なんとなくで解いてしまう
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高砂
先日,初めて河合塾の共テ模試を受けました。自己採点の結果はそれほど悪くなかったのですが,時間が足りなくなってしまったこともあり,特に国語で問題をなんとなく解いてしまった印象があります。今回はたまたま運良く選択肢が合っていたのだと思います。私は以前から感覚で問題を解いてしまうことが多かったので,問題によって解ける・解けないの差が大きいことが課題でした。最近現代文を読むときに構造を理解するための勉強を重ねているのですが,それを実践しようと思うと時間が足りなくなってしまいます。まだ共通テストの問題量ややり方に慣れていなかったり,解釈が必要な部分とそうでない部分の区別がついていないことも原因としてあると思うのですが,他に現代文をしっかり解けるようになるには何を身につけることが大切なのでしょうか?
また,早稲田大学を目指す上で受けておいたほうが良い模試はありますか?たくさん模試の種類がありますし,色々な意見があってどれを受けるか決めるのが難しいです。
よろしくお願いします🙇
回答
Ryo
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは😃
現代文を解く上で最も大事なことはその文章が何を言いたいのかということを掴むことだと思います。
特に評論文などは筆者の主張が言葉を変えて、何回も登場してきます。だから、キーワードとなる語や繰り返し出てくる語にはチェックを付けて読んでいました。
また、二項対立で論じられている文章では一方の事柄については普通に線を引いて、もう一方の事柄については波線を引いていました。同じように筆者の中でプラスの事とマイナスの事も後から見て分かるように違うマークを付けて区別していました。共通テスト模試は時間制限も厳しく、丁寧な読解はなかなか厳しいですが、練習の中で主張の言い換えを見つけたり、対立軸を意識する事が大事になってくると思います。あと、当然ですが接続詞や文意を変えたりする表現には気をつけて読みましょう!
なので、現代文を解く上で身につける力としては、その文章の言いたいことをできるだけ早く見抜くことです。
なかなか難しいことですが、これに関しては問題演習をして経験値を積むしかないです。実際にペンを持って言葉と言葉をつなげたり、文章にマークや線を引く練習をしていくことが最初の内はベストだと思います。
とにかく、自分の中で筆者の意見や考えが分類できていることが分かり、整理されていれば大丈夫です🙆♂️
また、完璧に筆者の言いたいことが分からなくても全然オッケーです。あくまで、問題に正解することがやるべきことで、主張を理解するのはそのための足掛かりですから。
あと、選択肢を消す際に数字や記号のところを消すのではなく、間違っている箇所に印を付けるクセも大切です。一発で答えが出せる設問もありますが、共通テストレベルの問題でもイヤらしい問題が多く、その場合消去法でしか消せない時があり、わずかな違いが大切になってくるからです。
それから、質問者さんがどのような形で現代文を取り組んでるか分かりませんが設問を先に読んで問われることを先に分かっておくことは共通テストの現代文を速く解く秘訣だと思います。選択肢までは見ないですが、共通テスト特有の図表やグラフの問題は先に見ておくと結構すぐに解けることがあります。
最後に、私もいつもできたわけではないですが、自分と文の筆者、そして作問者の3者を問題を解く際に意識してました。なぜこの文章を大学側が出し、ここに傍線部を持ってきているのか、共通テストであれ、個別入試であれ国語という入学試験である以上必ず意味があるはずです。問題を作っている人の意図や大学側の伝えたいメッセージを考えながら俯瞰して読めことができるようになれば現代文に関しては大丈夫です。
現代文の読解は人それぞれなので私の読み方が必ずしも正しいとは限りませんが、是非参考にして下さい!
受けておいた方がいい模試に関しては河合塾の早慶レベル模試や代ゼミの早大入試プレなどです。
やはり冠模試は実際の受験者が多く受けるので、自分の立ち位置を知る上で非常に役に立ちます。
また、質問があればぜひ聞いてください!
コメント(1)
高砂
丁寧にアドバイスをくださりありがとうございます!現代文を解くポイントが良く分かりました。