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数学の勉強法

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2/9 5:37
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
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あおい

高2 東京都 東京大学法学部(68)志望

高2、東大志望です。 高校1年生の時から青チャートを使って勉強しているのですが、数学の成績がなかなか上がりません。昨年11月のベネッセの模試では35点で偏差値52、先日の同日模試ではI Aが32点、II Bは45点で偏差値はそれぞれ42と48です。 自分では 1つの単元をやるとその時にはできるようになるが次にやる時には数ヶ月開いていてその間にほとんどを忘れてしまうためいつまでも成績が上がらないのだと考えているのですが、効率よく全体的に勉強する方法が分からず悩んでいます。 ここまで長くなりましたがご回答いただけると幸いです。目標は共通テストで8割越え、2次試験で35点です。

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reo

東北大学文学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
勉強お疲れ様です! 数学の勉強法ですね。 青チャートは非常に優れた参考書なのでやりこむのは大変良いことだと思いますが、質問者さんのような成績であれば、もう少し簡単めな参考書を先にやることが重要だと思います。 実際、私も数学の偏差値は進研模試でも40台からのスタートだったので、かなり参考になるかなと思います。 初めに、数学は学校の授業が非常に重要です。理系は理系科目と同等レベルで、文系であれば最も重要な授業科目と言っても過言ではありません。 毎日の授業で恐らく進むであろう進度まで毎回予習はしているでしょうか? それを怠っているのであれば、それが最優先事項です。 毎回の授業では、予習の段階で自分が理解していなかった解法や考え方を集中して聞くことが重要です。その繰り返しが数学の授業なので、前もって自分が何が分かっていないのかを理解しておくようにしましょう。それが分かっているのであれば、30~1時間も時間をかける必要はありません。 次に、授業が終わった後から教科書の問題と学校指定のワーク(進んだ範囲の初級・中級問題)を扱いましょう。反復をして、記憶の定着化を図ります、 テスト期間に入れば、学校指定ワークの中級~上級問題を行います。遅れを取っている状況であれば、初級から初めても構いません。大事なのは自分の力を過信せず、自分の力に見合ったレベルの問題を行うことです。(私は4プロセスが学校指定のワークでした。)また、青チャートの☆1~3、余裕があれば4~5に触れましょう。 以上が普段の数学の勉強の流れです。 これが出来ていなければ、まずこれを定着しましょう。 また、質問者さんが言っている「1つの単元の内容を忘れてしまう」のは私もしょっちゅうでした。恐らく、それこそ東大志望者であっても(忘れた程度は問わず)内容を忘れてしまうものです。 大切なのは、学校で習った時にしっかりと1度定着をさせることです。 そうすることで、仮に1度すべて忘れてしまっても、受験期や長期休みの間に復習を始めればすぐに思い出せます、やはり、1度インプットすることは他の暗記教科と同様、重要なようです。 今の遅れを取り戻したいのであれば、まずは学校の授業を大切にしましょう そして、時間があればまた教科書や学校指定のワーク、青チャートであれば☆1~2から触れ、一気に行うのでは無く、毎日少しずつやることで記憶の定着化を図りましょう。 私は上記の内容を意識しだした結果、進研模試偏差値40台から60台、共通テストでは数学1A・2B共に8割越え、二次試験も6割近くとれました。元々数弱としてクラスや同級生の間でキャラ付けされていた僕ですらこのような成績まで上げることが出来ました。 まだまだ時間はたくさんあります!頑張ってください!
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reo

東北大学文学部

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2年間オールE判定からの逆転合格(過去最高65%→本番78%) 受験実体験だけでなく、塾講師経験にも基づき、どんな逆境からでも合格に導くアドバイスができるので、あなたのその些細な悩みを僕に投げかけて欲しいです! お役に立てればクリップやコメント、ファンになって頂けると幸いです。

メッセージとコーチングは、UniLinkで活躍する現役難関大生から個別に受験サポートを受けられる、UniLinkの有料サービスです。どちらも無料体験できるので、「この人についていきたい!」と思える回答者を見つけたらぜひご活用ください。

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あおい
2/24 23:24
ご丁寧にありがとうございます。学校の問題集をもっと重点的にやってみようと思います!

