高校選びで大事なのは
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
リリア
2つの受験校で悩んでます。
1つ目が制服が可愛いけど少し遠くて偏差値38で知ってる人がすくない。
2つ目が制服が可愛くないけど近くで偏差値40で知ってる人が多い。 です。
私は中学生なんですけど周りから軽いいじめや悪口、バカにされることなど多くて学校に行きたくないとまで思ってるんですがいまは耐えてます。1つ目の高校は知ってる人が少なく少し遠いけど周りからいじめられることも無いため平和かと思ってます。2つ目がいじめてくる人や知ってる人がとても多く、過去の自分を知ってる人と同じ高校になりたくないし、かといって40と38ではかなり偏差値も変わってくると思うのでどうしたらいいのか悩んでます。
もし宜しければ意見やアドバイスなどくれると嬉しいです。
回答
どもてぃ。
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは。
育った境遇はおそらくかなり違いますが、偏差値と学校選びという観点から一つ。
まず、学校の偏差値によって変わるものは2つ、教師の質と周りの雰囲気です。
偏差値が高ければ高いほど、それはその学校の入試を受け、合格する人たちのテストの点数が高いことを示し、その子たちに勉強を教えなければならないので、教師の質も上がっていきます。
また、そういう学校になると、周囲の人たちの勉強や授業に対する姿勢も変わっていきます。より積極的に授業を受け、進んで勉強をし、自ら先生に質問をします。逆に言えば、周りのレベルが低ければ、授業が緩慢になり、自ら勉強しているとからかわれる、そういうことになります。
この説明は極端なケースですが、学校の偏差値の違いを説明するのにはわかりやすいかと思います。
ところで、偏差値って何かご存じでしょうか?なんとなく「レベル」を表す数字だと思っていませんか?恥ずかしながら僕自身も、ちゃんと知ったのは大学受験の時でしたが、簡単にご説明しましょう。
偏差値は、「(自分の得点ー平均点)÷標準偏差×10+50」で求められます。「標準偏差」とは、「あるテストを受けた人たちの得点がどれほど散らばっているか」を表す指標です。テストを受けた人がみんな同じような点数を取っていれば標準偏差は小さくなり、高得点を取れる人とぜんぜん点を取れない人がいたりすると標準偏差は大きくなります。
上の式が意味するところは、「自分の得点と平均点の差が、みんなそれぞれの得点と平均点との差と比べてどのくらいか」ということになります。偏差値は自分が平均点を取ると50になるように出来ていますから、50を上回れば上回るほど、「みんなよりも平均点から離れた得点を取っている」=「みんなより出来ている」ということになります。
では、偏差値が2違うことが、どれほどの意味を持つのでしょうか。具体的なテストが無いとなんとも言えませんが、例えとして、同年代の50万人が受ける大学入学共通テストの国語の標準偏差、平均点を使って考えてみましょう。今年の共通テスト、国語の平均点は(100点満点換算で)53点、標準偏差は17.5でした。これを元にすると、偏差値38の人の得点は32点なのに対して、偏差値40の人の得点は35点ほどになり、その得点差は3点です。共通テストの国語では、漢字の問題が1問2点、あとは5点とか7点になってしまいますので、この3点の差は、漢字を2問多く正解すれば上回ることができます。
話が長くなってしまいました。お伝えしたいのは、偏差値2の違いに惑わされてはいけない、ということです。10も20も違うなら考えものですが、38と40ではそんなに変わるものではありません。それよりも大事なのは、自分が高校でどうしたいか、どのように過ごして、何を勉強して、何を想って日々を生きていきたいか、です。少し遠いのさえ我慢できるのであれば、偏差値など気にせず、ぜひ行きたいところに行ってください。
もし勉強のことで困ったら、ぜひまたここに質問してみてください。必ず、助けになるコメントが来るはずです。
応援しています。
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