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化学の教材

クリップ(2) コメント(3)
4/21 12:41
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

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高2 山梨県 東北大学薬学部(60)志望

最近高二になった者です。化学の学習方法に悩んでい化学の学習方法に悩んでいます。現在偏差値69ほどの公立高校に通っていますが、最近化学の授業が始まりました。私は、1年生の頃から化学をかなり独学で先取りしていたので一応有機化学の芳香族化合物あたりまでは終えました。学校では化学センサーを指定されたのですが、センサーと重要問題集のA問題どちらを中心に学習を進めていくどちらを中心に学習を進めていくべきでしょうか。個人的には、Doシリーズや映像授業で原理理解→照井式理論化学の計算問題の解き方(計算方法を学ぶため)・有機化学の構造決定での知識整理・演習(今ここ)→重要問題集A・B→新演習・有機化学構造決定(駿台)の順番で学習を進めたいと感じています。志望大学は東北大の薬学部です。東北大は有機化学が難しいと言われているので多めに演習がしたいです。

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ゆま

東北大学工学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんばんは!現在東北大学(理系)に通っている者からアドバイスさせていただきたいとおもいます。少しでも参考になれば幸いです。  まず最初に、重問のAかセンサーのどちらを軸に進めていくかという質問に回答させていただくと、センサーの方がよいです。重要問題集は、3年生のいわゆる受験期とされる期間に使う演習としても優秀なレベルですから、最初はセンサーをとにかく完璧にするべきだとおもいます。 ただ、それを踏まえてアドバイスさせていただきますが、質問の文章から伝わってきましたが、予習も相当進んでいるようですし、化学の勉強の進め方についてもかなり自分の中で方針が立っているようですから、このまま頑張るだけで、確実に受かります。  高2の最初の時点でこれだけ、計画と実践ができている受験生はなかなかいませんから素晴らしいとしか言いようがありません。このまま頑張ってほしいです。    ちなみに予習に関して少し言わせていただくと(あまり関係ないので適当に読み流してもらっていいです) 「学校のスピードでちゃんと勉強すれば大丈夫」とかデタラメなことを言う先生がいますが、気にしなくて大丈夫です。  予習をして自分の中で得意な教科を一つ持っておけば受験の最強の武器になります。 僕も高2の5月で数学を完成させたことで、本番で9割を超え合格することができました。  学校の言うことを無視するのも良くないですが、自分の中で計画を立ててそれを遂行していくというのは受験勉強においては重要なことなので、このまま勉強を頑張っていただければ良いです。  質問に記載されている、「個人的には〜…」という計画を一読しましたが、全くもって問題ない順番だとおもいます!!  最後に一つ言っておくと、東北大学の有機化学が難しいと言うのはかなり有名な話なのですが、数年前に、受験の作成にも携わられるお偉いさんの有機化学で有名な教授が転勤になられたようで、2023年ごろから以前ほど難しくはなくなったという噂もあります。(鵜呑みにしなくていいですが一応噂程度に)  有機化学を含め、化学はめちゃくちゃ大事ですが、もちろん数英も頑張ってくださいね! こんな感じの回答でよろしいでしょうか。このまま勉強を頑張れば絶対に受かりますから、是非頑張ってください!応援しております。
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ゆま

東北大学工学部

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こんにちは!現在東北大学工学部に通っております、ゆまと申します!みなさんのお力になれるように頑張りますのでよろしくお願いいたします!是非クリップやファンなどお待ちしております!!!

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コメント(3)

あい
4/21 13:43
ありがとうございました!少し考えたのですが基礎問精講などの解説がより丁寧なものを代わりに代用することなどは可能なのでしょうか。センサーは正直、少し解説が薄くて表面的な理解しかできていない気がして不安になるのですが、、、
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ゆま
4/21 13:46
読んでいただきありがとうございます😊 たしかにおっしゃる通りですね。結局後から演習することになるので、とりあえずはセンサーでも大丈夫なのですが、基礎問題精巧などでももちろんOKですよ!むしろその方がいいかもですね!
