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英語長文 単語読みから抜け出すには

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11/4 7:17
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たっくん

高3 千葉県 慶應義塾大学経済学部(68)志望

英語の長文を解いてる時、どうしても単語読み(単語頼り)の読み方になってしまいます。 読みてる気になっているだけで、本当は全く理解できていないように感じます。 今からでも単語読みを脱却したいと考えているんですが、何か始めれば良いかわかりません。 アドバンスをお願いします🙇
この相談には3件の回答があります
たっくんさん、こんにちは!京大工学部所属のYutoです! ​「英語長文を解くとき、どうしても単語読みになってしまい、読んだ気になっているだけで理解できていない」という点。これは、多くの受験生がぶつかる「壁」であり、ここを突破できるかどうかが合否の分かれ目です。今この問題に気づけたことは非常に大きいです。今からこの原因と解決策について話していこうと思います! ​単語読みになってしまう原因  ​単語読み(=逐語訳)の状態とは、「The → その」「cat → 猫が」「sat → 座った」などと、英文を頭の中で一つひとつ日本語の単語に置き換えている状態です。 ​これでは、脳のワーキングメモリが個々の単語の翻訳作業だけで満杯になり、文全体の「誰が」「どうした」「何を」という構造的な意味を組み立てる余裕がなくなってしまいます。結果、読み終わった頃には最初の内容を忘れており、「結局、何が言いたかったのか分からない」となるわけです。 ​今すぐやるべきこと  この癖を根本から治すために必要なのは、量(たくさん読む)ではなく「読み方」の転換です。そのための具体的なステップは以下の2つです。 ​①「英文解釈(構文把握)」の徹底 ​まずは、一文一文の「骨格」を見抜く力を養います。これは複雑な文法問題を解くことではなく、英文のSVOC(主語・動詞・目的語・補語)を正確に見抜く訓練です。 ​例えば、「The book (that I bought yesterday) [on the desk] {by the window} / was / very expensive.」という文を見たときに、( ) [ ] { } がすべて「The book」を修飾している飾り(修飾語)であり、文の幹は「The book / was / very expensive.(その本は / だった / とても高価だ)」であると瞬時に判断できる力です。この訓練には、『英文読解入門』などの、SVOCを詳しく解説している参考書を一冊、徹底的にやり込むことをお勧めします。すべての文にSVOCを振り、なぜそうなるのかを説明できるレベルまで仕上げてください。 ​②「精読」からの「音読」 ​ 構文が取れるようになったら、その英文を使って「脳の回路」を矯正します。 ​精読:まず、長文問題集の英文(解説が詳しいもの)を使い、一文ずつ完璧にSVOCを振り分け、和訳も確認し、「なぜこの意味になるのか」を100%理解します。 ​音読:構造と意味を完全に理解したその英文を、今度は意味のカタマリを意識しながら、スラスラ読めるまで最低10回音読します。この時、頭の中で日本語に訳すのではなく、[The cat] [sat] [on the mat] のように、英語の語順のまま情景をイメージするのがコツです。 最後に ​ この「精読→音読」のサイクルを毎日続けることで、単語を一つずつ訳す癖がなくなり、英語を英語のままカタマリで処理する「英語脳」が育ちます。11月からのスタートですが、基礎の「読み方」を固めれば、長文読解の力はここから一気に伸びます。慶應経済の英語は長文がメインですが、その長文も「正確に読める一文」の集まりに過ぎません。しっかりと英語の土台を固めましょう。「絶対に受かりたい」という気持ちがあれば、逆転合格は可能です!応援しています!頑張ってください!
