載されている表現を参考にしながら、『書く→添削を受ける』を繰り返す。(添削してくれる人がいない場合はネット上の添削サービスやchat gptなどで代用できます。実際に私も英作文の添削はchat gptを利用していました。) また、志望校の過去問の傾向を把握することも重要です。直前になって手遅れにならないよう、高2のうちに一度過去問を解き、時間をかけて研究することを勧めます。(この時点での点数は全く気にしなくて良いです。)そして苦手単元が出題される場合は早急に先程紹介した参考書などで対策をします。また、得意な単元であれば、新たに参考書を購入せず、現時点での学習方法を継続すれば十分です。 高3の夏頃からは志望校に特化した参考書を購入し、解き始めると良いです。ただし、このような参考書は基礎が固まっていない段階で取り組むと難しすぎて逆効果になるため、注意が必要です。 〜オススメ参考書〜 慶應 →『世界一わかりやすい慶應の英語』 早稲田 →『世界一わかりやすい早稲田の英語』 このように、現時点での単元ごとの得点率と志望校の出題傾向を考慮した上で使用する参考書を決めることが重要です。また、志望校合格というゴールから逆算してどの参考書をいつまでに終わらせるのかを考えることも大切です。
早稲田大学政治経済学部 three
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英語
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英語耳について
こんにちは。質問ありがとうございます。 リスニング学習のために英語耳の参考書を用いることが適切であるかどうかは、あなたの現在のリスニング能力によって異なります。 まず、あたさんは実際に入試で解く問題(共通テスト・2次試験など)の過去問を解いたことがありますか?実際に受ける入試を基準にして勉強法を考えることは受験においてとても大切なことです。この時期に十分に解けるほど力が身に付いていないのは当たり前のことですから、そこは気にせず、自分の位置を把握するために解いてみるべきだと思います。そして、そこであと1年何をすべきなのか分析しましょう。 リスニングで分析する際の指標を大きく分けて挙げると ・スクリプトを見れば内容を理解できるが、リスニングだとわからない ・スクリプトを見ても内容が理解できない ・リスニングでも内容を理解できるが、問題が解けない の3つです。 それぞれについて詳しく解説します。 1つ目については、それが単語・フレーズが聞き取れないことによるものなのか、全体的に英語が聞き取れないことによるものなのか判断する必要があります。前者の場合には、今まで用いた単語帳等を用いて発音練習をしておくことをおすすめします。また、聞き取れなかった単語があってもそこで立ち止まらず内容把握を優先するというスキルもリスニング問題を解いていく中で身につけておくと良いです。後者の場合には、あたさんが実際に使っている英語耳の参考書が有効であると思います。ただし、リスニングのスピードに内容理解が追いつかないという場合であれば、英語を英語のまま早く読むというリーディングの訓練も合わせてしておいた方が良いです。その場合は、最初は慣れないでしょうから、今まで使ったことのある参考書・教科書の文章を用いて練習すると良いかもしれません。 2つ目については、言わずもがなですがリーディングの練習をすべきです。単語・文法等を見直した上で、定期的に英語に触れるようにしましょう。 3つ目については、耳は実際の試験のレベルに追いついていますから、英語耳の参考書は必要ないと思われます。どういうところに着目して問題を解けば良いのか、わかっていない状態です。この場合にはリスニング問題の参考書を一冊買って、そのような点を学んでから過去問に取り組むと良いと思います。私は共通テスト対策に旺文社の実践対策問題集、国立2次試験対策にキムタツの東大リスニングシリーズを用いていました。 いかがでしたでしょうか。 長くなってしまいましたが、少しでも力になれば幸いです。 受験勉強頑張ってください!
