独学で受験勉強 これでいいのか漠然と不安
クリップ(4) コメント(2)
4/19 23:43
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
いかのすけ
高3 千葉県 明治学院大学心理学部(59)志望
通信制に通う高3です。
学部で心理学部が設けられ、大学院への進学も考えれる明治学院大学の進学を希望してます。
以前、全日制に在籍していたものの、通わずに在籍だけしていたこともあり、塾に通わせてもらうのは考えられません。
武田塾の2023年の参考書ルートを元に今は6時間、10月には過去問解けるようにと参考書を進めてますが、漠然とこれで着実に進んでいるのかと不安です。
受ける科目は現代文(古文あり)、英語、日本史です。
何故でしょうか、私はどうしたらいいのでしょうか。
どなたかアドバイスお願いいたします。
回答
たけなわ
北海道大学法学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
模試を受けましょう。たしかに過去問が解けるようになることも合格のための大前提ではありますが、かといって過去問が解ければ合格できるというわけでもありません。「本番で合格最低点を超えられるかどうか」というのはその通りで、見事に的の中心を射ている真理であるというのは確かに事実ですが、あくまでこれは試験の点数という絶対的評価のみに目を向けた表現にすぎない点に留意すべきです。実際の受験者の中での順位という相対的評価に目を向ければ、「本番で合格最低順位内に入れるかどうか」と言い換えることができるのもまた事実だからです。合格最低順位について考えてみると、それは本番の他の受験者たちのレベルによっていくらでも変動しうる要素でしょう。他にも、本番の問題の難易度もまた相対的要素です。前年と同じ難易度とは必ずしも限らないし、同じ年の問題でも、易化するものもあれば難化するものもあるでしょう。こういった要素を考えてみれば、「本番で合格最低点を超えられるか」ということについても、合格最低点という要素の実に不安定であることを実感できるはずです。実際に私が受験した年で起きたことですが、北大法学部の合格最低点が前年に比べ15点以上上昇しました。10年ほど遡れば、私の年よりさらに7点ほど高い年もあります。なので、参考書を仕上げることや過去問を解けるようになることばかりに目を向けていても仕方がないです。受験勉強では、点数とともに常に志望者の中で自分がどの位置にいるのかについてもアンテナをはっていなければなりません。後者の志望者内順位は、自分一人で問題演習をやっていては絶対に知ることはできません。過去問のデータがあれば、その年でどの辺の位置なのかはわかるでしょうが、過去の人といくら比べても仕方がないでしょう。それを知る手段は唯一、模試です。模試を受ければ、同じ模試を受けた(すなわち同じ問題を解いた)同じ大学を志望する人たちの中で自分がどの位置にいるのか、また自分に足りない要素は何なのかを客観的なデータで教えてくれます。そして、それがそのまま自分の学習の進度をも表します。だから、対策や復習に必要な時間等にも鑑みて無理のない限度で、なるべく定期的に模試を受けた方がいいです。一度、今の自分の実力を試すために、模試を受けてみるのをお勧めします。河合塾とか、個人の一般申込みで受けられるものもあるので、これを読んだら早速Googleの検索欄にワードをぶち込みましょう。あるいは、実際に模試を受けてきた上でこのような相談をするに至ったのだとしたら、過去の模試の結果を見直して自分の位置と不足要素を分析してください。
たけなわ
北海道大学法学部
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コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
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コメント(2)
いかのすけ
4/20 5:39
ご返信、ありがとうございます!
今度、模試を受けることになっているのですが、改めて重要性を感じることが出来ました!自分が志望者の間でどの位置にいるのか、アンテナをしっかり張って、こなすだけの勉強にならないように注意します!今は控えた模試までに今の勉強を信じてやってみようと思います。
たけなわ
4/20 7:14
模試を控えていたんですね。頑張ってください。結果が来ても一喜一憂せず、自分に足りないことが何なのかと、自分が今どの位置にいるのかに目を向けましょう。