勉強計画やこれからの勉強内容の考え方
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8/9 15:16
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。
ハンバーガー
高3 山口県 山口大学理学部(51)志望
僕は今年受験生です。
勉強計画立てようとは思うのですが、自分の苦手や単元別の苦手なところがわかりません。
なので、過去問や今までの模試なので、どのような所に着眼点をおき、そこからどのような勉強をしようと考えるのかを教えてほしいです。
お願いします。
回答
やまとり
慶應義塾大学経済学部
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
受験における勉強計画は、逆算思考が非常に大切です。それは受験の目標が完全に数値化されているからです。他の目標とは違い、どの科目のどの問題において、何点以上得点すると合格という明確な基準が設けられています。つまり勉強計画というのは、入試本番までに定められた範囲の学習を理解し、何も見ずに書けるようになることのみを目指して立てれば良いのです。
山口大学の理学部であれば、共通テストで総合50〜60%程度の得点、二次試験でも50%程度の得点が必要になってきますから、普通はこの目標点数との差を把握するのに重要なのが過去問と模試になってくるわけです。ただし、共通テストで総合5,60%を目指す場合においては、苦手を意識したり、過去問から学びを得ることよりも、おそらくは現在使用している教材を何度も繰り返し解き、何も見ずに全て正解できるようになることを優先させるべきだと考えます。
大きな理由の一つとして、参考書の方が、もちろん模試や過去問よりも掲載している知識の網羅性が高いということにあります。より偏差値の高い大学を目指すことになった場合は、現状7割とれている共通テストを8割にあげるために、苦手分野をつぶしていきたいと考え、模試や過去問の結果から特に点数が低かったり主観の手応えと結果のずれが激しい科目を中心に復習することになるとおもいます。しかし、この際も分野の復習となると参考書の方が網羅性が高く、より大幅な得点向上が期待できるため、参考書や予備校の教材等、現在使用しているものでの学習が望ましいです。さらに、山口大学は共通テスト60%を目標にするため、現在40〜50%とれていることが理想的ですが、この場合確率的に過半数とれている=得意と言える分野が少ない、つまり全体的な科目の理解度にまだ改善の余地があるということになるため、分野ごとの点数を意識するよりも、基礎的な解法や知識を、何も見ずに思い出せるようになることの方がずっとずっと大切です。仮に模試や参考書の点数を参考にするとすれば、全体の点数を見て、合格最低点と比べ、最も遠い科目の教材からひたすら思い出したり問題を解いたりする作業を繰り返すということをやっていきましょう。
もし適切な教材が選べていなかった場合は、教材を変更していくことの方が過去問から何かを得ようとするより有意義ですので、今自分が使用している教材や受講している講座が、完全に完了すると、いったいどれくらいの点数がとれそうなのか予想してみましょう。先生や有識者に聞いてみたり、調べてみたりするのも良いでしょう。
やまとり
慶應義塾大学経済学部
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プロフィール
私は現在教育系企業で、受験生のカリキュラムを作成し、その後生徒から寄せられる様々な悩みに回答する仕事をしております!現役受験生の時は、参考書や勉強法にとことんこだわって独学で合格を勝ち取りました。その経験を皆さんに共有し、少しでも志望校合格の力になりたいと思っています!よろしくお願いします!
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