国公立赤本何年解くべきか
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
鈴花
名大志望の高校2年生です。今年には買わず、来年10月頃〜11月頃に買うつもりでいます。
赤本のことについて調べているのですが、最低でも10年分と書いてあったのでプラス何年分とけば良いのかと気になりました。
数学のために、神戸大15ヵ年も買おうと思ってます。
赤本は何年分とけばいいのか、教えて頂きたいです…!ざっくりとしていて申し訳ないです。
回答
さら
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
年数にこだわらず、
自分が満足するまで解いてください。
私は2〜3年分解いて傾向を把握し、
本番の演習として2年分やりました。
(つまり合計で5年分しかやっていません。)
「最低でも10年分」というのはどこの情報かは分かりませんが、
年数にこだわる必要はありません。
「〇〇年分解かなくちゃ」と焦って復習をおろそかにするよりは、
1年分ずつしっかりと復習に時間を取るほうが確実に身になります。
赤本に限らず、過去問演習で重要なのは
①傾向と②相性をしっかり把握することです。
それぞれの大学にはたいてい決まった出題傾向があります。
各大問の出題内容、分野ごとの難易度などを把握しましょう。
これが分かると、何を重点的に勉強すれば良いのか、
時間配分をどうするか、どこで点数を稼ぐかなど、
戦略を立てやすくなります。
逆に出題内容、難易度が分からないまま勉強するのは非効率的です。
私個人としては3年も解けば十分傾向がつかめると思います。
併願を考えている大学も、少なくとも2年分はやってください。
(1年交代で出題分野を変える大学が多いです。)
また、各大学との相性も重要です。
自分の苦手分野の比重が大きいと、
志望校を考え直すか死ぬ気で勉強するかを迫られます。
また、第一志望である名大と出題傾向の似ている大学を併願することで、
勉強しなくてはならない分野が減ります。
最後になりますが、
復習を必ず行ってください。
・どこで間違えたのか
・何がわからなかったか
・時間配分は良かったか
・どの分野を伸ばせそうか
など、模試と同じように見直し、
不安な部分は適宜参考書で確認しましょう。
赤本を解いただけでは点数は上がりません。
内容に対しても問題傾向に対しても知識を入れ、
適切な方向に勉強の舵を切ることが重要ではないでしょうか。
以上、参考になれば幸いです。
コメント(1)
鈴花
了解です…!!
丁寧にありがとうございます!!