あい
4/21 13:51
ご丁寧に教えてくださりありがとうございました!とても参考になりました。自分は家庭が経済的に少し厳しくて塾などもいけないためほぼ独学で、特にも化学の学習法がよくわからなくて不安でした泣 頑張って東北大行きます!!!

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東北大合格への物理化学について
東北大の者です 物理、化学ともに教材のレベルが合っていないということはないと思われます(私のまわりにも重問、名問を使っていた人は多いですよ)。より重要なのは使い方です。 夏休みまでには最低でも一度は過去問に触れて、実際に二次試験で求められるレベルと合格者平均点の確認をしておきましょう。基本的に今は二次試験の準備をして、理科のセンター対策を行うのはもう少し先でいいと思います。 確認してみると感じるでしょうが、東北大の化学は近年そんなにきつくはありません(という声が多いと思います)。差がつきにくいかもしれないので基本的な問題を落とすことは避けたいですね。重問を使うなら、A、B関係なく進めていいと思います。重問に乗っている問題全て解けるようになるつもりでやるといいでしょう。無機は授業で覚えるつもりで早いうちに覚悟を決めて、だらだら時間をかけすぎないように気をつけてください。有機はインプットを疎かにしないでください。知識不足で演習をしても力はなかなかつきにくいものです。 物理は記述欄がとても広いです。部分点がもらえますが、ぎちぎちに詰めて全問書くほど時間的余裕はないでしょう。日頃から「何を書くべきで、何は書く必要がないのか」を考えて勉強するといいと思います。まだ今の時期は、速く解けるようになるよりも、物理の理解を深めることを大事にしてもいいと思います。具体的には、導出できる公式は導出してみる、問われてないことも考察してみる、最初は選ばなかった解法を試してみる、などです。そうすることで公式の適用条件を自然と覚えられたりします。より具体的な質問はプロフィールに書いてあるTwitterアカウントでも受け付けてます。よかったら利用してみてください。 焦らず、油断せず頑張ってください 応援しております
東北大学工学部 おはし084
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化学
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高3理系です 壊滅的な化学をどうにかしたいです
こんにちは。現在京大の理学部に通っているものです。自分は得点源となる科目を増やすために理科、特に化学を高3の後半に重点的に勉強して、結果点数を伸ばすことができたので、一つの参考にしていただければ幸いです。 分野ごとに変わってくるので、まずは無機化学について述べます。正直に言えば、無機に関してはどれだけ正しく知識を暗記出来るかに尽きます。他の分野と関連付けていくことも必要ですが、そのためにもまず、知識の詰込みは避けれません。各元素の性質や反応性は完璧を目指して覚えてください。そうすれば系統分離をはじめとした多くの問題はパターンがほぼ決まっているのでさほど難しくはなくなると思います。他の科目も含めて余裕があればですが、電子軌道の話などをかじって、なぜそのような性質を持つのかなどについて考えたり調べたりすると、面白いですし、暗記もしやすいかもしれません。 次に高分子も含めた有機化学ですが、こちらもまずは暗記が前提です。ただ無機とは異なり、それぞれに対して覚えていくというよりも、フローチャートのようなものを用いて化合物が合成されていく流れをマッピングしていくことが必要です。ベンゼンを例に挙げると、ベンゼン→フェノール→サリチル酸、ベンゼン→ニトロベンゼン→アニリン→アセトアニリドなどの反応をできる限りまとめた系統図を作り、それを再現できるようにする方法がおすすめです。(ネットで化学 反応系統図と検索すればいいものが転がっているので探してみてください)大まかな流れがわかった後に、反応条件などの細々としたものをできるだけ覚えていけばいいと思います。ある程度暗記ができたら演習を行いながら知識を定着させましょう。構造決定を解く上での具体的な手順やテクニックは参考書に書いてあるので、それを意識していくと自然と解けるようになると思います。