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数学の勉強法
はじめまして!東京大学理科一類の者です。 数学に悩んでいると言うことなので、数学の勉強方法をご紹介させてください! まず基礎的な話として、各項目の公式、定理を洗い出してみてください。次には、その公式や定理の証明や導出が行えるのかと言うことを考えてみてください。証明や導出は教科書やネットにのっていますので、確認したい場合は使用してください。公式や定理の証明や導出を行えるようにすることで、どの定理と定理が密接に関係しているのかやその式の本質的な意味が理解できるようになるはずです。 例えばですが、余弦定理の証明をしようとしたときに、三平方の定理を使用することになると思います。ではその三平方の定理を証明できるか?と言った具合に、どの定理にどの定理が絡んでいるかを確認することができます。また定義と定理の違いを再認識できるはずです。(結構重要) 次に問題集の使用方法ですが初見の問題を解いた後、自力で解くことのできた問題も含めて、解答で使用している計算操作に対して、「なぜその操作を選択したのか(どんな結果をみたい・得たいからその操作をしたのか)」という根拠を持っておくことが大切です。 この訓練を常時意識して取り組むことで、難問にぶつかったとしても闇雲に手を動かすのではなく、最速で私的にその問題を切り崩していくことが可能になるはずです。 どのような難問でも基本的には、基本問題の絡み合いなので、「どの基本問題が組み合わさってこの問題は構成されているのだろう?」ということを意識するのがいいかと思われます! 参考書の復習の際は、すべての問題を再度手を動かして解く必要はありません。再度手を動かして解く必要があるのは、その問題を読んである程度の時間が経っても解法が浮かばない場合です。この場合の解法とは、計算のことではなく先ほど述べた基本問題への分解ができるかという意味です。 解法が浮かんだ場合は、実際に解答と照らし合わせてみる程度で大丈夫だと思います。 以上が私のおすすめの数学の勉強法になります。 以前解けるようになったはずの問題が時間が経てば解けなくなっているとのことだったので、本質的な理解につながるような勉強方法をご紹介しました。 是非参考にしてください!
東京大学理科一類 ryu031ki
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文系数学
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東大の数学
こんにちは。勉強お疲れ様です! 東京大学理科二類のしろです。 まず私は一浪で東大に入り、数学は正直苦手でしたが、1年でなんとか本番の数学の点数を31点から63点にあげ、模試でも安定して合格者平均点をキープすることが出来ました。それを踏まえてアドバイスを聞いて頂けると幸いです! まず、全統模試の数学の偏差値が64程ということは、青チャートと一対一の基礎が抜けてると思います。実際、全統模試の数学は標準問題が多く、時間は厳しいものの周りの東大受かって言った人は偏差値70以上は安定していました。そこで、まず先に進めて行くより、青チャートの問題が全て完璧に出来るようにした方がいいと思います。ここで、「完璧」とは、全ての例題を見た瞬間に解法が思い浮かび、その問題が何を問うているか、どのような問題に応用されうるか(exerciseや練習問題を確認)を全て出来るようにすることです。これが出来たら、数学の基礎が出来上がって全統模試偏差値70以上(駿台模試偏差値60以上)が安定していくと思います。 次に、この基礎が固まったら何をすべきかについてです。実際最近の東大数学は難化傾向が続いており、基礎力だけじゃ太刀打ちできない問題がいっぱいあります。私は、青チャートの完全習得を終えてから、「真解法への道」という参考書を完璧にしました。この参考書は個人的にとてもオススメで、ぱっと解放が思い浮かばない応用問題についてその解き方や考え方を詳しく説明されており、普通の参考書では省かれるような、作問者の頭の中や問題を解く時どのようにしたらその解法が思い浮かぶかが丁寧に書かれており、基礎レベルと入試レベルの橋渡しになりました。他にも、「上級問題精講」をやりました。実際先程述べた「真解法への道」は問題数が少なく演習量が足りないと思ったので、「上級問題精講」をやりました。多くの問題が載っており、解法への道で身につけた数学力を運用していくのにいい手段でオススメです。ここで注意点なのですが、これらの参考書をやるに当たっても、どのような考え方をしたらその解法にたどり着くかなどを全ての問題に対して合理的に説明できるようにすることによって数学力が身について来ると思います。