UniLink WebToAppバナー画像

国語の点数アップへの道

クリップ(10) コメント(0)
5/29 18:14
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

ひろあき

高2 大阪府 同志社大学志望

同志社を受けようと思っているのですが全く現代文ができなくて困ってます、どうすれば同志社レベルまで持っていけますか?

回答

回答者のプロフィール画像

tetuji

慶應義塾大学経済学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
回答致します。 まず、できないというイメージを失くしましょう。 人間には潜在意識というものが存在します。その潜在意識があなたの考え行動全てコントロールしているんです。 有名な言葉ですが、 『体は食べたもので作られる。心は聞いた言葉で作られる。未来は話した言葉で作られる。』 特に最後の言葉ですね。残りもいい言葉ですが今回は省きます。 あなたが無理だできないといえばいうほどそういう風に勝手に未来が作られてしまうんです。 なのでこれからはやめましょう。何事もできないじゃなくてやってやる!という気持ちで!! ここからは勉強の話です。まず漢字、語彙は知識問題になりますのでこれはやるかやらないかで点数が左右されます。勉強法も何もないように感じます! 現代文にはまず、テクニックで解ける部分があります。それは指示語、接続語の把握です。 まずは必ずこの二つを文章中でチェックしてください! 次に、最も間違ってしまいがちなことをお話しします。それは『先入観』です。 例えば、泣いている。という文章を見たときに悲しいだろうなと思ってしまいがちです。 しかし、もしかしたらうれし涙かもしれない、怖くて泣いたのかもしれない。 こういう可能性から客観的に前後などの文を見てどれが正しいかを見分ける力をつけましょう。 ですが一つの言葉をとっても色んな意味がありますし、パターンもありますよね。それはもう本をどれだけ読んで知識があるかの差で判断ができるようになっていきます。 なので「本を読め。」 と国語の先生に言われるわけです。 本を読んでいる人は世の中に出ても強いですよ。これは間違いありません。 どんな文章も客観的になぜ?どうして?という意識をもって読みましょう! 質問などあればコメントお待ちしています。
回答者のプロフィール画像

tetuji

慶應義塾大学経済学部

251
ファン
15.1
平均クリップ
4.7
平均評価
メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。

メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。

コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
UniLink パンフレットバナー画像

コメント(0)

