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三元一次方程式 計算ミスを減らすには

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4/7 11:51
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

いくらわ

高3 愛知県 京都大学法学部(68)志望

三元一次方程式でいつも時間をロスしてしまいます。(特にベクトル) 代入法を用いて解こうとすると、大体が分数の計算になって計算ミス多発するし、代入しても式が複雑になりすぎてベクトルの大きさの計算などはめんどくさがって解くのを後回しにしてしまっています(共テの問題で顕著) 毎回模試でも定期考査でも計算ミスがたくさんあって、考え方はわかるのに代入する値が違うからバツになることが多すぎてストレスが溜まってます。 連立方程式を解く時に気をつけること、計算ミスしないために気をつけたほうがいい事を教えていただけるとありがたいです。
この相談には2件の回答があります
こんにちは! たしかに三元一次は煩雑になってミスりがちですね笑 自分もベクトルの大きさの計算なんかはかなり苦手でした。 以下、計算ミスを防ぐために(特に共通テストで)気をつけるポイントをお伝えします! ①ベクトルの成分は縦に書く もしかしたら既にやっているかもしれませんが、ベクトルの成分は縦に並べて書きましょう。現行の教科書などは成分が横『(2,4,3)のような形』で書かれていることが多いですが、これだとミスりやすいです。   2 { 4 }   1 のように縦で成分表示すると文字が入って式が複雑になっても見やすいので、成分同士の方程式や内積の計算をするときのミスがかなり減ります。 (OP→)=x(a→) +y(b→) + z(c→) のような場合も、       a (OP→)={ b }       c のように表しちゃうと計算でミスりづらいです! ②大きな余白や白紙のページを利用する 共通テスト本番ではめちゃくちゃ煩雑なベクトルの計算が出ることは正直あまりないです。しかし、東進などの予備校が手掛けている模試や問題集の中には、計算ゲーのような悪問も含まれているのが現状です。ですので正直に言えば、そういった模試などの悪問でケアレスミスをしてしまっても一喜一憂することは無いと思います。 しかし、工夫をするとすればやはり余白の使い方でしょう。「あ、この計算重いわ」と感じたら、無理して小さい余白や暗算に頼らず、どっしりと構えて大きな余白を探しましょう。その分タイムロスに感じるかもしれませんが、いくらわさんのように京大を目指すレベルであれば、タイムロスよりも安易な判断による失点の方が痛いことは明確だと思います。心に余裕を持って頑張ってください! ③後回しにする 共通テストの数学は、ひらめきゲー/誘導ゲーな要素があります。自分のやり方でやったら死ぬほど難しい式がでてきたけど,誘導にうまく乗っかって解き直したらめちゃくちゃ簡単だった、なんてケースがかなり多いです。また、わからないからとりあえず飛ばして最後に戻ってきたら、頭がクリアになって簡単に解けたというケースも多いです。 問題が変に難しいなと感じた時は、割り切ってスキップして、最後に戻ってくるようにしましょう。仮に計算ミスをしていたとしても、後で見直すと間違いに気づきやすいです。共通テストはとにかく時間と勝負なので、沼りはじめたら終わります。とりあえずスキップしてみることは案外大切な心構えですよ! ①〜③までご紹介しましたが、特に大事なのは③です。 これは共通テストの数学では本当に大切な考え方です!一緒に受験勉強していた東大生の友人たちでさえ、計算が煩雑になったり沼ったりすることがありましたし、そういう時はとりあえず飛ばして最後に戻ってくるのがいいと話していました。 ぜひ参考にしてください! また、これから過去問などで形式に慣れていけば、だんだん計算ミスは減ってくると思いますよ〜!頑張ってください!
慶應義塾大学経済学部 choco
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お答えしますね! 僕はミスが絶えないタイプの人間だったのですが、それを克服して、本番は一切計算ミスなどをすることなく合格することができました。ミスを減らす事は合格に直結するので僕のやったことを書いてみます。 さて、そもそもなぜミスするのでしょうか。もちろん注意力不足というのはあるでしょう。(この減らし方は後で書きます)ですが真っ先に疑って欲しいのは学力不足です。人間は自分のレベル以上のことをやろうとすると、いろいろなことを考えるためにミスが増えます。逆に自分にとって簡単なことはまずミスをしません。例えば九九や一桁の数字の足し算などです。これらをミスすることがあるでしょうか。おそらくないと思います。それは僕らのレベルがそのレベルの計算をはるかに凌駕しているからです。一方、積分などを習いたての頃は、それなりに苦労をしたと思います。それは自分のレベルのギリギリでものを考えているからです。後から見れば「符号を間違えた」という程度のことであっても、それが演習不足、経験不足に起因する事は多いです。自分の学力を疑うことは辛い事ですが、ここと向き合うことで今以上に実力を伸ばすことができると思います。 続いて、純粋なケアレスミスの減らし方です。学力が十分にあっても、間違えるときは間違えます。それを減らすにはどうすればいいでしょうか。その方法の一つとして 「自分のミスを分析したノートを作り、問題を解くたびにそのノートを見返す」 というのがあります。実は自分がやるミスというのは限られています。自分がどういうミスをした自分がどういうミスをしたのかをノートにまとめ、いつでも見返せるようにしておくと、問題を解くときにミスしないように注意すべきポイントがわかり、格段にミスが減ります。ぜひやってみてください。 さて最後に、「計算結果を覚えてしまう」という方法があります。なぜミスをするのかというと、そもそも計算するからです。計算しなければミスのしようがないわけです。なぜ九九を間違えないかといえば、それは九九を覚えているからです。なので、30²以下の平方数(16²=256など)などよく使う計算は結果を含めて覚えておくというのも一つの手です。 以上です。少し厳しいことも言いましたが、「数学でミスをする=30点がなくなる」です。どれだけ考え方があっていても、計算結果が間違っていればほとんどの場合点はありません。それくらいシビアなものだと思って、ミスをなくせるように頑張ってください!
京都大学理学部 UU
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回答