また、青チャートの巻末にある総合問題も問題のレベルが高く問題演習におすすめです。 次に東大数学についてです。先程述べましたが、東大数学は難しくなっており、0完でも合格している理一生も何人か見てきました。でも、どの年度のセットを見ても確実に1問は青チャートレベルの問題の解法を組み合わせたら解法が思い浮かぶ問題が存在し、それをきっちり合わせることによって合格にぐっと近づきます。(計算は大変かもしれないが)このように、基礎の問題に対する考え方を洗練させることが難しい東大入試でも重要です。私も青チャートをやってる時は、こんな簡単な問題ばっかりして本当に役に立つのか?とずっと思っていましたが、それをこなした後は世界が変わったように、東大の過去問や模試の解放の思いつきのレベルが格段に上がりました。どの科目でも言えることですが、このようにまずは基礎を完璧にすることが大切です。
東京大学理科二類 しろ
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理系数学
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文系数学で高2のうちにやっておくべきこと
私も青チャートを使っていました! 基本的に、高2だろうと高3だろうと勉強法は変わりません。 青チャートが解ければ、他の問題は怖くありません。 以下、勉強の極意です。 1.まずは一通り例題を解き、公式の使いどころを覚える。(基本問題) →数学には解法パターンがあります。こういう問題が来たら、こういう方法で解く、というのが反射的にわかる、身につく、というところまでもっていきます。 この時、公式がわからない、理解できないときは教科書を開いて理解するようにしましょう。 2.例題の下にある問題を解く(標準問題) →わからなくてもすぐに答えなどみずに、10分は考えるようにしましょう。この時色々な公式や解法が頭に浮かべば、知識は身についている証拠です。 逆に標準問題で手も足も出ないなら、教科書に立ち返りましょう。 ここまでできれば、定期テストや模試である程度の得点は見込めます。(青チャートなら国立大やマーチレベル) 3.章末問題を解く(応用、発展問題) →数学を得点源にしたい人、難関国立大や早慶を狙う人は最終的に解けるようにしましょう。 このレベルだとさまざまな公式を合わせて使う、複合タイプの問題になります。 この問題をやるときは、「自分がどこまでわかっていて、どこからがわからないのか」をしっかり把握するようにしてください。復習するときはできないところの例題などを見返し、できるようにしましょう。 これが解ければ模試の大問もほぼ完投できます。 このように、大事なことはとにかく、 理論を理解する ことです。 闇雲にやって量をこなすのではなく、丁寧に時間をかけて勉強してください。
名古屋大学工学部 けろちゃん
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青チャートの効果的な使い方
まずは青チャートの正しい使い方です。青チャートは結局「辞書」です。あれに載っている問題で解けない問題があってはいけません。僕のやっていた方法は ①とりあえず解く。時間を測ると緊張感が出て良い。 ②(a)解法が一瞬で思い浮かび計算も早く正確にできたもの→◯  解法は思い浮かんだが計算が合わなかったもの(ケアレスミス等を含む)→△  解法が思いつかなかったもの&答えは合ってたけど自信がないもの→✖️  というふうに分類する ③二週目以降は△と✖️だけ解く です。そして、二週目以降も同じ基準で◯△✖️をつけていきます。全てが◯になるまでこれを繰り返します。まあ、実際のところは8割くらい◯になったら次の問題集(過去問、プラチカetc.)にすすんでいいです。完璧主義はあまり得をしません。 次に1A2Bで重要な単元についてなんですが、これは正直なところ「全部」です…ごめんなさい。と言うのも東大は(過去問やるとわかるんですが)5年スパンくらいで全ての範囲が満遍なく出てるんですよね…ですから、この単元が特に大事だから時間を割こう!とは言いにくいです。 ですが、強いて言うなら「確率」「微分・積分」「二次関数」の単元です。二次関数の場合わけは4問中2問で出てくるとかあります。この辺は「絶対出る」と言い切れるので、まぁ必須・重要な単元だと思います。ですが数学の入試において1番大事な事は、「苦手な分野を作らない事」です。数学は一問解けないと40点飛ぶとかザラです。ですから、できる限り満遍なく学習することを心がけましょう!