コメントで回答者に感謝を伝えましょう!相談者以外も投稿できます。

よく一緒に読まれている人気の回答

現代文が分からない
こんにちは~^^ 慶應商学部の4年生です。 国語、特に現代文は、これまでの人生経験から、出来る人はできますし、できない人は勉強してもなかなか伸びません。 これは、数学には明確な「公式」と、解答を導くまでの「解き方」があるのに対し、現代文には分かりやすい公式のようなものがなく、どう勉強したら解けるようになるのか分かりづらいためです。 個人的な意見ですが、現代文というのは、中学入試(国語という名前ですが)も大学入試も問題のレベルは変わりません。大学入試では、現代文に登場する語彙や教養のレベルが上がるだけで、基本的な国語力というのは、実はそれだけ小さいころに形成されていいものなんです。例えば、中学入試でしっかり現代文(国語)を勉強した人間は、勉強を全くせずに大学入試の現代文がしっかり解けます。 現代文が出来る人と出来ない人では、文章を読んだ時に見えている世界が全く違います。 現代文が出来る人というのは、文章を読み進むにつれてその風景や光景、説明文の構造などがイメージとして頭に浮かんできます。 逆に現代文が苦手な人は、文章を読んだ時、文と文が頭の中でつながらず、ただの文字列としか認識されません。これは大きな違いです。 今回は、現代文を構成する3つの能力について解説したいと思いますので、自分に足りないのはどの力なのか、よく考えてみてください。 【現代文に必要な3つの力】 ①文章を理解する力 ②文章から想像する力 ③文章同士を組み合わせて論理的な図にする力 ①文章を理解する力 「文章を理解する力」を習得するための勉強法は、最も簡単です。 ちょっと難しいな、理解できていないな、という文章があったら、絶対にそこから先へ進んではいけません。一度立ち止まって、もう一度その文章を最初から読み直し、その文章が完全に理解できるまで粘りましょう。 それは難しい単語の意味が分からないのかもしれませんし、文章同士の前後関係がつながっていないのかもしれません。 現代文とは、一文の積み重ね、一文一文の組み合わせで内容が出来上がるので、一文たりとも理解できていない箇所があると、途端に分からなくなります。 現代文の効果的な勉強法が分からず、現代文に苦手意識を持っている人の大半は、ここでつまづいています。よく分かっていないのになんとなく読み進めてしまう人たちのことです。 とにかく1文でも理解できていない文章があったら、絶対にそこから進まない!という勉強法を取り入れるだけで、読解力は格段に上がります。 是非試してみてください。 ②文章から想像する力 「文章を理解する力」を使ってある文章を理解したとして、今度はそれを頭の中で想像できなければ応用することが出来ません。これは、現代文では主に物語文に使われる能力・勉強法(説明文にも使えますが、次の項目で説明します)です。 これは、①の文章を理解するが出来ていればカンタンなことなのですが、意外に多くの人がやっていません。 それはなぜかというと、想像することをめんどくさがっているからです。 文章が理解できていれば、想像など簡単に出来ますが、多くの人が現代文という教科を楽しんでいないため、全然想像しないのです。 例えば人間心理の問題など、想像せずに解答が分かるはずがありません。その場面のその人の気持ちになりきらないと分かりません。 楽しんで部活をする人と、しぶしぶ部活動をしている人では、楽しんでやっている人の方が伸びるに決まっています。 現代文の場合、楽しんでいるかいないかの指標は、ここに現れているかもしれません。 ③文章同士を組み合わせて論理的な図にする力 これは、「説明文版の文章から想像する力」です。普通の「文章から想像する力」は物語文の光景を想像するのに対して、「文章同士を組み合わせて論理的な図にする力」は説明文の内容を想像する力になります。つまり、説明文で登場する主張、反対意見、具体例などを一枚の図で表せるよう頭の中で想像するということです。 文章同士を組み合わせて論理的な図にする力」の勉強法では、まず一文ごとに理解した後、それらを因果関係や並列、逆説などで結びつけ、文章を一枚の図で表せるように頭の中で整理するよう、常に心がけてください。 図で表すとはどういうことかというと、例えば、「結論」が一番上にあって、その「理由A」と「理由B」が一個下の階層にあり、さらにその一個下の階層に「理由A」の具体例が2つ,また「理由B」の二次理由が2つある、というのを樹形図のように想像します。 ちょっと文章で表すの難しいですが…(笑) 現代文の極め付けは、僕はここにあると思っています。 これが出来るようになれば、ほとんどの文章がほぼ完全に理解できるようになります。 詳しく勉強したい人は、東洋経済新聞社の「ロジカルシンキング」という本を買って読んでみてください。 もしかしたら国語力が跳ね上がるかもしれません。 僕はこの本と出会って、今まで自分が文章をまったく理解できていなかったことに気づきました。 僕の後輩も、この本を読んで小論文の点数が上がったそうです。 興味のある人は試してみてください^^ 以上です。がんばってくださいね。
慶應義塾大学商学部4年 ryo02
551
8
現代文
現代文カテゴリの画像
京大志望 国語全般ができない
はじめまして。 京大対策というよりももっと一般的な国語の対策について述べようと思います。 まず古文・漢文について。 読解の前に単語と文法を始めるのは合理的かつ効果的だと僕は思っています。ぶっちゃけ古文・漢文の文章レベルは決して高くありません。日本語訳を見て解くと少なくとも的はずれな答えは出さないでしょう。じゃあ日本語訳なしだと間違えるのは何故かと考えた時に、原因として挙げられるのが単に単語と文法の知識不足です。なのでまず単語と文法をしっかり勉強すべきです。そうすれば古文・漢文の点数が安定してきます。 もう少し具体的なことを言うと、単語は意味を丸暗記するのではなく本質的なイメージで覚えることです。単語帳に乗っている表現が常に正しいとは限りません。むしろそれに縛られて意味が取れないということすらあります。昔センター試験で単語帳によく乗っている表現で間違いの選択肢をつくり、逆に単語帳にはあまり乗ってない表現で正解の選択肢を作った問題が出されました。センターですらこのような事をしてきます。