京都大学工学部 Yuto
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こんにちは! 英語の長文を読む際に単語頼りに読んでいるのが不安とのことですが、個人的にはそれでもきちんと読めて問題が解けているなら問題ないと思います。むしろ基本的な文法を覚えた後は語彙力が読解力に直結してくるので、単語が分かっているのは素晴らしいことですよ! ただ、「本当は全く理解できていないように感じる」の部分が個人的に気になります。質問者さんはなぜそのように感じるのでしょうか?いくつか考えるべきポイントがあるので自分で自分に問いかけて考えてみてください。 ①熟語をきちんと覚えているか? →熟語(イディオム)も文章読解において非常に重要ですので、これが分かっていないと単語レベルでは分かっても結局全体としての文章の意味が入ってこない、ということがあります。もし覚えていないのであれば、頑張って覚えましょう。 ②問題は解けているか? →正しい選択肢が選べていなければ、やはり文章を理解しているとは言い難いです。安定して解けているのならば最初に言った通り問題ないので、自信を持って勉強を続けてください。しかしもし点数が安定しなかったりするのであれば、「なぜ正解はこの選択肢なのか?」「なぜ自分は間違いの選択肢を選んでしまったのか?」「次からどこに気をつければ正解を選べるようになるか?」を意識して復習を頑張ってみましょう。 ③英語を読むことに慣れているか? →ここでの「読む」とは「精読と速読を同時に行う」という意味です。もちろん最初から高い水準で二つを同時に行うことは難しいですが、英語の試験はスピード勝負になることが多いので出来ることが望ましいです。もしかすると質問者さんはこのどちらかだけを頑張って文章を読んでおり、その結果として文字が上滑りしているような印象を持っているのかもしれません。もしそうなのであれば、自分に足りない方の読み方を訓練しましょう。訓練方法については調べればたくさん出てきますが、ここでは個人的なオススメ方法を紹介します。 精読…ポレポレのような参考書で難関大の英文和訳に挑戦する。 速読…まずは一度解いたことのある文章を読み返す。その際、日本語を読むのと同じように斜めに読みながらでも意味が取れるようになることを目標にする。 どうでしょうか?英語は受験において非常に重要な科目ですので、ぜひ頑張って読解の精度を上げていってください。応援しています。
東京大学文科三類 齋藤均
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こんにちは慶應経済に在籍している者です。慶應経済を本気で目指していて、でも長文になるとどうしても単語を追う読み方になってしまう…という気持ち、とてもよくわかります。まず前提としてお伝えしたいのは、「慶應経済は長文がめちゃ大事」「足切りを越えた人たちの平均が合格最低点を超えているから、まず長文で落ちないことが最重要」ということです。だからやるべきことは闇雲に量を増やすことじゃなくて、「単語読みになってしまう原因」を順番に消していくことです。あなたが挙げてくれた原因は2つあって、①文の構造をとる練習をしていないこと(ポレポレみたいな英文解釈をやっていない)、②そもそも長文の問題数を解いていないこと、この2つが大きいと思います。単語はそれなりに入っているのに読めた感じがしないときって、だいたいこのどちらかです。だからおすすめの流れはこうです。まずはポレポレみたいな“構造を読む”タイプの参考書を1冊やること。もしポレポレがきつそうだったら、もう少しやさしめの解釈本から入って大丈夫です。ここで「SとVを先に見る」「that以下がどこまで続くか線を引く」「関係代名詞がどの名詞を説明しているか確認する」という、長文でも通用する読み方の型を体に入れます。これがないと、どれだけ単語を知っていても毎回“前から単語を拾って雰囲気で読む”に戻ってしまいます。 型が入ったら、次に演習量を増やします。あなたの言っていた「やっておきたい英語長文」を300→500→700の順でやるやり方は本当におすすめできます。300は量が多くてやさしめなので、ここで「毎日1題読む」リズムを作る。慣れてきたら500で少し密度のある文に触れて、時間も測ってみる。最後に700で早慶レベルに近い長文を読んでおくと、慶應経済の過去問に入ったときのギャップが小さくなります。もちろん、このシリーズじゃなくて学校のプリントや他の長文問題集でもいいんだけど、だんだんレベルを上げていく“階段”を作ることが大事です。こうやって「構造を読む練習」→「段階的に長文を増やす」をセットで回すと、今の“単語で読んでるだけで内容が頭に残らない”って感覚がだんだん消えていきます。ちなみにやっておきたいは1000もありますけど、流石に慶應経済ではそこまではいらないです。 慶應の英語って、最初は「無理かも」と思っても、正しい順番でやればちゃんと届くようにできてます。今の時点で原因をここまで言語化できてる時点で強いので、あとは今日から1日1題ずつ進めるだけです。焦らなくていいから、続けましょう。応援してます。