京都大学理学部 UU
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東大の数学
こんにちは! 私も数学の成績が伸びずに悩んでいたので、気持ちはわかります! まず青チャートと1対1を終えられているということで、基礎的な問題は解けるという前提で話します。 模試での成績が伸びない原因はなんでしょうか?計算ミスなどのケアレスミスなのか、時間配分を失敗してしまうのか、それとも問題が難しく感じて解けないのか、原因によって解決方法は変わってきます。 ケアレスミスが原因であるならば、まず自分がどのようなミスをしやすいのか把握することが大切です。これは模試毎にケアレスミスの要因をノートなどにまとめることで気づくことができます。 時間配分を失敗してしまうならば、全統模試などではあまり気にする必要はありませんが、今後東大模試を受けるようになった時には、一問25分までなど(これは人によるので自分で探る)と決めて取り掛かるようにしましょう。 問題が難しく感じて解けないならば、今の勉強を続けて数学力を伸ばしていきましょう! 個人的にはスタ演まで終わった時に、ハイレベル数学の完全攻略という参考書に取り組むと、難問と戦うときの武器を得られるのでおすすめです。 お読みいただきありがとうございました。受験本番まで走り切ってください!
東京大学理科一類 しろ
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青チャートを繰り返すも数学が苦手な高2の悩み
こんにちは!数学の勉強は、勉強時間と点数が比例していかないと落ち込みますよね、分かります。ですが、それは逆に、短時間でも点数を上げることができるということでもあるので、要点がどのような部分にあるか確認していきましょう。 結論から言うと、青チャートを何度も解くという勉強法自体が必ずしも間違っているわけではありませんが、もしかすると、その取り組み方を見直すことで、より効果的な学習ができる可能性があります。 青チャートを5〜8回も繰り返しているとのことですが、その際に**「解法を覚えること」**に終始しており、「わかったつもり」になっていませんか? 多くの高校生が陥りがちなのが、「解答を丸暗記してしまう」ことです。何度も同じ問題を解いていると、問題文や解答の手順を覚えてしまい、本当に自分で考えて解く力がついていないことがあります。最初はもちろん覚えても良いと思います。ですが、覚えた問題を何かも解くのは理解の伸びが小さいです。理解を深めるには、ことねる問題を解いていて、暗記した解法を使えることに気づき、利用したときです。 そのため、なぜその解法を使うのかを考えてみてください。 ただ式を追うのではなく、「なぜこの公式を使うのか」「なぜこの考え方で解けるのか」を自分の言葉で説明できるようになるまで深く考えます。(簡単なものでいうと、判別式を使うのは、実数解の個数を知りたいからなど。)誰かに説明してみる練習を自分の頭の中ですることも効果的です。 もし基礎から怪しい場合は中学数学もパラっと確認してみてもいいかもしれません。 高校数学は、中学数学の知識が土台になっています。小学校の頃から数学が苦手だったということなので、もしかすると、高校で習う内容の土台となる部分に理解不足があるのかもしれません。 例えば、高校の因数分解や方程式は、中学の因数分解や展開、方程式の知識が前提です。 「わかったつもり」になっている部分はないか、中学数学の教科書や問題集を軽く見直してみるのも、意外と効果的な場合があります。 テストでは、青チャートに載っている問題と全く同じ問題が出題されるとは限りません。 青チャートを繰り返すことで解法パターンは身につきますが、それを初めて見る問題に応用する力が必要です。学校で配られる別の問題集など、多少異なる問題に挑戦してみましょう。特に、応用問題を解く際には、分からなかった問題に対して、「どうすれば、思いつくことができたのか」「これはどの問題を参考にして解けばわかるのか」といった、自分の理解が足りていない部分を補いましょう。 現在の勉強法を大きく変える必要はありませんが、**「どうすれば応用力が身につくか」**という視点を取り入れてみてください。難しいと思います。ただ、焦らず、一つずつ丁寧に理解を深めていくことが、数学を得意にするための近道です。応援しています。 他に何か具体的な単元でつまずいていることなどがあれば、ぜひまた教えてください。