早稲田大学政治経済学部 ふるかわ
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英語
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英語の勉強方法
京都大学に通う一回生です。京大模試で英語は偏差値65くらいでした。ぜひ参考にして偏差値上げちゃってください! まず、高校二年生なら間に合います、これを伝えたいです。僕も高校二年生のときは英語が苦手で模試で偏差値50後半とかでした。 単語帳は僕は鉄壁を使っていました。高二の段階ではほぼ完璧でした。鉄壁が完璧なら京大入試といえど、語彙でビハインドを取ることはあまりないでしょう。ただ、ターゲットをメインで使っているのなら8割くらい覚えたあとに鉄壁にうつって語彙を強化するようにしたら良いでしょう。(ゼロから始めるなら鉄壁だけでOKです。) 文法系はまずは一冊に絞ってやりましょう。二冊同時並行は効率が悪いです。まずはポラリスをやってみましょう。まずは一冊終わらせることを意識してください! 長文についてですが、語彙と文法がままならない今の状態なら、一旦ストップしてもいいと思います。まだ高二なので焦ることはありません。語彙と文法という基礎をしっかり盤石にしていきましょう。 また、英語の悩みがでたら私でよければ質問に答えるので、いつでも質問してくださいね。
京都大学総合人間学部 シュウセイ
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英語
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共テの点数を伸ばす方法
こんにちは。自分が高二の同日模試を受けた時はもっと悲惨でした(笑)ただ、本番では点数をあげているので少しは参考になる話ができるかと思います。ということで、今回は文系科目の点数の上げ方を教えようと思います。 まず、過去問や予想問題集をどうやって使っていますか??しっかり時間通りにやっていますか??実を言うと、高二の段階ではスピードはあまり意識しなくても構わないので、しっかりと全部解き終わるまで延長して構わないと思っています。まずは9割〜満点レベルを取る感覚がないと時間制約を設けた練習をしても意味がありません。ピアノで例えると、曲全体が引けてないのに発表会に出るようなもんです(分かりにく…)兎にも角にも、時間を無制限にしてとりあえず解き切って高得点を取る感覚を掴んでください。この時、ストップウォッチ等で時間を測ってください。そして、高得点が安定して取れるようになったら、今までかかってた時間を基準に時間制約を設定して、それを少しずつ減らしてください。最終的には試験時間が10~15分余るくらいまで短縮出来れば上出来です。塾で教えている生徒にそれをさせたところ、今では高得点かつ時間に余裕がある状態まで仕上がりました。 今までは、時間成約について話しました。次は実力を上げる方法を教えます。実は、読解力というのは幼少期の読書量や才能でほとんど決まってしまいます。ただ、その読解力をフルパワーで発揮できているかどうかは別問題です。読解力を上げられなければ、自分の持つ読解力をフルパワーで出す方法を考えればいいのです。はるるさんの場合、解説を読んで理解はできる状態なので、潜在的な読解力はあると思います。では、何をすればいいのか??それは『選択肢をきちんと理由を付けて選ぶor消す』です。この際、この順番を守ってください。 ①選択肢を複数の要素に分解する ②選択肢を見比べる ③理由をつけて選択or消去する これらについて解説します。 ①の例としては以下のようになります。 (例) 病気で絶望的な気分にで過ごしていた子規にとって、ガラス障子越しに外の風物を眺める時間が現状を忘れるための有意義な時間になっていたということ。 これを分解すると次のようになります。 病気で絶望的な気分にで過ごしていた子規にとって / ガラス障子越しに外の風物を眺める時間が / 現状を忘れるための有意義な時間になっていたということ。 この選択肢は3つの要素に分解できます。 では、何故分解するのでしょうか??それは人は真実の中に嘘が混じっていると気付かないからです。(詐欺師はよくこの性質を使います)基本的に選択肢問題の作り方は、トンチンカンな物と真実8割嘘2割の物、そして正解を混ぜています。つまり、要素に分けて、要素ごとに真偽を判別するのです。 ②、③については説明不要かと思いますが、見比べると要素の差異が分かりやすくなり、理由を付けて選択肢を選ぶor消すことが潜在的な読解力を引き出すことにつながります。 この作業は見直しの段階でも構いませんし、国語だけでなく英語にも使えます。読解のテクニックについては学校や塾で学べるので、勉強法について紹介しました。 長くなってしまいましたが、はるるさんの参考になれば幸いです。頑張ってください🔥
