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計算ミスが無くならない

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3/12 7:15
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

にんにく

高2 千葉県 一橋大学ソーシャル・データサイエンス学部(65)志望

一橋志望の高2です、数学で得点を稼ぎたい思っているのですが模試を受けた時に大問の初めの方の計算を間違えてしまうことがかなりの頻度で(ほぼ毎回)起こります。解説をみると解法は合っているのですが途中で計算が合わなくなってしまい、焦ってそのまま解けなくなるということがよくあります。模試や本番でミスがないようにするにはどうすればいいでしょうか、対策などがあれば教えて貰えるとありがたいです。また、自分は文系プラチカをやっていて初見で6割程度は解けるくらいなのですが上記の理由から模試の成績があまり良くなく、今の勉強があっているのか分からなくなっています、今後の勉強方針についてもアドバイスを頂けたら幸いです。

回答

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気合い

慶應義塾大学商学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
僕もありました。計算ミスをなくすには常になぜこの計算をするのか、この計算は何を意味するのかを意識して行うことが肝要です。なぜなら、計算とは解答に必要な要素を取り出は手段であり、計算ミスは主に計算を行うという意識だけで計算を行うことから生じるからです。単なる計算ミスならば筆算を書けば大抵解決します。しかし、質問者様もすでにその程度の対策はしていらっしゃる上でのご質問であると存じますので、計算力というより焦って計算してしまう点が問題であると考えます。そこで、計算ミスに意識を奪われて焦ってしまわないように、自分は今正しいプロセスを踏んでいるのだという確認をしながら計算を行うことが良いと思います。自分も東大入試本番で焦って計算が合わず不合格となってしまった身ですが、落ち着くことが大切だと伝えたいです。 さて、今後の学習についてですが、数学に関してのみでよろしいでしょうか?そのほかの科目についての情報がないので数学のみについて個別にアドバイスすると、一橋模試は計算ミスでそこまで減点されないのではないかと思うので論理の飛躍がないかをまず確認した方が良いと思います。計算ミスがあり答案が進まないという意味でしたら、計算力向上のために「合格る計算」という参考書を毎日数ページやると良いと思います。習うより慣れろです。共通テスト対策にもなるので(時短できる方法とか載ってる)、本当におすすめです。あとは、一橋で頻出の整数、確率を極めるために過去問20年分をその2つの単元だけ2周してください。(余裕があれば)ほかは1周しましょう。それができれば受かります。 英語は質問者様のレベルがわからないので一般的な回答になりますが、一橋の単語は簡単なので単語で落とすことがないように英検二級レベルまでは完璧にしましょう(単語を見て英語のまま理解できるように!)。単語の勉強と同時に長文も進めたいです。長文は毎日一橋の長文大問一つ分くらいの英語を読みたいですね。英語は時間がなくても毎日やりましょう。 一橋模試で偏差値60〜65が取れてるならサボってもいいです。国語は中学受験したかどうかと地頭が良いかどうかに大きく左右されるので、できないなら地道に語彙、漢字をやって新聞とか説明文とかを1週間に2,3回程度読みましょう。僕は中学受験をしたし、幼少期から読書の習慣があったのでほとんど対策なしで一橋オープンの国語偏差値72が出ましたが、それはレアケースです。あと、地味に古文漢文の素養が大切なので(近代文語文のところ)、共テで9割安定するくらいに古文漢文をやりましょう。 社会は日本史なら早慶レベルの知識を抑えて、高3の頭から少しずつ過去問解いていけば合格点が出ます。結局数学と英語が大切なので(早慶受けるだろうし)、文化祭シーズンとかの忙しい時期は数学と英語だけは続けるようにしましょう。
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コメント(2)

にんにく
3/12 9:57
ご回答ありがとうございます。まずは英数を固めて今までの遅れを取り戻そうと思います。追加で質問なのですが、数学の過去問は時間を測って解いた方がいいでしょうか?それとも時間を過ぎたら解説を見た方がいいでしょうか?
