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数学をいつまでに完成させるべきか。

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7/28 15:26
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スタメ

高2 神奈川県 大阪大学基礎工学部(61)志望

現在、理系の高校2年生です。志望校は大阪大学の基礎工学部です。 自分の所属している公立高校は進度が他の進学校に比べて どの教科も遅れている気がしていて、焦りを感じています。 そこで数学の先取りを始めました。 現在の既習範囲が、 1A・・・全範囲 2・・・式と照明/複素数と方程式/図形と方程式/三角関数 B・・・平面・空間ベクトル です。 夏休み中に数列と指数対数を先取りしたいと思っています。(現在、数列をやっています。) 先取りの方法は教科書やインターネット、YouTubeを利用しながら、focus goldをガンガン解いていっているって感じです。 自分の予定では 高2のうちに全範囲完成させ、それが終わり次第プラチカ などの応用問題集を進めて、高3の7月頃から過去問演習を 始めたいと思っています。 そこで答えて欲しいことは ①数学をいつまでに完成させるべきか。 (完成というのは数学3までを共通テストレベルにすることとします。) ②先取りの方法は現在の方法(focus goldをガツガツ解いていく)で大丈夫か。 ③受験までの予定の改善点 の3点です。 よろしくお願いします。

回答

ワニ

大阪大学工学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは。以下私の考えを述べさせていただきます。参考になるところがあれば吸収してください。 まず、いつまでに数学を終わらせるべきかと言うことですが、質問者さんの予定通り、高2の間に終わらせることができれば十分だと思います。もちろん、早いに越したことはないですが、他の教科との兼ね合いもあるでしょうし、高2の間に数3まで一通り終わっていれば、少なくとも不利になることはないと思います。速く終われば高3になる前の春休みから受験に本腰を入れて取り込めます。高3の夏前までに基礎を終わらせて(過去問に入れる程度まで)、夏休みから過去問を触れれば十分早いペースで勉強に取り組めていると思います。夏に基礎固めみたいなものをして、秋や冬から過去問に取り組む人も大勢いますからね。冬は共通テストの勉強も少しはやらなければいけないことや、他の教科も仕上げていかなければならないことも考えると、夏、遅くとも秋にバリバリ過去問に取り組めたら十分順調だと思います。ですから、とりあえずの目標としては、高3になるまでに数3まで基本的なところは終わらせることで良いかと思います。余裕があれば前倒ししていけば良いでしょう。 先取りの方法ですが、やはり問題を解いて慣れるのが一番だと思います。従って、おっしゃるようにフォーカスゴールドを解きすすめるので良いと思います。フォーカスゴールドの中には難易度の高い問題もあると思いますが、そこまで神経質に完璧にせずとも、まずは基本的なところを抑えれば良いと思います。いずれ演習を積むにつれて難しい問題も少しずつ理解できるようになると思います。そのような問題に躓いていては、効率が悪いですから、難易度の高い(星4)の問題などは一旦飛ばしてどんどん進みましょう。特に、数3などは微分積分などで扱う関数は難しいですが、微分して増減表、グラフを書いて面積、最大最小、などやってることは数2と変わりません。ですから、演習を積めば積むほど伸びていくと思います。 わからない部分があれば、教科書の簡単なところに戻ったり、先生に質問するなどすれば良いと思います。自分で考えることも大事ですが、基本的な部分であまりに思い悩むのも効率が悪いです。特に独学ということであれば、わからないことがあったときにいつでも相談できる相手(学校の先生でも塾でもなんでも良いです)を見つけておくと良いと思います。今はネットで調べればなんでも出てくる時代ですから、インターネットやyoutubeなども積極的に利用すれば良いと思います。 