大学にもよるとは思いますが、有機は点数の取りどころです。自分も二次では有機から解いて、勢いをつけていました。夏休みまではひたすら暗記と有機のトレーニングを行うのもいいかもしれません。実際自分は、夏までは有機以外の演習はほとんどしていませんでした。 最後に理論化学ですが、この分野の点数を伸ばすのが一番大変だと個人的には思います。単純に問題の種類が豊富で対策が難しいので、本当に余裕がないならば、点数に直結する有機と無機の暗記に時間を割くべきです。そのうえでこの分野に手を付けるならば、問題に名前を付けてある程度分類していくことがおすすめです。自分の友人の中には、よく出る問題の解法集を作っている者もいました。例えば、二段階滴定や沈殿滴定、分配平衡、気相平衡、結晶構造、多段階電離などとラベル付けして、それぞれの解き方の流れを自分で言語化しておくことです。ここで大事なのがただ解法をそのまま写してまとめた気にならないことです。しっかりと自分の言葉で説明できるようにして初めて意味があります。類題が出たときに、わからなかったり間違えたりしたら、どこでつまずいたのかを明らかにし、自作の解法集にその点を書き加えていくことを繰り返していけば、ある程度までは引き上げられると思います。また、根本にある理論がわからないという場合は、とにかく自分で納得できるまで周りに聞くなり教科書・参考書を熟読するなりしてください。夏休みが終わるころには、わからないところを自分の言葉にかみ砕いて説明できるようにし、基礎となるところに不安が残っていないことが望ましいと思います。 長々と書きましたが、できるだけ早く多く知識を入れて、夏休みで基礎の簡単な問題から演習を積んでいくのがいいと思います。最低限点数を取れればいいのであれば、理論化学をほぼ捨てるのも一つの手です。ただそうする場合は特に、過去問や配点を見て戦略を立てておく必要があります。結局のところ試験で大事なのはトータルで何点取れるか、それが合格最低点を超えるかです。他教科とのバランスも見ながら勉強を進めていってください。 教材について 知識の暗記については教科書だけで十分です。全力で読み込んでください。 基礎の理論がわからないならば、大学受験Doシリーズの講義本がおすすめです。
京都大学理学部 だいき
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化学
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センサーと重要問題集
こんにちは!勉強お疲れ様です☕️ セミナーの発展問題までクリアすれば重要問題集はB問題以上しかやらなくても大丈夫か?との事ですが、結構から申し上げますと、、、 A問題はやらなくて大丈夫です👌 レベル感的にはセンサーの発展問題が、重要問題集のA問題とB問題の間〜B問題なので、十分だと思います。センサーでも基礎の部分はしっかり網羅出来ていますし、ここに出てこないようなマニアックな単語はそもそも正答率は結構低いです。ここでの1.2点を気にするくらいなら他教科の点数を伸ばした方が遥かに効率が良いはずです。 また、重要問題集が受験界隈で人気な点が心配というのは、周りと差があまりつかないという事でしょうか。大前提として東大レベルの化学になって来ると、重要問題集のレベルで間違えていては化学が足を引っ張りかねない状況になって来るので、何周もしちゃって下さい!大抵の受験生は重要問題集を1.2周して終わっているので、それだけでだいぶ差が付くはずです!!! ただ基礎が心配って気持ちも凄くよく分かります。そんな時にオススメの方法を紹介します✨ 🔴過去に受けた模試の復習 多分やってはいるとは思うのですが、1回限りではなく、時間をおいて何度か通ってみるとより定着します!回数を重ねる毎にどんどん解けるようになって行くので、モチベーションアップに繋がるのも良い所ですね! 🔴化学の新研究 化学の新研究という参考書があるのですが、こちらを買ってみるのもオススメです!問題集ではなく辞典のような感じなので、基礎的な部分を調べるついでに数ページ読んでみると、新しい知識も得られると思います!! 活用法としては、問題集を解いて分からなかった部分に関連した場所を調べる→その周辺のページを読んでみるといった感じで使うと、勉強効率が跳ね上がります。 新高3という事でいよいよ受験生になりますが、まだ1年あります!!今の時期はまだ焦って応用に走らず、最終的な基礎固めをして、秋以降に自信を持って『自分は基礎はもう大丈夫!』って言えるようにしましょう!! 頑張って下さいね!ファイト🔥