二次の問題だったら尚更ですね。 文法は古文と漢文ですべきことが異なります。古文については助動詞と敬語を中心に覚えることが大切です。助動詞と敬語は動詞のニュアンスを決めるだけでなく、その動詞の主体(主語)や対象(目的語)を決定します。すなわち文脈を示唆してくれます。助動詞や敬語を使って主語を決めるのは古文読解の常套手段です。そのために助動詞と敬語の知識は不可欠です。漢文については品詞分解が重要になってきます。正直漢文は漢字なのである程度意味の予測がつきます(たとえ予測しなくとも覚えやすい)。なので大切なのはどの漢字が動詞、助動詞、主語かです。ここで知っておくととても有利になる知識があります。それは「中国語と英語は言語体系が似ている」ということです。どういう事かと言うと、英語には文型があると思いますが実は漢文にも文型があり、何よりほとんど同じ形であるということです。すなわち、主語の次は助動詞や否定語、次に動詞が来て、その後に目的語が来る。前置詞という概念もあり、英語のそれとそっくりな働き、配置がされます。なので品詞分解と言っても新たなことをするのではなく、英語でやっていることをそのまますればいいのです。そうなってくるもレ点もいらなくなってきます。 次に現代文について。 上の古文・漢文について、単語と文法をやってもセンターはなんとでもなりますが、記述式になると少し物足りない。それを補うのが読解力です。これは現代文の対策(考え方)で養えます。 まず大前提でありながら最も勘違いされている事として、現代文に必要なことは「筆者の気持ちになること」なんかではありません。筆者が何を考えているかなんて筆者以外にわかる人間はいません。なのでそんなものはハナから問われていません。必要なのは「筆者の主張を汲み取ること」です。 現代文は論理で成り立っています。論理とは情報と情報の関係性を示したものです。反復、対比、因果などがそれです。現代文ももちろん例外ではなく、そのような論理によって筆者の主張や考えを展開し、読者に説明しようとします。なので私たちが筆者の主張を読み取るにはこの論理の理解が必要です。 ここまでは評論文のことをメインで書きましたが、実は小説も大きくは異なりません。小説には筆者の主張はあまり出ません。なので汲み取るものが「筆者の主張」ではなく「登場人物の気持ち」になります。ここで評論以上に「登場人物の気持ちになる」という勘違いがされますが、その必要はないです。ここで使うのも「論理」です。論理を意識して読んで、登場人物の行動原理・行動の結果を汲み取っていきます。 登場人物の感情は、直接的に描写されているのならば話は別ですが、登場人物のその時の気持ちは筆者にしかわかりません。もちろん問題作成者にもわかりません。なので「論理」を使って状況を整理し、感情をざっくりと予測することしかできません。実はこの一連の作業が問われているのです。登場人物の気持ちになってどのような感情を抱いているのか予測するのは時間の無駄です。なぜなら真逆の感情でない限りその感情が正しいかどうか真っ向から否定するのが難しいからです。選択肢を選ぶのに必要なのは、「状況」を整理する「論理」すなわち「客観性」です。 現代文の具体的な対策はやはり演習になると思います。ただ注意があって、模試や問題集の解答を見るとき、ただ答えがあっているかどうかは大して重要ではなく、模範解答を作成する時どのように回答を組みたてているか、どのように筆者の主張を汲み取っているかに焦点を当てて読むといいです。このとき論理関係を意識して見るなおよいです。問題を解いている時に得られるものはありません。丸つけしている時も実そんなに得ているものはありません。自分のプロセスがあっているかどうか、必要な知識が足りているのかどうか、が重要です。上でも散々述べているように、現代文は論理の知識を使って解くものです。これは評論文も小説も同じです。 長々説明しましたが、あくまでこれらは私がやってきたことに過ぎないので、参考程度に見てください。 またややこしくてよく分からなかったり、もっと具体的なことを聞きたい場合は個別で対応します。 これから厳しい時期が始まりますが、頑張ってください!応援してます。
京都大学農学部 31
16
1
現代文
現代文カテゴリの画像
現代文が伸びる気がしない
私は今国語の塾講師をやっています。中学、現役の頃にはあんなにできなかった国語を。ただ、ある時、気付きのターニングポイントが自分にはあって、それからみるみる成績が上がっていきました。 今も講師をやっていて思うのですが。 私たちはやたらめったら「解ける」ことに主眼を置きがちです。他の科目の性質である“得点”を意識しがちです。 しかし、国語は読書となんら変わりのない教科です。そして読書には得点は絡みません。 つまり私が言いたいのは、解くことを一回やめてほしいということです。 国語という教科は第1関門に「読む」があり、第2関門に「解く」があります。すなわち、読めないと解けないようにできてるし、問題作成者も読めないような所にフォーカスを当てて設問を練ります。我々の読解力で読み解けるレベルに応じ、得点が出るように適宜問題の難度を並び替えつつ。全部同じレベルの問題を出してしまうと、しっかりとしたデータ集積がてきないので。 そして、ある程度意義がわかったところで本題に移ります。 文章は英語と同様、小さな単位から大きな単位まであります。語→文→段落→意味段落→文章の順に。しかしながら我々は日本語であるという理由だけに、英語は下から学習していくのに対し、国語はいきなり文章に飛びついてしまいます。 まずは、語から考えます。大学入試レベルともなると語彙力は高校入試よりはるかに上回ります。そこで概念などを一通り学べるよう、単語集を英語と同様にやっていきます。 ・現代文キーワード読解[改訂版] ・ことばはちからダ!現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20 (河合塾SERIES) ・入試漢字マスター1800 (河合塾シリーズ) と言ったものがオススメです。ちなみに、漢字も入れてありますがキーワードと漢字の参考書1冊ずつ完璧にするのが理想です。漢字問題集は漢字の設問を解くだけでなく、文章中に出てくる語彙の対策にもなるので甘くみてはいけません。 ここまでで、語は制覇できました。