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現代文ができません

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12/19 0:23
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みずんずん

高1 石川県 早稲田大学志望

私は文系の高校一年生です。 現代文が苦手で模試でも定期テストでもいつま現代文ができません。でも高1の今から勉強して現代文を武器にしたいです。ロジカルシンキングとはいうもの身につけたらいいのでしょうか。何からてをつけていいのかわからないので教えて下さい。

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テキトーリーブズ

東京大学文科三類

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
東京大学2年のものです。 現代文は問題として出されている限り、その出されている範囲の文章内で、1つのメッセージが筆者から伝えられているはずです。 つまり、最終的に筆者が1番言いたいことは1つです。 長々と文章を書いているのは全て筆者の言いたいことを伝えるためのテクニックなんです。 そのテクニックが、例えば、「しかし、〜」というように逆のことを言ってみたり、「例えば、〜」のように具体例を挙げてみたり、「〜だから、従って〜」というように因果関係を示したり、そういう文章を書くときの「型」があるんです。 そういった型を見抜けるようになれば、現代文は飛躍的に成績が上がるはずです。問題集を解いて解説を見たりするかと思うのですが、そのような型に関することが説明されてあったら全部自分の中で1パターンとしてストックしていきましょう。 そうすれば、段々、今回の文章は、真ん中に具体例が挟まってるタイプのやつだ、みたいに文章構造がわかるようになってきます。
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テキトーリーブズ

東京大学文科三類

312
ファン
22.9
平均クリップ
4.8
平均評価

プロフィール

東京大学の後期教養学部に通っています。 併願で早稲田の文学部に合格しましたが、早稲田の政経には落ちました。ほんと難しかったです。 部活をやりながら勉強してきたのでやり方も自分なりに色々試してきました。ですのでみなさんには色々アドバイスできるかなと思ってます。 そして受験はやはりメンタル的な部分が大きいと思います。1人で思い悩んでるときは思い切って、誰でもいいので相談してみてください。違う考え方によって精神的にも強くなれるかもしれません。そういったことの相談相手にもなれると思いますので遠慮なくどうぞ!

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コメント(1)

みずんずん
12/19 23:27
分かりました!一題一題しっかり解答解説を見てパターン化していきたいと思います!