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気合い
3/12 10:07
高3の夏までは時間を計らなくて良いです。測って解いても多分解き終わらないし、なんなら本番でも解き終わらないので大丈夫です。時間を計測するのは一橋大の数学20ヵ年のB問題がほぼ完答できるくらいになってからっていう感じです。 時間を測る目的は多分本番の作戦を決めるためだけだと思うので(一橋は合格点取ることだけを考えたら時間的厳しさはない)、秋模試に向けて夏休み後から少しずつって感じでいいと思います。なんなら共テ後だけでもいいかも

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計算ミスが無くならない
計算ミスで大きく減点されてしまって思うように結果が出ないのすごくわかります。私が意識していたこと、実践していたことをお伝えしますね! まず、意識の面で「こんな計算合うわけがない」と思いながら解いた計算は合うはずがありません。どれだけ煩雑な式がでても、一旦その式を俯瞰して何をすればいいのかを整理してから手を動かしましょう。そして、めんどくさいと思うかもしれませんが1行ずつ、上の行に戻ることができるか(同値となっているか)を確認しながら計算を進めましょう。最後に気づいて「どこで間違えたかわからない」なんてなったら時間の無駄です。すごく焦ります。 また、想定外を想定内にしておきましょう。共通テストの数学では特に、計算が合わなければマーク欄に合わなくなりやばいくらい焦ります。体が熱くなってくるんです。ただ、そんなことは余裕で起こりうることです。それを想定外にしてしまうとかえって不利益になるのでそういうこともありえると言い聞かせておきましょう。これは計算が思ったよりも煩雑になってしまった時も同じです。 計算ミスを未然に防ぐ方法としてごく当たり前のことではあるかもしれませんが、計算式、図、グラフを丁寧に書きましょう。乱雑に色々なところに計算式を書いていると合うような計算もなにがなにかわからなくなります。 次に、与えられた条件(a>0など)があるときは常に頭に入れておくようにしましょう。 入試問題になればこの確認漏れで致命的なミスにつながることが増えてきます。 逆に、この条件のおかげで気づくことができる計算ミスもあります。 計算する前にその条件を満たすかどうかを適当でいいので確認しておきましょう。 計算が煩雑になったときには一度工夫ができないかどうかを考えてみるのも有効でしょう。一例にはなりますが、高次方程式であれば与えられた方程式から字数下げができたりしますね。 文系プラチカが6割程度解けるとのことで参考書のレベルは適切だと思います。 普段問題を解いて解答を見るとき、不正解の原因が計算ミスだったらどういう対応をしますか? ここで「計算ミスだから」と流してしまうのと「どういうミスをしたのか」分析をするのでは大違いです。計算ミスには大体自分の癖が出てきます。どういう場面で、どういった計算ミスをしたのかを分析することはとても重要なことです。これができれば同じ場面で同じようなミスをすることはなくなります。 また、間違えた問題は絶対にもう一度何も見ずにとききってください。解答で見るのと実際にやるのはかなり違います。 解法が思いつくだけでも質問者様のレベルは十分に高いと思います。あとはもったいない減点を避けるだけなので頑張ってください! 応援しています!
大阪大学基礎工学部 sho152
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私もそれに最後まで悩まされていました。 本番でも、ケアレスミスで完答を2つ失っています。 私の対策でダメだったもの、やっぱりこれかなってのをお伝えしますので参考になれば幸いです。 ダメだったことは、ミスノートを作ることです。 まず間違いなくやらなくなります。 理由は単純でめんどくさい上に、効果があまり見込めないと思ってしまうからです。 自分がどんなミスをするか、それがわかった上でも同じミスをしてしまい、やる気も無くなっちゃいました。 これの改善策として、原因に対して対策を考えるべきではとも思いましたが、多分一つだけになると思います。それは上述した「これかな」のやつだと思うのですが 「焦らず落ち着いて解く」ということです。 私やにんにくさんなんて特にこれに尽きるのではないでしょうか? 焦ってると嘘だろっていうミスを平気でしちゃいます。そういった本人の能力は1年ほどの努力で上がる自信もデータもないと思います。 だから落ち着きましょう。これに限ります。 目標は満点では無く、合格点だと思います。 焦らずとも実力があれば合格点は取れると思います。 頑張ってくださいね、応援していますっ
東京工業大学環境・社会理工学院 まんまる
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計算ミスを無くすには?
