商学部の英語の難化について
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セーター
早稲田志望の3年です。
早稲田商学部の英語が2022年以降難化したと聞きましたが、実際に解いてみてやはり2021年は解きやすく感じます。
そこで、今年の入試対策としてはどの学部の過去問をとけば良いでしょうか?
(商学部にこだわりはなく、商、社学、文構、教育、人科を受ける予定です。)
また、過去問は同じ問題を2回解くのと多くの年度を解くのはどちらが良いですか?
回答
はや
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは!
早稲田大学1年生の者です🙇♀️
僕は現役時代、商学部の過去問を研究し、実際に2023年度の難化した問題を入試で解きました。
今回はその経験を元に、
①難化した商学部の英語の入試対策はどのようにすればよいのか
②過去問は多くの年度を解くべきか、それとも同じ年度を周回すべきか
上記の①、②に回答させていただきます。
①難化した商学部の英語の入試対策はどのようにすればよいのか
結論から申し上げます。2023年度の過去問を研究し、語彙力を強化する。これに尽きます。
元も子もない話だ、と感じてしまうかもしれませんが、2023年度の難化によって商学部の英語は極めて特殊な立ち位置に立たされることとなりました。独自の問題形式に加え、時間配分の厳しさ、そして何よりも多彩な問題形式。2021以前とは明らかに別次元の難しさです。また、商学部と同じような問題形式の学部はあるか、と聞かれたら微妙です。
では、どうしたら良いのか。
長文に着目すると、取り扱われている内容は一貫してビジネス関連である一方で、語彙レベルがかなり上昇しています(英検準一〜一級クラス)。
選択肢にもかなり厳しい単語が含まれています。
なので、商学部の過去問を解き文章のクセに慣れつつ、語彙レベルを強化していく。これしかないのです。
商学部特有の抜き出し問題・並び替え問題・会話問題についてですが、抜き出し問題に関しては文章理解能力があれば対応できるので気になさらず。
並び替え問題はかなり厳しいものも含まれておりますので、2022・2023年度の復習をピンポイントで行いつつ、追加で並び替え問題を参考書等で特訓。
去年の会話問題は正直無理ゲーの領域に片足突っ込んでますが、商学部の過去問で特訓、必要に応じて文・文化構想の過去問も利用。これくらいが対応の限度だと思います。
商学部特有の文章に慣れるなら、2021以前を解き続けるのもありです。ビジネス系の文章で頻出の単語等をメモしていきましょう。
もしくは去年の商と同等・もしくはより難しい長文を解きまくって2023商の難易度に慣れてしまう方法もあります。
教育(2023・2022)、法、社学、文構(2017以後)はやる価値あるかと。
まとめますと、2022・2023の過去問を一つの指針にしつつ、語彙力を強化。これに尽きます。
②過去問は多くの年度を解くべきか、それとも同じ年度を周回すべきか
圧倒的に前者です。人間やれば覚える生き物なので、一回やった過去問はスラスラ解けてしまいます。復習や長文のシャドウイングとして一度やった問題を見直すのはナシではないですが、新しい問題を解き、間違えたところを復習するのが結局一番です。
コメント(1)
セーター
とても丁寧な返信ありがとうございます!
満遍なく色んな学部の過去問をとこうと思います。
ちなみに赤本の復習の際音読はすべきですか?するとしたら回数の目安はありますか?