最後に予定の改善点ですが、この予定通り進めることができたらかなり有利に戦えると思います。ですから、自信を持って取り組むと良いと思います。先取り学習も大事ですが、その間に数1数2の内容がわからなくなってしまっては本末転倒です。したがって、先取り学習と並行しながら、既習範囲の応用問題なども定期的にこなしていけば良いと思います。既習範囲の演習が積めていれば、模試などでも得点しやすいでしょうから、良いモチベーションになると思います。もちろん、先取りは模試の結果にはすぐには現れないでしょうが、大事です。 今の自分に足りないものを考えて、効率よく学ばれると良いと思います。頑張ってください。応援しています。

ワニ

大阪大学工学部

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コメント(1)

スタメ
7/28 20:32
ご回答ありがとうございます😊 もう1つ質問なのですが、 1AのFGはやるべきですか? それとも、応用問題集のようなものを買うべきですか? FGだとどうしても量が多く、時間がかかってしまうので、 1対1でわからなかったところをFGで復習するのが良いと思ったのですが、どうなんでしょうか。

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受験直前までの数学の進め方
こんにちは。質問の意図は数学の参考書ルートということで、塾に頼らず数学を完成させた私の経験からアドバイスさせていただきます。 数学を学ぶ上での心構えですが、数学は単なる解法の暗記科目ではなく、特に京都大学のような高いレベルの入試では誘導が少なく、丸暗記だけでは対応できません。数学とは、決まった答えに対してさまざまな道具を駆使し、論理的に解を導き出す科目です。実際、京都大学の過去問に取り組むと「何をすればいいのかわからない」という問題に直面することが多いと聞いています。 何度も耳にするかもしれませんが、必要なのは自分が信じる参考書を完璧にすることです。ここでいう「完璧にする」とは、エビングハウスの忘却曲線に従い何度も復習することであり、いろいろな参考書に手を出すよりも遥かに効果的です。たとえばFocus Goldは非常に有用な教材で、全ページを完成させた後も定期的に見返すと良いでしょう。解いているときに、詰まった解法が書かれている部分にマーカーを引いておくと、後で見返しやすくなります。 実際の改善点 大学受験の数学の勉強は主に三つのステップに分かれると考えます。 一 解法を理解し、自分で運用できる武器を増やすこと。 二 その解法を実際に運用する練習、つまり思考力を鍛えること。 三 第一志望校の過去問に取り組むことです。 質問者さんは春休みに第一のステップを終わらせる予定とのことですが、その部分は問題ありません。ただし、学校で配られた教材であるメジアンは推奨できません。解説が詳しくなく、レベルもFocus Goldに似ているため、一つの教材に絞ったほうが遥かに効果を得られます。もし学校でやる必要があるなら、その部分には最低限の努力にとどめ、有効な時間の使い方を心がけてください。また、何かしらの入試問題集と書かれている部分ですが、ここでは第二のステップ、つまり思考力を鍛える部分が重要です。私のおすすめは「ハイレベル数学完全攻略」です。 ハイレベル数学完全攻略の紹介 ・数1A2Bと数3Cの二冊構成で、各巻約40問程度の問題が収録されています。 ・一見、問題数が少ないように感じるかもしれませんが、各問題は有名大学の過去問から選ばれ、重要なテーマについて詳細な解説が付いています。 ・フォローアップ問題も充実しており、理解を深めながら横の広がりも学べます。 ・Focus Goldと京都大学の入試をつなぐ難易度です。 ・最初は戸惑うこともあるでしょうが、わからない点は先生に確認しながら進めれば大丈夫です。 「ハイレベル数学完全攻略」を3周ほどすることで(1、2周目は全問、3周目は間違えた問題を中心に)、体系的に思考法を鍛えられます。私自身は学校配布の網羅系参考書であるFocus Goldを2周し、その後「ハイレベル数学完全攻略」を3周、さらに「鉄緑会東大数学問題集」に取り組んで現役合格を果たしました。