こんにちは! 私も計算ミスがずっと課題でした…。 よくある方法と 私の方法を紹介しようと思います。 1、よくある方法→検算の癖をつける 検算というのは、 導いた答えが問題文に当てはまるか 計算して確認するというものです。 かなり大きい設問や 検算しやすいものはやる癖をつけるといいでしょう。 2、私の方法→計算ミスの「癖」を知る 私は計算ミスした問題と 解き方が分からなかった問題で 印を分けてました。 計算ミスした問題だけ解いてみると 意外とまた計算ミスしてしまったり することに気づきました。 計算ミスは注意力うんぬんではなく、 「癖」なんだな、と思った瞬間でした。 翔太さんも一度計算ミスした問題だけ 解いてみてください。 この変形をするときミスりやすいとか、 この計算勘違いしやすいとか、 色々自分の傾向が見えます。 このように 気をつけるポイントを見つけておくと 類似した問題も取れるようになります。 また上手く言語化できなくても なんとなく傾向を掴むだけでも十分です。 テスト直前に 計算ミスの問題だけ解くと (私は)かなり計算ミスが減りました笑 ぜひ試してみてください。
東京大学文科二類 ねっぴぃ
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問題の難易度が簡単になるほど凡ミスを連発してしまう
初めまして。rockyyyと申します。 結論から言うと、反省はするべきですが、そこまで気にしなくて良いのではないかと思います。進研記述模試は、比較的基礎的な内容を問うてくる問題がほとんどであると思うので、人によって得意不得意があると思います。僕も難しい模試は取れるのに、進研模試だと思うように点数が取れないってなっていたこともありました。 そのとき、僕の場合は油断をしていました。問題を見て「あ、この問題見たことある!もう解き方がイメージできたぞ!」となってしまい、その道筋の途中でよく油断からくる計算間違いをしていました。「この問題完答できたのに!」となって悔しい思いをしたことがありました。 そこで、僕は計算途中でこまめにこの値がおかしくないかなどの検算をするようにしました。また、それまでの計算をさらっと見直したりしました。そうすると、両辺この値で割ったのにこの項だけ割ってなかったなどのしょうもない凡ミスに気づけたりしました。また、数学ではありませんが物理においては「この値が負になることはあり得ない」などと思うことで間違いを見つけることができたりしました。 なので、理系科目は特に、こう言った検算をこまめに入れてみるとどうでしょうか。駿台模試などでは高得点を取れているので、きっとそれくらいの時間は取れるはずです。一度試してみてください。 そしてもう1つ大事なことが、その模試に対する気持ちの持ち方です。「この模試は簡単だから」などと思っていると痛い目に遭います。本番ではこう言った計算ミスなどの凡ミスが命取りになりますので、油断せずにいきましょう。自分でも慎重すぎるんじゃないかって思うくらい丁寧に回答することで凡ミスはきっと減ります。僕はそれで高校2年生の頃に数学を100点取ることができました。何にせよ、油断は大敵です。受験頑張ってください!
大阪大学工学部 rockyyy
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計算練習について
はじめまして!こんにちは。 大阪大学人間科学部に所属している者です。 私も現役時代に計算ミスに苦しんだ経験があるので、お力になれたらいいなと思い回答させていただきます。 まず、中学入試の問題をやることはあまりおすすめしません。 計算問題単体で出題されることはまずないので、中学入試の問題を解くことよりも、大学受験レベルの問題を時間内に正確に解くスピードを上げていくのが得策だと思います。 たとえば大阪大学の文系数学は見直しの時間を含め一問におよそ30分かけることができます。 この場合、練習の段階で一問ずつ、20分で正確に解き切る練習をしておくとよいです。 