慶應義塾大学経済学部 ルノワール
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回答

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Yuto

京都大学工学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
たっくんさん、こんにちは!京大工学部所属のYutoです! ​「英語長文を解くとき、どうしても単語読みになってしまい、読んだ気になっているだけで理解できていない」という点。これは、多くの受験生がぶつかる「壁」であり、ここを突破できるかどうかが合否の分かれ目です。今この問題に気づけたことは非常に大きいです。今からこの原因と解決策について話していこうと思います! ​単語読みになってしまう原因  ​単語読み(=逐語訳)の状態とは、「The → その」「cat → 猫が」「sat → 座った」などと、英文を頭の中で一つひとつ日本語の単語に置き換えている状態です。 ​これでは、脳のワーキングメモリが個々の単語の翻訳作業だけで満杯になり、文全体の「誰が」「どうした」「何を」という構造的な意味を組み立てる余裕がなくなってしまいます。結果、読み終わった頃には最初の内容を忘れており、「結局、何が言いたかったのか分からない」となるわけです。 ​今すぐやるべきこと  この癖を根本から治すために必要なのは、量(たくさん読む)ではなく「読み方」の転換です。そのための具体的なステップは以下の2つです。 ​①「英文解釈(構文把握)」の徹底 ​まずは、一文一文の「骨格」を見抜く力を養います。これは複雑な文法問題を解くことではなく、英文のSVOC(主語・動詞・目的語・補語)を正確に見抜く訓練です。
​例えば、「The book (that I bought yesterday) [on the desk] {by the window} / was / very expensive.」という文を見たときに、( ) [ ] { } がすべて「The book」を修飾している飾り(修飾語)であり、文の幹は「The book / was / very expensive.(その本は / だった / とても高価だ)」であると瞬時に判断できる力です。この訓練には、『英文読解入門』などの、SVOCを詳しく解説している参考書を一冊、徹底的にやり込むことをお勧めします。すべての文にSVOCを振り、なぜそうなるのかを説明できるレベルまで仕上げてください。 ​②「精読」からの「音読」 ​ 構文が取れるようになったら、その英文を使って「脳の回路」を矯正します。 ​精読:まず、長文問題集の英文(解説が詳しいもの)を使い、一文ずつ完璧にSVOCを振り分け、和訳も確認し、「なぜこの意味になるのか」を100%理解します。 ​音読:構造と意味を完全に理解したその英文を、今度は意味のカタマリを意識しながら、スラスラ読めるまで最低10回音読します。この時、頭の中で日本語に訳すのではなく、[The cat] [sat] [on the mat] のように、英語の語順のまま情景をイメージするのがコツです。 最後に ​ この「精読→音読」のサイクルを毎日続けることで、単語を一つずつ訳す癖がなくなり、英語を英語のままカタマリで処理する「英語脳」が育ちます。11月からのスタートですが、基礎の「読み方」を固めれば、長文読解の力はここから一気に伸びます。慶應経済の英語は長文がメインですが、その長文も「正確に読める一文」の集まりに過ぎません。しっかりと英語の土台を固めましょう。「絶対に受かりたい」という気持ちがあれば、逆転合格は可能です!応援しています!頑張ってください!
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Yuto

京都大学工学部

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プロフィール

自己紹介 京都大学工学部に所属しています。 秋の模試でD判定でしたが、巻き返して現役合格できました。 京大について知りたいことがあれば是非聞いてください。 また、回答がいいなと思ったらクリップしていただけると嬉しいです! よろしくお願いします!

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コメント(1)

たっくん
11/4 14:55
ご返信ありがとうございます! 解釈本を徹底的にもう一度詰めたいと思います。音読も今まで以上に意識し、特に頭の中で構文を取ったり、カタマリを意識したいと思います。 受験まで残りわずかですが、頑張ります!