ハイレベル数学完全攻略の持つポテンシャルは保証できるので、ぜひ書店で実物を確認してみてください。問題に対する答えだけでなく、どのようなアプローチを取ればよいかを丁寧に解説しているため、解法の糸口が見えないという状況が格段に減るはずです。 過去問演習についてですが、京都大学の問題は実際に時間を測って取り組むべきで、せか京は過去問演習ではなく問題集、参考書として使うのが効果的です。実際に使用するかどうかは自分の実力と残り時間、他教科との塩梅をみてください。過去問に取り組む際は、鉄緑会京大数学問題集か駿台の青本がおすすめで、必ず時間を測って解くようにしましょう。 最後に、現役で絶対に合格したいという受験作戦についてですが、直前まで数学を詰め込むのは避けるべきです。しかし、数学をおろそかにするのも良くありません。直前期はノルマとして、過去問演習以外で1日2問、少なくとも1問は質の高い問題を解き、その解答の軌跡を記録することが大切です。私はそれを「ハイレベル数学完全攻略」で実践しました。現役生は理科の完成が遅れがちですが、最後の最後で理科は大きく伸びる傾向にあります。数学は不安定で上がりにくい科目なので、数学の結果に一喜一憂せず、他の科目で安定した点数を取る実力を培うことも忘れないでください。 応援してます
東京大学工学部 Hiro_uts
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focus gold いつまでに終わらせばいいか 進め方
こんばんは〜 質問見させてもらいました! 網羅系の問題集のクオリティをどれくらいにすればいいかって話だよね。 結論を言うと国立を目指す人は"遅くても"3年の夏までには網羅系の問題集のどの問題を見ても一発で方針が立てられるようにしなきゃいけません!! どう言うことかって言うと、 問題を見た時に回答までの道筋がパッと立つようになるってことね。 そこからは数学に関しては過去問とか演習問題で複数単元が混ざった問題に着手しなきゃいけません。他にも英語や物化生に力を入れたり、センター対策したりとやることはいっぱい… 学校が今数3ってことは夏前には終わるはずだね!夏休み中に全範囲網羅できそうならその時やってもいいし、不安だったらこの冬休み中に1A2Bを仕上げてしまうのをおすすめするよ! 頑張って🎉
東京工業大学物質理工学院 yuya
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数IA,IIBの基礎固め
まず結論から申し上げますと、数1A2Bの基礎固めは高2の冬までに最低限終わらせるべきです。というのも質問者さんは京大理系を目指しているということですので、当然ながら数3も必要になってきます。数3は最低限高3の夏休み前(欲を言えば4月、5月)くらいには基礎を終わらせておきたいです。そのためには少なくとも数3の学習を冬から始めなければなりません。具体的には11月か12月くらいです。なので現在進行中の1A2Bについては11月か12月くらいには終わらせるべきです。 さて、以下では個人的におすすめの勉強法と、基礎固めというのは何を指すのかについて具体的に説明したいと思います。(フォーカスゴールド(以下FG)という参考書を中心に話をさせていただくので、この方法を実践なさる場合はFGの購入をおすすめします。)最初にFGの説明なのですが、本書はマスター編とチャレンジ編と実践編に分かれており、基本的にはマスター編のみを習得できれば十分です。そのマスター編では、問題が難易度がアスタリスクの個数で表されており、1〜4まであります。個人的に基礎固めとして考えるのはFGマスター編におけるアスタリスク1〜3までの範囲です。入試問題はおおよそ、どんなに難問であっても多少の例外を除いてこの範囲の問題の組み合わせでできています。なのでまずはFG1A2Bのマスター編におけるアスタリスク1〜3までの範囲の問題を習得するのを11月、12月くらいまでに完了させることを目標にしましょう。ここでの注意点は2つあります。1つ目は公式や定理については自分で導出や証明が出来るようになっておくこと。2つ目は「解法の必然性」を意識することです。「解法の必然性」についての説明は以下の質問の回答でさせて頂いているので参照してください。 