時間が無限にあれば計算ミスは必ず見つけることができます。 しかし、実際は、時間が有限である中で解法を導き出し、計算をミスなく終えなければなりません。 ですから、大学受験のレベルの問題で計算ミスをなくしていくことが一番の近道であると思います。 これは共通テストの数学にもあてはまります。 解法を素早く思いつけば、そのぶん計算に時間を使いミスなく解くことができます。 数学は ①解法を思いつくこと ②計算できること の二つが組み合わさって解くことができるものだということを知っておいてください。 大阪大学文系数学は近年易化しています。 解法は多くの人が思いつきやすく、計算力勝負になることも考えられます。 それでもやはり、解法を思いつくスピードが速ければ速いほど、落ち着いて焦らず計算に臨めると思うので、計算ばかりでなく解法を考える練習も並行してやるといいと思います。 長くなってしまいましたが、質問者様の計算ミスへの悩みが解消されることを願っています。 もし疑問点や追加で聞きたいこと等ございましたらいつでもご連絡ください! ここまで読んでくださりありがとうございました。 大阪大学人間科学部 のぞみ
大阪大学人間科学部 のぞみ
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得意な教科でとても悪い点をとってしまった
勉強おつかれさまです!数学の模試でミスのせいで大幅に点数が減るのは本当につらいですよね、、、 ですが、これまで数学を得意としていたあなたなら、必ず復活できると思います!いくつかアドバイスをお伝えします。 1. 1問目のミスを防ぐために 大問の1問目のミスは、後の問題にも影響しやすく、精神的な焦りにもつながります。計算や検算にはあまり時間がかからないので、最低2回は計算をすることをおすすめします。私は受験生のとき、計算ミスを防ぐためにこの方法を徹底していました。 2. 記述問題の対策 数学(もし物理もやっているなら物理も)では、数式のみで解答するのが効率的です。私は以前、記述のために日本語での説明を詳しく書いていましたが、それに時間がかかることに気づきました。そこで、必要最低限の文章のみを書き、ほとんど数式だけでまとめるようにしたところ、解答時間が短縮され、しかも記述の点数も減点されませんでした。説明は最低限にし、数式をメインにすることで、時間の余裕が生まれるはずです。 3. 解き直しの際のミス分析 すでに「なぜミスをしたのか」を書き出す習慣があるのは、とても素晴らしいことです!これは必ず続けてください。分析の精度を上げるために、ミスの傾向を分類するのもおすすめです。例えば、 - 計算ミス(符号ミス、桁ミス、式の写し間違いなど) - 思考ミス(問題の意図を取り違えた、条件を見落としたなど) - 時間配分ミス(焦りによる確認不足など) こうすることで、より具体的な対策を立てやすくなります。 4. 模試のストレスとの向き合い方 模試の目的は、①自分の弱点を見つけること、②本番のようなプレッシャーや出題形式に慣れることです。 あなたはすでに、「自分の弱い部分を客観的に見つける」という一番大きな目的を達成できています。これは、とても素晴らしいことです。ミスの原因が明確になったからこそ、次に活かせるのです。だからこそ、自分を責めすぎず、「今回も1つ成長できた」と考えてみてください。 また、プレッシャーに対しては、経験を積むことで慣れていきます。最初はうまくいかなくても、何度も練習を重ねることで、ミスは確実に減っていくはずです。私もそうでした。先生や親からの言葉に落ち込むこともあるかもしれませんが、結果だけに目を向けるのではなく、自分の弱みを発見できたこと、プレッシャーの中で戦う練習ができたことを大切にしてください。 今まで数学が得意であり続けたのですから、今の一時的な不調がずっと続くわけではありません。むしろ、この経験を乗り越えたことで、さらに強くなれるはずです。ぜひ自分を信じて、次に向けて前向きに取り組んでみてください!