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入試の英語を攻略するためには、英語長文を解けるようになることが必須になります。 一般的に、英語長文を解けるようになるためのステップは以下のようになっています。 ①英単語を覚える(英語→日本語) ②文章の構造とは何かを理解する ③文章の構造を自分で分類できるようにする ④文章の構造を意識しながら英語長文を読む 以上になります。 まずは、上記の4ステップについて、一つ一つ説明していきます。 ①英単語を覚える(英語→日本語) まずは英単語を覚えてください。基本的に英語長文を読めるようになるためには、英語から日本語に訳すことができればオッケーです。 このとき、英単語を見て1秒以内に意味が思い出せるようになることを目標としてください。この理由は、英語長文を読むときは1単語の訳にかけられる時間はほとんどないからです。すなわち、英語長文をスラスラ読める状態にするために、英単語を見た瞬間その意味を思い出せるようにしておくことが重要です。 初めは慣れないかもしれませんが、毎日コツコツ繰り返し覚えてください。 ちなみにですが、私のオススメの英単語帳は「システム英単語」です。機会がありましたら一度見てみてください。 ②文章の構造とは何かを理解する 「文章の構造」と聞いて、「なにそれ」と思うかもしれません。 文章の構造とは、すなわち「SVOC」のことです。一般的には、Sは主語、Vは動詞、Oは目的語、Cは補語と呼ばれます。英語長文を読めるようになるためには、これら「SVOC」がそれぞれどのような役割を持っているか、を理解することが重要です。 この部分は、受験生でも意識できている人とそうでない人の差が大きく出てきますので、ぜひ意識してみてください。 具体的な勉強方法としては、英語文法の参考書を見たり、学校の先生に聞いたりするのが一番早くて良いと思います。 ③文章の構造を自分で分類できるようにする ②で「SVOC」の役割を理解することができたら、次は実際の文章を自分で「SVOC」に分類していきましょう。初めは短い文章でかまいません。英文法の問題集に載っている文くらいの長さで良いと思います。慣れてきたら少しずつ文章を長くしていってください。学校のリーディングの教科書があればそういったものでもかまいません。 「ここからここまでが主語で、この単語にはこの部分が修飾していて...」などというように、かたまりを意識して分類してください。 ④文章の構造を意識しながら英語長文を読む ここまでくれば、英語長文を読む土台は十分固まっています。 後は、実際に英語長文を読んで実践を積んでください。初めは慣れてないため読めないことも多いかもしれませんが、土台がしっかりしているため辛抱強く読み続けていれば、読めるようになります。 さて、英語長文を読めるようになるための4ステップについての説明は以上になります。ここからは、時間内に読めるようになるためのアドバイスをさせていただきます。 まず、①の英単語を覚える際に、英語→日本語が1秒以内にできているでしょうか。もしまだそこまで固まっていないならば、固めることをおすすめします。 次に文章の構造に関してですが、英語長文を読む際、「ここからここまでが主語で、この単語にはこの部分が修飾していて...」などというような、かたまり、をどれくらい意識できていますでしょうか。日本語に訳さず英語のまま読む=前からかたまりごとにどんどん訳していく、ですので、ぜひ意識してみてください。 最後に、音読はどれくらいされていますでしょうか。英語長文を速く読めるようになるために、音読は物凄く効果が高いと言われています。英語の勉強時間のうち、半分は音読にあてよう、といった言葉もあるほどです。ぜひ音読も毎日行なってください。 以上で回答を終わります。入試本番が迫ってきていますが、決して焦らず、丁寧に勉強に取り組んでください。 頑張ってください。応援しています。
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長文の読み方
こんにちは。 一橋法学部の2年です。 結論から言いましょう。慣れてないからです。ひたすら英語を読みましょう。 日本語の長文を思い出してみてください。 たとえば絵本など、子供向けの本を今読んで、何か言葉を読み飛ばしてしまって全く違う解釈をしてしまう、ということは考えづらいですよね? でも、それこそ現代文に出てくるような小難しい文章を読んでいるときは別です。知らない単語、慣れない言い回し、同じ主張が表現を変えて何回も出てくる。いきなり動物がたとえ話に出てくる。延々と本論とは関係ないような話をつづけた最後に、「このように~」なんて書いてある。いや、どのように!?なんてなること、少なくないと思います。 