長文の読み方
クリップ(7) コメント(2)
1/26 14:05
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あやや
高3 神奈川県 慶應義塾大学総合政策学部(70)志望
過去問演習をしていて、読むのに焦っているのか、読み飛ばしや解釈の間違いが多いです
経験値の少なさもあるのでしょうか
対策を教えて頂きたいです
回答
どもてぃ。
一橋大学法学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは。
一橋法学部の2年です。
結論から言いましょう。慣れてないからです。ひたすら英語を読みましょう。
日本語の長文を思い出してみてください。
たとえば絵本など、子供向けの本を今読んで、何か言葉を読み飛ばしてしまって全く違う解釈をしてしまう、ということは考えづらいですよね?
でも、それこそ現代文に出てくるような小難しい文章を読んでいるときは別です。知らない単語、慣れない言い回し、同じ主張が表現を変えて何回も出てくる。いきなり動物がたとえ話に出てくる。延々と本論とは関係ないような話をつづけた最後に、「このように~」なんて書いてある。いや、どのように!?なんてなること、少なくないと思います。
あややさんが英語の長文を読んでいて、読み飛ばしてしまったり解釈を誤ってしまうのも、同じことです。
少し専門的な話をすると、人が言語を理解するのには2ステップがあります。1つ目は、言語という記号(文字や音声)を、頭の中にある意味と結びつけること。つまり、「りんご」というインクの染み(あるいは画面上の黒い点の集合)を、あの赤くて甘い果物を意味するものだ、と理解することです。2つ目は、それらの意味の羅列である文章を、まとまった論理として理解することです。「りんごが机の上にある」という文章を見た時。1つ目のステップで、各単語の意味(リンゴ、机といった登場人物)を把握します。そして2つ目のステップでこの文が表す状況(それぞれの登場人物の位置関係など)を思い描くのです。
少し込み入ってしまいましたが、言い換えれば、英語長文が読みづらいのは①単語、文字列に慣れていないことと、②それを論理として処理することに慣れていないことの2つの要因があるということです。
では、これらを解決するためにはどうしたらいいか。簡単です。ひたすら英語を読みましょう。今まで使った問題集でもいいです。BBCのニュースでも、過去問でも、なんでもいいです。読み慣れましょう。入試本番に向けた勉強の隙間の時間で構いません。自分の興味がある内容で構いません。内容を多少覚えていても構いません。質にこだわっている場合ではありません。量を積み重ねましょう。
とはいえ、過去問などの長いがっつりした文章だと、それに体力を使ってしまうので、以前使っていた長文テキスト、あたりがいいでしょうね。今から買うのももったいないですし。もしなければ、「News in levels」というサイトを使ってみてください。ニュースを、レベルに合わせた英語で読むことができます。(もし簡単すぎたら、本家のBBCやロイターなどのサイトを使ってみてください)
総合政策ということは、受験まであと半月ほどでしょうか?それでもまだやれます。太ももががちがちで、長座するだけでも痛かった僕も、2週間ストレッチを続けたら、前屈で手のひらを床につけられるようになりました。まだやれます。とにかく読んで、アルファベットの羅列に論理を見出すことに慣れましょう。応援しています!!
コメント(2)
あやや
1/27 14:47
ありがとうございます!!
復習を兼ねて今まで読んだ長文の音読をやりたいと思います
死ぬ気で努力します!
どもてぃ。
1/27 15:00
ただ読むだけではなく、意味を追えるスピードで読むことをお忘れなく!