東北大学工学部 snow
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1年後に一橋大学に受かるために
こんにちは〜  質問だったり、質問者さんの現状に対して一つずつお答えしていこうと思います!  まず模試について。進研模試の問題形式にはあまり詳しくありませんが、進研模試の問題のうち、一橋で出ないような問題形式のものはそこまで気にする必要はないと思います。慣れてない形式の問題でやりづらさを感じたり点数が伸び悩んだりするのは誰しも同じです。 しかし一方で、駿台模試についても、似たような結果を一橋と同じような形式の問題でも出せるのか、駿台模試の形式・レベル・(採点)等等に救われていないか注意する必要があります。  次に数学について。まず計算ミスについて話すと、結論、計算ミスは、分野にもよりますが 計算ミスがないかちゃんとチェックすれば減らせます。チェックする時のポイントは、 1,簡単に確かめられるところでチェックする 2,明らかにおかしい答えが出ていないか確認 この2点です。例えば、確率の問題であれば、 例えば6回コインを投げてちょうど3回表が出る確率を求める時に6C3を掛けるのを忘れたとします。すると答えは1/2^6になるわけですが、これは疑いの目を向けさえすれば直感的にあまりに小さすぎないか?と気づくはずです。 また、nが出てくるタイプの確率の問題であれば、n=0,1,2あたりを代入して簡単に検算できます。これは確率に限らず、整数、数列をはじめ 色んな分野に言える事ですが、n=1,2等(もちろんnに限らずkでもaでもbでも何でも)、簡単に代入できるような物はそれを使って検算すべきです。(特に数列に関してはn=0,1,2あたりを代入するだけでほとんどの計算ミスを発見できると思います)質問者さんが苦手な整数に関しても、先程の小さい数を代入して検算、ももちろんそうですし、答えが整数であれば代入して確かめられますし、せめて偶奇の整合性が取れているかを確認するだけでも簡単にある程度ミスを発見できると思います。それ以外の分野についても、例えば式の計算で 最高次係数と定数項と各項の符号ぐらいなら一瞬で検算できるはずです。 このように、ここは簡単に検算できるんじゃないか?これは値のオーダーとして妥当なのか?を意識しながら、とにかく計算ミスを減らす意識を持つ事です。計算ミスは、0にはなりませんが、減らそうと努力すればある程度減らせますし、減らそうと努力しない限り減りません。 時間が多少かかっても、ある程度検算しながら確実に進めた方が、急いで全部終わらせて計算ミスを連発するよりも最終的な点数としては良いです。 また点数の話をすると、特に大問の最初の方の計算はこれでもかというレベルで慎重にやりましょう。(3)の途中で計算ミスする分には致命傷ではありませんが、例えば(1)の、(2)以降でも使うような式の計算を間違えると本当に致命傷になります。 簡単に確認できるところだったり、大問の最初だったり、コスパを考えながら、計算ミスを減らす努力をするという事を問題を解きながら常に意識しましょう。 次に質問者さんの苦手な整数とベクトルについて。まず整数ですが、整数問題の解き方というのは大きく分けて3パターンしかありません。 一つは因数分解です。つまり積の形を作るという事です。整数×整数=整数の形を作る事ができれば基本的に有限パターンに絞れますから、あとはしらみつぶしです。また、関連して約数・倍数関係を利用する事もあります。これは後述する余りとも関連しますが、例えばbは3の倍数という情報が与えられたらb=3b'と置き直すのも一つの手です。 次に不等式です。例えば2以上6以下という条件がついた場合、実数範囲ではあまり強力な条件ではありませんが、整数なら有限通りに絞り込めます。また、自然数であれば上限が分かった時点で有限個に絞れるため、特に自然数が出てきた際は不等式評価を狙うのは大事です。 最後に余りです。つまり合同式を利用して、 問題中の整数について余りで場合分けする事です。素数や累乗が出てきた際はまずこれを疑ってください。また、合同式の法としては 3,4,8あたりが便利な事が多いです。(もちろん偶奇も確認しましょう) 他にも、帰納法だったり、解き方はあるとは思いますが概ねこの3パターンです。従って、 どのパターン(もしくは帰納法)を狙うのかを見定めて、それを狙うのが大切です。整数問題はパターンがある程度あるので問題演習で色々なパターンを触っておく事も大切です。 次にベクトルですが、 ベクトルが既に導入されているタイプの問題については、一次独立なベクトル2つを使って整理する、これが一番のポイントだと思います。 対称性を崩してでも整理する勇気が必要です。 もちろんこれ以外のパターンもありますが、ベクトルは基本的にパターンがあるので整数と同じく演習で色々なパターンに触れましょう。 僕の塾の先生曰く、ベクトルにおいて やった事がないような操作を要求される事は無いから、もし自分が今までやった事ないようなベクトルの操作をしているならそれは大抵間違いだ、とのことです。 図形問題に関しては、まずはベクトルが得意とする図形量を抑える必要があります。 具体的には、直角、そして円とその五心です。 逆に、長さや直角以外の角度はベクトルはそんなに上手く扱えません。図形問題で与えられている、そして出てきている点や図形量を見てベクトルに向いているのかを判断しましょう。 図形問題をベクトルで解くと決めたら、あとは 始点と一次独立な2ベクトルを設定して他の点をそのベクトルで表すだけです。ただし始点はなるべく計算が楽になるような特徴的な点をちゃんと選んでください。  すこぶる長くなってしまったのでその他については軽く触れて終わりにしたいと思います。 参考書は正直なんでもいいと思います。自分にあった物をしっかり一冊完成させるのが大切です。他科目とのバランスについては、一橋の社会学部の配点を考えるとまずは英語、次に差がつく数学だと思います。世界史は質問者さんの得意科目という事なので大丈夫だと思いますが 国語もほどほどにやりましょう。 私自身は数学は苦手寄りの科目でしたが、塾や学校等で上に書いたようなノウハウを吸収していき、高3の途中ぐらいからはそこそこ点数が取れるようになっていきました。分野ごとにパターンを押さえながら理解を深め演習を積んでいけばかならず伸びるはずです。質問者さんに良い結果が待っていますように! あと1年です、頑張ってください!