choco

慶應義塾大学経済学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは! たしかに三元一次は煩雑になってミスりがちですね笑 自分もベクトルの大きさの計算なんかはかなり苦手でした。 以下、計算ミスを防ぐために(特に共通テストで)気をつけるポイントをお伝えします! ①ベクトルの成分は縦に書く もしかしたら既にやっているかもしれませんが、ベクトルの成分は縦に並べて書きましょう。現行の教科書などは成分が横『(2,4,3)のような形』で書かれていることが多いですが、これだとミスりやすいです。   2 { 4 }   1 のように縦で成分表示すると文字が入って式が複雑になっても見やすいので、成分同士の方程式や内積の計算をするときのミスがかなり減ります。 (OP→)=x(a→) +y(b→) + z(c→) のような場合も、       a (OP→)={ b }       c のように表しちゃうと計算でミスりづらいです! ②大きな余白や白紙のページを利用する 共通テスト本番ではめちゃくちゃ煩雑なベクトルの計算が出ることは正直あまりないです。しかし、東進などの予備校が手掛けている模試や問題集の中には、計算ゲーのような悪問も含まれているのが現状です。ですので正直に言えば、そういった模試などの悪問でケアレスミスをしてしまっても一喜一憂することは無いと思います。
しかし、工夫をするとすればやはり余白の使い方でしょう。「あ、この計算重いわ」と感じたら、無理して小さい余白や暗算に頼らず、どっしりと構えて大きな余白を探しましょう。その分タイムロスに感じるかもしれませんが、いくらわさんのように京大を目指すレベルであれば、タイムロスよりも安易な判断による失点の方が痛いことは明確だと思います。心に余裕を持って頑張ってください! ③後回しにする 共通テストの数学は、ひらめきゲー/誘導ゲーな要素があります。自分のやり方でやったら死ぬほど難しい式がでてきたけど,誘導にうまく乗っかって解き直したらめちゃくちゃ簡単だった、なんてケースがかなり多いです。また、わからないからとりあえず飛ばして最後に戻ってきたら、頭がクリアになって簡単に解けたというケースも多いです。 問題が変に難しいなと感じた時は、割り切ってスキップして、最後に戻ってくるようにしましょう。仮に計算ミスをしていたとしても、後で見直すと間違いに気づきやすいです。共通テストはとにかく時間と勝負なので、沼りはじめたら終わります。とりあえずスキップしてみることは案外大切な心構えですよ! ①〜③までご紹介しましたが、特に大事なのは③です。 これは共通テストの数学では本当に大切な考え方です!一緒に受験勉強していた東大生の友人たちでさえ、計算が煩雑になったり沼ったりすることがありましたし、そういう時はとりあえず飛ばして最後に戻ってくるのがいいと話していました。 ぜひ参考にしてください! また、これから過去問などで形式に慣れていけば、だんだん計算ミスは減ってくると思いますよ〜!頑張ってください!