よく一緒に読まれている人気の回答

現代文の読み方
初めまして、こんにちは。 入試における現代文はほとんどと言っていいほど、本文に根拠があります。センター試験しかり、一橋しかり。 ではその根拠をどのように見つけるか、ということです。 現代文に登場するような書き手は、読み手に自分の文章を伝えるため様々な工夫をします。 まずは、言いたいことを繰り返すというもの。もちろんただ同じ表現を使うのは文章の書き手として名が廃りますから、何かしら表現を変えて伝えます。これが「類比」というものです。この「類比」表現は、語彙力ないし現代文を意識しながら読む訓練を積むことによって分かるようになってきます。 次に、言いたいことと二項対立にして展開するというスタイルです。ベタなもので言いますと、筆者は「東洋」の素晴らしさを強調したいとします。ただ東洋の素晴らしい点を羅列して展開しても良いのですが、さらに説得力を増すものにするため、「西洋」の概念を持ち出し、比較しながら展開するというものです。これが「対比」と呼ばれるものです。この対比構造において、筆者がどちらに寄りかかっているのかを見抜けば、筆者の言いたいことが分かるはずです。 そして、もう一つ大事なものがあります。それは「因果関係」です。筆者の言いたいことが「結果」であれば、結果だけ与えても読み手は満足するでしょうか?おそらく、その説を支持させるための何かしらの「原因」が必要になります。この「因果関係」にも注目すると、大事な部分が見えてくるはずです。 現代文の基本的な構成は以上です。しかしこれだけでは、非常に抽象的な議論になってしまい、論文とさほど変わりません。筆者はなにかを相手に伝えたいわけですから、伝える者として分かりやすく伝えようとします。「例示」や「比喩」がこの部類に当たります。私も上記の「対比」部分で説明を捕捉するためにこの「例示」を使いました。こういった、「例示」「比喩」というのは直接解答にするには向きません。現代文の解答とは、言わば重要な部分を抽出したものですから、こうした具体性の高いものは解答には不必要なものなのです。 どうして学校で「指示語」や「逆説」、「順接」が大事と教わるのかと言いますと、それは今上記に示した「類比」「対比」「因果関係」が含まれやすいからです。 私の回答の「こういった『例示』や『比喩』は解答に不向き〜不必要なものなのです。」という部分を見てみて下さい。ここには、「因果関係」と「類比」を入れて文を作ってみたのですが、分かりますでしょうか? 「こういった〜向きません」と「こうした〜不必要」という文は同じ趣旨を表しています。 またその理由として、「ですから」の部分以前があります。 このように、現代文とは、いかに筆者の言いたいことに気づき、その言い換え表現やその理由を炙り出せるかなのです。今の「このように」も筆者のまとめに入っているので重要ですね(笑)。 このことを意識しながらこれから読むだけでも、力がついていくと思います。私は東進の講座で現代文を勉強したので現代文のおすすめの参考書はありません。申し訳ありません。(笑) あと、模試などはたまに上記のことを無視して問題を作る輩がいますので、一喜一憂しない方がいいと思います。(センターや入試現代文は大学教授なので、質がいいです。) 以上長々と書きましたが、参考になれば幸いです。 また何かありましたらお尋ね下さい!
北海道大学法学部 Takuya
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現代文
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東大合格へ、、、
初めまして! まずはじめに、現代文の基本は一般論の部分と例示の部分を見分け、さらに全体を何個かの意味段落に分けることです。そして傍線部の周辺から情報を拾っていきましょう。 代表的な2つの設問「~とはどいうことか」「~はなぜか」について説明します。 まず前者。これは傍線部を主語述語の構造を維持したまま言い換えられるだけ言い換えます。もしその文に論理の飛躍があるのなら、そこを補う説明を文章から探しましょう。 次に後者。AだからBという文においてBの部分に線が引かれているなら、Aを説明すれば大丈夫です。AとBの間にCという要素が隠れているならそれも入れる必要があります。これは1度自分が書いた答案を読み返してみて、ちゃんと自然な理由説明になっているかを見直せば隠れた要素を漏らしていないかが見つけやすくなります。 このように自分の答案がしっかり説明出来ているかをすぐ見直すことが大事です。 現代文、特に東大の現代文は過去問の研究量がものを言うと思っています。ただ、東大の過去問といっても出版社によって解答は様々で、東大の公式の解答というものも存在していません。 これが東大現代文の面白いところで、目標とすべき「正解」が存在しません。各社の解答と自分の解答を比較して全てを添削してみてください。だんだん各社の傾向と良い点・悪い点が分かるようになってきます。 