東京工業大学物質理工学院 たこし
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文系数学
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東大理系数学で合格点を取るには
こんにちは! 質問の「合格点」を60~70点/120点満点として考えて回答します!(目安でいえば、3完ほどになります)。点を稼ぎたい、ということも書かれているので、最後のほうに80点以上を目指す方法も簡単に述べます。 まず、ちゃたさんの現在の状況は進度や成績のともに概ね順調で、現役合格も見えていると思います。勉強法は確立されているとのことなので、おすすめの本について書きますね。参考までにですが、私は独学+Z会で数学を勉強して、秋以降は基本的に3完以上は出せるようになりました。 ◇大まかなスケジュール 受験までにあとこなすべき問題集は2~3冊だと思います。数学は化学などと異なり、ここからは問題集が参考書の代替になっていくので、ひたすら問題集を解いていくのが重要です。過去問を解き始める時期を加味して、9か月で3冊こなすとしたら、単純計算で3か月で1冊です。かなりゆっくりに見えますが、数1~3までをやると考えると緩くもきつくもないペースです。 ◇1冊目に入る前に まず、何よりも優先的に数3の体積は終わらせるべきだと思います。もっと言うと、青チャートは数1~3までのすべてをゴールデンウィーク時点で終わっていると余裕ができます。「青チャートだけで東大数学は解ける!」のような言説がよくありますが、これは実際には、大学入試の内容は教科書にある内容しかないのだから教科書を読めばなんでも解ける、みたいな暴論だと思います。青チャートよりも難しい参考書に早く進むためにも、(おろそかにはしない前提で)サクサク進めましょう。 ◇1冊目(~夏休み終わりくらい) いくつかおすすめの参考書を挙げます(ニューグローバルレジェンドでも良いかもしれません)。 ・プラチカ 数3のほうはめちゃめちゃむずいので注意が必要。 ・やさしい理系数学 「やさしいと言いつつ難しい」という噂が独り歩きしているが、意外と本当にやさしい問題も多いので、青チャートの次にやるのはおすすめです。 ・新数学スタンダード演習 「大学への数学」の増刊号で、私はこれを主に使っていました。面白い解法なども多く、気軽に解ける形式なのでめちゃめちゃおすすめです。問題ごとに難易度を表すアルファベットが振ってあり、難問に時間が溶けていくのを事前に防止できます。 ◇2冊目(~11月くらいまで) 11月くらいからは過去問も進める人が多いので、夏休みとその時期をつなげるための本を挙げます。ここまで来たら、初見の問題への対応力を鍛えたい部分もあるので、何周もしなくても良いかもです。 ・新数学演習 上述の新数学スタンダード演習の続編です。これも難易度が振ってあります。ちょうどいい難易度だと思います。 ・上級問題精講 基礎問題精講の最強バージョンです。問題文が短い系の問題が多い印象があります。問題数もあまり多くないので、数3まで合わせてもそこまで時間をかけずに解ききれるのがメリットです。 上の2冊を順に、2,3冊目とするのもありだと思います。 ◇80点以上を目指すなら もっと東大特化型の問題集に触れる必要があります。私はやっていませんが、以下の二つが有名な印象です。 ・鉄緑の50年過去問 ・掌握シリーズ 長くなりましたが、簡潔に言えば、とにかく青チャートなどで基礎を完成させて、夏までに応用力を磨き、秋から冬にかけて過去問レベルまで解けるようにして、最後は過去問と同時並行でやったりもっと深い過去問研究をする、というのが大要です。このスケジュールだと、夏までは地道なところなので、飛躍的にも市などで成績が伸びることはないかもしれませんが、最後は必ず結果がついてくるので忍び強く頑張ってみてください!
