現代文 勉強法とは
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
いみじきほね
理系国立を受けるため、今年は共テ国語もかなり頑張らないといけないと考えています
しかし現役時、特別な対策もしなかったため、参考書等よく分かりません。というかそもそも現代文の成績の上げ方がよく分かりません。
現役時は共テ現代文100点中70点前後だったと記憶しています。
読み方がわからないとかそこまで酷いことはない(と思いたい)ので、90点くらいまで伸ばしたいです。
以上をまとめて、質問は
・現代文の勉強のやり方を教えてほしい。
・適切な参考書、問題集のルート
です。
回答
とも
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
まずはじめに、共通テストの現代文は共通テストの訓練を積むのが1番手っ取り早いです。文系の場合には記述国語の技術が活きることもありますが。
なので共通テストの現代文に絞ったお話をしますね。問題はご存知の通り選択式です。当たり前な話ですが、選択式ということは選択肢のどれかは真なわけです。ではなぜ我々は真を見抜けないのでしょうか?理由は2つです。
①偽を真っぽくするのが上手いから
②真を偽っぽくするのも上手いから
2次試験とは異なり、共通テストというのは問題作成者と我々の騙し合いみたいな一面があります。騙されないようにするテクニックというものを身に付けねばなりません。5択の場合、解き方の手順としてはこうです。
明らかな間違いから消していく→残った微妙なもの(だいたい2,3個残る)を比較する
厄介なのは最後の部分なのですが、偽の選択肢を見抜くポイントはいくつかあります。
有名なものとしては「強すぎる表現」です。
例えば、「絶対」「全員」「必ず」のような0.1%の誤差も許さぬような表現たちです。これらの表現はそもそも本文の筆者が使いません。後から読者に反例を突きつけられて文句を言われたくないからです。
他には「部分的な間違い」というのがあります。選択肢全体が間違っていれば我々は迷いなく消せるわけですが、ほとんど合っているのにちょっとだけそれとなく間違いが混ざっているとすぐに騙されてしまいます。例えば、問題作成者の勝手な解釈による表現が混ざってたりします。我々としても自然すぎて気づけないのです。
共通テストや類似問題をたくさん解くと、こういう間違え方のパターンが分かるようになってきます。これからたくさん騙されて慣れてください笑。
因みに真の選択肢も記述問題なら模範解答とは到底言えないような隙だらけのものであることが多いです。いかにも間違えてそうなオーラを出すために必然的にこうなります。ですから、真を探しにいくスタイルだと難易度が高すぎるのです。今後の勉強としては、偽を見つけだす審美眼を養ってください。たとえ明らかに合ってそうな選択肢でも、どこかに引っ掛けはないか必ず探してください。「偽ハンター」になることが共通テスト現代文攻略の秘訣です。
コメント(3)
いみじきほね
回答ありがとうございます。
2択に絞って間違えるのは今までもよくやってた記憶があるので「偽」を見分けられるよう頑張ります
また、それにあたって練習用に共通テスト過去問(センター過去問)を買おうと思いますがオススメの出版社はどこでしょうか?
とも
センター、共通の過去問は学校配布の分厚い教材を使って授業内に解いてました。出版社名は忘れましたが、確か市販はされてなかったはずです。でも、赤本等あるので過去問に関しては問題ないと思います。
予想問題は夏休みにベネッセ出版の「実力完成・直前演習共通テスト国語」(全6,7回)という黄色い教材を全部やりました。
秋は学校の授業で過去問を合計10年分くらい解き、冬休み直前あたりからはZ会出版の「共通テスト実践模試」という緑の教材を3,4年分だけやりました。
このZ会の教材は文系の自分がやってもかなり難しく感じ、本番直前にも関わらず120点代しか取れませんでした。自分の代は共通テスト難化が予想されていたのであえて難しくしたのかもしれませんが、個人的にはあまりオススメできません。
他に、駿台が出版する青い予想問題集や河合塾の出版する黒とピンクの予想問題集がありますので直前期の演習はそちらでやることを推奨します。
いみじきほね
ありがとうございます!