一橋大学経済学部 むほほ
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英語
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これからの勉強法
はじめまして ご質問に答えさせていただきます。 私は現在東京大学理科一類2年(現役合格です) のものです。 まず始めに、私の回答ではあまり具体的な参考書を紹介するわけではありませんのでご留意ください。私の回答は、各教科ごとに勉強の取り組み方について説明しています。 <現代文> 「基礎」 ・語彙や漢字など→両者ともに日々の積み重ねが 活きてくるものなので、日々の読書や文章問題を読むときに語彙や漢字に意識を向けて読むようにするだけでもかなり変化があると思います。(例えば模試の本番時や解き直し時に意味が分からなかった、読めなかった語彙や漢字をメモしておき、後で調べてみるなどです。) +α ・現代文はこの勉強法がいい!というのは特にないのですが、共通テスト(もしくはその模試)の現代文の問題で8割の正解率、欲を言えば9割をとれるように色々な問題を解いてみるのがいいと思います。共通テストは選択式なので、確実な根拠を持ってその選択肢を選ぶことができているのかにこだわってください。(具体的には、選択法ならばその内容が文章のどの箇所に書いてあるのか明確に説明できるか、消去法ならば他の選択肢のどの部分が文章のどの部分と矛盾しているのかを他者に説明できるようにしておくことがベストです!) オススメ:上級現代文Ⅰ <古文・漢文> 「基礎」 ・単語や熟語、句形など→高3になってこれらを固める時期は正直ありません。ぜひ今のうちに一つの参考書を網羅しましょう。私は一つの参考書を5,6周は読み込みました。(これぐらい読むと途中からこのページのこの辺にはあれが書いてあったなとなり読み飛ばしたりしてます笑。でもそれって覚えてきているってことなので私は良いかなと考えていました。) これに関しては参考書をわざわざ購入し直すよりも、学校で配布されている教科書を読み込めば十分だと思います。少なくとも私は学校配布の教科書だけで乗り切りました。 +α ・古文常識→模試などの問題解説や参考書を読むと出てくる古文常識は知っておけば解きやすくなるものばかりなので、知識として身につけておくことをおすすめします。 ・古文 (漢文も書き下せば基本古文なので省きます)の文章問題→これに関しては、現代文と同じように共通テストの問題形式でまず点数を安定してとれるようにすることが必須です。そのためには、選択肢に頼らずに文章をしっかりと読むことができるかが重要になってきます。 私は文章を読むことに慣れるしかないと思って、図書館などで「〜物語」を借りてきて原文で読んだりして、現代語訳と比較したりしていました。 (これのおかげか共通テスト本番では古文漢文合わせて20分ほどで解き終わり、国語全体で10分ほど時間が余りました!結果も178/200で各設問1問間違えでした!ちょっとした自慢です笑) オススメ:古文上達 <数学> 「基礎」 ・各項目の公式→公式の導出・証明を定義のみを利用して行うことができるか (例えば、余弦定理の証明をしようとすると手法にもよるかもしれませんが、三平方の定理を使用するはずです。では、その三平方の定理を証明できるか、、、といった具合に、どの定理と定理が関係しているのかの理解にもつながります。) +α ・問題集(初回) →自力で解くことができた場合も含めて、自分が解く際に使用した操作に対して ・「なぜその操作を選択したのか (どんな結果を知りたい・得たいからその操作をしたのか)」という根拠を持っておくことが大事です。これは解説を読むときも同じです。この訓練を常時意識して取り組むことで、難問にぶつかったとしても闇雲に手を動かすのではなく、最速で最適にその問題を切り崩していくことが可能になるはずです。どんな難問も基本的には基本問題の絡み合いなので、どの基本問題が組み合わさってこの問題が構成されているのかを意識するといいと思います! ・問題集(復習)→すべての問題を再度手を動かして解く必要はありません (ただ気分が良くなるだけで何も向上しないので、、、)。再度手を動かして解く必要があるのは、その問題を読んである程度時間が経っても解法が浮かばない場合です。先ほどの操作に対して論理的根拠の説明ができない場合も同様です。解法が浮かんだ場合は、頭の中で具体的計算はせずに操作内容とその根拠を頭の中で示しながら、答えを示す操作までたどり着いた後に、解答と照らし合わせる程度で大丈夫だと思います。 