choco

慶應義塾大学経済学部

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プロフィール

慶應経済A方式 塾なし/独学で現役合格しました。自分の力で頑張るみなさんのお役に立てれば嬉しいです😄 もと国立理系志望なので、数Ⅲ、物理化学などについてもお任せください! 2025年度共通テスト:840点(84%) 英検準一級

メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。

メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。

コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
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コメント(5)

いくらわ
4/7 14:22
回答ありがとうございます!!! ちょうど東進の分野別演習のベクトルでボコボコにされていたところだったので、「東進」という言葉を聞いた瞬間に少し安心してしまいましたw 数学に苦手意識があり、計算力にも自信が無く、点数も伸び悩んでいたので、不安しかなかったですがこれから演習を行う中で、choco様に教えてもらった事を意識しながら実力をつけていきたいと思います! 一つ質問なのですが、試験中に気をつけるべき事は分かったのですが、演習後の復習で間違えてしまった問題についてはどのように見直すべきなのかポイントを教えていただけるとありがたいです!
choco
4/7 16:26
そうだったんですね笑 東進模試は返却の速さと種類の多さに関しては魅力的ですが、調子に乗って問題のレベルを上げすぎたり、部分的に質が悪い印象がありますね。東進の共テ直前模試で700点に届かなかったけど、本番は800点を超えて余裕で千葉大に合格した友人もいました。予備校のつくる問題はそんなもんなので、当てにしすぎないようにしてください笑 それと、質問ありがとうございます! 間違った問題については、 ①間違った原因を見極める ケアレスミスならどの部分でミスが起きたか。シンプルにわからなかった問題なら、どの部分が理解できなかった、どのような処理ができなかったのか。みたいなところを、しっかりと把握しましょう。ケアレスミスに関してもその他のミスに関しても、案外間違えてるのは決まったパターンだったりします。そこを潰せるといいですね! ②解き直してみる これは、時間があればやった方がいいですね。計算などのケアレスミスも、解き直すことで「ミスをしない感覚」が身につきます。ピンとこないかもしれませんが、落ち着いてしっかり解き直した時の計算こそ理想的な計算だと思います。もちろん試験中にそんなに悠長に計算している暇はありませんが、そういう落ち着いて計算した時の感覚や、途中式の書き方を、意識にすり込ませるという意味で大事です。また、解き直して正解すれば、「なんだ大してことないじゃん」と感じて、苦手意識がなくなります。これも案外大切です。 全ての計算ミスを解き直している暇は無いと思いますので、ちょこちょこ気が向いたタイミングで、ケアレスミスのあった問題を解き直してみるといいですよ! ③対策する これは絶対ではありませんが、いちおう書いておきます。①の過程で「毎回同じところでミスってるな」と思ったら、その計算方法を直したり、途中式の書き方や値のメモの仕方を変えてもいいかもしれません。また、いつもミスってる苦手な分野があるなら、そこを補強していくのもいいかも。これは必要があると感じたら、臨機応変にやってみてください。 参考になれば幸いです!🙇‍♀️
choco
4/7 16:30
あ、それから、ケアレスミスじゃない問題(実力的に解けなかったもの)に関しては、一旦普通に解答を見てみて、ダメだった部分を確認してみましょう。その後、時間があるなら解き直してみる。 そして、その問題と解答を写真に撮っておきます。そして3日後や5日後など、ちょうど忘れてそうなタイミングでもう一度解き直してみていました。時間がなければ、解法やつまづいたポイントを声に出して説明するだけでも大丈夫です。 自分の場合は、LINEのリマインダーである「リマインくん」を活用して、5日後くらいにもう一回チャレンジしてみていました!こうすれば記憶にも定着して、その問題に強くなります!
いくらわ
4/8 15:59
回答ありがとうございます! やり直しで書くのでは無く数日後に見直すのとてもいいですね…!そのアイデア使わせていただきます🙇‍♀️ 何から何までありがとうございました😭 受験まで全力で走り抜きたいと思います
choco
4/8 17:11
そう言って頂けて嬉しいです! 応援してます🔥