あややさんが英語の長文を読んでいて、読み飛ばしてしまったり解釈を誤ってしまうのも、同じことです。 少し専門的な話をすると、人が言語を理解するのには2ステップがあります。1つ目は、言語という記号(文字や音声)を、頭の中にある意味と結びつけること。つまり、「りんご」というインクの染み(あるいは画面上の黒い点の集合)を、あの赤くて甘い果物を意味するものだ、と理解することです。2つ目は、それらの意味の羅列である文章を、まとまった論理として理解することです。「りんごが机の上にある」という文章を見た時。1つ目のステップで、各単語の意味(リンゴ、机といった登場人物)を把握します。そして2つ目のステップでこの文が表す状況(それぞれの登場人物の位置関係など)を思い描くのです。 少し込み入ってしまいましたが、言い換えれば、英語長文が読みづらいのは①単語、文字列に慣れていないことと、②それを論理として処理することに慣れていないことの2つの要因があるということです。 では、これらを解決するためにはどうしたらいいか。簡単です。ひたすら英語を読みましょう。今まで使った問題集でもいいです。BBCのニュースでも、過去問でも、なんでもいいです。読み慣れましょう。入試本番に向けた勉強の隙間の時間で構いません。自分の興味がある内容で構いません。内容を多少覚えていても構いません。質にこだわっている場合ではありません。量を積み重ねましょう。 とはいえ、過去問などの長いがっつりした文章だと、それに体力を使ってしまうので、以前使っていた長文テキスト、あたりがいいでしょうね。今から買うのももったいないですし。もしなければ、「News in levels」というサイトを使ってみてください。ニュースを、レベルに合わせた英語で読むことができます。(もし簡単すぎたら、本家のBBCやロイターなどのサイトを使ってみてください) 総合政策ということは、受験まであと半月ほどでしょうか?それでもまだやれます。太ももががちがちで、長座するだけでも痛かった僕も、2週間ストレッチを続けたら、前屈で手のひらを床につけられるようになりました。まだやれます。とにかく読んで、アルファベットの羅列に論理を見出すことに慣れましょう。応援しています!!
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英文を読む際カタマリで捉え音読をやめるには
こんにちは! カタマリで読むという意識は素晴らしいです!ただカタマリで読むには熟語や構文の知識が必要です。りんさんの場合、そうした知識がまだ足りていない可能性が高いです。 まず、熟語は「意味のかたまり」だから一つ一つの単語に注目するのではなく、ワンセットで理解する必要があります。 簡単な例を挙げると、 look forward to → を楽しみにする take part in → に参加する といったものです。 こういった基本的なものは知っているかもしれませんが、 put up with → を我慢する be confronted with → に直面する といったものは知らないかもしれません。 こうした知識がたくさんあれば必然的に英文は早く読めるわけです。 次に構文です。構文は一度型を覚えてしまえば出てきた瞬間に意味が分かる、とても重要な知識です。 簡単なものを挙げると not only A but also B → AだけでなくBも といったものです。 これを見たら大体文章で言いたいことがすぐ分かるわけです。構文をたくさん知っていれば文意をより早く正確に捉えられます。 また、音読するのは間違ったやり方ではありません。ただ、一単語一単語を発音するように読むのではなく、カタマリごとに読んでいきましょう! 例えば、 I came up with / a new idea / for the project. → 「主語+動詞 / 目的語 / 前置詞句」で区切るって読みましょう。 このように、意味の区切りを意識しながら読むことが習慣づけば、確実に得点につながります! 英語は知識ゲーです!誰よりも単語、熟語、構文、文法の知識があれば必ず点が取れます。受験までコツコツ頑張りましょう!! おすすめ参考書: z会解体英語構文、z会解体英熟語 (余裕があれば)文法語法1000
大阪大学医学部 まる
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早稲田の英語長文
