チャートの後の参考書
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さばかん
チャートが終わったのですがもう少しチャートをやって弱点を突きつめていこうと思っているのですがチャートの次はなんの参考書を使えばよろしいでしょうか?魅力なども教えてもらうとなお嬉しいです。
回答
基礎理論ニキ
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
まずは何よりお疲れ様でした。厚い参考書ゆえ達成感があったと思います。
ところでチャートが“終わった”とのことですが具体的にどういう状況なのでしょうか。もし、ただ一周しただけで“終わった”と認識しているようでしたらはっきり言って甘いです。
東北大志望ということで青チャートだと思っていますが星3(今はコンパス3?)の問題なら下の類題を上の解答例を見ずに答えられますか?
章末問題も全て解きましたか?後ろにある総合問題はどれくらい解けてますか?
そこら辺をやらずに“終わった”というのであればもう少しやった方が良いかもしれません。
しかし普通の青チャートは分量も多く、いかんせん分野が分かれているので実戦向きかと言われると疑問です。
そこで私は紫チャートを推します。頻出順に問題が並んでおり、割と実戦に近い形で演習ができるので私は好きです。
また、前期東北大なら後期は北大から千葉大・筑波大・横国大・農工大あたりが通例でしょうか。山形県でしたら山形大も普通かもしれませんね。そのような大学の過去問を解くのもオススメです。
私は高3の春頃にその紫チャートと北大前期の過去問を解いて苦手分野を摘出しました。結果数3の積分が苦手ということが判明したのでその分野だけ青チャートで一旦完成させました。
その後、7月末からは東京一工の過去問をとにかく解きまくっていました。特に東大・京大の問題はネットに数十年分の過去問が解答と一緒に公開されてるのでコスパ的にも最高です。(解答が間違ってる可能性もあるのでその確認もできるので二重の意味でおすすめです。)
東北大は計算量が重い印象があるので東工大や名大、九大の過去問が似ているかもしれません。とにかく私は過去問を回すことをオススメしたいです。
もし何かしら参考書を買いたいのであれば、
河合出版の文系プラチカ1A2B(理系よりも難しい)・理系プラチカ3、
駿台文庫の理系標準問題集、
代ゼミの天空への理系数学・絶版なのが惜しいですが荻野暢也の最高峰への理系数学、
旺文社の標準問題精講(上級は難しすぎる、東北大にはオーバーワーク)、
あたりをオススメします。どれも東北大の過去問〜それよりはやや易しいくらいの難易度なのでちょうどいいと思います。
個人的には荻野の最高峰への理系数学が大好きです。分野別ではなく解法別に分かれているのがすごく好きです。レベルも高く解いてて楽しいし。
あとは学校に頼んで河合のオープン模試や駿台の実戦模試の過去問を貰うのも良いかもしれないです。本物には劣りますが傾向は似てるので。
自分は東工大オープンと実戦模試の過去問を貰ってやってました。
コメント(3)
さばかん
回答ありがとうございます!
たしかに改めて自分で考えて終わったと言ってもまだ八割ぐらいしか出来ていない感じがします。夏休みまでにチャートを詰めて言ってその後過去問や上記にあげてくださった参考書のどれかを活用させていただきます。個人的に荻野先生の参考書が気になっているのですがどのような点が良いか教えて下さるとありがたいです!
基礎理論ニキ
「荻野の最高峰への理系数学」は通常の参考書とは違い、問題の考え方で区別されているところが大きい特徴だと思います。
分野別に区切られてないというのも好きなポイントです。
さばかん
ありがとうございます!買ってみようと思います!