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やり直しの仕方
数学の問題をやり直す上で、解答や式変形を一字一句覚えるなんていうことがな必要ないことは言うまでもないことだとおもいます。 なぜなら、数値、条件が全く同じ問題なんて人生でそう出会わないからです。 では、どうするのか?ということですが、僕が意識していた点はその問題の核となる部分を抽出し抽象化、一般化することです。 要は1から10を得てほしいと言えばいいのでしょうか? 具体的に説明すると、立体図形の問題で、ベクトルで解こうとしたけど、なかなか上手くいかなかった。 解答にはベクトルによる解法が書かれておりその解法がなかなかテクニカルで簡潔である。 しかし別解に座標を置いて計算でごり押しする解き方も書いてある。こちらの方法はなかなか、計算量が多そうだ。 こういうことがあったとします。 こういう時に、じゃあテクニカルな式変形を覚えようとしていてはなかなか数学力はつきません。 この問題の復習はいくつかやり方が考えられますが、この問題の核を抽出し一般化とは、以下のようなことです。 1.確かにベクトルのやり方もいい。なので、頭に留めておこう。 2.座標を置くやり方は計算量が多い一方、やっていることは素直である。なので、本当に思いつかなかったら、最終的に座標を置けばいいのではないか? 3.角度といった条件は出来るだけベクトルで扱うのが良さそうだ。 4.交線などは、座標を置き平面の方程式を立てて求めていくのが良さそうだ。 などなど得られることはたくさんあるはずです。 これはあくまで一例ですが、1つの問題から学べることは案外多いものです。 無作為に問題数をこなすのではなく密度の濃い演習をこなすことをお勧めします! あくまで僕個人の意見ですので、何か参考になれば幸いです。
東京大学理科一類 ゆかい
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理系数学
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共通テストの数学でミスを減らすには
1.まず、理想の時間配分を決めて解いてみて、その時間を超えて解かないようにしましょう。(かかった時間をメモしておくとより良いです!) 2.間に合わなかった問題と同じ分野の問題を、時間を決めて解きまくります。(センター試験の過去問で大丈夫だと思います。) 3.実際に通して解きます。(この時もかかった時間はメモしておきましょう!) 以下、2→3をループする… という形を私はしていました。(センター数学の話ではありますが、多少は参考になるかなと思います) もう少し試験が近づいたら、スピード重視で通して時まくる!ということをするといいです! とにかく、この形式の問題は時間を意識して数をこなせば、スピードは上がります!頑張ってください!
京都大学文学部 かささぎ
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共通テスト数学が出来ない
こんにちは! 単純な問題でもできないのは計算ミスが原因では無いでしょうか?この場合、何を間違えたか(足し算引き算なのか、読み間違えたのか)をノートに記録して自己分析をし、テスト前に見返して、自分のしやすい間違えを気をつけるだけでもだいぶ変わります。 共通テストの勉強法 過去問をやって誘導に気づく練習をするのがいいと思います。共通テストは各大問の最後はかなり難しいですが、必ずその前の問題が誘導になっているので、その誘導をどう使うかの練習を積むのがいいと思います。これは練習を積むと誘導が使えるようになって最後の問題もできるようになります。共通テストは時間との戦いでもあるので、最後の問題で固執しないようにしてください。捨てる勇気も大事です。大問にかける時間を決めたら、それを守って練習しましょう。設定時間より短く終わるのはいいですが、長くなるのはダメです。 意識していたこと  計算ミス これで大問が吹き飛ぶのが怖いので計算は必ず紙に書いてやりました。頭の中での計算はたまに間違えるので多少の時間をかけても計算は紙に書いて正確にやりました。私は計算ミスをするということをテスト中に意識していたので、注意して計算ができ、ミスを減らせました。  時間配分 共通テストは時間配分が命です。各大問に何分かけるかを決めたらそれは何がなんでも守るようにしてました。途中で時間切れになったら出来そうでも諦めましょう。本番にあとちょっとは無いです。 頑張ってください! 応援したいます!! この解答が良かったなぁと思ったらファンになって頂けると幸いです。
京都大学医学部 あきら
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計算練習について