「数学の解法の身につけ方」 https://unilinkk.com/kkGVIFxoEBTqPwDZPutJ4E 次に1A2Bの基礎固めが終わり次第、数3の基礎固めに入りましょう。基本的には上記の1A2Bと同じようにFG3のマスター編アスタリスク1〜3までの範囲を基礎固めとしておすすめします。注意点も同様です。また、同時並行でFG1A2Bのマスター編アスタリスク4の問題と、1A2Bの「解法パターン」の習得に入ります。これは参照して頂いた質問の回答でも述べたように、数学モンスターというサイトの利用をおすすめします。そして数3の基礎固めが終わり次第、数3も同様にアスタリスク4の問題と数学モンスターでの演習に入りましょう。ここまでくればほとんどの問題に対応できるようになるはずです。ここまでを高3の9月、10月くらいまでに終えられるとベストです。(共テ対策を1カ月は確保したいので)遅くとも11月には終えたいです。その後京大の過去問演習に入りましょう。その前に『世界一わかりやすい京大理系数学』(以下せか京)という参考書もおすすめです。これは京大で絶対にとらなければならない頻出の問題に対して「解法パターン」をまとめてくれています。受験は相対的なものです。ほかの受験生が取れる問題をしっかり取ることが特に重要です。そのためにこの参考書は非常に有用であると思います。とにかく数学モンスターまでで学んだ解法パターンを実際の京大数学の過去問で活用する訓練を積むことが大事です。以上が方法になります。 最後に模試についてです。質問者さんが夏に受けるのが何の模試かは存じ上げませんが、「彼を知り己を知れば百戦殆からず」という言葉にもあるように、模試を受けて彼(問題)と己(自分の現状)を知ることが重要です。そこから自分に何が不足しているか分析して、自分の今やるべきことを見定めましょう。上で述べた数学の勉強法はあくまで1例に過ぎません。理系ということは理科もやらなければならないと思いますし、数学だけに時間を使いすぎるわけにもいかないと思います。正直今からFGを1から始めて数学モンスターの問題も全てこなそうと思うと相当な努力が必要です。なのでもしもこの勉強法を実践なさる場合は、柔軟に考えて工夫しながら自分に合った勉強法で志望校に合格できるよう頑張ってください。応援しています。
大阪大学経済学部 RIZ
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Focus Gold
北海道大学に通うものです。 Focus goldは、かなりいい教材であると思います。僕自身、受験生のとき、focus goldのみしか使わずに偏差値70は、ありました。 僕のお勧めは、1ページ目から順番に例題を解いていくことです。できない問題には付箋をし、一週間後か二週間後にやる。再度間違った場合は、そのまた二週間後と言うようにして、最初から最後までやり切ります。これを三周すれば、ある程度の入試問題は、簡単に解けるようになります。私は、4月から受験をはじめましたが、3ヶ月くらいで、終わりました。 早めに始めるのはいいことだと思います。数学を先に完璧にすれば、他の教科二時間も使えるし、感覚的に数学の強い人は、他の人と差を開けられ、受験にすごく優位である感じがします。 がんばってください。応援しています。
北海道大学経済学部 石橋快都
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数学基礎完成
【いつまでにやるべきか】 夏休みに入るまでに、定期テストや模試の復習を通じて、基本事項の弱点洗い出し。 夏休みに基本事項の弱点潰し込み。 (模試も受けると思うので、やはりそこでも基本事項の穴を見つけて潰し込み) 秋から基本事項を組み合わせた応用題を主に解く。 秋の模試で志望校に見合った実力になっているかチェック。 この流れが王道だと思うので、夏休み終わりまでに基本事項を全て終わらせるペースで取り組むべきだと思います。 --------- 【フォーカスゴールド以外の問題集】 フォーカスゴールドは学校で使うように指示されたものでしょうか。 充実の一冊なので、繰り返し解くのが一番オススメです。 数学の勉強でも、インプットとアウトプットのサイクルを回すことが大切です。 フォーカスゴールドだけで、基本事項や思考の流れのインプット、実際の計算や論証のアウトプットが全て出来るはずなので、 それでももし、物足りないと感じるのであれば、、、 いつも僕は青チャートをオススメしているのですが、高3になってから初めて青チャートに触れるとなるとなかなかしんどいと思うので、河合塾の出しているプラチカをオススメしておきます。 歯応えのある問題が厳選されており、神戸大受験には丁度いい難易度だと思います。
