頭の片隅に浪人が常にあるんです
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
ひな
こんにちは。
早稲田社学、中央法、明治政経志望の高3です。
自分は2年生の冬頃から本当に徐々にではありますが勉強してきたにも関わらず、模試の成績の伸びをあまり実感出来ません。
日本史の偏差値が20近く上がったことと、元から少し得意だった現代文がより的確な方法で解けるようになった、くらいです。古文漢文は少しずつしかやっていなかったので、単語は単語帳1冊分完璧くらいで、問題を解いてもまだ伸びを感じられません。
英語に至っては、さすがに前よりは解けるように感じていますが、本当に恥ずかしながらまだ1度も模試で偏差値50すら超えたことがありません。
今までは、コツコツやってきたし、夏休みもあるし絶対伸びる!できる!と、自分でも驚くほどポジティブに考えてきました。
それなりに夏休み中も勉強量は確保して来れて、1日13~14時間はなにか無い限り続けてきました。
ですがここ5日間くらい、急に寝ることが出来なくなってしまって、それによって体調不良が起きたり、1日の勉強量が10時間ほどに減ってしまってメンタルブレイクしつつあります。
元から本当に不器用なタイプだったので、勉強に生活を捧げてきたのに、もう夏休みも終わるのに、本当に気持ちが辛いです。
周りがやっている参考書のレベルがどんどん上がっているのを見たり部活引退した元から器用な子の成績が急上昇しているのを見ると、もう正直いなくなりたいと思ってしまいます。
よく、現役生は秋以降に成績がすごく上がるんだよと何度も言われてきましたがなんだかそんな気が起きません。
このままだとMARCHも受かる気しないですし、浪人しなくてはいけないのではないかという
本当にどうしたら良いのか分かりません。
受験生時代にこのような気持ちになった方いらっしゃるのでしょうか、もしいましたらこうやって乗りきった、などというアドバイスを頂きたいです。
勉強頑張ります。よろしくお願い致します。
回答
sky
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
まずメンタル面について話しますね。
現役生で1日13〜14時間も勉強されているなんて、まじですごいなって思いました。私が高校生の頃は放課後は真面目にやってたけど、授業中とかあんまり集中してなかったし、グループワークとか喋りまくってた記憶しかないです。浪人生でも1日そのぐらいの時間キープは出来なかったです。入試直前とか大きな模試の直前はそんぐらいはいってたけど、だいたいは10時間は切らないようにしようぐらいでやってました。それでも毎日苦痛だったので、ひなさんの体には相当な身体的及び精神的なダメージが蓄積されていると思います。そろそろ息切れしてしまうと思いますので、1日10時間ベースでやった方が良いかもです。高校生はもちろんですけど、浪人性でも1日10時間継続してる人なんてまあいないですよ。大半は寝てたり、友達とくっちゃべって時間浪費してます。スマホに夢中な人もいましたね。ですから10時間になったことで、深刻に考えないでください。ほんまに根性ありますよ。
要領良い人って周りにいますよねー笑。影で勉強してるんだろうけど、休み時間ゲームしまくったり、授業中爆睡してるくせに成績ちゃんと取ってくる人たち。でもその人達とは志望校違いますよね?志望校同じだったらライバル視した方が良いですけど、違う場合は成績良かろうと悪かろうと合否に影響及ぼしてきません。よそはよそ、うちはうちで行きましょう。