はじめまして!こんにちは。 大阪大学人間科学部に所属している者です。 私も現役時代に計算ミスに苦しんだ経験があるので、お力になれたらいいなと思い回答させていただきます。 まず、中学入試の問題をやることはあまりおすすめしません。 計算問題単体で出題されることはまずないので、中学入試の問題を解くことよりも、大学受験レベルの問題を時間内に正確に解くスピードを上げていくのが得策だと思います。 たとえば大阪大学の文系数学は見直しの時間を含め一問におよそ30分かけることができます。 この場合、練習の段階で一問ずつ、20分で正確に解き切る練習をしておくとよいです。 時間が無限にあれば計算ミスは必ず見つけることができます。 しかし、実際は、時間が有限である中で解法を導き出し、計算をミスなく終えなければなりません。 ですから、大学受験のレベルの問題で計算ミスをなくしていくことが一番の近道であると思います。 これは共通テストの数学にもあてはまります。 解法を素早く思いつけば、そのぶん計算に時間を使いミスなく解くことができます。 数学は ①解法を思いつくこと ②計算できること の二つが組み合わさって解くことができるものだということを知っておいてください。 大阪大学文系数学は近年易化しています。 解法は多くの人が思いつきやすく、計算力勝負になることも考えられます。 それでもやはり、解法を思いつくスピードが速ければ速いほど、落ち着いて焦らず計算に臨めると思うので、計算ばかりでなく解法を考える練習も並行してやるといいと思います。 長くなってしまいましたが、質問者様の計算ミスへの悩みが解消されることを願っています。 もし疑問点や追加で聞きたいこと等ございましたらいつでもご連絡ください! ここまで読んでくださりありがとうございました。 大阪大学人間科学部 のぞみ
大阪大学人間科学部 のぞみ
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文系数学
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問題状況を正確に出来るだけ早く把握してミスを防ぐにはどうすればよいか
過去問を中心に実践的な演習を積み重ねているのはとても良いアプローチですね。しかし、「初見の問題で符号ミスや正の向き、使用文字の扱いを間違えてしまう」という悩みは、物理の典型的なつまずきの一つでもあります。ここでは、いくつかの具体的な対策を提案します。 1. 問題文の読み取り精度を高める 物理では「正の向き」や「定義された文字の意味」が問題文に明確に記載されていることが多々あります。解き始める前に、必ず問題文を一字一句確認し、向きや文字が指定されていれば図やメモにしっかり落とし込んでください。焦ると読み飛ばしが起きやすいので、あえて「問題文を再読する」時間を作るのがポイントです。 2. チェックリストの導入 「図に正の向きを必ず書き込む」「使う文字をメモする」などのルールは既に実践しているとのことですが、もう一歩踏み込みましょう。たとえば以下のようなチェックリストを問題ごとに“必ず”確認します。 •  軸や  軸など、座標系や正の向きを図に描いているか • 質点や力の作用点は正しく図示しているか • 使って良い文字・定義された文字を再確認しているか • 途中計算で符号の取り扱いを変えていないか(途中で向きを反転していないか) このチェックリストは自分専用のノートや演習プリントにまとめ、解答後に必ず照らし合わせる習慣をつくると、作業がルーチン化してきます。 3. ミスの原因を「言語化」して記録 初見の問題で符号ミスをしてしまったら、「なぜ符号を間違えたのか」を自分なりに具体的に言葉で残すことが大切です。たとえば「力の向きの想定を逆にしていた」「座標系を途中で混乱させた」「問題文の条件を見落とした」など、原因を明確に書き出し、再発防止策を同時にメモします。後から読み返すと、同じパターンの失点を繰り返さずにすみます。 4. 時間を区切った演習で“再現性”を高める 本番では限られた時間で複数の大問を解く必要があります。そのため、過去問を解く際は「本番同様に時間を決めて解き、最後にチェックの時間を少し設ける」という練習を行いましょう。残り5分程度を「符号や文字の使い方を最終確認する時間」に充て、計算ミスを潰すルーティンを身につけると、試験本番でも落ち着いて確認ができます。 5. 矢印や数式を“目視で”再チェックする 物理の解答では、文字情報だけでなく矢印・ベクトルの向き、式変形の流れも大切です。計算の途中式や図を自分で「読み上げる」「指で追う」などのアナログな方法でチェックすると、思わぬ符号のズレに気づきやすくなります。 これらを踏まえ、ミスが多発している大問だけでなく、一見スムーズに解けた大問でも「符号の扱いが本当に合っているか」を徹底的に振り返ることを心掛けてください。符号ミスの克服は地味な確認作業の積み重ねですが、習慣化すれば必ず安定した得点力に繋がります。どうか最後まで粘り強く取り組んで、本番での120点達成を目指してください。応援しています。
東京大学理科二類 なかの
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物理
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問題状況を正確に出来るだけ早く把握してミスを防ぐにはどうすればよいか