第1段階です。 第2段階として、今度は語が集まってできた文、文が集まってできた段落、段落が集まってできた文章へとフォーカスしていきます。 文と文、段落と段落については ・田村のやさしく語る現代文―代々木ゼミ方式 ・現代文と格闘する (河合塾シリーズ) と言ったものがオススメです。多分、こうやって言うと「解かないって言ってたやん!」とかツッコミ受けそうなのですが、この二冊は基本的に解くことに主眼を置かれてなく、読めているかどうかのチェックの問題がついてるだけで、実際の入試では到底出ないような問題です。 ここまでであらかた完了しているのですが、さらに文章読解を深めていくために、段落と段落の関係、さらには段落が集まってできた意味段落と意味段落同士の関係をより明確にできるような力の養成に入ります。 ・高校生のための現代思想ベーシック ちくま評論入門 改訂版 (高校生のための現代文アンソロジー・シリーズ) ・高校生のための現代文ガイダンス ちくま評論文の読み方 (教科書関連) この二冊は完璧に入試問題がついていません。読むためチェックはありますが。 ただこの二冊は聖光学院という東大輩出率の高い高校が夏休み課題として採用しているもので、東大出身者に定評のあるものです。 この2つで文章というものにダイレクトに向き合い、1つの文章を分析する力を養い、かつコンパクト化できるようにします。 結局のところ、現代文ができるというのは、文章を一読し、流れを理解しつつ内容をコンパクト化し、その上で設問に取り組めるということです。 この参考書では文章を読んでその流れを自分で予備校の先生みたいにチャート化できるよう努めてください。 そして、仕上げとして ・現代文読解力の開発講座 (駿台受験シリーズ) で自分で実際に文章の流れを把握し、コンパクト化できているかチェックしてみてください。 ここまでくれば読みはオーケーです。そしたら遂に解く領域に入ります。もちろん過去問でも構いません。ただ導入としてオススメなのが ・現代文私大対策プラクティス―設問から攻める! (駿台受験シリーズ) です。一通りの私大の現代文を体感するのにぴったりです。あとは ・入試現代文へのアクセス 基本編 (河合塾シリーズ) も解説が丁寧なのでおススメです。 国公立の問題が入っているような参考書もあるかと思いますが、記述で書けないのに選択肢で選べるわけないので。 記述で解答を考える際にポイントとなるものを多く含んでいる選択肢が正解なわけで。 ちなみに消去法なんかずっとやってたらいつまでたっても伸びませんよ。 すごいでしょ?こんなに読みの参考書があったのに解きの参考書の量が圧倒的に少ないのは。でもそれだけ読みが重要だということです。 ここまでで多く語り尽くしたようにみえますが、実際はもっと語りたいことがあります。これ以上長くしても見る気を削ぐだけなので。とりまえず自分でできるように方向性は示せたと思います。 ぜひ頑張ってください。
早稲田大学商学部 #かーきん
98
4
現代文
現代文カテゴリの画像
助けてください(現代文)
はじめまして。 現代文には評論と小説があります。それぞれのコツと対策について述べてみました。 まずは評論について。 評論ができるようになるには2段階あると思ってます。以下で説明します。 ①読めるようになる。 簡単に説明します。 難しい言葉や文字の多さに圧倒されることがあると思います。それに惑わされず、情報の流れを追うことが大切になってきます。情報の流れ方には大きくわけて3種類あります。反復と対比と因果です。 筆者には言いたいこと(主張)があって、それを伝えるためにその文章を書いています。人間言いたいことは何度も繰り返してしまう。筆者も人間である以上主張を何度も繰り返します。しかし同じ形では文章にならないので形を変えます。それが反復です。また同じ視点から主張を続けても説得力に欠けるので、対比させます。対比させた上で自分の主張の正当性を訴えます。大抵は二項対立です。さらに自分の主張の理由を説明することで、読者に納得させやすくします。これに因果は相性がいい。 したがって字面に囚われず、今情報がどのように流れているのか抽象化し、脳内で記号化しながら読む必要があります。この文と前の文は反復なのか対比なのか因果なのか。情報を抽出する訓練をしましょう。これができるようになったら自然と文章の言ってることがわかってくると思います。ただ全てがそうではなく、導入部分や余談といった重要な情報がほとんどないもあるのでそこは緩急をつけて読みましょう。 私がやっていた記号化のコツとして、1番の主張に線を引き、対比は記号をつけ、因果は矢印を引いてました。読みながらやると頭が整理されて読みやすくなります。あらかじめ自分ルールを作っておくと安心します。やってみて下さい。 あと一つ、逆接には気をつけましょう。Yes,but法なんてものがありますが、人間逆接の後に注目しがちです。筆者もそれを使ってきます。逆接の後には重要な情報が待っています。それが主張(あるいは主張し始める合図)だったり、今後キーワードになる定義だったりと一概には言えませんが、要注意です。 ②解けるようになる。 評論を苦手にする受験生は多いと思います。私もそうでした。よく数学や理科と比べて「答えがひとつじゃないから答えようがない!」と嘆いたものです。しかしこれは間違いで、試験科目である以上採点基準があります。それを満たしていなければ減点されるし、全て満たせば満点となります。現代文で点を取る時に重要となってくるのは、この採点基準を知ることです。 ありがたいことにこの採点基準というものはある程度パターン化しています。それをここで全部紹介は出来ないので、学ぶ方法を教えます。私も受験生の頃そのような内容が充実している参考書を色々探しましたが、なかなか望むものが見当たりませんでした。結局一番良かったのが、模試の解答です。 模試は大手予備校や企業が出している訳ですが、その名前を出している以上変な問題は出せません。したがってかなり質のいい問題が出されます。ここで質がいいとは、例えばセンター模試ではセンターの傾向により即しているということではなく、解答プロセスが分かりやすく解答が充実しているという意味です。変な知識やひらめきが必要な問題はいわゆる悪問であり、模試で出されると凄く業界から嫌がられます(よく予備校の先生が愚痴ってました笑)。