やはり慣れることしかないと思います。ちょうど同じ時期に、私も同じように早慶の長文に壁を感じで点数がなかなか伸びないことがありました。当時は、難しい英文解釈の本をやってみたりしましたが、今となっては結局あんま意味無かったなー、もっと長文に時間使っても良かったなー、って思います。 内容が掴めない、時間が足りないとのことですが、内容が掴めないのはまだ英語をすらすら読めないから、英文自体に注意力を多く使ってしまって、内容には注意力をうまく配分できていないだけだと思うので、数をこなしていけば改善できると思います。時間短縮に関しては、いくつかコツがあるのでそれを紹介します! ①具体例はほぼ読まない 長文問題で具体例を問題に絡ませて出題されることはあまりありませんし、具体例は抽象論と内容が同値なので読まなくても大体内容が予想できるので、読む必要性は低いです。さらに、万が一具体例に関する問題が出ても、具体例の文章には目立つ言葉がある(年代とか、国名とか)ので、すぐにその文章の場所を見つけることができます。 ②完璧に理解しようとしない 分からない英文に時間を費やしても、あまり利益が得られない時があるので、分からなければ飛ばすのも大切です。しかし、なるべく飛ばしてほしくない文章と、飛ばしても良い文章があります。 内容が並列、同値の文章は飛ばしても支障があまりないです。 例えば3つの英文があって、それらが大体同じ内容の言い換えだったり、さらに深く論じていく文章だとします。その場合、3つの英文のうちどれか1つがわかっていれば、残り2つの英文を飛ばしても、長文全体で見た時に内容理解に差は出にくいです。 対して、逆説的な文章(butやhoweverで繋がれたもの)はあまり飛ばさずに、意味が理解できるまで粘る必要があります。なぜなら、その文章で大きく内容の方向が変わる場合や、内容の結論、まとめが出る場合が多いからです。すなわち、逆説的な文章では内容の上書きが行われることが多いのです。なので逆に、ここを理解していれば、他の部分があまり理解できていなくても、なんとかなることが多いです。 最後に、単語が難しいとのことですが、これは仕方のない事だと思います。みんな同じ思いをしてると思うので、そこは割り切ることも大切です。 英語が得意科目であれば、夏を越したら応用とか実践的な勉強に入るべきなので、夏は単語文法、英文解釈を中心にちょくちょく長文の勉強をしていくべきだと思います。そして夏休みが終わったらがっつり長文を読んでいきましょう!長文の勉強法で僕がめちゃめちゃ効果を実感したのは音読です。私は一長文につき10~15回音読していました(数日に分けて)。長文の勉強は、数と質を意識してやれば必ず伸びます!
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京大理学部志望 長文読解が上達しない原因と対策
こんにちは! まず、英単語を見た瞬間に意味が浮かぶかを一応確認してみてください。しっかり読めていないというのが質問内容なのでおそらく大丈夫だとは思いますが、英単語を見た瞬間意味が思い浮かぶようになるとよりストレスなく長文を読めるようになるので解決策になるかもしれません。 英単語、文法、解釈をある程度勉強しているということなので、一文一文でつまずくことはないが、文章全体の理解、構造がうまく捉えられないという状況だと思います。多読も余裕があればもちろんやっていいと思いますが、自分は要約問題を解くことをおすすめします。 京大の英語では大問として要約問題は出題されないので一見無駄な勉強にも思えるかもしれませんが、要約問題を通して得られることはたくさんあります。 要約問題では長文を限られた字数でまとめなければならないので、重要な文とそうでない文、抽象的な部分と具体的な部分、主張と例などを見分ける必要があります。これは長文読解をする上でも文に強弱をつけて読むことができるようになり、とてもプラスになります。 また、要約問題をやっていると、自然と段落を意識して読むようになります。段落間の関係をつかめるようになると文章全体の構造、流れがわかるようになり、意味段落も自分で分けることができるようになります。これは要約問題において重要なことですが、長文読解においても文章の大枠を理解することや文章全体の今どの辺を読んでいるかがわかることにつながります。 要約問題を解くことにより自然と普通の長文読解でも要約的に読むようになり、ただダラダラと一文一文読んでいるより遥かに文章の理解度が高まりますし、後ろにどのような内容が書かれているか予想できるようにもなるので読むスピードも上がります。また、要約力は現代文においても重要な力なのでやって損はしないと思います。 あくまで要約問題はこのようなことができるまでの補助的な道具として使い、もちろん受験が近づいてきたらやらなくていいと思います。 教材としては要約問題に特化した参考書や東大など要約問題が出る大学の過去問、また普段読んでいる文章を自分で字数を決めて要約してみるのもいいかもしれません。ただ、参考書や東大の過去問は要約のコツ、文章の読み方も載っているのでまずは何か一冊参考書を買ってみるのをおすすめします。 少しでも参考になれば幸いです。 京大の英語は難しくて大変だと思いますが、頑張ってください!