オススメ:プラチカ→上級問題精講→ハイレベル理系数学 <英語> 「基礎」 ・単語や熟語、文法→これに関してはく古文・漢文>と同じです。ただし単語帳だけは持っていないなら購入して一つや二つきわめることをおすすめします。 ・リスニング→普段の勉強から発音を少しでも意識しておくと、リスニングの時に聞き取れない単語が減ってくると思います。私は速さに慣れ本番では落ち着くことができるように、毎日寝る前に1.5倍速〜2倍速ほどで英文を聴いて暗唱していました。(恐らくYoutubeなどに英文聞き流し120のようなものがあると思います。) そして次の日の朝登校中に答え合わせ&聞き直しをしていました。 +α ・長文問題→慣れてきたらある程度(量や質)の文章を時間を測って (一度測ってみて自分のレベルに合わせて変化)日本語訳できるかのトレーニングをしてみるといいと思います。復習では、どこで時間を取られたのか、その原因は何か?(単語なのか、文法なのか)→基礎に戻るを繰り返せば実力がついてくると思いますよ。 オススメ:英文解釈の技術、英文読解の透視図 <物理・化学> 「基礎」 ・公式や基本事項→物理は基本的に解き方が確立されているので、それに徹底的に従いましょう。どういう原理かも理解しておくべきです。化学は、理論は計算までに持っていく公式は覚えること&計算に慣れること、無機は暗記(これは今すぐ行うべきです!)、有機はまだ習っていないのであれば参考書を購入して早めに対策を積みましょう。有機に関してはいろいろな問題を解く必要があり、時間が必要なので余裕があれば今からするべきです。 +α ・物理→いろいろな大学の過去問を積極的に解き、苦手項目ができるだけないようにしましょう。そこで初めて知る解法や知識がきっとあるはずです!演習があるのみです。 ・理論化学→化学の知識を正確に持ち合わせていれば、少し簡単な数学の文章問題にあるはずです。いろいろ演習問題を解いてみて、知識にぬけがないかを確認していってください。 ・有機化学→自分なりのスピードのある解き方を確立してください!速さ勝負です。 オススメ:重要問題集、鎌田の有機化学 <社会> 「基礎」 ・基礎事項→高3になって一番時間を割けないのがこの科目です。高3になる前に、必ず共通テストでは最低8割をとることができるように基礎固めをしましょう。 +α とりあえず知識をインプットしては問題を解いてアウトプットして知識の定着に努めましょう。 〜最後に〜 怠けてしまうということは、あまりモチベーションが上がらないのだと思いますが、そういう時は名言集などを見てモチベーションをあげる。もしくは短時間ごとの区切りを作り、集中できるサイクルを作るといのが、対策になるかと思います! 以上にになります。ここまで読んでいただきありがとうございました。なにか質問などあればいつでも相談してください。 また、高3になれば基礎を固めなおす時間がないといいますが、決して基礎を振り返る時間がないというわけではありません。いろいろな演習問題を解きながら、復習しながら知識の抜けを見つけ次第、基礎を振り返ります! では、受験まで走り抜けてください!応援しています!
東京大学理科一類 ryu031ki
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京都大学へ行くための勉強法
れいさんはじめまして。 志望学部等がわからないので具体的なことはあまり言えませんが、どの学部でもセンター試験と英語は必須だと思うので、センター対策から始めることを前提に、英語に関してのみ回答させていただきます。 英語はやればやるだけわかりやすく結果に表れるので、最初はつらいかもしれませんが徐々に応用に入ってくると考える楽しさが感じられるようになるかと思います。以下、私が実際にしてみて有効だと感じた参考書とその使い方を記載させていただきます。 【文法】 高校の復習からセンター試験、さらには二次対策まで幅広く役立つ文法書は、なんといっても「NEXTSTAGE」だと思います。かなりボリュームはありますが、持ち運びもでき、使い勝手が良いのが特徴です。この参考書を一冊完璧にするつもりで、最初はじっくり読みこみ、2度目は解いてみて、3度目は解けなかったところにチェックを入れながら、4度目はまたチェックを入れながら…とノートに書かず、ひたすら繰り返します。最終的には何度もチェックをいれたところだけを繰り返すことで、この一冊を完璧に自分のものにすることができれば、京大の二次英語にも通用するレベルになるはずです。最初は難しく感じるかもしれませんが、文法を最初から知っている人などいませんから、どれだけ我慢して続けられるかが勝負です。