塾の人とか先生とか秋以降に成績伸びるって決まり文句のように言いますけど、実際のところどうなのか言いますね。これはあくまで体験談なのですが、私の場合成績急上昇とかなかったです笑。確かに成績は上がりましたが、普通に上がっただけでEからD判定になったぐらいでした。それなのに現役生は判定低くても伸びて逆転合格みたいなの信じて、共テで順当に爆死してやっと目が覚めたみたいな感じです。一般論になりますが、成功体験っていうのはうまく取り上げられガチなんですよ。A判定で合格より、E判定からの逆転合格の方がすごいように感じません?同じ合格なのに。それに塾とか学校の先生は生徒を鼓舞しなければいけないので、そのような例を取り上げガチで、A判定で受かった人の話なんか落ち込ませるので絶対にしません。でもほとんどの人はE判定なら普通に落ちる、なんならA判定でも落ちる人がいるんです。世の中基本的に綺麗なところしか取り上げませんから、それは信じない方が良いです。でもひなさんはそれに気付きかけておられるようなので、落ちるのではないかという不安を逆に原動力にしてください。そのぐらい謙虚に勉強してたら調子乗ることもないし、結果努力が実って良い結果に繋がると思います。継続していれば絶対に結果が出ることは間違いないと断言できますので、今は辛いかも知れませんが踏ん張りましょう。
次に勉強面の話をしますね。
古文と漢文は単語、文法を覚えることは前提で、それで出来るわけではありません。実際に数多くの問題に触れて、頭の引き出しからそれを取り出せるかまで鍛える必要があります。ですから、問題演習の量を増やしましょう。問題を解くことで、より一層学びが深まります。
あと気になったのが、そんなけ時間をかけているのに英語の偏差値が伸びないというのは、勉強の仕方が非効率なのかもしれません。英単語とか覚える時に書いて覚えるとか、椅子に座って机の上で1時間以上とかしてませんか?英単語は量も多いですし、書いて覚えるの非常に効率が悪いです。また机に向かって覚えるというのも、単調なのでダラダラやってしまいがちです。英単語は隙間時間にやるという風にして、短時間に多くの量をやるのがオススメです。また覚えるとき、電車なのでやっているときは音声を聞きながら、1人の時は声に出すなど五感をフル活用すると覚えやすいです。文法書なども通学時間にやると、長文や英作文にもっと時間費やせます。長文が苦手でしたら、まずは読解量を増やしましょう。長文は慣れです。英単語や文法を覚えたからといって、スラスラ読めるわけではありません。最初は時間がかかりますが、読んでいくうちに自然と速くなります。その際に英語の語順で前から読むことを習慣づけましょう。私大だとリスニングがいらないためやらない人もいるかも知れませんが、リスニングは英語の語順で理解することにとても役立ちます。リスニングは後ろから訳すなんて出来ませんから。それに読めるのに聞けないというのもおかしな話です。言語ですから、読み聞く書く話すは出来るべきです。先の話になるかもしれませんが、英語が聞けないと大学の授業置いてきぼりになりますから、今のうちからやっといた方が個人的に良いと思います。英作文が苦手でしたら、まずは基本例文を暗記しましょう。基本的な文が書けなければ、難しい英文なんて書けませんし、応用問題は基本例文の組み合わせで英訳出来ます。市販の英作文の参考書に載っている文は全部暗記する勢いで。それが終わったら、自分なりに解釈して自分が書ける英文を書く練習をしましょう。竹岡先生の面白いほど英作文がオススメです。
英語は単語と文法、そしてリスニングはどこにいても出来ます。机と向き合う時間は書かなければならない英作文とか長文問題を解くことに費やしましょう。長文も読むだけなら、電車とかでも出来ますね。
長くなりましたが、ひなさんはめちゃくちゃやる気と根性あります。それにまず自信を持ってください。私からすると、東京一工医学部以外は才能じゃなく、やる気と根性あるんかってこと試されてます。ですから誰でもやれば受かります。ひなさんはやることは出来ているので、勉強の仕方をちょっと振り返ってもらって、効率的に成績を上げる勉強を心がけてれば大丈夫です。神様は絶対に見ています!頑張ってください!
コメント(1)
ひな
こんなにも丁寧なご回答ありがとうございます🥲とても心に刺さりました。
今日実は体にガタが来ていたので整体行って整えてもらったり、少し睡眠時間増やすようにしました!自分の心と体、もっと大切にしようと思います。
確かに古文漢文の読解も英語の長文も夏休み入ってから本格的に始めたのでまだまだ演習量足りないことが大きな原因な気がしました。英語言われてみれば全然書けないのでそちらの練習もしますね。
可能性が限りなく低くても、諦めず最後までやり抜きます!