早稲田大学基幹理工学部 ksks
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長文読解について
 長文は英語に必要なスキルの集積ですので、まずはそのスキルを分解してみましょう!   以下のように分解されると思います。   ①単語  ②熟語  ③文法  ④英文解釈(構文など)  これらのスキルが十分であるか、下の詳細に従って、考えてみてください。 ①単語→  長文を読むのに必要な単語は押さえられていますか?難関私立であっても、基本的にはシステム英単語やターゲットなどのレベルの単語帳を一つ完璧にすれば、十分ですこ。こでいう完璧の定義は「単語を見て瞬間的に、意味が浮かぶ」という程度です。何周もして、復習も兼ねて直前まで何度も確認しましょう。また、覚えていない単語をチェックして、効率的に周回しましょう。  一つ単語帳を完璧にしてもわからない単語は、新たな単語帳で覚えるのは非効率的です。見つける度に、ノートなどにまとめて、自分の単語帳を作りましょう。 ②熟語→  長文を読むのに必要な熟語は押さえられていますか?熟語の対策の必要性は、志望校の問題に熟語の問題が出るかによりますが、いずれにしろ長文を読むのに必要最低限の熟語は覚える必要があります。「システム英熟語」や「ターゲット」などレベル別に分けられているものをお勧めします。 ③文法→  文法は点数が取れるということで、素晴らしいですね!文法は単語や熟語の使い方です。  勉強法をインプット、アウトプットで分けて考えてみましょう。インプットとしては、学校の授業やスタディサプリなどの授業形式がお勧めです。参考書では、本質的な理解は難しく、暗記などの網羅的に覚えてしまいがちです。まずは、スタディサプリでインプットしてみて下さい。アウトプットでは、スタディサプリ準拠として「ポラリス英文法」がお勧めです。インプットした形に沿って、アウトプットできるので、スムーズに定着すると思います。レベル別に分かれているので、実際に手にとってみて、自分より少しレベルの高いものからやってみましょう。 ④英文解釈→  多くの受験生がこのステップを欠いており、長文を感覚で読んでしまい、正確に意味が取れていなかったり、時間内に解き終わらないという弊害が生じています。  英文解釈とは、英文を分解することです。品詞を区別し、節でくくり、SVOCを正確に取れるようになることです。そのためには、構文を覚えて、実際に英文を分解する練習をしなければなりません。これができるようになると、①和訳の問題で単語を頭の中で繋げるのではなく、正確に意味が取れ、確実に満点を取れる。②長文を読んでて、副詞節が抜き出せるので、読む必要な部分を飛ばせてスピードアップできる。などのメリットがあります。  勉強法としては、必要な構文を覚えるために、「英文熟考上・下」「肘井学の読解のための英文法」をやりましょう。構文をインプットしつつ、参考書内の英文を徹底的に(品詞、節、SVOC、修飾語と被修飾語など)分解して下さい。  以上のスキルが揃って、初めて長文読解に必要なスキルが揃います。あとは、長文の実践問題集を解きましょう。問題集としては、「the rules」がお勧めです。まずは、時間がかかっても良いので、徹底的に分解して下さい。the rulesの解説部分に大まかな構文の分解があるので、そちらを使って、分解があっていたか確認して下さい。  一度、分解と丸つけが終わったら、音読です。CDが付いているので、シャドーイングを行なって下さい。最初は、構文を目で追いながら、目と耳、口を使って、英文と構文をセットで頭の中に叩き込んでください。10、20回聞いてるうちに、自然と英文のみでも、構文が浮かんでくるようになります。さらに何回も聞いていると、音声を聞いてるだけで、文字と構文が頭の中に浮かんできます。このように繰り返すことで、長文の読解の速度、さらにはリスニングの練習にもなります。  the rulesのすべて上記のように解き終わった頃には、初見の文章でも分解できるようになっているはずです。そしたら、共通テストや志望校のレベルの実践問題集に手を出しましょう。ここでも、最低限の分解は行いながら解いていきましょう。    リスニングは長文練習の音読で音声が聞き取りやすくなるので、あとは共通テストなどの実践問題で演習を行なって下さい。
