勉強のやる気
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
きょう
私は、スタプラなどの勉強記録アプリを活用して勉強をしていますが、最初はモチベーションが上がって集中できたのですが、段々と勉強のやる気が落ち、しまいには長時間スマホを見てしまいます。その結果、今日は出来なかったと否定的になり、モチベーションが下がってしまいます。
学校で勉強する時はモチベーションがなくても周囲の目の影響から勉強できるのですが、家になると勉強することが難しくなってしまいます。自分でも甘えだと思うのですが、どうやっても長続きしません。また、私の地域には自習室もなく、図書館は片道30分、学校は車で30分かかるので、家で勉強したいと考えてます。モチベーションの保ち方、あるいはモチベーションがなくても、勉強を習慣化する方法を教えていただければ嬉しいです。
回答
Sou
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
僕も高校の時、似たような経験をしたので、今思っている感覚も含めながら書きます。参考にしていただければと思います。
家で勉強ということで、普段の生活と同じ場所で勉強するのはなかなか難しいです。人間は自然と楽な道を選ぶように脳が作られていますが、モチベーションというものは時間が過ぎるにつれ下がっていくので、いつかは楽な道を選んでしまいます。なので、モチベーションに頼っても勉強が長続きしないのは人間だからしょうがないと腹を括った方が気持ちが楽になると思います。
勉強を習慣化するためには、個人差はありますが、僕は目標を明確に持ちすぎる必要はないと思っています。初めに目標を立てがちですが、立てた段階で達成した気になりがちですし、勉強するたびに、目標と現実の差を考えてしまいがちでしたから(笑)。高校1年生ということで、明確に目標も立てにくい中でそこにエネルギーを注ぐ必要はないと思います。
勉強を習慣化する前段階として行うべきなのは、勉強できる環境の整備です。これにもいくつかポイントがあります。
まず、誘惑となるものを近づけないようにしましょう。僕はスマホ(特にYouTube)が1番の敵だったので、違う階に置くなど物理的に距離を離す他に、画面を白黒にして見る気をなくすなど色々試してみました。
次に、勉強へのハードルを下げるようにしました。たとえば、寝る前に机の上に単語帳を開いて寝ることで、次の日起きてすぐやれるようにしました。また、運動が記憶をつかさどる脳の海馬を発達させることで、運動服で寝るようにし、単語が終わったらすぐ走るようにしています。
習慣にする上で最も重要なのは、なんとしても「毎日続ける」ことです。やらない日ができると、その次の日にやるハードルが上がってしまいます。5分でも1分でも構いません。
また、いつも習慣で行なっていることの後に行うのも効果的です。例えば朝起きて英単語をやりたければ、まずは朝起きて勉強机の電気をつけるまでを習慣にしましょう。そうすれば、昨日の夜に開いた英単語帳が目の前に置いてあり、すぐに勉強に取り掛かれるはずです。ここで、朝起きて勉強をしようというよりは、勉強机の電気をつける方が明らかにハードルが低く感じられると思うので、あくまでも続けられる小さな目標から作るのがポイントです。
もし車で学校に行ってる際は、その車の中での30分を大切にしましょう。環境とそこで行うことは結びつきやすい傾向にあります。例えば、洗面台に行ったら歯磨きをする、ベッドに入ったらすぐスマホを触ってしまうなど、習慣の良い悪いに関係なく日常生活を思い出したらいくつか見つかると思います。単語をするなり、昨日の復習をするなり、その時間を勉強に充てるのをおすすめします。
悪い習慣の断ち方は、この行動を繰り返すことで今後自分にどのような悪影響を及ぼすかを想像すれば自然と手が止まるはずです。もし難しければ条件づけがおすすめです。たとえば、どうしてもSNSを開きそうになったら、一旦スマホを置いて3回深呼吸しましょう。やらなければいけないことが浮かんでくるはずです。
習慣化が1度できれば、その成功体験を次の習慣を作るときに生きてきます。そのサイクルが、あなたの今後を明るくしてくれることでしょう。高校1年生ということでまだ受験までに猶予があるわけですから、焦らず、自分に合った習慣を見つけられるよう、自分のステップで進んでいって下さい。応援しています。
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