早稲田レベルの古文ができない…
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
たらい
私は早稲田社会科学部を目指す通信制高校2年生です。
これまでにスタサプの古文文法を見て、そのテキストを何回も復習、その後に有名私大古文演習に取り組みました。有名私大古文は河合塾の夏期講習で教わった通り、品詞分解までしっかりこなしました。演習のうち、8割は得点できていました。そして最近、難関私大古文演習(河合出版)に取り掛かったのですが、最初の方の法政、学習院、上智はなんなくこなせたのですが、それ以降得点率が低くて困っています。国語の河合模試では、いつも古文部門で学力レベルAを取っています。
どのように勉強を進めれば良いでしょうか。
回答
BFLY
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
まず最初に。難しい問題を解けば得点率が下がるのは当たり前のことかと思います。実際の入試では、全教科7割程度取ればおそらく受かると思われます。8割も取れる必要はないはずです。(もちろん大学・学部にもよりますが。)
ですが、得点率は高いに越したことはないし、伸ばせる方法もあると思うので紹介します。
以下が私の提案する勉強の進め方です。
①得点率がそこそこ(7割程度)あれば、わからなかった問題だけを復習する。
②得点率がそれよりも低い場合は、品詞分解なども取り組んでみて、細かく文章内容を把握する。
という方法はどうでしょうか?
今まできちんと品詞分解などをこなしてきたということでしたら、基本的な単語や文法は身についているということだと思います。既に演習に取り掛かっているようですし。
もし基礎的な力が足りないということであればまた違う方法を提案しますが、今回は演習に取り組んでいるということで基礎は身についている前提で話しますね。
★①について
7割程度と書きましたが、これはとうもろこしさんの現在の学習状況にもよると思います。
もし古文よりも英語や社会などにもっと時間を割きたいということであれば、6.5割ぐらいまではこの方法にしてもいいかもしれません。こちらの方が簡単で、時間がかからずに復習できるからです。
具体的な方法としては、わからなかった問題について、
・どこがわからなかったのか
・間違えた理由は何なのか
ということに着目して、解説のうち必要な部分のみを抜き出して読み、知識を定着させるということです。
必要な部分のみを把握できるので効率的です。
★②について
得点率が5割程度となると、文章を全体的に読み違えているとか、知識が足りていないとかいうことが考えられます。そこで①とは異なり、より詳細に見ていきます。
具体的な方法としては、文章全体について
・品詞分解をしてみる
・解答をすべて読む
ということになります。
これをやるメリットは、詳細を確認することで、「自分ではできていると思っていたけれど、実はちゃんとできていなかった!」ということまで把握できるところです。
①よりも時間はかかってしまいますが、その分丁寧に確認でき、情報の見落としは少なくなります。
★ちなみに……
多少は得点率が低くても、むやみに単語などの基礎的なところに戻る必要はないと私は思っています。なぜなら、結局、より多くの文章に触れることが一番だからです。
たくさんの文章に触れれば、必然的に単語に触れる回数も増え、自然と覚えます。
だからそんなに気にしなくていいです。
私の言った方法を参考にして、自分でも工夫しつつできるだけ多くの問題を演習していってみてください!✨
コメント(1)
とうもろこし
とても参考になりました!とりあえず①の方法でやっていこうと思います。