東工大情報理工学院1年の者です。 勉強お疲れさまです。 東工大の物理は、記述式だし、後半の計算が重いし、なかなか大変だと思います。 ここから、計算ミスを無くすコツについて解説しようと思います。 まず、持論ですが、なぜ計算ミスをするかの理由をご説明します。 ひとつの側面として、計算ミスは、自分の能力が、問題の方針を立てることが出来るくらいには高いが、問題の方針を立てつつ、計算ミスに気をつけることが出来るくらい脳のリソースを余らせることが出来ていないから発生するのです。 2回目で高得点が取れるのは、一回目で方針を知っていて、計算ミスを対策するのに使う脳のリソースが余っているからです。 ですから、もう受験まで1ヶ月を切っていますが、ひたすら経験値を積み続けることが大切です。 次に、即効性のある計算ミスを減らす方法をお伝えします。 それは、極端な例を考えることです。 簡単な例で、2つの物体が衝突することを考えましょう。 反発係数が絡むので、符号ミスが起きやすいと言えば起きやすい例だと思います。 質量m_aの物体Aが速度vで移動していて、時刻t=0で質量m_bの物体Bに衝突したとしましょう。反発係数はeとします。この時の衝突後のAとBの速度を求めなさい。 この問題に対する答えは、分数になってここに書くのは難しいので省略しますが、例えばeを0にしたならば、物体AとBは同じ速度で運動しなければおかしいです。 さらに、物体Bの質量を無限にしたら、物体Aは動かない壁と衝突した時と同じ挙動を示さなければおかしいです。 物体Aの質量を無限にしたら、物体Aの速度は変わらないはずです。 このように、ある変数を極端な値にとったとき、解答が矛盾していないか考える事はかなり有効な手段です。 この手法は、物理に限らず、数学などでも有効です。 以上になります。 あと1ヶ月弱頑張ってください。貴方が後輩になる日を心待ちにしております。
東京工業大学情報理工学院 はる
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計算練習した方がいい分野
こんにちは。勉強お疲れ様です。 「計算練習」をひたすらにやれ!という分野であれば、間違いなく微分積分です。ですが、私が次に推したいのは実は「複素平面」の練習なのです…。 微分積分について 理系の受験数学で、出ないことはない!と言い張れるくらいにはめっちゃ出ます。ほんとうに。 必ず出る分野ならば、そこは「早く解く」ことができて、さらに「確実に正解する」ことができることが大事ですよね。「早く解く」、「確実に正解する」ともなれば、それに必要なのは計算練習です。微分、積分の練習については以下に記す通りにやるのがオススメです。 微分の練習 ①時間制限を設けて、スラスラ微分する。 (現時点の自分の全速力でかかった時間×0.8で設定してみてください。間に合うまで頑張りましょう。) ②微分後(導関数)の形を覚えてしまう。 (積分でめっちゃ役に立つんです。「微分形の接触(f(g)g'の形)」の際に、「これ、gの微分形じゃん!」ってすぐに見抜けるようになるのです。) 積分の練習 ☆手を動かす前に頭で考える。 (適当に手を動かすのは練習になりません。「この積分は、どの解法で解くのかな…?」「これだ!これならいける!」ってなるまでは手を動かしてはいけません。) 呼吸をするように積分しましょう! (そのために微分の練習が不可欠です。) 複素平面について 実は受験で出たら確実に解けるランキング第1位なんじゃないか?って思っています。複素数の解き方には数パターンしかないんです。出題のされ方もパターン化され切っています。「あ〜こういう系ね。」と分かるくらいまで練習していれば、確実に大問1個分正解できてしまうんです。 「青チャートが一対一になっていて演習量に不満がある」ということでしたが、複素平面に関しては安心してください。青チャートに載っていない解法の問題はおそらく出ません。青チャートの複素平面の問題を全て完璧に解けるように何周も練習することもオススメします! 受験勉強って結構モチベ保つのしんどいですよね。好きなお菓子食べたりするといいですよ。それと、数学に飽きたらほかの勉強しちゃっていいですよ。ほかの勉強が飽きた後に数学に帰ってくればいいんです。 数学の問題集にもいずれ飽きが来ると思います。そうなったら1度過去問に手をつけてみましょう。(〇進の過去問データベースおすすめ!) 過去問演習が1番数学の中で楽しいですよ!
慶應義塾大学理工学部 数学の都
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理系数学
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〈理系科目〉余白と計算スペース