僕の場合は何人かで集まって解答を書いて持ち寄り、各社の解答と見比べ、それぞれどこを直せばいいかを議論したりしていました。 また、本だけでなくサイト上で東大現代文の解答を載せているものもあります。ぜひ探してみてください。 ここまで過去問の取り組み方について話してきましたが、これを始めるのは早くても高2の冬辺りで本格的に始めるのは高3になってからでいいでしょう。それまでの間は模試などの解き直しを随時やるのがいいと思います。 参考書(?)をひとつあげるとすれば『読解 評論文キーワード』がいいと思います。これは現代文の解き方や学習方法についてのものではありませんが、評論を読む上での背景知識を身につけることができ、なにより教養と語彙力が身につきます。 東大現代文は正直すごい難しいです。たまに曲者と言えるような文章も出ます。ですが最低限の点数を取ることは訓練次第で簡単にできるはずです!頑張ってください!
東京大学文科三類 のの
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現代文
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現代文が読めない
こんにちは! こうしんと申します! 現代文の解き方のコツについてお伝えしますね! (現代文についての参考書や、勉強法に関しては僕の過去に答えた質問に被ります!今回はコツについても言及します!)参考は、駿台の授業です。 現代文を解く解き方は、内容で解く方法と、表現で解く方法があります。 内容で解く方法 現代文の内容を理解して解く方法で、現在のところ大多数派の考え方です。駿台では、関東を中心に広まっています。 現代文には多くの場合、対比を用いて説明していると言う特徴があります。その対比を見つけて理解すれば、問題の本質がその部分を突いているので、解答ができるという考え方です。 この方法は、考え方が自然でとっつきやすく勉強しやすい、また多くの問題に一つの考え方で対処できるという利点がありますが、一方で対比を見つけるのが難しい(先天的な国語力が大きく左右する)、解答を自力で組み上げる力がいるという欠点があります。 良くも悪くも得意な人向けな印象ですね。 表現で解く方法 現代文に散らばっている表現技法を理解して、重要な部分を素早く見つけようとする考え方です。駿台では関西中心に広まっています。 現代文を書く筆者さんは、読者になにかを伝えたいと言う思いで執筆しています。そのため、読者に自分の主張である重要部分を示す必要があります。その部分を強調しているのが、表現技法です。そのため、こちらが表現技法を理解して現代文を読めば、必ず重要部分がわかり、その部分を問いている問題にも対応できるという考え方です。 この方法は、表現技法を勉強するのと、それを見つけるやり方に慣れる必要があります。そのため、勉強に関しては少し難しいという欠点はありますが、一度習得すれば間違いなく現代文で高得点を取れます。僕はこちらの方法で勉強したのですが、国語が劇的に上がりました!個人的にはオススメです。 いずれの考え方も著名な先生がいらっしゃり、その先生の参考書を買って勉強するといいと思います!僕は授業を受けたのですが、内容がほとんど一緒なので大丈夫だと思います! 内容で解く…駿台 霜先生 表現で解く…駿台 中野先生 次に現代文のコツについて説明します! 僕は、さっきも言ったように表現で解く方法で学んでいたので、こちらの方法を少し掘り下げます。 まず現代文の読み方ですが、即効性のある注意点として、「言い換え」「主張表明」「重要視」「問題提示」のある表現に注意してください! 例えば、 「言い換え」なら、つまり、言い換えれば、要するに、まとめると、という言葉を、 「主張表明」なら、〜と思う、〜と考える、〜と言える、〜ではないだろうか、という言葉を、 「重要視」なら、〜が重要だ、大事だ、大切だ、必要だ、という言葉を 「問題提示」なら、〜だろうか?という問いと、答えはーである、という答えをセットにしてチェックしてください! (細かく言えば他にもありますが、それは本を読んでいただければと。とりあえず今回は即効性のあるコツを書きますね) チェックした文章が、筆者の主張を表しています。これらの主張が解答の根拠になってくるので、その内容に十分気をつけてください。(必ずしも理解する必要はありません) 次に、解答です。解答は大きく二つに分類されます!「何故か」と「どういうことを言っているのか」です。 前者は、「SがVするのは何故か」という形で問われるので、「Sは、Mだから、Vする」と考えて、Mの部分を探します。このMは主張である場合が多いです。何故なら、問題作成者が受験生に問いたいのは「筆者の主張は正しく読み取れているかどうか」ですから。また、Mの部分は主語がSであることが多く、少なくともSと関係する場所にあります。ここまでくれば、ほぼ絞り込まれているので、あとは探した主張を日本語に注意してMにぶち込んでやれば「SはMだから」という解答が完成します。 