東京大学理科二類 TOKI
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化学
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化学の参考書
まず、①について。 私が受験の時は、学校の教科書、セミナー、重要問題集を扱っていました。塾にも通っていましたが、進度としては公立高校と同じ程度でした。セミナーは学校のテスト勉強や、受験勉強初めの忘れている部分の復習に活用していました。ふにふにさんも基礎的な部分に不安がある単元があるようなので、最初は確認から始めてみるのもいいかもしれません。そのため、重要問題集の前にするべき参考書としてはセミナーがおすすめだと思います。 セミナーの特徴としては、基本的な問題から発展的な内容も含まれており、単元の理解には適しています。さらに、単元の説明もついているので、最初は見ながらでも解いてみて、理解を深めていけます。ただ、メリットともデメリットともとれるのですが、問題量が多いです。そのため、すべての問題を解こうとすると、時間がかかってしまいます。完璧に溶けた問題は印を付けておいて期間をあけて解く、分からなかった問題はそのままにせず解説などを利用して、すぐに解けるようにするなど、効率よく取り組む必要があります。また、ふにふにさんは重要問題集を取り組む予定であるので問題はありませんが、セミナーだけであると共通テストレベルまでしか網羅しておらず、二次試験で戦えません。そのため、よりレベルの高い問題集を取り組む必要があります。 私が受験期に進めていた化学の勉強の仕方としては、セミナーと重要問題集を同時に進めていました。「理論化学を最初にセミナーで確認し、重要問題集で演習を繰り返す。それと同時に無機の暗記を少しずつ始める。無機の暗記が一通りできたら、有機の暗記をセミナーで行う。」としていました。理論化学は重要問題集で演習を繰り返し、定着させていました。一方、無機、有機では、暗記がほとんどであるので、問題量の多いセミナーを何周もして覚えていました。無機、有機の重問に取り組んだのは、夏か秋程度でした。せっかく質の良い問題があるのに、知識が入っていない状態で解くのはもったいないと考えたため、このような進め方にしました。参考にしてみてください。 ②について。 化学に限らずですが、インプットよりもアウトプットの時間を増やすことがおすすめです。忘れていたら、一度問題を解いてみて、解説を見ることで理解するといったこともありだと思います。また、私が受験期に解いておいてよかったと思うのは、共通テストの問題です。もし、過去の共通テストを解く機会があればたくさんの問題を解いておくことをお勧めします。
東京工業大学物質理工学院 たこし
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化学
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東工大志望 化学の勉強方法
ゆゆゆさん、こんにちは〜☺️ 科学の勉強法って難しいですよね。そもそも学校の授業がなかなか終わらないから演習に入りたくても入れないという気持ち、よくわかります。その上で、東京科学大学を志望されているなら、化学は「得意科目」になるまで仕上げる必要があると言えます。今の「平均前後」から脱却するには、単なる暗記や問題演習ではなく、「概念の理解」と「戦略的な学習順序」が不可欠です。 それでは、具体的なアドバイスに写っていきたいと思います! ①化学の全体戦略:時間配分と優先順位について 優先度は、理論化学>無機化学>有機化学の順番です。 6〜7月の戦略:理論中心(7割)+無機(3割)を並行して勉強しましょう →夏休みに有機を一気に進めましょう。 ②理論科学の勉強法(成績アップの肝) まずはDoの使い方を改善しましょう。 ・読む→書き出す だけだと、定着しづらいです。 ・書き出す前に、自分の言葉で説明できるかを確認してください。 →具体的には  ・各項目を1〜2分で「先生になったつもり」で説明  ・説明できなかった部分だけをノートに整理していく  ・その後、書き出し確認(チェックテスト) つまりアウトプット型の学習を増やすことで記憶の質が高まります。 