単語帳について
結論から言うと、好きなものだという早慶上智の単語帳を使ってください。愛着が沸いているならなおさらです。すでにたくさん書き込みして、自分専用の単語帳になっているとお見受けします。それなら特に迷わず今後もそこに書き込みをしていけばいいと思います。
単語帳を絞ろうとしているのも正しい判断だと思います。いくつもやるのはどれも手薄なままで終わる可能性が高いのでおすすめしません。
今後、周りで鉄壁やらシス単やらが急に流行り始める時期が来るかもしれません。
高三になって受験に本腰を入れ始めると、やたらと有名どころの単語帳を一から始める人が増える時期が来ます。そしてそれをみている側としても、それもやった方がいいかな、そっちのほうが良さそうだな、という気持ちのブレが出始める時期でもあります。でも、隣の芝生が青く見えるだけで、そうしたブランド力にばかり頼っても仕方ないし、結局大学受験に使う単語を押さえていればそれで大丈夫なので、自分のやってきた努力と相棒である単語帳を信じる気持ちを忘れないでください。
その上で、質問文で私が気になったのは、以下の2つです。
・単語王に載っている単語でわからないものがあること。
単語王は、単語のレベル的には早慶上智の単語帳より少し低いはずで、基本レベルです。もしそのレベルの単語がわからないのであれば、基礎を通り越してきてしまった可能性がある、ということが気になります。もちろん今からやっても、すでに知っている単語はたくさんあるでしょうから、単語王は割と早く終わる可能性はあります。でも、他の教科や英語の他分野の勉強も考えると英単語ばかりもやってられないので、そのまま同じものを使うことをお勧めしたいところです。今後質問者さんができるのは、どんな基本的な単語でも、自分が少しでもわからないと思うならその都度調べて早慶上智の単語帳に書き込むことです。もしschoolという単語がわからないのであれば、他の人のレベルにとらわれることなく迷わずにschoolを単語帳に書き込んで、とにかく自分の抜けを埋めていくようにしましょう。
・仮に単語帳を変えたとして、そこに書き込みをし直すべきかと考えていること。
結局覚えられればいいので、書き込みをし直す必要なんて全くありません。書き込みをした内容でまだ覚えていないものがあるなら、仮に他の単語帳に移ったとしても新しい単語帳に書き込みをするべきですが、別に覚えているならそんな必要は微塵もないんです。このことからちょっと心配になったのは、もしかしたら単語帳づくりに力を入れようとし始めてしまっているのではないかな、ということです。ボロボロで書き込みのある単語帳は年季が入っていてかっこいいし、努力の後が見た目にも表れていて自身にもなりますが、目的は頭に残すことだというのがたまに抜けがちなので、それを忘れないでくださいね。
以上の2つを少し振り返ってもらえればなと思います。
応援しています。努力が実りますように!