名古屋大学工学部に合格するために
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
carp
高校二年生、名古屋大学工学部機械航空宇宙工学科志望です。
名古屋大学に合格するために必要な学力レベルを、参考書基準で、最低でもここまではつけておきたい〈最低ライン〉とここまでやっておけばほぼ大丈夫!〈理想ライン〉を教えていただきたいです。
一回、過去問を一年分解いてみましたが、全然解けなくて、必要な学力レベルがあまり計れなかったため、質問をしました。
回答
ファルコン
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんばんは、名古屋大学医学部のファルコンといいます。
数学
最低ライン→青チャートと一体一対応
理想ライン→やさしい理系数学、新数学演習
最低ラインだと2完できるかな〜といった感じで、理想ラインまでやれば3完から全完が見えてくるかなと思います。(もちろん個人差はありますが)
名大理系数学は数3微積、図形と方程式、軌跡と領域、確率漸化式、整数が頻出なので、この5分野は得意にしておくと一気に合格率が上がります。
英語
最低ライン→やっておきたい長文500、竹岡の英作文
理想ライン→やっておきたい長文700、透視図
英語についてはあんまり最低ラインと理想ラインの差がないかもしれませんが、、
名大英語は比較的読みやすく、500から1000字以内程度の長文が2題(どちらも自然科学系や社会学系)、会話文の長文が1題、そして自由英作文といった形式が近年取られています。
そのため最低ラインとして500字程度の長文読解演習と英作文の対策は取っておくべきです。
そして理想ラインとしては、より長い700字程度の長文読解と難度の高い和訳に対応するための対策です。
物理
最低ライン→名門の森、標準問題精講
理想ライン→難系、新物理入門
まず名大物理は年度によっては全国最難と呼ばれることもあり、時間的にも難易度的にもかなり厳しいです。
とはいえ誘導が丁寧なので、意外と解きやすかったりもしますが…
最低ラインとしては教科書基本レベルの定着のために名門の森と標準問題精講くらいは解いておきたいです。
理想ラインとしては難系はやっておきたいです。そして、物理を微積で考える癖をつけておくと解きやすい問題もあるので、余力があれば新物理入門で微積での考え方を習得出来たらだいぶアドバンテージ着くと思います。
化学
最低ライン→重要問題集、学校の教科書
理想ライン→化学の新演習(理論、有機)、有機化学演習
名大化学は物理とは逆にかなり標準的な問題で、旧帝にしてはオーソドックスな問題しか出ません。
そのため特別な対策を取る必要性はあまりない気がします。
最低ラインとしては学校の教科書をまずは理解すること、その上で重要問題集を解いて知識・理解の定着をすれば十分です。
理想ラインとしては、各大問に1.2個あるやや難の問題に対応するべく、化学の新演習をやればいいと思います。ただし、新演習の無機はあまりにもマニアックなのが多くて名大対策としては無駄が多いので、やらなくていいです。
そして有機化学演習は構造決定にかける時間を減らすためのトレーニングといった感じで使えばいいと思います。
名大化学は理論2題、無機1題、有機1題、高分子化合物1題で決まってるので、対策は取りやすいです。特に高分子は範囲も狭く、対策しやすいので絶対落とさないようにしましょう。
コメント(1)
L-SEED
詳しく教えて頂きありがとうございます!
参考にさせていただきます!