後者は、もっと単純で「SがVだ、というのはどういうことを言っているのか」という形で問われるので、SとVを本文中のチェックした部分から、より具体的な言い換え表現をチェックした部分から取ってくればオッケーです。 以上が解答の大まかな構成で、加えて追加要素を入れていきます。注意する点は、「指示語、代名詞」と「主語」と「比喩」です。これらを、本文中の具体的な内容に変換していきます。 こうして解答が完成します。必ずしも理解する必要はないと言ったのは、解答は代入作業で済んでしまうからです。なんとなく理解していれば大丈夫です。 長々と書きましたが、以上が現代文のコツです。参考になったら幸いです。受験勉強頑張ってください!
京都大学理学部 こうしん
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現代文
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現代文の勉強方法
こんにちは♪質問ありがとうございます!現代文の点数って本当に安定しないですよね。(受験生の時の私もそうでした。)私は、受験生の時、国語がとにかく苦手でした。(古典も含む)今回は、国語が苦手だった私が、模試や本番の共通テスト、早稲田などの私大入試で高得点を取ることができた現代文の勉強方法とおすすめの参考書についてまとめてみました。是非、参考にしてみて下さい!  ①本文の要約をする  現代文で一番大事なのは、この文章で筆者が何を主張したいのか、またそのように主張する根拠は何か、どういった論理展開がなされているのかを理解することです。(学校の教科書や塾のテキスト、市販の参考書などの)本文を、これらのことを意識して要約に挑戦してみて下さい。また、書いた要約は先生などに必ず添削してもらいましょう!大事なのは、継続的に取り組むことです。  ②しっかり「繋いで」本文を読む。  現代文を読んでいる時、だた何となく読んで、結局何が言いたかったのか分からず、設問も適当に解いてしまうなんて経験をしたことはありませんか?当然のことですが、そのような解き方をしていては、現代文の点数は安定せず、運ゲーになってしまいます。本文を読む際は、接続語(特に「しかし」や「だが」などの逆接や「確かに〜しかし」などの譲歩)を丸などで囲んで、各段落を同義、対比や因果で「繋いで」読んでください。この練習も要約の際に挑戦してみて下さい!また、本文を読み直す際に、このことを意識して、トレースする練習も合わせてしてみて下さい。  ③設問は「自力で考える」  ②でも触れましたが、現代文の設問を何となく解くことは厳禁です。設問を解く際も、「この設問では何が問われているのか」を読み取って、本文のどの箇所を根拠にすれば良いのかを「自力で」考えながら、解いて下さい。「自力で考える」練習をするのに、おすすめなのは選択式の設問であっても記述で書いてみることです。(字数は気にしなくて良い)  ④語彙力をつける  文章を読んでいて、知らない言葉やテーマに遭遇してしまうと、本文を理解し、設問を解くことが難しくなってしまいます。日頃から、漢字の練習や現代文キーワード集に取り組むことや、知らない単語が出てきたら辞書を引くことを習慣にしましょう!  〜おすすめの参考書〜  入試現代文へのアクセス基本編 発展編 完成編(最初に取り組むなら基本編がおすすめ)  現代文(河合塾SERIESー入試精選問題集)  上級現代文Ⅰ Ⅱ(論述対策にオススメ。ある程度、基礎が出来てから取り組むのを推奨)  読解を深める 現代文単語〈評論・小説〉  2025大学入学共通テスト過去問レビュー国語(河合塾)  2025 共通テスト総合問題集 国語(河合塾)  入試 漢字マスター1800+(河合塾)  どの科目もそうですが、すぐに点数が伸びることは中々難しいです。でも、それでも諦めずに継続的に取り組むことが大切です!今述べたことを参考にして、現代文に取り組んでみてください!古典で、そこそこ点数が取れるなら、あとは現代文ができれば怖いものなしですね♪しっかりと取り組めば、高3になる頃には現代文で無双できるようになれると思います。これからも頑張ってください!応援しています♪
早稲田大学文学部 MK
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現代文
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1から教えてください、、