また日本全国ですごい数の受験生が見るので、より客観的で妥当性のあるプロセスで解答が導かれます。そのプロセスはたくさんの人が見て納得できるように丁寧に書かれています。よって初学者は模試の過去問を読んで、採点基準はどのような箇所に与えられるのか、それぞれの採点基準はどのように解けばいいのかを身につけていくのが効率が良いと思います。引き出しを増やしましょう。 次に小説について。 何よりも大切なことですが、小説の読解は「登場人物の気持ちになれ」という文句が常套句になっていますが、あれは間違っています。共感性は求められていません。そろそろ共感性なんて人によってバラバラです。そんな曖昧で主観的な基準は求められていません。求められているのは、状況分析能力と至極一般的な思考回路です。以下で説明します。 まずは話を場面ごとに区切ります。場所が変わったり登場人物の出入りがあったら場面が変わります。場面が変われば状況が変わるので、一旦区切られます。次に着目したい登場人物の置かれている状況や背景をチェックします。主に外的なものをチェックします。その外的な何かがその登場人物に起こり、心情に何らかの影響を与え、それが言動となって現れます。したがってここで必要なのは、登場人物に起こった外的な何かの状況把握と結果起こした言動です。 よく登場人物の感情から考える人がいますが、先にも述べたように、必要ありません。人によってどのように感じるかは様々です。統一できません。したがって私たちがすることは、上の外的な何かが起こった状況から登場人物が起こした言動を結ぶに「矛盾しない」心情を考えるまでです。大切なのは「一般的に矛盾しない」ことです(サイコパス的な思考回路は論外ですが…)。「僕ならこう思う!」は問われません(そんなもの採点基準に出来ないからです)。私たちが人間的な感情回路を発動できるのはこの瞬間だけです。予備校では「心情はあっさり、外堀でがっつり」と教わりました。特にマーク式ではそうですが、心情にこだわっていては解けきれないことが多いので注意です。 小説の問題の多くはこの一連のプロセスから出されることが多いです。頻出なものとしては、心情に変化が起こった原因が違ったり、状況から言動を結ぶ心情が余りにの不自然などがあります。これもパターン化しているので、問題演習を通して引き出しを増やしましょう。 小説も評論と全く同じ理由で、模試の過去問で対策するといいです。これは評論も同じですが、しっかり解答解説を読みましょう。間違っていた問題はなおさらですが、合っていた問題もまぐれじゃなかったか確認する必要はあります。問題演習で一番実力がつく時は解いてる時でも丸つけしている時でもなく、解答解説を見ている時です。 以上です。ざっくりまとめてみました。アドバイスっていうよりも1から教える形になって長くなってしまいました。申し訳ないです。かなりざっくりなので、よく分からない部分もあると思いますが、何かあったらコメントの方にお願いします。 それではコロナで色々と煩わしいことが多いとは思いますが、頑張ってください!
京都大学農学部 31
59
3
現代文
現代文カテゴリの画像
国語ができなくて成績がずっと上がらない
文章を読むポイントとして、 「誰についての文なのか。」 「何についての説明なのか。」 など、主語を意識して読むこと。 「その動作がいつ行われたのか(時制)。」 「その人自体の動作なのか(能動態)、その人がその動作を受けているのか(受動態)。」 「その人はどれくらい偉い方なのか(敬語)。」 など、動詞を意識して読むこと。 の二つがあると、個人的には思います。 主語については、例えば、物語では文章の主人公、説明文では文章の題材に注目して読むと、その文章の流れをつかみやすくなります。 問題が難しくなると、動詞で混乱させてくるものとかもあるので、先程あげたものを注意しながら読むといいと思います! 上の二つに加えて、古文漢文や英文には、特有の文法があるので、それに注意して読んでいきましょう。 あとは、文章の段落ごとに区切って読んでいくと、文章の流れを掴みやすくなると思います。 基本的に、文章では1段落に1つのことを書くことになっています。問題として出される文章は、このルールに従っているものが多いです。なので、段落を読み終わるごとに、内容を自分で一文にまとめてみて、それを繋げて読むと文章の流れがよりわかりやすくなると思います。 これらを少しずつやっていくと、だんだん文章の読み方がわかってくると思います。あとは、数をこなして文章を読むことに慣れましょう。 文章を読むのが上手な人は、昔からよく本を読んできた人が多いです。 日頃から、短い文でもいいので、文章を読むといいと思います。LINEなどに載っている、自分の興味のあるニュースとかでも全然いいと思います! 参考になればと思います。頑張ってください!
大阪大学基礎工学部 tomato-juice
15
1
模試
模試カテゴリの画像
文系だけど、国語が大嫌い
国語をやる意味、確かに難しいですよね。 私は現代文をはじめとして国語は楽しいと思っていたタイプなので、それを前提に一意見として読んでいただければと思います。 現代文は、「『他人の言葉をどう読み取るか』という国語力が試される教科だ」と捉えて私は勉強してきました。というのも、質問者さんのおっしゃる通り、「第三者が考える『筆者の考え』を当てること」に意味はないと思うからです。現代文の設問で問われていることは、「問題作成者が何を筆者の考えだと思ったのか」ではなくて、「筆者が書いた文を読んだ人が、その文から『筆者の伝えたいこと』としてどんなメッセージを受け取るのが妥当だと考えるか」ということです。 日本語において、文章に使われている単語や文脈からどんな意味や雰囲気を読み取るか、というのは、日本語を言語として介する以上、ある程度みんなに共通していなければなりません。 すごく簡単な例をあげます。 「雨がしとしと降っていた。まるで私の心を表しているようだった。」という文に傍線が引いてあって、「傍線部において、『私』はどのような気持ちだったか答えよ」という問題があったとします。 雨がしとしと降っている、という表現があるのに、ここで、『私』が前向きだった、とか、楽しい気持ちだった、と答えるのは流石に不自然だとわかると思います。「しとしと雨が降ってるからなんだ!