次にセミナーの扱い方について見ていきましょう。 ・セミナーは良い教材ですが、模試に太刀打ちできない原因は「本質的理解不足+演習パターンの不足」。 ・以下の方法を試してください: ステップ1:基本例題で「なぜそう解くか」を説明 ・単に「答えが合ったか」ではなく、「なぜこの公式?」「どういう原理?」と問いかけながら解く ・間違えたらすぐ「Do」に戻って該当分野をチェック ステップ2:類題を3題ほど解いて「手に馴染ませる」 ・1問で終わらせず、「考え方が同じ別問」を探して反復 ステップ3:模試のような問題で訓練 ・セミナーの章末問題や「重要問題集」の標準レベルに移行 ・最終的に、「初見の問われ方でも反応できる」状態を作る ③無機化学の進め方 ・無機は「元素ごとのストーリー理解+表で整理」が基本です。 ・重要問題集を使う場合、まずはDoや教科書レベルの基本知識を週ごとに一分野ずつ覚える:  ・1週間で「金属元素」「非金属」「気体の性質」など1テーマ →その後、セミナー無機or重要問題集無機の「基本問題」を確認 →アウトプット法:記述問題や選択問題で「知識を使う」練習 ④有機化学を始めるタイミング ・有機は夏〜秋で十分間に合います。 ・ただし、基本構造や反応の型(置換・脱離・酸化還元)だけは先取りしておくと理論ともリンクしやすいです。 どうでしたか?化学の勉強を勧められそうでしょうか?もし必要なら、メッセージから具体的な学習スケジュールを作ることもできます。この回答を読んでくださった方、ぜひ連絡をください。
東京大学理科一類 しゅうへい
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化学
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化学の先取りをすべきか
こんにちは、たこしです!化学に関しては、私は公立の高校だったため、同じような悩みを抱えていました!そのため、私が実際に進めていた方法も交えて、紹介できたら幸いです!ぜひ最後まで読んでください! まず、先取が必要かどうかという質問に関しては、出来るなら絶対にした方が良いです。私の場合、高校2年では、理論化学と無機化学の最初の部分までしか終わっていませんでした。そのため、東進に通い先取をして、受験までに間に合わせました。 まず、化学には、理論化学、無機化学、有機化学があります。そのなかで、無機化学、有機化学は、どれだけその単元に時間をかけられるかがカギになってきます。無機化学であれば、イオンの色や生成方法、有機化学であれば、反応式や物質名など、覚えなければ解けない問題がほとんどです。逆に、覚えてしまえば得点が安定する科目でもあります。そのため、早くから取り組み、演習量を確保する必要があります。(3,4か月は足りないかなと、、、) 私は、高3の春から東進で、無機化学を一通り学習し、まずは学校のテスト範囲を完璧に仕上げ、その後に有機化学に取り組んでいました。その間に共通テストの過去問や模試の復習などから、理論化学の復習、無機有機の定着を図っていました。もったいないかもしれませんが、有機の範囲は捨ててました笑。 学習方法としては、とにかく同じ問題を何回も解き、覚えてしまうことです。私はセミナーを使い、同じ問題を2,3日あけて何度も基本、発展を何度も解きまくっていました。特に時間がかかるのは、有機化学であるので、無機化学はあまりじっくりと時間はかけずに、まずは短期記憶でもいいと思い、問題集に取り組んでいました。しかし、結果としては、その時に覚えたものは後になっても意外と覚えており、やってよかったなと感じました。 有機化学では、無機化学よりも少し複雑であるので、夏は有機化学をひたすらに進めていました。問題集を解くのも必要ですが、その反応により何が変わるのか、何が必要なのかなどひとつひとつ丁寧に理解していく必要があります。私はこの部分をおろそかにしたまま問題演習に入ってしまったため、少し理解に時間がかかり、非効率であったなと後悔しています、、、得意不得意もあるとは思いますが、自分で工夫して進めてみてください。 無機有機も大事ですが、理論化学も忘れないように、時間があるときに復習しましょう。おすすめは模試の解き直しです。ぜひ参考にしてみてください!