繰り返すうち段々とスピードがあがり、自分でも意外なほど力がつくと思いますので途中で諦めずに、他の参考書に手を出すことなくこの一冊を極めていただければと思います。 【単語】 私は「ターゲット1900」と同じシリーズの熟語ver.を使用していました。手のひらサイズでめくりやすく、持ち運びにも便利。この単語帳で、 1日50~100単語と決めて覚える→翌日自分でテスト→間違えたところにチェック→間違えたところとその次の50~100語を覚える→翌日テスト、チェック を文法同様に繰り返します。これも、一冊をいかに繰り返して完璧にできるかが勝負だと思います。単語を覚えてくると、みるみるうちに今まで全くわからなかった長文の意味が見えてきます。最後まで覚えきれなかったところもありましたが、京大二次はこの単語帳で十分でした。単語だけでなく、熟語が案外穴になりやすいので、単語帳と併せて同様の使い方で極めることをおすすめします。 【長文】 長文はとにかく慣れが必要なので、ある程度まで単語と文法ができてきたら京大過去問の英文を頭の中で意味をとりながら音読するのがおすすめです。ただ、かなり学術的なものもあり難解なので、はじめはセンター英語等の過去問の英文を音読するのも良いかもしれません。私は高校の教科書を毎日音読していましたが、ご自分の興味やレベルに合わせて好きなものを選んでいただければと思います。息抜きに、好きな小説等の英語訳を読むのも効果的かもしれません。京大二次の英文はことわざや直訳ではほとんど意味のとれないものなど、英訳も和訳も難解なものが多い傾向にあります。特に和文英訳は、一度和文和訳をすること(自分の中でわかりやすいシンプルな日本語に言い換える)が必須です。二次の英作文はさすがに第三者の添削が必要になってくると思うので、身近に誰もいない場合はZ会等の通信講座(私は京大コースを受講していました)を受講するのもひとつの手かと思います。 以上、長くなりましたが少しでも参考になれば幸いです。何かありましたらお気軽に仰ってください。
京都大学経済学部 ぼんぼん丸
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過去問
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リスニング
2次試験でもリスニングが設けられている大学を志望している方は、まずは共通テストの過去問で8~9割が取れるようにしておきたいです。リスニングが共通テストだけの人であれば、7~8割を過去問演習時に取れるような勉強方法を教えたいと思います。 結論、参考書はいりません。過去問を演習しましょう。 共通テストの過去問やセンターの過去問、共通テストの(過去の物も含めた)予想問題を積極的に使いましょう。音声を聞いていつも通り回答するだけで無く、自信があるかないかもチェックします。そして、丸付けをしたあと、スクリプトを見て音声を再度聞きながら、1回目に聞き取れなかった単語を調べ上げ、自分用のリスニング用メモ帳を作ります。 英単語を見て意味が分かる単語と、聞いて意味が分かる単語は想像以上に異なっています。正しい発音やアクセントを理解していないと、リスニングでは聞き取れません。リスニング用の単語帳を自作することで、正しく発音を理解していない単語や単順に知らなかった単語をリスト化することが出来ます。 過去問演習で自分の目標を超えれば、実際に二次試験の過去問を同じような形で進めましょう。また、模試の過去問のリスニング音声も、もしかしたら学校の先生方が持っているかもしれませんので活用しましょう。YouTube等にも有効な音声があると思います。 大切なのは、丁寧な日本語訳と英語のスクリプトがある音声を聞くことです。 自分が聞き取れない単語や文法をリスト化しないと、ただ音声を聞いているだけでそれほど有効ではありません。 また、自分が持っている単語帳の音声を聞くのは非常に有効です。単語を効率よく覚えられるだけでなく、リスニング対策にもなります。 ここまでやっても、時間的余裕があるようであれば、リスニング用参考書や英検2~準1級の過去問も使う事が出来ると思いますが、自分が塾講師として指導してきたり受験生だった頃でも、そこまで対策している人は見たことがありません。東大・東京外語志望でも、基本的には過去問演習と自分の単語帳の音声、YouTubeにたくさんある音声を活用しているのみでした。 洋楽を聞いたりして耳を慣らすことも有効だと言う人もいるかもしれませんが、日本語の意味や英語スクリプトがあった上でも、意訳されて省略された発音が主なので、非常に有効であるとは言えません。苦手意識がなくなる程度くらいです。 以上、参考にしてください!
