早稲田の現代文 読みながら or 全て読んでから解くか?
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ゆえ
高3です。早稲田の過去問を解いているのですが、
①読みつつ並行して問題を解く
②全て一読してから問題を解く
で永遠に迷っています。
そこそこ過去問は解いていて、何回かどのやり方も試してみているのですが
①読みつつ解く
だと本文の読解が浅くなって、直しの時に読み直してみたら有り得ないようなところで対比関係をとらえ間違えていたりします。
(恐らく原因は
・傍線部の前後に目が集中してしまって全体像が見えなくなる
・まだ本文を読み終わっていないうえに問題も解けていない!という時間制限への焦り)
②一読してから解く
だと気持ち的に落ち着いて取り組むことができ、正答率も①より高いことが多いのですが、何より時間がかかります。
本番緊張して訳が分からなくなって時間も足りなくなる、というようなことが起こりそうなのはこっちかなとも思って不安です。
(過去問演習はやはりリラックスして解けてしまっている部分があると思うので)
あと無駄に全体を読み終えているので、傍線部から変に遠いところに自分で読み繋げて解いて間違えることがあります。
ただ夏に『現代文読解力の開発講座』をやって要約をし、全体像をとらえることを意識したらセンターレベルは点がすごく上がったので、迷ってしまいます。
本番だと緊張もしているしマークもあって時間が厳しいのは分かっているので、①の読みつつ解くにして練習を詰んでいくべきでしょうか?
ちなみに東進生なので、板野先生という方の過去問解説を聞いているのですが、先生曰く
『個人の好みによるが、時間が厳しいので基本は読みつつ解くことを勧める』
だそうです。
1度納得はしたのですが、解説を聞いているとやはり予備校講師だから読みつつ解いていっても文章の内容で混乱しないんじゃないか?と疑ってしまいます。
(特に私は背景知識に乏しく、文内容で混乱することもあります)
それに現代文読解力の開発講座の著者の霜栄先生は一読してから解く、と言っていて、どちらがいいのか本当に分からなくなってしまいました…。
好みと言ったらそれまでなのですが、本当に迷っているのでひとつの参考として
・①と②、早稲田レベルではどちらが良いか?
・現代文がそこまで得意ではないのに解き方を自分の好みに合わせていいのか?
(得意ではないなら、時間を優先すべきか)
・実体験など
教えていただきたいです!
最近解法と言ったものにがんじがらめになっている感じがあり、質問内容がとっ散らかってしまっていたらすみません…。
宜しくお願いします🙇♀️
回答
ナオ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
僕の実体験でよければお話しさせていただきます。
僕は①読みながら解く、と②本文を通読してから解くの二つを併用していました。まず極端な例をあげると、共通テストの現文でも、大問の最初に漢字の問題がありますよね。そのようなものは本文を読みながらでも解けるはずです。また、傍線部周辺の段落内容の理解を確かめる系統の問題も、傍線部の周辺のみをしっかりと理解できていれば良いのですから、①で対応できるはずです。
このように、「読みながら解い」ても「本文を通読してから解く」やり方との解答の精度の差が出ないような構造になっている設問はいくつか紛れ込んでいるはずです。
ですから、本文を読んでいる途中で傍線部にぶつかる度にその傍線の設問を見て、①で対応できる設問やなと思ったら、読みながら解き、本文の全体像を頭に入れながら答えなければならないと思った問題は②のやり方で解くようにしていました。
ここまで長々とお話しさせていただきましたが、原文の読み方、解き方は本当に悩ましい問題だと思います。実際自分も去年の今頃はめっちゃ悩んでいました。僕の今回ご紹介したやり方が少しでも参考になれば幸いです。
最後に
早稲田大学はとても良い大学です。第一志望校に無事合格されることを願っています。
コメント(1)
ゆえ
非常に素早い回答ありがとうございます(;;)
早稲田に合格された方も同じ時期に悩まれていたと聞いて、気持ち面でも少し救われました🥲
とても参考になりました!!これから試してみます!