東京工業大学物質理工学院 たこし
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高3理系です 壊滅的な化学をどうにかしたいです
回答させていただきます。 私も同じような悩みを抱えていました。私は現役で名古屋大学農学部に合格しましたが、三年時の7月の名大オープン(名大入試対応の模試)では56点/200点、つまり三割にも満たない点数でしだが、あることをしたおかげで過去問で7〜8割を安定して得点することができるようになりました。そのあることとは、有機化学と無機化学を得意にすることです。これらの分野は暗記による得点アップが大きく、理論化学に比べて努力が実を結びやすい分野です。また、教材は苦手ということであればすぐに難しいことを理解することは大変なので初学者向けのものが良いでしょう。次に、それぞれの分野のおすすめ勉強法、教材を記します。 有機化学(高分子化合物も含む)に関しては、「鎌田の有機化学の講義」という参考書がおすすめです。この本は初心者向けに執筆されていて、苦手克服に向いています。また、勉強方法としては、物質の構造式やその名前はもちろんのこと、参考書に記載のある反応式は全て覚えましょう。また、難関国立大学なら構造決定の問題が頻出です。実験などの手順にそって未知の物質の構造式を当てる問題です。このタイプの対策は、各大学の過去問演習で良いと思います。しかし、このような応用問題を解くには知識が不可欠です。もう一度言いますが、参考書(教科書)に載っている構造式、反応式は全て頭に叩きこみましょう。 かなり大変ですが、全て暗記した結果、私は過去問で有機化学の問題は常に9割以上取れるようになりました。 無機化学も似たような勉強方法で良いでしょう。有機化学と違う点は、入試問題においてより単純に知識を問う問題が多いです。そのため、覚えてさえいれば有機化学より得点は容易です。そのため、無機化学に関しても教科書に載ってるいる物質の名前、性質、反応式は全て暗記しましょう。特に、沈殿は頻出です。また、難関大学を受けるのであればより詳しい情報が載っている資料集で勉強するのも良いでしょう。 理論化学は暗記よりも理解が重要で難しいと感じる受験生が多いですが、有機と無機をある程度仕上げたあとにやると以前よりも理解がしやすいように感じます。なぜなら、有機や無機を学んでいくうちになんとなく「化学」のコツを掴めるような気がします。 また、有機化学に関しては予習を進めることも有効だと思います。学校授業は範囲を終わらせるために早く進むことも多く、一度の授業で理解&暗記しきるのは難しいです。 これで化学に関するアドバイスは以上です。受験が成功することを切に願っております。頑張ってください。
名古屋大学農学部 hachi
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高3理系です 壊滅的な化学をどうにかしたいです
こんにちは。 自分は現役で東京科学大学に通っている大学生で、受験時は全統記述で化学の偏差値75くらいを取っていました。投稿を読んで、化学に対する苦手意識や焦りにすごく共感しました。特に、「解説を読めばわかるけど、自分では解けない」「勉強にすごく時間がかかる」という悩みは、自分も最初に化学を勉強し始めた頃に強く感じていたことです。 化学ができるようになるために、一番大事なのは「とにかく基礎を徹底的に固めること」だと僕は思っています。正直、基礎ができていないと、何をやっても応用が効かないんです。難関大レベルの問題は、突き詰めればすべて基礎の組み合わせです。だから、今の時点で基礎に自信がないなら、演習や応用に進む前に化学基礎の内容を1から丁寧にやり直すのが最短ルートです。 ここで大事なのが、「暗記で乗り切ろうとしないこと」です。化学って「反応式を覚える」とか「用語を丸暗記する」みたいなイメージを持ちやすいですが、それだと全然頭に入ってこないし、ちょっと聞き方を変えられると太刀打ちできません。 僕が意識していたのは、「なぜそうなるのか?」を常に考えることです。たとえば、「金属がイオンになるのはなぜか」「酸と塩基が中和するとはどういうことか」みたいなことを、全て同じルールや仕組みで説明できるようにするのが重要です。