慶應義塾大学法学部 ひろ
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長文読解に文法を活かせてない
でも文法と文章の連関性について疑問を持てただけでも大きな成果と言えます。 文章を読むということ自体にもレベルが存在します。 この間も掲載しましたがまず単語があって、それを並び替える際のルールである文法(文を作るための法律と考える)があって、文をいくつか集めてパラグラフになったら文と文の関係性について考える英文解釈があって、さらにパラグラフをいっぱい集めて長文ができて文章問題になって・・・。ということを意識しましょう。 まず、単語です。 一通り隈なくチェックし、単語帳にあったものは確実に仕留めましょう。単語帳に加えるもよし。エクセルでまとめておくのもよし。〔後者は大学生がよくやります〕 ここで1つ。 ちなみに音読する際に使用する教材は必ず単語をすべて理解した上でやらないと効果がありません。 音読は日本語を通さず英語を英語のまま理解する作業なので、わからない単語があってはならないのです。音読自体も、ただやるのではなく、さまざまな方法が考案されているので、参考にしてみてください。正しいアクセントや発音で音読することによって、リスニング力の向上も期待できます。 話が脱線しました。 単語は以上です。 続いては悩みの種、文法。 ちなみにですが、文法と英文解釈は同じ領域の作業です。ただ、英文解釈自体は文法が完璧に入っていることで意味があるものなので、必ず英文解釈をやる前には四択文法問題と語句整序は制覇しておいてください。 あと、文法と一口に言っても、「書くときに必要な文法」と「読むために必要な文法」とがあるので混ぜるな危険です。 読むために必要な文法は、基本五文型、接続詞の用法、時制、形容詞用法なとです。 例えばですが、同じif節でも過程と条件は大きく違います。接続詞あるあるで、同じ語を用いていても用法が大きく異なることがあります。 その際に文法は活きるのです。 用法を見極め、意味を確定していくことが可能となります。 修飾関係の見極めなとが英文解釈問題ではよくテーマにされますが、そうしたときに素早く判断できるよう、文法の知識をアウトプットできるようにしておいてください。 とりあえず、英文を復習する際には、五文型に分け、それぞれの文の成分を書き、修飾関係を〔〕などを用いて明らかにしていきます。 そこから、修飾関係に注意しながら一文一文訳していきます。訳す作業は書かなくてもスクリプトを見ながら声に出せば十分です。もし、スクリプトと、間違えている部分があれば修正し、その一題を完璧にしていきていきます。 全部一通り訳し終えたら今度は一定の速度で読むトレーニングをします。かなり前の投稿で行った通り、Marchであれば15~20行、早慶であれば24±α行くらいを3分から3分30で読めるようにしていきます。 ここで注意してほしいのは、速読ではないことです。 なぜなら速読をできるほどのレベルを大学受験の段階で習得することは不可能に近いからです。 本番、焦って早く読もうとして内容が入って来なくてまた焦る、、、みたいなことではいけません。 いつでもどこでも同じスピードで読めるようにする事で本番の不安を軽減できます。以前の投稿で過去問の使い方でも話した通り、ブロック読みができるよう努めてください。 こんなもんでしょうか?とりあえず語学は解く前に読めることが重要です。まずは読むための練習をし、そのあと解くためのテクニックを磨けるよう努力してください。
早稲田大学商学部 #かーきん
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