筆者の考えなんて第三者がわかるわけないじゃん!主人公はもしかしたら明るい気持ちかもしれないよ!」と反論するのは無理があるとは思いませんか? じゃあ、それってなぜなんでしょうか。私が思うに、「この文は雨が心情とリンクしてるんだな」とか「しとしと雨が正の感情とつながることはないよな」とかいった知識や感覚は、日本語を扱う上での技術とも言えるものです。現代文というのは、そうした感覚や技術をつかんでいくための勉強だと思います。 もちろん、難関大受験を目指すレベルの方々の日常生活では、そこまで日本語の情報伝達で困ることはないかもしれません。その分、なぜ現代文なんか…と思うのも仕方ないと思います。 でも、今後学問的に高度な文章を読んでいくためには、その文を読んで周りが受け取るメッセージ性は自分もちゃんと読み取れないといけません。その時自分だけズレた内容を読み取って、だって書いた人は私と違うんだもん!!!わかるわけないじゃん、みんな人それぞれでしょ!というわけにはいかないのです。 入試に出てくる問題は、どえらい教授たち、つまり、高校生や大学生の私たちよりずっと多くの文章に触れてきた勉強のスペシャリストたちが作っています。だから、そういう人たちに自分の解答を読んでもらえるんだ、という気持ちで入試に臨むと楽しいかもしれませんね。 これを踏まえて、私のおすすめの勉強法は、 ①文中から、筆者の考えや主人公の心情を決定づけるような証拠となる部分を探しながら解くようにする ②いくつかの模範解答を比べて、共通して書かれているところを探す です。 ①について 答えの自由度が高く見える現代文といえども、一応解答として書いて欲しいと思う部分があって問題作成者は問題を作るはずです。 記述式なら、接続詞や指示語に着目して言葉と言葉の関係性を掴みながら読んでいくことで書くべき核が見えるようになってきます。核がわからないなら、数をこなしてそれが見えるようになるまで演習してみてください。核を外さず書けるようになれば、あとは言い換えの仕方や文のまとめ方と言った細かな技術を磨けば点数は伸びると思います。 選択問題なら、まず自分の中である程度答えの方向性を決めてから選択肢を読むことでかなり答えが絞れます。そのあとは、傍線部なり問題文なりに、筆者の考えや心情の証拠となるような表現を確実に探すようにします。 証拠となる要素が二つあるのに、片方しか触れてない選択肢が✖️となることもあるので、そうしたことも考慮して証拠を過不足なく入れ込んでいるものを探すよう意識してみて欲しいと思います。 ②について これは、入試問題の演習に入ってから役立つと思います。 赤本や青本など、入試問題の模範解答は、読めば読むほど人それぞれ、予備校それぞれで混乱すると思いますが、そこではありません。 どの会社の解答でも共通している部分が書くべき核心です。この会社はこんな答えを書いていて、こっちの会社はこんなふうに書いてる、という違いを探してしまう受験生が多いですが、大事なのは人々が同じように重要だと感じているところです。そこを書けるように、よく複数の解答を読み比べてみてほしいです。 長くなりましたが、よく考えて勉強してるからこんなふうに色々考えるんだと思います。そこに、一意見として私の見解が少しでも参考になっていたら嬉しいです。 私も高校時代思考が陥っていた議題だったので、これからも疑問があったら投げかけてくれるとよく考える機会が増えて楽しいです。またよろしくお願いします! 勉強ファイトです!!
慶應義塾大学法学部 Datty
3
2
現代文
現代文カテゴリの画像
現代文の勉強方について
じつは国語でもなんでも全ての教科において中学まで戻ることって結構大事で、 中学での国語を参考書とかからやってみてもいいかもしれません。 ちなみに私は今国語の塾講師をやっています。中学、現役の頃にはあんなにできなかった国語を。ただ、ある時、気付きのターニングポイントが自分にはあって、それからみるみる成績が上がっていきました。 今も講師をやっていて思うのですが。 私たちはやたらめったら「解ける」ことに主眼を置きがちです。他の科目の性質である“得点”を意識しがちです。 しかし、国語は読書となんら変わりのない教科です。そして読書には得点は絡みません。 つまり私が言いたいのは、解くことを一回やめてほしいということです。 国語という教科は第1関門に「読む」があり、第2関門に「解く」があります。すなわち、読めないと解けないようにできてるし、問題作成者も読めないような所にフォーカスを当てて設問を練ります。我々の読解力で読み解けるレベルに応じ、得点が出るように適宜問題の難度を並び替えつつ。全部同じレベルの問題を出してしまうと、しっかりとしたデータ集積がてきないので。 そして、ある程度意義がわかったところで本題に移ります。 文章は英語と同様、小さな単位から大きな単位まであります。語→文→段落→意味段落→文章の順に。しかしながら我々は日本語であるという理由だけに、英語は下から学習していくのに対し、国語はいきなり文章に飛びついてしまいます。 まずは、語から考えます。大学入試レベルともなると語彙力は高校入試よりはるかに上回ります。そこで概念などを一通り学べるよう、単語集を英語と同様にやっていきます。 ・現代文キーワード読解[改訂版] ・ことばはちからダ!現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20 (河合塾SERIES) ・入試漢字マスター1800 (河合塾シリーズ) と言ったものがオススメです。ちなみに、漢字も入れてありますがキーワードと漢字の参考書1冊ずつ完璧にするのが理想です。漢字問題集は漢字の設問を解くだけでなく、文章中に出てくる語彙の対策にもなるので甘くみてはいけません。 ここまでで、語は制覇できました。第1段階です。 第2段階として、今度は語が集まってできた文、文が集まってできた段落、段落が集まってできた文章へとフォーカスしていきます。 文と文、段落と段落については ・田村のやさしく語る現代文―代々木ゼミ方式 ・現代文と格闘する (河合塾シリーズ) と言ったものがオススメです。多分、こうやって言うと「解かないって言ってたやん!」とかツッコミ受けそうなのですが、この二冊は基本的に解くことに主眼を置かれてなく、読めているかどうかのチェックの問題がついてるだけで、実際の入試では到底出ないような問題です。 