東京大学理科一類 Quark
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理系数学
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青チャートが身につかない時の効果的な勉強法
こんにちは、東京科学大学1年の者です。 私自身、高校生になってから学校の期末テストで平均点を切るようになって焦って青チャートを解き始めたのですが、似たような壁にぶち当たったので、どのように対策したか簡単にですがご紹介できればと思います。数学に関しては結局受験まで青チャートにしか手を付けず、あとは塾の通常授業や講習のテキストの問題を解いていたのですが、その上で最終的な成績は高3最後の全統模試で70.9、駿台模試で65.2でした(正直すごく高いかと言われると微妙なのですが、ご参考までに)。 1.同じ単元の別の問題の解法との共通点を見つける 青チャートのような問題集で最も重要なのは、個々の問題の解法を暗記することというよりも、「解法のパターン」や「考え方の枠組み」を理解することだと言えます。 問題を解く際には、 1. この問題はどのカテゴリーに属するか 2. 似たタイプの問題とどこが共通でどこが異なるか 3. なぜこの解法が有効なのか という3点を意識しましょう。このパターン認識に慣れていけば、青チャート以外の模試や実際の試験の問題といった初めて見る問題にも対応できるだけの力が徐々に身につくと思います。 2.青ペンなどの色ペンを使ってノートに書き出す 記憶定着のためには、視覚的なアプローチが極めて有効です。特に青ペンは記憶効果が高いと言われています。 実際に私がしていたのは、 - 自分の解答:シャーペン ↓間違えたら - 解答プロセス:青ペン - 重要なポイントや気づき:赤ペン - 自分なりの解説や類題との比較:緑ペン これを自分の一番しっくりくる色分けでなるべく少ない色で(3色くらいがちょうどいい、、はず)することをおすすめします。自分がどこを間違えたのか可視化することで、同じ過ちを繰り返すリスクを大幅に減らせるはずです。チャートの解答に線を引くのもいいのですが、それだとどうしてもぼんやりと見るだけで終わってしまう恐れがあります。 3.短期間で集中的に反復する 一日に多くの問題をこなせばこなす程どうしても忘れやすくはなると思います。そのため、なるべく短期間で同じ問題を解きなおす機会をとることが大切です。パターン認識をする中で「これは忘れたくない」と思ったものがあれば、スマホのメモなどに書いておいて、時々見返して思い出したり、頭の中で問題をどんなふうに解いたかイメージし返すのも効果的です。その中であやふやな所があったら、実際に手を動かして解いてみると、より覚えやすくなると思います。 数学の成績は急に一定の割合で伸び始める、というよりは、じわじわと指数関数的に伸びていくと自分の実体験としては感じています。今出来ないことが多くても、どこかでコツをつかむと少しレベルの高い問題でも大体どんな風に解けばいいのか分かるようになって、一気に成績が伸びることは珍しくないです。簡単なアドバイスになってしまいましたが、参考になれば嬉しいです(もう実践済みでしたらごめんなさい)。夏休みなどの長期休みは、じっくり時間をかけて苦手分野を対策するのに良い機会だと思います。さんたくろーすさんにとって有意義な夏になりますように、応援しています。
東京工業大学工学院 鈍感
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理系数学
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東大の数学
東京大学理科二類に合格したものです。私の実体験に基づいて勉強法のアドバイスをしたいと思います。 まず、数学の参考書は極論1つで十分です。つまり、青チャートだけで十分です。ただし、必ず完璧にしてください。完璧というのは抜き打ちで適当なページを開いて解いてみても全部解ける状態です。この状態になればまず間違いなく全統では偏差値が75まで伸びます。 確実に伸びます! おそらく今偏差値が64で止まっているのは参考書に手を出しすぎです。私も一体一対応を買いましたが結局1度もやりませんでした。その理由は青チャートを完璧にするのに時間がとてもかかったからです。しかし一体一対応はやらなくて正解だと私は思っています。 