東京大学文科二類 合同式
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本番試験
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微積計算をどれ程できればいいのか。
青チャートの計算問題が全て出来れば十分でしょう。 marchレベルは、正直知りません。 過去問やればわかると思いますが、それを知ってもさほど意味はないと思います。 質問者様の到達したい目標レベルが早慶、東工大なのですよね。 そのレベル目指してファイトです。 秋に模試の判定がヤバいなら、その時に考え直しましょう。 あと、数Ⅱまでの微積の正確さやスピードを試すには、センターの過去問がもってこいです。 数Ⅲの計算練習にもっと薄くて取り組みやすいテキストを求めるなら、駿台が出している「数学Ⅲ カルキュール」はどうでしょうか。 これが簡単だと感じるなら、相当基礎は身についているはずなので、実践的な演習を通じて補完していけばいいでしょう。
京都大学工学部 クウルス
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理系数学
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計算ミスを無くすには
計算ミスをしない様にするには、自分のミスの傾向を把握することが肝要です。 ミスをするたびにしたミスの内容をメモして、正の字などを書いてカウントしていって見てください。私は、これをすることで自分がどんな計算ミスをしやすいのかを把握でき、しやすいミスへの対処や、ミスをしやすい計算の局面で意識的に気をつけることができるようになり、ミスが減りました。 あとは、「マジで気をつける」という強い意志を持って問題を解くことが大事でした。 がんばってください。
東北大学工学部 さくまる
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理系数学
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もう何をしたらいいかも分からないです
ひなさん、お久しぶりです。 すごく辛い心境が伝わってきました。何かお力になれればと思います。 今回は、 ①英語を復活させるための具体策 ②過去問最低点にいつ到達すれば良いか ③併願校選び の3点で回答します。 ①英語を復活させるための具体策 英語という科目は過去問を解き始めてある程度するとスランプに落ちる人が多々います。私もその1人でした。急に長文が読めなくなり、頭に入ってこなくなる感じです。もしそうでなければ今からの話は的外れなのでスルーしていただいて結構です。または別途コメント欄等で再度ご質問頂ければと思います。 長文が急に頭に入らなくなった、読めなくなったという症状の場合、その原因候補の一つとして、読むスピードの上げすぎが挙げられます。過去問に慣れてくると、急激に解く時間を短くしようとする傾向があります。その理由は今の時期の実力では規定の時間内解ききれないからです。今そのような状態ではないですか?または解ききれてもどんどんとスピードアップしようとしてはいませんか? この症状を改善するための本質は、スピードを適正化し、しっかりと根拠を持った状態で解答を導き、正答率を上げることです。 具体的には簡単な長文問題を確実に解く訓練をするとよいでしょう。センター試験を使うと良いと思います。センター試験の問題は専門家が長い年月をかけて作るので、問題の作りが非常に精巧です。受験のエッセンスが詰まっています。また共通テストのようにポスター読み取りなど無駄な部分がありません。 センターは簡単だからと軽視しがちですが、センター試験ほど良質な問題はありません。どの参考書よりも素晴らしい問題だと私は思います。 最初は規定の時間で良いので、発音問題を除き、1ミス以下を毎回確実に取れるようにすると良いでしょう。解く際には一問一問解答の根拠を持ってください。解答根拠となる部分には線を引くなどして丸つけの際に自分がどんな思考プロセスだったかを明確にします。 