物理化学が全くわからない
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KO
数学はそこまで抵抗を感じない(できない問題はまだまだありますが)のに、物理化学は特に物理にとても抵抗を感じてしまいます。学校の物理と化学の授業は速すぎて、高2の1月ごろから、もうついていけなくなってしまいました。なので前にやった内容を全然覚えていません。物理は波動と力学の後半部分くらいから覚えていません。この状態を突破するためにスタサプやただよびなどの授業動画を見たり、漆原のわかりやすい物理などを見てみても、頭に入ったと思っても、問題になると全然解けません。この状態からあと半年で共通テストで8割取れるようになるなんてできる気がしません。これに加えて化学もあるなんてもうしんどいです。理系科目でストレスを感じてしまい、月一で風邪をひくくらい病んでしまいました。理科がとても難しいと感じるのはなぜなのですか?浪人を考えてしまうくらい不安でいっぱいです。どのように物理化学の苦手を克服すればいいのですか?
回答
Atom
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物理についてお話ししますね。
気持ちはわかります。物理とかってなんか文字多いし、「難しい、わけわかんない」みたいなイメージありますよね。わけわかんないって思いながら勉強したって全然頭に入ってこないものです。でも実はそれって物理をぼんやりとした像として見ているからそう感じるのであって、わかってしまえば物理はただのパターンゲーに過ぎないんです。少し物理の像を詳しくのぞいてみましょう。
物理の単元は、大まかに 力学、電磁気、波動、熱力学、原子 と分類されます。例えば力学に関して言えば、ほとんどの力学の問題は大まかに
運動方程式を立てる→必要なら3種の保存則(力学的エネルギー、運動量、面積速度)で使えるものを使う→必要なら反発係数の定義式とかを使う
で解決します。円運動も、単振動も、二体運動ももれなくそうです。非慣性系とか重心系とかおまけは色々ありますけど、結局流れは全部同じなんです。普段解いてる問題の解き方を少し俯瞰的にみてみてください。見た目ほど大したことやってないんですよあれ。
さらに言えば、力学で覚えるべき公式はたったの20個程度です(ただし暗記する必要のないものは除外しています)。20個程度ちゃちゃっと覚えちゃえば力学なんてあとパターン慣れちゃえば得点源です。ほぼ同様のことが電磁気、熱力学にも言えます。波動と原子はほとんどただの暗記です。これらの計算はめんどいだけで脳死でやってても答えは出ます。
こんな感じで、実は物理って
どうでしょう、少しは苦手意識がなくなりましたか。物理の苦手を克服するには、物理への苦手意識をまずなくすことが大事です。難しい、わかんない、と思ったままやけくそに勉強するのではなくて、ゆっくりと分析してみましょう。解説を見るときに、これはなにをやってるのかな、というのを噛み砕いてみてみましょう。一度わかってしまえばあとは実践あるのみです。
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