東北大学文学部 reo
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勉強がわからなくなってきた
①ひとまず、一度立ち止まってみましょう。今あなたがやるべき一番のことは、あなた自分自身を知ることです。高校時代に先生に言われたことですが、勉強というのは「分からないことを分かるようにすること、できないことをできるようにすること」です。それはどの時期、どの分野でも一貫しています。最初は当然分からない、しかし教科書を読み、授業を受け、問題集を解き、先生に教えを乞い、そんなこんなで畢竟はその分野について分かるようにすることが勉強です。言い換えれば、既に分かっていることについては、それをいくら繰り返しても勉強したとは言えません。それは単なる確認です。考えてみればわかるでしょう?いくら教科書を読み、問題を解いても、既にできている内容ばかりやっていては、他にできていないことは当然できるようにならないし、そこを模試などで鋭く突かれれば成績も当然悪いままですよね。なので、何時も、今の自分には何ができていて、何ができていないのか、何が分かっていて、何が分かっていないのかを把握することが必要です。これが「自分を知る」ということです。 ②しかし、大抵の人にはこれがどうにも難しい。なぜならば、一つには自分を自分で客観視することはとても難しく、また一つには自分の弱点に向き合うのは誰にとっても苦痛だからです。本心では、苦手な食べ物はなるべく食べたくないし、苦手な人とはあまり関わりたくないし、苦手な場所へはなるべく行きたくないですよね。それと同じで、苦手な分野、内容の勉強もなるべくしたくないと感じるのが自然です。しかし、勉強の場合は、それをしなかったことによって生じた結果や影響は、全て自分にしかわからないし、自分にしか及びません。すると、苦手な内容をしなければならないという状況に自分の身を置くことができず、やりたい内容ばかりやるようになってしまいます。その結果、自分の中である種のバイアスがかかって、苦手な内容にも「ここはできる」という要素を次々と見つけ出してしまい、何が自分のできていないことなのかが遂にわからなくなります。 ③そういった魔境から脱するために、模試というものがあるのです。これまでに受けた模試の結果をもう一度よく見直してみましょう。どの分野の問題で失点しているのか、正解に対し自分の解答には何が足りていないのか、何ができていないから解けなかったのか、そういったことは全て、河合塾なりベネッセなり駿台なり受験のプロが分析してそこに書いてくれているはずです。今一度それをよく読み、自分自身を知ることに努めましょう。模試に限らず、本来問題を解くという行為は、自分に欠けているものが何かを分析し、それを満たすための材料なのであって、ただ解いて、模試を受けて終わり、ただ間違えた問題を見直して終わりでは極めて勿体無いです。なぜ間違えたのか、何が足りなかったのかを逐一分析しながらやらなければ、そりゃ実力も向上しませんし、試験で点も上がりません。上記の、勉強するということの意味を考えればわかるでしょう。できないことをできるようにするには、「なぜできないか」が分からなければ無理ですからね。 ④まとめます。とにかく、今あなたが一番にやるべきことは、過去の模試結果を漁って、自分はいったい何ができていて何ができていないのかを分析することです。変に焦って浮き足立っては確実な一歩を踏み出せません。自分の勉強がわからなくなった時こそ、落ち着いて立ち止まり、自分自身を知るようにしましょう。「急がば回れ」ですよ。
北海道大学法学部 たけなわ
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不安
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英語の勉強法
確かに、英語はとても大事だと思います。 必ず必要な科目ですし、勉強して損することがありません! 勉強法ですが、参考書を改めてノートにまとめる必要はないと思います。 ・電車の中や、朝読書などの時間で単語帳(ターゲット等)を繰り返し読む。 家でやる時はぶつぶつ口に出して発音しながらやるのもよいと思います。 ・文法書などを必要に応じて読む。 私はForestを使っていて、長文問題や文法問題を解いていて分からないところや忘れてしまったところがあったときに探して知識を確認するために使っていました。過去完了や時制の一致など混乱しやすいところをよく見返していました。 ・長文を読むときは、一旦辞書を使わずに何となく意味を推測して、ぼんやりとでもニュアンスを掴むようにする。とりあえず読み終えて丸つけまでしてから、意味調べをする。長文自体は2-3日に一つくらいのペースで読む。 ・文法問題などの問題集は3周くらいする。 私はScramble を使っていました。NextStageなどでもいいと思います。学校で小テストをやってくれていたので、それに合わせて範囲をやっていました。 高校二年生でしたら、まだ切羽詰まる時期ではないので、学校の授業の予習、小テストと定期テストの対策をしっかりやること、そしてそこで点数として結果を出すことを積み重ねるのが一番大事です。 まとめると、 参考書:他のことをやっていてヌケモレを見つけたときに確認のために使う。 単語帳:小テストに合わせて範囲をやる。電車の中や寝る前、休み時間等に繰り返し読む。 文法問題集:小テストに合わせて範囲をやる。受験までに3周はする。1~2周目は飛ばさずに、3周目は間違えたところだけ。など。 日本語と同じように言語なんだと意識すると親しみがわいて上手くいく気がします。(笑)
慶應義塾大学理工学部 upakuma
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