すると、バラバラだった知識が線でつながって、ぐんと理解が深まります。 そして、これは意外に思われるかもしれませんが、「教科書を読むことが最強」です。僕も受験期は、化学基礎と化学の教科書を何度も読み返しました。図や用語、説明の流れが非常に整理されているので、きちんと読めばかなりの力がつきます。問題集より先に、まず教科書で基本の理解を深めて、そこから網羅的な問題集(例えば化学リードαなど)に進むと、成績がぐんと伸びていきます。 今はとても不安かもしれませんが、化学は「正しく勉強すれば、必ず伸びる」科目です。基礎から逃げずに、ゆっくりでもいいから理解を積み重ねていけば、夏以降に一気に点が取れるようになりますよ。 結論としては、化学基礎の教科書からじっくりとやることが最適解です。時間はかかり、受験への期間も限られているので焦りを感じるでしょうが、コツコツ綿密にやれば必ず結果は出ます。 勉強法としては、まとまった単元の部分の教科書をじっくりと理解し、そのあとその単元の網羅的問題集を解く。というのがおすすめです。(リードαがおすすめ) 参考程度に、化学基礎1ヶ月→理論化学1ヶ月→無機化学1ヶ月→有機化学1ヶ月のペースで進めれば、4ヶ月で化学がだいぶ得意になります。体力も必要で一筋縄ではいかないと思いますが、結果を出すにはコツコツ基礎をやることが1番の近道です。正しい勉強をすれば、演習は10、11月からでもよゆーーーーでまにあいます。私が言うので間違いないです。応援してます!
東京工業大学生命理工学院 Kotaro27
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化学の参考書
基本的にはその二冊で良いと思います。基礎問題精講の方はやっていないのですが重要問題集はやっていました。重要問題集がスラスラ解けるまでにいったら十分だと思います。重要問題集は難しい問題もあるので志望される大学のレベルに合わせてどこまでやるか考えても良いかもしれません。全部はマスターしなくても良いかもしれないということです。 基礎を身につけたり思い出したりするときにお薦めなのはご存知かも知れませんがセンターの過去問です。 化学はまず教科書をマスターすることだと考えています。一部私大では教科書外のことが問われたりしますが、それもまずは教科書の内容を分かってのことだと思います。 センターは基本的に教科書からしか出ないはずです。基礎の良い確認になりますし、スピード感も身についたりします。間違えたところを教科書で確認しておくとより良いと思います。得点できるようになれば自信に繋がると思いますし、共テの対策にも勿論なります。 私は共テの前になってセンターの過去問に手を出したのですがもっと早くからやっておけばと後悔するほど良質だと感じました。まだ未習の部分があれば分野別になっているものもあるのでそれをやっても良いと思います。長くなりましたが要するにセンターの過去問はとてもオススメということです! 重要問題集はA問題は簡単でセンターがスラスラ行けるならこちらも解けるはずです。つまりセンターは実力養成だけでなく現状確認にも使えます。 一言でまとめると重要問題集がスラスラ解けるまでなったら十分だと思われ、あとはセンターの過去問もやってみてくださいということです。
東京大学理科二類 S.K
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教材と戦略
回答させていただきます。ただ、私は受験生時代にサイトで紹介されていた暗記量を減らす方法を使っていたため、その方法を解説するサイトのリンクを貼らせていただくという形にさせていただきます。ご了承ください。 ・酸化還元、電池の暗記  酸化還元については、酸化剤と還元剤にはどんなものがあって、反応でそれらが何になるかは丸暗記する必要があります。(例:濃硫酸→二酸化硫黄)ただ、半反応式を全て覚える必要はなく、元の物質が何になるかさえ知っていれば半反応式を組み立てることができます。私は受験生時代、次のサイトを見てやり方を理解しました。 (https://kimika.net/r5hanhannousiki.html 化学のグルメ-半反応式・酸化還元反応式(作り方・覚え方・問題演習など))  また、電池についても上のサイトで全て事足ります。