ここまでであらかた完了しているのですが、さらに文章読解を深めていくために、段落と段落の関係、さらには段落が集まってできた意味段落と意味段落同士の関係をより明確にできるような力の養成に入ります。 ・高校生のための現代思想ベーシック ちくま評論入門 改訂版 (高校生のための現代文アンソロジー・シリーズ) ・高校生のための現代文ガイダンス ちくま評論文の読み方 (教科書関連) この二冊は完璧に入試問題がついていません。読むためチェックはありますが。 ただこの二冊は聖光学院という東大輩出率の高い高校が夏休み課題として採用しているもので、東大出身者に定評のあるものです。 この2つで文章というものにダイレクトに向き合い、1つの文章を分析する力を養い、かつコンパクト化できるようにします。 結局のところ、現代文ができるというのは、文章を一読し、流れを理解しつつ内容をコンパクト化し、その上で設問に取り組めるということです。 この参考書では文章を読んでその流れを自分で予備校の先生みたいにチャート化できるよう努めてください。 そして、仕上げとして ・現代文読解力の開発講座 (駿台受験シリーズ) で自分で実際に文章の流れを把握し、コンパクト化できているかチェックしてみてください。 ここまでくれば読みはオーケーです。そしたら遂に解く領域に入ります。もちろん過去問でも構いません。ただ導入としてオススメなのが ・現代文私大対策プラクティス―設問から攻める! (駿台受験シリーズ) です。一通りの私大の現代文を体感するのにぴったりです。あとは ・入試現代文へのアクセス 基本編 (河合塾シリーズ) も解説が丁寧なのでおススメです。 国公立の問題が入っているような参考書もあるかと思いますが、記述で書けないのに選択肢で選べるわけないので。 記述で解答を考える際にポイントとなるものを多く含んでいる選択肢が正解なわけで。 ちなみに消去法なんかずっとやってたらいつまでたっても伸びませんよ。 すごいでしょ?こんなに読みの参考書があったのに解きの参考書の量が圧倒的に少ないのは。でもそれだけ読みが重要だということです。 ここまでで多く語り尽くしたようにみえますが、実際はもっと語りたいことがあります。これ以上長くしても見る気を削ぐだけなので。とりまえず自分でできるように方向性は示せたと思います。 ぜひ頑張ってください。
早稲田大学商学部 #かーきん
36
2
現代文
現代文カテゴリの画像
現代文を安定させるには
私は今国語の塾講師をやっています。中学、現役の頃にはあんなにできなかった国語を。ただ、ある時、気付きのターニングポイントが自分にはあって、それからみるみる成績が上がっていきました。 今も講師をやっていて思うのですが。 私たちはやたらめったら「解ける」ことに主眼を置きがちです。他の科目の性質である“得点”を意識しがちです。 しかし、国語は読書となんら変わりのない教科です。そして読書には得点は絡みません。 つまり私が言いたいのは、解くことを一回やめてほしいということです。 国語という教科は第1関門に「読む」があり、第2関門に「解く」があります。すなわち、読めないと解けないようにできてるし、問題作成者も読めないような所にフォーカスを当てて設問を練ります。我々の読解力で読み解けるレベルに応じ、得点が出るように適宜問題の難度を並び替えつつ。全部同じレベルの問題を出してしまうと、しっかりとしたデータ集積がてきないので。 そして、ある程度意義がわかったところで本題に移ります。 文章は英語と同様、小さな単位から大きな単位まであります。語→文→段落→意味段落→文章の順に。しかしながら我々は日本語であるという理由だけに、英語は下から学習していくのに対し、国語はいきなり文章に飛びついてしまいます。 まずは、語から考えます。大学入試レベルともなると語彙力は高校入試よりはるかに上回ります。そこで概念などを一通り学べるよう、単語集を英語と同様にやっていきます。 ・現代文キーワード読解[改訂版] ・ことばはちからダ!現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20 (河合塾SERIES) ・入試漢字マスター1800+ (河合塾シリーズ) と言ったものがオススメです。ちなみに、漢字も入れてありますがキーワードと漢字の参考書1冊ずつ完璧にするのが理想です。漢字問題集は漢字の設問を解くだけでなく、文章中に出てくる語彙の対策にもなるので甘くみてはいけません。 ここまでで、語は制覇できました。第1段階です。 第2段階として、今度は語が集まってできた文、文が集まってできた段落、段落が集まってできた文章へとフォーカスしていきます。 文と文、段落と段落については ・田村のやさしく語る現代文―代々木ゼミ方式 ・現代文と格闘する (河合塾シリーズ) と言ったものがオススメです。多分、こうやって言うと「解かないって言ってたやん!」とかツッコミ受けそうなのですが、この二冊は基本的に解くことに主眼を置かれてなく、読めているかどうかのチェックの問題がついてるだけで、実際の入試では到底出ないような問題です。 ここまでであらかた完了しているのですが、さらに文章読解を深めていくために、段落と段落の関係、さらには段落が集まってできた意味段落と意味段落同士の関係をより明確にできるような力の養成に入ります。 ・高校生のための現代思想ベーシック ちくま評論入門 改訂版 (高校生のための現代文アンソロジー・シリーズ) ・高校生のための現代文ガイダンス ちくま評論文の読み方 (教科書関連) この二冊は完璧に入試問題がついていません。読むためチェックはありますが。 ただこの二冊は聖光学院という東大輩出率の高い高校が夏休み課題として採用しているもので、東大出身者に定評のあるものです。 この2つで文章というものにダイレクトに向き合い、1つの文章を分析する力を養い、かつコンパクト化できるようにします。 結局のところ、現代文ができるというのは、文章を一読し、流れを理解しつつ内容をコンパクト化し、その上で設問に取り組めるということです。 この参考書では文章を読んでその流れを自分で予備校の先生みたいにチャート化できるよう努めてください。 そして、仕上げとして ・現代文読解力の開発講座 (駿台受験シリーズ) で自分で実際に文章の流れを把握し、コンパクト化できているかチェックしてみてください。 