高1 数学新課程の予習について
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yk
自分は偏差値58の高校に通っている神戸大学理学部志望の高1です。
数1Aに関しては青チャートの一周目が終わって、今二周目に入っています。そして夏休みになったら数2Bの予習を始めたいのですが、数2Bの新課程の参考書がまだ売っていません。そこで旧課程の参考書を買おうか迷っているのですが、旧課程の参考書を使って大丈夫なのかが知りたいです。また旧課程の参考書を買うならどの参考書がいいのかも教えていただけるとうれしいです。
回答
たけなわ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
教科書があるなら、まずは教科書を使って予習を進めていくのが一番です。もし教科書をまだ持っていないということであれば参考書でも良いですが。その場合、新課程のことについてはよくわかりませんが、多分それぞれの分類で学ぶ分野に変更があるだけで、学習内容(公式とか定理とか)についてはよっぽどのことがない限り変わることはないので、旧課程の参考書でも別に問題ないと思います。
コメント(4)
いみじきほね
横から失礼します。
旧課程では数Bにベクトルがありますが、Bから数Cへと移行します。他にも微妙に変わりますが、学習する学年が変わるため1番大きな変化はこれかと。
理学部志望ということで将来的には数Cも学習する必要があるとはいえ、学校の定期考査との兼ね合いも考えると負荷が大きくなる可能性があるので、ベクトルはまだやらなくても大丈夫ではないかと思います。予習ばかり考えて復習できないと意味ないですから。
現在(旧課程)の数Bには、ベクトル、数列、統計があります。センター、共通テストではこの3つのうち2つを選択で答えることになります。しかし統計を扱う2次試験が少ないため、実際には数列とベクトルを学習する学生がほとんどだと思います。私もそうです。
最初に書いたように、ベクトルは数学Cへと移行し、新課程では、事実上習わないこの統計が必修となります。
旧課程の教科書や参考書にも統計は書いてありますが、今買うと新課程の数学Cの参考書でベクトル分野が丸被りすると思います。
ただ、新課程ではどうなるかわかりませんが、ベクトルは現状入試頻出の分野である上、物理を習う際にも役に立ちます。そういう意味ではベクトルを他の生徒より早く学習するのもいいかもしれません。
このように、数Bはかなり大きな変更があります。しかし数IIの方は変更無しなので、数IIだけでも予習の視野に入れるといいかもですね。
自分である程度考えた後、学校の先生と相談してみてもいいと思います。
横から長文失礼しました。
いみじきほね
もし数II・Bの参考書を買うようであれば、数列・統計を優先して、ベクトルはとりあえず基礎だけ学ぶといいと思います(例えば青チャートなら☆3までなど)。また、先程述べたように、数Cの参考書でベクトル分野は被りますが、不足は恐らく無いため、回答者様の言う通り旧課程の参考書で問題ないと思います。
高一の時点で数II・Bに手をつけると数学でかなりアドバンテージを取れるので、数ⅠAに自信があればどんどん進めましょう!
お互い頑張りましょう。
たけなわ
詳細な補足、深謝いたします。経験上ですが、ベクトルは比較的易しい分野であるゆえ点取り要員として非常に優秀なので、もし新課程で入試出題範囲から除外されると受験生側は大変でしょうね。悔しいことに、そこは天に祈るしかないですが。
yk
お二方とも回答ありがとうございます。数ⅱに関しては教科書があるので先にそっちを予習してから参考書をやろうと思います。