この夏数学を得意にしたい
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
ゆき
こんにちは。私は私立の中高一貫校に通う高校2年生です。志望校は北海道大学医学部医学科です。駿台模試の偏差値は、数学51、英語75、国語66、総合67です。
私は医学部を目指しているのにもかかわらず、数学が得意ではありません。嫌いというわけではないです。むしろ好きです。定期考査はまあまあできますが、模試になると途端にできなくなります。特に応用問題(最後の方の問題)はボロボロです。
そこで、この夏に数学と向き合い、得点源とまではいかなくても、少なくとも数学が足を引っ張ることがないようにしたいです。
夏休み、どのように数学を勉強したらよいでしょうか。
また、今使用している参考書は青チャートですが、問題量が多いため基礎問題精巧も視野に入れています。どちらの方が北大受験に向いているでしょうか。
回答
ちる
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
初めまして。私はあなたほど英語も国語も出来ませんが、数学に関してはかなりできた自負があります。実際、高2の第3回の駿台模試(かな?)では偏差値で80を超えました。
私は北医ではありませんが、高校からの友人に北医が何人かいます。また、数学の問題は同じものを受けたので、「北大数学の対策」としてお話します。それも高得点をとるための。簡単だったのも大きいですが、私自身は数学重点で、200点満点で合格しました。
高得点を目指す前に、北大数学(北大以外でもそうですが)で大切なのは、基礎です。基礎は簡単という意味ではありません。参考書で言えば青チャートの例題は全て基礎です。
応用が難しいとおっしゃいましたね。応用問題は何が難しいのかと言えば、ひとつは何をすれば良いのか分からないということでは無いですか?応用問題を解く時に大切なのは、いかに基礎に紐解けるかです。
とりあえず、今青チャートをやっているということで、継続することをオススメします。中高一貫ということは、数3は終えているか終わりに近いくらいですかね?それだけでほかの受験生とは差がついているので、早めに青チャートをほとんどできるようにしましょう。全部できるようにしろとは言いませんが。
あとは、夏休みに是非予備校の講習を受けるといいと思います。講習というかなり短い期間に詰め込まれた話というのは記憶に残るものです。北医用のがなくても、それなりに難しめのやつを受けてみましょう。
応用問題はいかに基礎に紐解けるか、と言いました。そんなのわかってるよって思うかもしれません。「紐解くのが難しい」んですよね。ここで受験数学で1番大事なことをお伝えします。「数学は誘導」です。99パーセント大問の中の小問は誘導です。例えば(1)-(3)まである大問があったとします。ここで、(2)を解く時に(1)を使うのであれば、(3)では(2)は絶対使い、(1)は使う”かも”しれません。(1)と(2)が関連がなければ、(3)では絶対に両方を使います。そういうものなんです。もちろん小問集合は除きますよ。
たまに、ナンセンスな誘導な時もあります(神戸大かどこかの問題で見た)が、そんなのほとんどありません。とにかく「数学は誘導」です。
まあ色々言いましたが、まとめると
・夏休みは青チャートをそのままやって、可能なら数3(既習範囲)までの基礎はガチガチに固める→すぐに模試には繋がらないかもしれないが、絶対に今後いきてくる
・使う参考書は青チャートのままで良い
という感じですね。
北医ではない人からのアドバイスで申し訳ないですが、私からのアドバイスとしては「数学は誘導」です。絶対受験が終わるまでこれを忘れないでください。
また、理科も怠ってはいけません。私自身同じ高校だった北医の人たちと何で差がついてたかといえば、理科です。北大の理科は確かに簡単と言われてもおかしくないレベルですが、できる人とちょっとできる人で差がつきます。ぜひ「できる人」になってください。
あなたの合格をお祈りしています。あと一年半くらいですね。頑張ってください。
コメント(1)
ゆき
ありがとうございます。この夏、駿台の難関数学などの講習を受け、青チャートも継続して解いてみました。基礎を完璧に固めれるようこれからも頑張ります。