はじめまして! 主に数学を中心に答えていけたらと思います。もちろん、ほかの理系教科にも対応するので、最後まで読んで見てほしいです。 とりあえず質問に則してお答えします。 ①について。もし十分なスペースがない場合、私は思考のスペースと計算のスペースを分けてやります。前者は主に今何をやっているかを記述します。この式は何の式か、今までのことから何が言えるかなどを順番に書いていきます。思考のスペースは問題文の近くの方がいいです。計算のスペースは最悪別紙でも構わないです。 ②について。縦線を引いてスペースを無駄にしないように(キツキツになるように)します。式が長くなると横に伸びてその周辺のスペースが無駄になります。少し見づらいですが、式を改行すれば全体として余白を効率的に使えます。あとは、月並みですが、小さい字を書き慣れておくというのも大切です。 また、大事なことを囲んでいるとのことですが、きっちり書いておけばそんな必要もなくなります。せいぜいアンダーラインぐらいでしょうか。 ③については、②を見てくれればわかるかと思います。綺麗な長方形のスペースがなくても線を引いて上手くスペースを活用しましょう。 次に、上の質問に付随してやってはいけないことの私見を述べておきます。 1つ目は、頭の中だけでやるとこです。頭の中では間違いを視覚化出来ないので、もし途中で間違えるとミスした時最初からやり直さないと行けなくなります。間違いに気付きにくくなるという意味で、ミスも多くなります。そもそも途中式を書く理由は、思考を整理するのもありますが、何より間違いを見つけやすくするためもあります。頭でやる領域が多くなればなるほど、ミスが起こりやすくかつ見つけにくくなります。確かに記述は書く時間がかかりますが、後々のリスクを考えると費用対効果は高いです。 2つ目は、ゆうさんも言及していますが、消すことです。もちろん書き間違えは消していいですが、間違いに気づいたから全て消す、スペースがないから消すといったことはやめた方がいいです。上にも書いたように、計算途中の記述は間違いを特定しやすくしてくれます。なので、どこまで合っていて、どこから間違えているのか分かるように記述すべきです(これは下の話にも繋がってきます)。せっかく途中まであっていても面倒だからと言って全部消してしまったら、それこそ時間のロスになります。 3つ目は、殴り書きです。自分が識別できないような字で書いては、意味がありません。そんなことになるはずがないと思うかもしれませんが、たとえばaとd、4と6を間違えるといった小さいけれど致命的なミスは意外と起こります。漢字ドリルのように一字一字丁寧に書く必要はありませんが、読み間違いの起こらない程度に丁寧に書きましょう。そんなことをしていては時間が無くなると言うならば、①の思考スペースだけ丁寧に書くといった緩急をつけましょう。 以上3つ目ですが、どれも記述を記述としての意味を失わせる行為です。気をつけましょう。 最後に、焦ってせっかくの記述がぐちゃぐちゃになってしまうとありますが、上のことを守ればある程度解消されると思います。慣れないうちは、こんなに悠長に記述していては時間がもったいないと思ってしまいますが、一つ一つの段階を丁寧に確実に行えばやり直しやパニくることはなくなるので、逆に時間に余裕が生まれます。なので、慣れないうちはスペースの使い方を有効活用する習慣をつけましょう。どんなにスペースがあっても上のようにコンパクトにかつ必要最低限を丁寧に書くようにしましょう。 長々書きましたが、全て鵜呑みにせずに自分なりに試行錯誤してみてください。何よりも大切なのは、自分が今まで積み重ねた習慣を本番でもできるように精査することです。 まだまだ情勢が落ち着かない今日この頃ですが、振り回されずに頑張ってください!
京都大学農学部 31
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模試
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理科、数学の勉強法と過去問
東工大情報理工学院1年の者です。 勉強お疲れ様です。あと1ヶ月、最後の力を振り絞って頑張ってください。 さて、勉強法についてですが、演習を過去問のみにするのは良いと思います。 ここからは貴方と違う意見を提示します。 もはや、河合のテキストの問題と答えを照らし合わせる必要すらないと思います。 浪人生ということで、全分野の内容をある程度理解していると思いますので、わざわざ見直す必要も無いでしょう。 テキストの問題と答えを照らし合わせる時間は、過去問を解いて理解が浅かった分野を、テキストでしっかりと手を動かして復習する時間にすることを推奨します。 最後に、おすすめの勉強法というか、僭越ながら忠告をひとつさせていただきます。 過去問を解く時に、計算ミスを絶対にしないことを心がけましょう。 東工大は、まず数学が1問60点ということで、非常に配点が大きいです。 これは、ひとつの計算ミスが致命傷になることを暗示します。 問題の途中で計算ミスした時、時間をかけたのにその大問が30/60ほどしか点が取れない事がよくあります。 さらに、小問に分かれていて、途中の小問までの計算があっていることを前提とした問題だと、途中の小問で計算ミスしていた時、沼にハマって時間を浪費することもありえます。 次に、化学が答えのみで採点されることも、計算ミスを駆逐すべき要因です。 時間を使って計算して、考え方もあっていたのに、計算ミスで10点ちょっと失うのはやるせない気持ちになります。 計算ミスしてただけで、考え方はあってたからいいや、ではなく、計算ミスで失点した時に最も悔しく思うべきです。 あと1ヶ月、頑張ってください。大岡山で待っています。