センター試験のような基礎なレベルの問題を用いるのはここに理由があります。早稲田のような文章だと難解で解答根拠が非常に見つけにくく複雑な場合があるからです。ゆえに練習に適切ではありません。中には解答根拠がはっきりとしないものがあったりします。予備校でたまに答えが割れるのはこれが原因です。また、センター試験では解答根拠がはっきりしない問題は99%ありません。それもセンター試験を用いる理由の一つです。 この訓練をすることによって、読むペースを適正化し、正答率を上げることができます。これができるようになったらもう一度過去問に戻ってみて下さい。きっとスピードは今よりも少し落ちますが、根拠を持って解答するクセが改めて身につくと思います。それにより、正答率は上がるはずです。正答率が上がったらまたゆっくりと読む速度を上げていくと良いでしょう。 ②過去問最低点にいつ届けば良いか 結論、本番当日です。12月時点で最低点を取れていなくても何ら不思議ではないです。むしろ年内に最低点が取れるなら、志望校のレベルを上げても良いくらいかもしれません。(少し言い過ぎかも)現役生の成績が“最も”伸びるのは1月後半から受験当日までの期間です。今までやってきた積み重ねの複利が最大化するからです。私も明治の政経を受験しましたが、この時期明治政経英語の合格点は取れていませんでしたよ。だから落ち着いてやっていきましょう。 ③併願校選び ひなさんは現在、早稲田以外の受験校はと中央法、明治政経の2学部のみのようですね。 はっきりと申し上げて、明治政経と中央法では併願校としてレベルが高すぎると思います。明治政経は言わずもがなMARCHトップレベルですし、中央法も茗荷谷キャンパス移転に伴い今までよりも難易度が上昇することが見込まれています。 私は受験校をもう少しもう少し幅広くするべきだと思います。金銭面で問題なければ、最低限MARCH下位学部、また理想は日東駒専まで受験することです。 しかしながら、早稲田、明治、中央以外には行きたくないという主張も非常によく分かります。ですが、明治政経と中央法に受かっていない状態で早稲田を受験するのと日東駒専どこか一校でも合格を持った状態で早稲田を戦うのにはメンタル面で大きな差があります。 絶対に行かないから受験しないのも分かりますが、早稲田受験に向けたメンタル維持のために受けることを強く推奨します。 受験校を増やしても、受験対策はほぼ増えません。日東駒専やMARCH下位学部は一月が終わるまでに過去問を1年ずつでも解けば大丈夫です。早稲田の対策をしていれば当たり前に解ける問題ばかりだと思います。 受験校増加のデメリットは、試験日程が多くなることです。ですがそれも受験慣れに繋がります。行けば分かりますが初めの方の受験は緊張するものです。何度も受けていくと慣れます。早稲田には慣れた状態で試験に臨んだほうが良いです。 また、これは余談ですが、早稲田慣れというのもあります。早稲田の受験は2月下旬に集中するので、他大学の受験を終えた状態で早稲田受験を迎えることになると思います。その際、受験慣れしたつもりでも、やはり本命の大学、自分が丸一年捧げてきた場所に来ると、他大学とはまた別の緊張に襲われることがあります。人間緊張すると本来の実力を発揮できないことがあります。それは避けたいものです。 今年の早稲田受験日程は教育、商、社学の順に、19日、21日、22日です。もし教育学部で緊張によってペースが崩れてうまくいかなかったとすると、ドミノ倒し的に商、社学と崩れる恐れがあります。 そこで、金銭的余裕があれば文化構想学部も受験すると良いでしょう。文構の試験日は例年早く、今年は12日です。教育学部と1週間離れています。文構で早稲田の緊張に慣れてしまえば、他3学部は安心して受けられます。 また、文構は試験問題が他3学部とは傾向が異なります。よって、時間がなければ、もしくは行きたくなければ、文構対策は不要です。あくまでも早稲田に慣れるために行くと良いと思います。 前回もお話ししましたが、きっとひなさんなら大丈夫です。ぜひ最後まで走り抜けて下さい。 合格を祈っています。
早稲田大学社会科学部 kobayash
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