まず、数学の参考書は「完璧」にすることにしか意味はありません。一度解いて終わりなんてことは最も意味をもちません。つまり、もし一体一対応やスタ演に取り組んでいるのなら必ず解いた問題は解けるように何周も何周もする必要があります。しかし、受験までそんな時間はありません。つまり、青チャートを完璧にすることなく次の参考書に進み、問題を解いて終わらせるというのははっきり言うと「時間の無駄」ということになります。ただ、高二でこのことに気づくことはとても難しいことです。 逆に、高二からこのことに気づいて青チャートを完璧にして高三を迎えてみてください。 数学が足を引っ張るなんていうことは起こりません。なぜなら周りの人はまだ正しい勉強法にたどり着いていないからです。 まとめます。つまり、青チャートのみで十分です。しかし、必ず「完璧」にしてください。完璧にするまではほかの参考書には手を出さないことを約束してください。おそらく完璧にするころには過去問に取り組んでもいい時期だと思います。その時にわざわざ他の参考書は使う必要はありません。過去問を解いて自分の力を試してください。そして、必ず解き直してください。自分の弱点を探し出してください。そして、チャートに戻り、弱点を克服してください。この繰り返しが合格につながる大きな勉強法です。私も結局青チャートと過去問しかやっていません。ただ、青チャートは7周はしましたし、過去問も東大の問題なら25年分全て解き直しを完璧にしました。これで十分です。 ここまでお読みいただきありがとうございます。是非参考にしてみてください!
東京大学理科二類 ゆうま
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理系数学
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東大理系数学で合格点を取るには
こんにちは😃! 数学の進め方についていくつか私の経験からアドバイスするので参考になれば幸いです 現在、青チャートを使っての基礎の復習とニューグローバルレジェンドをしているということで基礎の部分が疎かになるということはないように思います。 ところで、東大数学の過去問は何年でもいいので解いたことはありますか?もし一度も解いたことがなければ解いてみましょう。過去問を早い時期から解くということはとても重要です。今の自分との距離が分かり、この先どういう勉強をすれば良いのかの指針になります。 まずは、数3を終わらせて高校数学の範囲を一周しましょう。そして次に難易度の高い参考書に手をつけていきましょう。(もしかしたら個別指導の方や、河合塾の方で今後やるべき参考書をおすすめされるかもしれませんが)私は一対一対応という参考書と上級問題精巧をやりました。一対一対応は、受験で頻出な問題に対するテクニックや純粋に難しい問題があります。上級問題精巧は各大学の過去問で良問に入る部類の問題を集めたものです。解説もかなり丁寧に書かれています。問題もかなり載っているので数学力が身につくと思います。ただ、上級問題精巧はある程度難問にとりかかる力がないと問題に対して何にも手をつけられず解説を読むだけというあまり実力が身につかない恐れがあります。なので、一対一対応を終わらせてから上級問題精巧を解くことをお勧めします。 過去問についてはなるべく早い時期から解いていきましょう。先ほども言った通り東大との距離を測ることは合格するにおいてとても大事です。私は受験生の時は6月くらいから解き始め、東大受験までに30年分解きました。こだわりが無ければ昔の過去問から解くのをお勧めします。やはり入試直前に直近の過去問を解きたいです。早く解きすぎて、入試直前にとく過去問がなくなるということだけは避けましょう。ただ、昔の、特に1990年代の過去問は少し難しい問題が多いので注意しましょう。 たくさん話したのでまとめます。 ⭐️まずは高校数学を一周しましょう。そして一対一対応を始めます。なるべく夏前には一周はさせたいです。夏までには過去問を始めましょう。一対一が終わってからは上級問題精巧を解き始めましょう。 自分の中で数学への勉強の向き合い方が確立されているのは素晴らしいです。この調子で頑張っていきましょう。第一志望合格を心から願っています。頑張れ!!
東京大学理科一類 まっちゃん
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