東京工業大学情報理工学院 はる
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時間の使い方
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共テ数学が取れない
こんにちは。共テ数学は問題構成が特徴的な問題が多いので、記述式の問題とは少し違った解き方をしないといけないと思います。 全統の数学で偏差値65が取れているということは基礎が概ね固まっていると思うので、共テ数学をスムーズに解くコツさえ習得できれば大丈夫だと思います。以下に共テ数学に臨む上で念頭に置いた方が良いと思った事項をまとめました。 ◎共テ数学は「数学」ではなく「情報処理」 まず、共テ数学は「情報処理」を高速で繰り返すものだという認識をもっていただけると良いと思います。残念ながら、一つ一つの問題をじっくり吟味する時間はありません。解く時間が足りない、というのは、最初から一つ一つの問題に丁寧に向き合ってしまっているからではないかと推測しています。もしそうであれば、もう少しラフに問題に立ち向かっても良いかと思います。例えば、ある関数f(x)が最初に定義されていて、唐突に「f(2)を求めてください」と言われていたら「なぜx=2をここで代入するんだろう」と考えるのではなく、直ちに何も考えずにx=2を代入して計算してみてください。「なぜそのような操作が必要なのか」を考える前にとりあえず計算してみる、ということが非常に重要だと思います。一つの問題に対して様々な解法が存在することは多々あり、共テ数学はマーク式なのでその解き方が限定されてしまっています。自分の思いついた解きやすい方法とは違い、一見遠回りに見える方法で解くように指示されていることも少なくはないでしょう。そのような問題構成になっている以上、「解法を理解してから解き始める」というのはどうしても時間がかかってしまいます。とりあえず言われた通りに値を求めて手を動かしていくと、作問者が提示した解法の意味がだんだん理解できてくることが増え、スムーズに問題を解いていくことができると思います。 ◎必要な情報を素早く見つける 上述したように、共テ数学の問題では「なぜ今これを求めなければならないのか」と思うような問題があります。突然何の脈絡もなく値を求めさせるような問題がポンと出てきた時は特に、後の問題でその値を利用するものだと思って解き進めてみてください。直後の問題だったり、次の小問だったりと、多少の差はありますが、その答えを利用する問題が後ろにきっと出てくるはずです。問題文に含まれている不可解な情報についても、「問題文中に意味のない情報は含まれていない」と思って、ただその時はあまり深く考えずに、頭の片隅にそれを入れておくことが重要だと思います。解き進めていくうちに詰まってしまった時は、そのことを思い出して前に戻り、それらがうまく利用できないかを考えてみると打開できることがあると思います。 ◎誘導がなくなったら「前の小問の解法・求めた値を利用」すべし 大問の中で(1)、(2)、(3)とあった場合、(3)に誘導がほとんどついていないことが多いと思います。そういう時は、やはり前の小問に戻って解法を確認し、同じ要領で答えを導き出す、という方法が一番早いことが多いです。また、場合の数・確率の問題などでは、解法だけでなく求めた値も利用すると計算が楽になることもあります。例えば過去に見たことのある問題では、はじめ二種類のカードを無作為に引いて並べ、その並び方を調べる、という小問からスタートし、その後カードを三種類に増やし、引く枚数を4枚、5枚と増やしていくものがありました。そのような問題では、カードが1枚ずつ増えるときは「n枚がn+1枚になったんだから、n枚について考えた前問の答えを使えば追加した1枚についてだけ考えれば良い」という発想で楽に解くことができるようになります。ただし、前問の答えを利用する場合、計算ミスによる雪崩にはくれぐれも気をつけていただきたいと思います。 ◎まとめ もう一度上述した内容をまとめると、 ・とりあえず言われた通りに計算してみる ・不可解な情報、「なぜここでこの値を求めるのか」に要注意 ・誘導が消えたら前問の解法をチェック、必要ならば前問で求めた値を利用 の三つを念頭に置きながら解くことが重要だと思います。繰り返しますが、共テ数学は「情報処理」です。記述式の問題とは種類が違う、ということを踏まえ、問題に取り組んでみてはいかがでしょうか。少しでも参考になれば幸いです。
東京大学工学部 アトラス
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文系数学
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