地方国立落ちから旧帝大
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なす
現役で地方国立落ちから浪人で旧帝大に行った人の1年を知りたいです!
回答
hatagonia
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
私は現役の時に別の地方国立大学を受験して前期後期とも落ち、一浪して北大へ進学しました。回答させていただきます。
現役の時に受けた地方国立大に落ちるとは思っておらず、前期後期ともに落ちたことにショックを受けました。後期の合格発表日には先が見えない不安に押しつぶされそうになっていました。落ちておいて謙虚さのかけらもないですが、1年あれば現役時の志望校には余裕だと思い、翌日から新たな志望校を選び始めました。地球環境問題に関心があり、京大か北大に興味のある研究をしている研究室があったので北大を第一志望に据えて、初め数ヶ月で急激に成績が伸びたら京大を受ける可能性もあるなと考えていました。
3月中に数学と物理化学の基礎をやり直しました。教科書と参考書を使って、苦手分野の考え方を洗い直し、定性的に理解するところから始めました。
4月から夏前までは予備校の授業を受けながら自分の理解を深めることを重視しました。空き時間には自分のやりたい研究について北大の研究室HPを眺めたりもしました。
基礎固めがだいたい終わった頃に夏前模試で北大はC判定くらいになりました。かなり急激に成長したことを覚えています。それでも京大は届きそうになかったことと、興味のある研究分野やキャンパスの事情を考慮して北大を第一志望に据えました。
そこから先はあまり記憶がありませんね。試験までの期間を考えてスケジュール調整をしつつ、TO DOリストをこなす日々を送っていた気はします。
定期的に難関大学の試験問題を解くことで理解できているかどうか確かめるようにするようにしたり、いろんな大学のオープン模試も受けたりしました。
12月はセンター試験対策をしつつ2次試験対策をしていたのであっという間に時間がすぎました。現役時代に落ちたことを思い出して、2度目のセンター試験は汗だくになりながら解きました(これは真面目に本当の話で、センターの問題用紙に汗が垂れまくっていました)。
センターの自己採点で目標得点を超えたので予定通り北大を受けることにしました。
センター試験から2次試験までは、いくつか私立大学の試験を受けながら旧帝大の過去問を解いていました。
ところで、私は試験本番まで北海道を訪れたことがありませんでした。雪で飛行機が飛ばなくなると困るので2日前に札幌入りしました。多くの人がこのような日程だと聞きます。1日前には下見として北大を散策しました。真っ白なキャンパスを訪れて、もしかしてとんでもないところを選んでしまったのではないかと少しびびったことを覚えています。それでも、訪れられることが既に嬉しかったです。合格してまたここへ来たいと心から思いました。
2次試験も汗だくになりながら解きました。理科は指定時間内に2つの科目を解くので、時間配分を間違えるとけっこう焦ります。私は化学重点だったので化学に半分以上の時間を取りましたが、それよりもオーバーしたので物理を解く時間が全然ありませんでした。実際、自己採点では物理の点数はゴミのような低さでした。
その後3月頭に合格発表があり晴れて札幌へ移住しました。
理系の体験ですし8年も前の話なのであいまいな部分が多く、申し訳ないです。少しでも参考になれば幸いです。
コメント(1)
なす
ありがとうございます!!
参考にします!!