既に授業動画で予習されているということなので、事前知識込みで見ていただくと非常に分かりやすいです。 ・構造決定の学習法 構造決定はやればやるほど点が伸びますし、できるようになるとパズルみたいで楽しいのでとにかく量をこなしてください。ただし、構造式は問題の指示に従って書くように意識してください。これを習慣づけると理不尽な減点を防げます。  既に新演習に手を出されているということで、ある程度骨のある練習問題として東北大学の有機をおすすめします。東北大学の第3問は伝統的に構造決定が出題されますが、非常に問題の質が良いです。難易度で見てもちょうど良く大問の中で勾配があるため、基礎知識の定着と思考力の養成にうってつけです。 ・無機の暗記  イオン化傾向列を使うと覚えやすい部分があります。例えば、イオン化列で横並びの亜鉛鉄ニッケルは濃硝酸と反応して不動態を形成するというように、イオン化列で近い位置にあるものは近い性質を持ちます。また、色の暗記では既にされているように資料集を読んで写真で覚えるのがよいです。 ・理論の計算  溶解度については、出した質量が溶液のものなのか、溶質のものなのか、溶媒のものなのかを考えて解いてください。  例えば、食塩の溶解度が20g/水100gであれば、食塩:水の質量比は1:5ですが、食塩:溶液なら1:6になります。これを混同すると正解できなくなるので気をつけましょう。  気液平衡については、気体の量を体積でなく物質量で捉えると混乱しにくいです。ヘンリーの法則では標準状態基準の体積を考えることがありますが、分かりにくいので全て物質量で統一してしまいましょう。(物質量に直すとき、分数のままにしておくと多少計算が楽) ・合成高分子の暗記  そもそも京大には合成高分子は大問としてはほとんど出題歴がありません。しかし、理論の方でイオン交換膜が出題されたりはするので、そこは暗記必須です。ただ、結局共通テストには合成高分子は出題されるので、その対策として繊維やゴムについて覚える必要はあります。  合成高分子はそれまでの化学よりも更に生活に身近になります。身の回りのものと結びつけて覚えてみましょう。例えば、アラミド繊維は強度が非常に強いため防弾チョッキに使われているといった感じで、物質の種類、性質、使用例を一気に暗記してしまいましょう。  また、反応機構に触れると、ほぼ例外のないパターンがいくつかあるだけなので無機に比べて楽に覚えられるはずです。 ・各分野の学習比、京大化学の傾向  まず、京大化学は大問4つ(2科目で180分、1課目なら90分)で、大問1は理論と無機の複合か純粋な理論、大問2は純粋な理論、大問3は有機、大問4は高分子(ほとんど天然高分子)が出題されています。これは10年間変わっていません。  全体を通して、知識を前提に思考力を問われています。記述問題だけでなく、グラフを選択したり、範囲外の内容(マルコフニコフ則やラウールの法則など)を誘導付きで出題してきます。また、数値計算の煩雑さもありますが、物理の問題のように文字のままで計算する問題が多くあり、慣れが必要です。  京大化学では、まず有機と高分子で得点を稼ぐ必要があります。比較的難易度が低く、そうでなくても誘導が丁寧なことが多いです。有機は構造決定と立体化学、高分子は糖ペプチドアミノ酸が多く出題されます。  理論は、結晶構造、電離平衡、気体が多く出題され、中でも結晶は出題頻度が高いです。  無機は全く出題されない年もありますが直近は3年連続で出題されています。対策を怠ることはできません。  以上を踏まえると、有機>理論>無機の順で重視したほうがいいと考えられます。比率に関してはなんとも言えないですが、高2から化学を勉強されているということで、受験前には全分野完成する(化学で7〜8割が目指せる)と思われます。なので比率というよりは不安な分野を都度穴埋めするぐらいでよいでしょう。  最後になりますが、暗記分野は演習をこなしていくうちにいずれ覚えていくと思ってください。演習の比重を大きくしていって、最終的に過去問にまで到達できるようにしましょう。健闘を祈ります。
京都大学工学部 黒澤
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