すぐに勉強に取り掛かる方法
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6/4 6:49
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
さい
高2 大分県 九州大学工学部(60)志望
こんにちは現在高校2年のさいと申します。
自分はいつも部活が終わってから七時半〜8時の間に勉強を開始するのですが、なかなかエンジンがかかりません。いつも本格的に集中できるようになるのが勉強しようと席に座ってから1時間後くらいで平日は時間がないにも関わらず大幅なタイムロスをしてしまいます。勉強にすぐ取り掛かれるような工夫があれば教えていただきたいです。(勉強を始める前の1時間はスマホを触っていてYouTubeショートを気づいたら1時間みたいな感じです。)よろしくお願いします。
この相談には2件の回答があります
こんにちは、さいさん。高校2年生というと、部活も忙しく、1日の中で勉強に使える時間が限られていて大変ですよね。しかも、その限られた時間の中で「最初の1時間がスマホで終わってしまう」となると、自分でも「もったいない…」と感じているのではないでしょうか。
まず、その悩みを正面から受け止めて、こうして改善しようとしている時点で、あなたの中にはしっかりとした“成長する力”があります。それは受験勉強だけじゃなくて、これからの人生でもきっと役立つ大切な力です。
さて本題に入りましょう。すぐに勉強に取りかかれるようになるためには、大きく分けて「環境」「習慣」「思考」の3つの側面から対策を立てるのが効果的です。それぞれについて具体的な方法を紹介しますね。
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1. スマホの習慣を壊すには「入口の自動化」が鍵
スマホを触ってしまう一番の理由は、「なんとなく手が伸びる」という無意識の行動です。これに対抗するには、勉強前の“決まりごと”を作って、自分の行動を自動化してしまうことが効果的です。
たとえば、毎日帰宅してからの行動をこう決めます:
• ① 帰宅したら、スマホは電源を切ってバッグに戻す
• ② 部屋に入ったら机に着く前に、必ず5分だけ「今日の予定」を紙に書く
• ③ その後、机に向かったら「1問だけ問題を解く」と決める
このように、「電源を切る→予定を書く→1問だけ解く」という流れを“スイッチ動作”として固定化してしまうと、“やる気”がなくても自動的に勉強に入れるようになります。これはプロのスポーツ選手や音楽家も実際にやっている方法で、「ルーティン」の力は侮れません。
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2. 最初から完璧を求めない。5分で終わる「助走勉強」を用意する
エンジンがかからないときの原因のひとつは、「いきなり重い問題に入ってしまうこと」です。たとえば、学校の宿題や難しい問題集に突然取り組むと、脳が「無理!」と拒否反応を起こしてしまうのです。
だからこそ、勉強開始の最初の5分間だけやる「助走メニュー」をあらかじめ用意しておくといいです。
おすすめは次のようなもの:
• 前日に解いた問題を1問だけ見直す
• 単語帳を開いて10個だけ見返す
• すでにマスターした内容を軽く書き出してみる
ポイントは、「考えなくてもできる」ことに取り組むこと。これは「着火剤」のようなもので、脳を少し温める役割を果たします。この5分を超えると、自然とエンジンがかかってきます。
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3. 自分の“スマホ使用パターン”を可視化してみる
スマホの使用をやめられない場合、自分の“使用癖”を客観的に見ることが有効です。やってみてほしいのは以下のことです。
• スマホのスクリーンタイムを毎日メモする(iPhoneなら「スクリーンタイム」、Androidなら「Digital Wellbeing」機能)
• 特にYouTubeショートに費やした時間を「見える化」する
• 1週間で何時間をショート動画に費やしているか計算してみる
このとき、「だからダメだ」と責めるのではなく、“現実を直視する”だけでいいんです。驚くほど行動が変わりやすくなります。現実が「痛い」ほど、人はそこから学ぼうとするものです。
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4. “始める前の自分”に優しく声をかける工夫も有効
「今から勉強するぞ!」と思うと構えてしまい、逆にスマホに逃げてしまうこともあります。そんなときは、自分に対してこう言い聞かせてみてください。
• 「今はやる気がなくても、1問だけやってみよう」
• 「あとでやる気が出るかもしれないし、とりあえず始めてみよう」
このように、ハードルを極端に下げて、自分を動かしやすくする声かけをしてあげると、心の負担が減って動きやすくなります。
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5. もしそれでも動けないときは「時間を記録する」ことをしてみて
最後の手段として、「スマホを触ってしまった時間」「勉強できた時間」をノートなどに毎日記録してみてください。
このとき、できたかどうかの“反省”は不要です。ただ、「今日はスマホを●分見た」「勉強できたのは△時間だった」と記録するだけで、だんだん自分の使い方に意識が向き、自制心が少しずつ育っていきます。
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さいさんが抱えている問題は、決して「意志が弱い」からではありません。スマホの設計は“脳を中毒にさせる”ように作られているので、むしろそこで苦戦するのは自然なことなんです。
でも、こうして改善したいと考えている時点で、あなたはすでに一歩前に進んでいます。今日から「助走の5分」だけでも試してみてください。きっと少しずつ、でも確実に変わっていけますよ。応援しています。
大阪大学工学部 はる
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2
回答
はる
大阪大学工学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは、さいさん。高校2年生というと、部活も忙しく、1日の中で勉強に使える時間が限られていて大変ですよね。しかも、その限られた時間の中で「最初の1時間がスマホで終わってしまう」となると、自分でも「もったいない…」と感じているのではないでしょうか。
まず、その悩みを正面から受け止めて、こうして改善しようとしている時点で、あなたの中にはしっかりとした“成長する力”があります。それは受験勉強だけじゃなくて、これからの人生でもきっと役立つ大切な力です。
さて本題に入りましょう。すぐに勉強に取りかかれるようになるためには、大きく分けて「環境」「習慣」「思考」の3つの側面から対策を立てるのが効果的です。それぞれについて具体的な方法を紹介しますね。
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1. スマホの習慣を壊すには「入口の自動化」が鍵
スマホを触ってしまう一番の理由は、「なんとなく手が伸びる」という無意識の行動です。これに対抗するには、勉強前の“決まりごと”を作って、自分の行動を自動化してしまうことが効果的です。
たとえば、毎日帰宅してからの行動をこう決めます:
• ① 帰宅したら、スマホは電源を切ってバッグに戻す
• ② 部屋に入ったら机に着く前に、必ず5分だけ「今日の予定」を紙に書く
• ③ その後、机に向かったら「1問だけ問題を解く」と決める
はる
大阪大学工学部
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メッセージは、全ての回答者にダイレクトメッセージでいつでも直接相談できます。メッセージ数に制限はありません。
コーチングは、希望の回答者があなた専属のオンラインコーチ・家庭教師になります。週に一度のセッションを通して、勉強スケジュールの調整やモチベーションの持続をサポートします。
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コメント(2)
さい
6/4 9:56
回答していただきありがとうございました。
回答者様がおっしゃるように勉強時間が短くなったりすると自分を少し責めてしまいがちなのでこれから少しずつでいいから改善できたらな、と思います。
勉強を始める前にルーティーン的なのを作るのも、すごく参考になりました。本当にありがとうございました。
はる
6/4 12:01
頑張ってください!質問等あれば気楽に聞いてください!