京都大学工学部 クウルス
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数学
focus gold(以下FG)を使い続けることをお勧めします。いくつもの参考書に手をつけるよりかは、1つ1つの参考書を何周もし、じっくりやりこんでいくほうがいいです。質問者さんは基礎から固めたいということですが、FGは基礎から発展まで網羅されています!また、まだ高校2年生ということで、時間もあるのであえて薄めの参考書に取り組む必要もないと思います。質問文にもあるように早めに基礎を固めたいというのであれば、マスター編の星2つと3つの例題だけを解く、などしてみてもいいと思いますよ。星1つは解くまでもなく軽く見るだけ、星4つは少し応用なので今はやらなくてもいい、と割り切ってもいいです。 私は、高3の夏休みまでに数3までのマスター編の例題(上記のように抜粋で)を一周と、step up問題の苦手な単元と微積(微積は苦手ではなかったですけど必ず入試にでるし重要な単元ですから笑)を終わらせ、夏休みで例題とその練習問題を一周、9月以降では夏休みにやって間違えた例題練習問題を復習しつつ平行してLevel up問題を解きはじめていました。11月後半ごろになって過去問演習を始めるときも、平行してlevel up問題を何度も解いていました。 私が受験で使った参考書は、FGと過去問だけですが、先ほど述べたやり方でかなり力がついたと実感しています。経験して言えることですが、FGはとてもいい参考書だと思います!なのでFGを使い続け、やりこむことをオススメします! そして間違えた問題は必ず解けるまでやってください。復習が大事です!がんばってください!
早稲田大学創造理工学部 tomoyan
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大阪大学 基礎工学部に受かるための年間計画を立てて欲しいです
はじめまして!大阪大学工学部に通う者です。 私も塾に通っておらず、予備校の自習室を借りて勉強していました。 現在の成績や学習状況を見ると、十分合格の可能性があると思います。ただ、独学で進める場合、年間の計画をしっかり立てないと「気づいたら時間が足りない」ということになりがちです。 そこで、今回は【いつまでに何を終わらせるか】という年間計画を具体的に考えていきます。私自身も独学で受験勉強を進めていたので、その経験も交えながら話しますね。 【年間計画の大まかな流れ】 まず、大阪大学基礎工学部の受験を考えたとき、大事なのは二次試験対策を早めに始めることです。センター(共通テスト)対策は秋以降でも間に合いますが、二次試験の記述力は時間がかかるので、春〜夏のうちに基礎を固めて、秋から本格的な実践演習に入るのが理想です。 大まかに、こんな流れを意識するといいでしょう。 【春(3〜5月)】基礎の完成 数学:フォーカスゴールドを終わらせ、苦手分野を重点的に復習 英語:ルールズ3を進め、英文解釈・文法を仕上げる 物理・化学:基本問題(セミナーなど)を完璧にする 共通テストの過去問に触れてみる(現時点の実力を把握) 【夏(6〜8月)】応用力強化 数学:入試標準レベルの問題集(青チャートなど)に取り組む 英語:長文読解・英作の対策を本格化(過去問や難しめの長文) 物理・化学:二次試験レベルの問題集に移行(重要問題集など) 共通テスト対策を並行(模試を受け、弱点補強) 【秋(9〜11月)】実践演習 数学:過去問演習+志望校レベルの問題演習 英語:過去問演習+英作文・リスニング対策 理科:過去問+難問演習(重要問題集など) 共通テスト模試を活用(本番形式で時間管理を意識) 【冬(12〜1月)】最終仕上げ 共通テスト対策を優先(過去問+予想問題集) 二次試験対策も並行(数学や英作は継続) 記述模試を受ける(答案の精度を高める) 【各科目の具体的な進め方】 次に、科目ごとに「どの参考書を、いつまでに終わらせるか」を整理します。 ■ 数学 現在フォーカスゴールドをやっているので、 春(〜5月):フォーカスゴールドを終わらせ、苦手分野を重点復習 夏(6〜8月):入試標準レベルの問題(青チャートなど) 秋(9〜11月):過去問演習+志望校レベルの問題(東大・阪大レベルの問題集) 冬(12〜1月):過去問を繰り返し、記述答案の質を上げる ■ 英語 春(〜5月):ルールズ3を終わらせる。長文読解の問題集を1冊追加(やっておきたい英語700など) 夏(6〜8月):英作文の演習を本格化(英作文ハイパートレーニング自由英作文など) 秋(9〜11月):過去問+長文演習 冬(12〜1月):共通テストリスニング対策+英作文のブラッシュアップ ■ 物理・化学 春(〜5月):良問の風・セミナーを終わらせる 夏(6〜8月):重要問題集に移行 秋(9〜11月):過去問演習 冬(12〜1月):本番レベルの演習+共通テスト対策 【独学だからこそ意識すべきこと】 独学の最大のリスクは、「計画の遅れに気づきにくい」ことです。だからこそ、以下のことを意識するとよいです。 ✔ 毎月の振り返りをする(進捗を確認し、必要なら計画を修正) ✔ 模試を活用する(結果よりも「どこが弱いか」に注目) ✔ 記述答案の添削を受ける機会を作る(先生や友人に見てもらうのもアリ) ある研究によると、「自分で選んでいる」という感覚があると、モチベーションが持続しやすいと言われています。つまり、「この参考書をやる」と自分で決めることが大事なんですね。 【まとめ】 大阪大学基礎工学部の受験に向け、春に基礎を固め、夏に応用力をつけ、秋から本格的な演習に入るのが理想的な流れです。 独学だからこそ、進捗管理とモチベーション維持がカギです。焦らず、でも着実に積み上げていけば、合格は十分狙えます。 来年の春、自信を持って試験に挑めるよう、今から少しずつ準備していきましょう! 応援しています!頑張ってください。
大阪大学工学部 合格GO
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数学Ⅲの先取りか,応用演習か
初めまして。北海道大学に在籍するものです。受験生の時数学をかなり得意としていました。今年の北大数学はびっくりするほど簡単でしたが、満点でした。そのくらい数学は好きです。 高2でそのペースなら早いと言いたいところですが、東工大志望なら並んでる感じですかね。質問者様の他科目の学力が分かりませんからなんとも言えませんが、どちらにせよ私は3Cを進めることをおすすめします。先取りしましょう。 私の考えですが、数学はまず広く終わらせてから応用に入るべきです。解法云々の話もありますが、先に終わらせておくとその基礎に触れる機会が増えます。東工大レベルなら基礎は差がつかないだろって思うかもしれませんが、意外とつくものだと思いますよ。確かにみんな解けるかもしれませんが、例えば解くまでの時間、解放が思いつくまでの時間に差がつきます。色んなところで言われてうんざりだと思いますが、基礎が本当に大事です。 また、私も受験生の時、東工大の問題に興味があったので11年分だけやりました。まず微積がめっちゃ出ますよね。しかも計算必要で結構汚い感じのやつ。あれはあれのための演習をしないと結構厳しいです。早めに微積の対策にはいるためにも、3Cはやったほうが良いと思います。 話は変わりますが、全統で65となると、基礎で落としている問題もありますよね。計算ミスとか。例えば計算ミスはケアレスミスだからで済ませる人がいますが、あれは勿体ないですね。微分計算で少し間違えてケアレスミスする人はその問題以外でも微分をミスります。結局その分野特有の計算みたいなのがあるじゃないですか。例えばe^(2x)を微分した時に2をおろすとか。一次独立なふたつのベクトルを比較して置いてた文字の数値を決定する操作とか。そういう特有かつ典型の計算はやればやるほどミスしなくなるものです。それでもミスしてしまうものをケアレスミスと呼んでください。 