ここまでくれば読みはオーケーです。そしたら遂に解く領域に入ります。もちろん過去問でも構いません。ただ導入としてオススメなのが ・現代文私大対策プラクティス―設問から攻める! (駿台受験シリーズ) です。一通りの私大の現代文を体感するのにぴったりです。あとは ・入試現代文へのアクセス 基本編 (河合塾シリーズ) も解説が丁寧なのでおススメです。 国公立の問題が入っているような参考書もあるかと思いますが、記述で書けないのに選択肢で選べるわけないので。 記述で解答を考える際にポイントとなるものを多く含んでいる選択肢が正解なわけで。 ちなみに消去法なんかずっとやってたらいつまでたっても伸びませんよ。 すごいでしょ?こんなに読みの参考書があったのに解きの参考書の量が圧倒的に少ないのは。でもそれだけ読みが重要だということです。 ここまでで多く語り尽くしたようにみえますが、実際はもっと語りたいことがあります。これ以上長くしても見る気を削ぐだけなので。とりまえず自分でできるように方向性は示せたと思います。 ぜひ頑張ってください。
早稲田大学商学部 #かーきん
55
14
現代文
現代文カテゴリの画像
現代文の勉強の仕方と点数のとり方がわかりません
現代文には、読み方と必要な力がそれぞれいくつかあるので、思いつくまま紹介していきたいと思います。 読み方は大きく2つ。 ①大まかに文章の流れを掴む読み方 いわゆるマクロな視点で読む方法。段落ごとや場面ごとに、そこにどんな内容が書かれていたのか大まかに把握しながら、全体の論理構造を理解していく。特に説明文だと、論理構成図なんかを書きながら読み進めていくとこの読み方の練習になると思います。書き方は画像を載せられないので、お手数ですが「現代文 論理構成図」などで検索してみてください。 ②一文一文の繋がりを精密に捉える読み方 こっちはミクロな視点で読む方法。文よりもさらに細かい、単語レベルでの精密な読解が必要な場合もあります。現代文に基本的には無駄な文はないので、その文がなぜ書かれているのか、文章においてどのような役割を持つのか、前後の文と内容的にどう繋がっているのか、など考えながら読みましょう。 この二つの読み方を併用していかなくてはなりません。マクロばっかりだと細かい設問には答えられないし、ミクロばっかりだと文章の大意を掴めません。これからはこれら二つの読み方を同時に使いこなせるように、同じ文章でも読み方を変えて何度も練習してみて下さい。 読み方以外で必要な力もいくつかあります。 ①語彙力 これは以外と蔑ろにされがちですが、「読めてしまう」現代文だからこそとても大切です。文中に出てきて、自分の言葉で説明できないな、と思った言葉については、ぜひ積極的に辞書を引いて意味を確認しましょう。 ②具体例をあげる力 特に説明文でですが、自分が文章の内容を理解できているかを確認する術として、自分で具体例を挙げてみる、というのがあります。もしあげられなかった場合、一度振り返ってみて理解し直したほうが良いということです。 ③根拠を持たせる力 これはどんな科目でもそうですが、設問に答えるときになぜ自分がその答えを選んだのかは必ず明確に根拠を持って説明できるようにして下さい。特に現代文の場合は根拠が必ず文中に書かれてますから、「何行目にこう書いてあって、こういう風に解釈できるから、この選択肢が正しい!」と言えるようにしましょう。これができれば、もし間違えた時でも、思考のどのプロセスで間違えたのか、細かく振り返ることができますから。 以上になります。正直現代文はこれらを意識したからといってすぐに飛躍的に出来るようにはならないでしょう。キツいかもしれませんが、辛抱強く鍛えましょう。ただ、まだ9月ですから、結果を出すに十分な時間は残されています。応援しています。
慶應義塾大学法学部 師範
17
1
現代文
現代文カテゴリの画像
現代文の勉強法
こんにちは! まず現代文を勉強する上で頭にいれといて欲しいのが現代文の問題の答えは本文にあるということです!この本文を正しく読めるようにすることが最も大切だと思います!!! また、現代文はある程度問題によって相性が出てしまう科目であると思います!ですが勉強していくことによってその事故というものを少なく、最小限にすることはできると思います! しっかりと諦めずに正しい勉強をすれば偏差値60までは必ずいくと思うのでとにかく曖昧に読むのではなくきっちりと文を正確に読めるように、また参考書に書かれている読み方ができるようになることが大切だと思います!! 自分のおすすめの参考書のルートは以下の通りです!参考にしてみてください!! 現代文ポラリス1→現代文アクセスの基本編→ 現代文読解力の開発講座 この中でも最もおすすめで、時間をかけてやってほしいのが現代文読解力の開発講座です!!評論の難しい文章に対してかなり詳しく解説されていて、現代文の読み方を教えてくれるのでこれをしっかり2、3周やるのがいいと思います!(この参考書で自分も本文を正しく読めるようになりました。) 以下がおすすめのやりかたです! 現代文読解力の開発講座の進め方 1周目 まず解いて答え合わせで解説を熟読して読み方を学ぶ。(要約は1周目はやらなくてもOK) 2、3周目 要約も含めて解いて解決をすみずみまで読む。参考書に書いてあるような解き方の流れをできるようにする。 この順番で進めていくのがいいとおもいます!これと合わせてYouTubeのただよびで現在公開されている宗慶二先生の動画を見るといいと思います! 次に漢字と語彙ですがこれはコツコツと進めていきましょう。学校でやってるやつやそれがなければ入試に出る漢字と語彙2400がいいと思います! 補足 自分が使っていた接続語の記号です。(評論)合うか合わないかは好みだと思うので参考程度でお願いします。ただ自分としてはただ読むよりも手を動かした方がいいかなと思ってやってました。 順接→▽ 逆説→△ 言い換え→⬇️ 例示→()でくくる キーワード(自分が大事だと思った言葉)→○で囲む 大事だと思った一文→線を引く 参考になれば幸いです!!また、いつでも何か聞きたければこちらのコメントでお答えするのでお気軽にどうぞ!(答えられる範囲で答えます!)
早稲田大学商学部 TR_
12
5
現代文
現代文カテゴリの画像