英単語はどう覚える。一語一訳?例文??
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11/2 1:08
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
mountain
高卒 静岡県 東京大学教育学部(68)志望
東京大学文科三類志望、浪人生です。
今までずっと一語一訳で覚えていましたが、「英単語は例文で覚えるべき」という勉強方法を知り例文で覚えることにしました。
しかし、例文で覚えると一語一訳より時間がかかり受験までに終わるか不安です。
例文でその単語がどのように使われているのか。また、例文の中で文法も覚えるそうです。単語帳を「一冊完璧」とは具体的にどういうことなのか。
つまり、英単語を覚える際に一語一訳でいいのか例文で覚えるべきなのか教えていただきたいです。
また、単語帳を「完璧にする」とは具体的にどういうことなのかも教えていただきたいです。
使用英単語帳:ターゲット1200、1900
回答
ふぉじゃ
慶應義塾大学経済学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
質問ありがとうございます!
結論からいうと、一語一訳の方がいいと思います。
理由は、懸念されているように例文で覚えると時間がかかるからです。
覚えている状態を、記憶している/していないの二分法で考えるのではなく、10段階で考えてみてください。10が完璧に覚えている状態で1が初見の状態で、7-8あれば受験で十分使えると仮定してください。例文暗記は1を5にする勉強法ではなく7を10にする勉強法です。つまり、ある程度単語帳を覚えているという条件のもとで使うと効果的だといえます。そのためDuo3.0や速読英単語に代表される英単語帳は数冊英単語帳である程度覚えた後にやるべきです。単語帳を完璧にするということが難しい場合、他の単語帳にいくという手段があるということです。そしてその手段の一つに例文暗記があるということです。
では、完璧にするとはどういうことかという質問にもお答えします。
単語帳を完璧にするということは、すべての単語の訳を即答できるということです。
即答というのは時間でいうと5秒以内くらいでしょうか。
以下の意見は非常に賛否分かれると思いますので参考程度にお読みください。
私は一冊を完璧にするという勉強法は支持していません。たとえ完璧でなくても複数の単語帳をやるべきだというように考えています。
主な理由としては、一冊の単語帳では記憶が弱いと考えるからです。この単語が出てきたから次はこの単語、このページの最初だからこの単語、というような覚え方をしたことはありませんか?これ自体はわるいことではなく、実際にこれが記憶の手助けとなっているわけなので問題ありません。しかし、受験のときにはこのようなこと関係なしに記憶から引っ張り出さなくてはなりません。
2冊目の単語帳をやるということは、何もすべて新しい単語がそこに載っているわけではありません。1冊目の単語帳と被っているものもあると思います。ある単語を見る場面が増えるわけです。これによって記憶力強化を図ります。
このような時、2冊目あるいは3冊目以降に例文暗記の単語帳を使うとよいかもしれませんね。
ちなみに、私は3冊目の単語帳として速読英単語を使っていました。
最後に単語帳の覚え方として、私が意識していたことを2つ挙げておきますね♪
なにかひとつでも参考になったら嬉しいです!
① 1回目の暗記は1週間で終わらせる。
単語帳を始めるときは2日で1周というようなペースでやっていました。
これはすべてを記憶するという目的ではなく、「この単語帳にこういう単語が載っている」ということを覚えるためにやっていました。そうすると、長文学習で分からない単語が出た際、単語帳を調べればよいのか、推測しなくてはよいのかがわかります。単語帳で習った単語以外は推測しながら読み進めなければいけませんからね。また、長文でわからなかった単語を単語帳に戻って覚えることで覚えやすくなったという体験があります。「見たことあるのに覚えていなかった、、、」という悔しい気持ちが生じることが原因だと思います。
もうひとつの理由は、単語帳の終わりを知るということです。丁寧にやりすぎるあまり、半分以下のページのところをずっとさまよい、この単語帳終わるのかな、、と思った経験はありませんか?でも一度最後までやっておけば見通しが立てられます。初見の道は長く感じるのに、2回目歩くと意外と近く感じる現象と同じですね。
このように数周はとにかく早く回すことを意識します。
だんだんとペースを落としていって、細部を詰めていくというイメージです。
② 発音をしながら覚える
発音をすると記憶に残りやすいです。五感を使え、とよく言われますがその通りだと思っています。
また、発音ができるようになると英語の学習そのものが楽しくなります🔥
リスニングにも速読にも単語の推測にも役立ちます。
発音できない単語は聞けません。ネイティブのスピードで読まれて音が分かっていない単語が聞けるわけもありません。
また、単語の学習とは少しずれますが長文でも発音をすることで速読につながります。文章を話すスピードで読めるようになるからです。後置修飾が多い英語では後ろからもどって英文を読む日本人が多いです。ですがそれだと読むのに時間がかかります。話すということは後ろから戻ることはできません。話す/聞くように文章が読めるようになれば速読ができるようになるということです。
単語の推測についてです。発音が似ている、同じような部分があるというところで推測がしやすくなります。また、わからない単語だと思っていても発音してみると、あれか!!となることもあります。
かなり長くなってしまいましたが、ひとつでも持ち帰れるものを提供できていたらうれしいです!
何かあればお気軽にご質問ください!
勉強頑張ってください!🔥
コメント(1)
mountain
11/2 1:28
ありがとうございます!
今日から実際にやってみます!!