夏は3Cも進めて欲しいですが、1A2Bのフォーカスゴールドもまた取り組んでください。応用ではなく、基礎です。厳しいことを言いますが、「終えた」のであればもう少し偏差値が高くなるはずです(もちろん受けた時期とズレているとは思いますが)。 整数確率あたりは東工大でもかなり頻出だった記憶です。難しいですよね、この分野。Aがいちばん難しいと言われる所以ですね(整数は消えたのかな?)。この辺は触れた問題の数がものをいいます。正直センスなところも強いのは事実なのですが、ここは演習量で差を埋められますよ。 ただ、難しい問題に取り組みたいと思うかもしれません。私もそうでしたから。塾には通っているのでしょうか。分かりませんが、夏に1度数学の何度の高い講習を受けて見るのも良いかもしれませんね。おすすめです。 最後に、私も東工大行けることなら行きたかったです。ただ理科の学力が著しく足りてなかったため地元の北大にしました。理科は舐めちゃいかんです(笑)。 頑張ってくださいね。合格をお祈りしています。
北海道大学総合教育部 ちる
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理系数学
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高2 フォーカスゴールド
高2の時期はフォーカスゴールドをしっかり完璧にする方が良いと思います。高1、2は応用はできなくても基礎をしっかり、本能で問題が解けるぐらいにまで仕上げて高3からの演習に備えるくらいで大丈夫です。わたしもプラチカは高3で始めましたし一対一に関してはやってすらいません。どれだけやみくもにたくさん応用問題を解いても基礎がしっかりしていないと高3の追い込みの演習での伸びは頭打ちになります。数学が苦手な方ほど色んな問題に手を出さず網羅系の問題集をしっかりやると良いと思います。幸いフォーカスゴールドは後ろに演習問題もあるので応用もできるので今の時期は最適な教材だと思います。むしろ高3までに完璧にしておかないといけない教材だと思います。それに追加で学校から問題集が配られているようなら十分だと思います。数学は勉強量に単純に比例して伸びる科目ではありませんが最後の最後までどうなるかわからない科目でもあるので信じて頑張ってみて下さい
東京大学理科一類 k.ogi
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文系数学
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数学が伸びません
盛岡一高の方ですかね。レベル感や学校の進度の速さは存じております。  数学に関しては、6月くらいまでは基礎固めで良いと思います。基礎固めで大事なのは、見た瞬間、フォーカスでいうと難易度3くらいまでの問題を解けるようになるまで練習することです。解き方を暗記するよりは、どうすれば解けるのかという方法論を蓄積することです。  私のおすすめとしましては、文系数学重要事項習得編とフォーカスゴールドを併用することです。重要事項習得編は1a.2bの重要事項が150台くらいで纏められているものです。重要事項習得編を軸に、ベクトルや軌跡、数列、整数、確率などをフォーカスゴールドで穴埋めするのが良いと思います。これを6月くらいまでやりましょう。 ※フォーカスを仕上げるのは至難の業。  夏休みなどに入るであろう7〜8月は文系数学実践力向上編やセンターや共通テストの過去問を解きましょう。  センター試験を解く意義としましては基礎力の確認ができます。重要事項習得編をしっかりやっていればセンター試験では八割取れるようになっているはずです。(私が実証済み。1aでは9割近く取れる。)その後、共テも解いてみましょう。6割〜7割取れていたら上出来です。共テの対策自体は10月位からぼちぼちやっていけば良いと思います。  過去問演習のタイミングは盛一の先生や先輩に尋ねてみてください。そのほうが精度が高い情報が得られるでしょう。  英語も頑張ってみてくださいね。多分、国語と英語が鍵になります。
大阪大学文学部 ナリタ
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