お疲れ様です‼️今日も頑張って行きましょう! 今回も基礎、現代文の立ち上げのお話をします。 私が使っていた参考書は、 ①『船口のゼロから読み解く最強の現代文』 ②『船口の最強の現代文 記述トレーニング』の2冊です。 ➕『現代文キーワード読解』 また、問題集は、 旺文社の『レベル別問題集 現代文 2』、『レベル別問題集 現代文 5』です。 ①では、現代文の基本の読み方が書かれています。 主語と述語、対比や並列…など ②では、記述式へのアプローチの仕方が書いてあります。 記述式とマーク式どちらであっても必要です。なぜならそれかマークシートでも記述式でも解答に至るプロセスが同じだからです。記述はそれをしっかり明記する、選択肢だと運でも正解できて力がつかないことがあります。だから記述式で思考力を鍛えます。 現代文というのはこれで十分なほど特別覚えることは多くありません。そこから実践を積んで自分の解き方を確立させてください。 その際注意して欲しいのは、間違えた問題へのアプローチです。なぜその答えになるのか根拠を自分なりに出しましょう。1問最大30分かけても結構です。それから解説をみて自分の考えと照らし合わせましょう。この「自己訂正」のワンクッションが誰にも負けない思考力を培います。 また、『現代文キーワード読解』という参考書は、テーマ別によく出てくる語彙、キーワードの意味を実際に出てきた問題文と共に解説しているものです。とにかく1つ1つのテーマに対して知識が膨らみます。ぜひ1度書店で手に取ってみてください。 主に基礎は以上になります。ここから志望校別に必要となるレベルが変わってきますのでよく調べてみてください。 それでは頑張りましょう‼️
早稲田大学法学部 みやこのせいほく
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現代文
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助けてください(現代文)
はじめまして。 現代文には評論と小説があります。それぞれのコツと対策について述べてみました。 まずは評論について。 評論ができるようになるには2段階あると思ってます。以下で説明します。 ①読めるようになる。 簡単に説明します。 難しい言葉や文字の多さに圧倒されることがあると思います。それに惑わされず、情報の流れを追うことが大切になってきます。情報の流れ方には大きくわけて3種類あります。反復と対比と因果です。 筆者には言いたいこと(主張)があって、それを伝えるためにその文章を書いています。人間言いたいことは何度も繰り返してしまう。筆者も人間である以上主張を何度も繰り返します。しかし同じ形では文章にならないので形を変えます。それが反復です。また同じ視点から主張を続けても説得力に欠けるので、対比させます。対比させた上で自分の主張の正当性を訴えます。大抵は二項対立です。さらに自分の主張の理由を説明することで、読者に納得させやすくします。これに因果は相性がいい。 したがって字面に囚われず、今情報がどのように流れているのか抽象化し、脳内で記号化しながら読む必要があります。この文と前の文は反復なのか対比なのか因果なのか。情報を抽出する訓練をしましょう。これができるようになったら自然と文章の言ってることがわかってくると思います。ただ全てがそうではなく、導入部分や余談といった重要な情報がほとんどないもあるのでそこは緩急をつけて読みましょう。 私がやっていた記号化のコツとして、1番の主張に線を引き、対比は記号をつけ、因果は矢印を引いてました。読みながらやると頭が整理されて読みやすくなります。あらかじめ自分ルールを作っておくと安心します。やってみて下さい。 あと一つ、逆接には気をつけましょう。Yes,but法なんてものがありますが、人間逆接の後に注目しがちです。筆者もそれを使ってきます。逆接の後には重要な情報が待っています。それが主張(あるいは主張し始める合図)だったり、今後キーワードになる定義だったりと一概には言えませんが、要注意です。 ②解けるようになる。 評論を苦手にする受験生は多いと思います。私もそうでした。よく数学や理科と比べて「答えがひとつじゃないから答えようがない!」と嘆いたものです。しかしこれは間違いで、試験科目である以上採点基準があります。それを満たしていなければ減点されるし、全て満たせば満点となります。現代文で点を取る時に重要となってくるのは、この採点基準を知ることです。 ありがたいことにこの採点基準というものはある程度パターン化しています。それをここで全部紹介は出来ないので、学ぶ方法を教えます。私も受験生の頃そのような内容が充実している参考書を色々探しましたが、なかなか望むものが見当たりませんでした。結局一番良かったのが、模試の解答です。 模試は大手予備校や企業が出している訳ですが、その名前を出している以上変な問題は出せません。したがってかなり質のいい問題が出されます。ここで質がいいとは、例えばセンター模試ではセンターの傾向により即しているということではなく、解答プロセスが分かりやすく解答が充実しているという意味です。変な知識やひらめきが必要な問題はいわゆる悪問であり、模試で出されると凄く業界から嫌がられます(よく予備校の先生が愚痴ってました笑)。また日本全国ですごい数の受験生が見るので、より客観的で妥当性のあるプロセスで解答が導かれます。そのプロセスはたくさんの人が見て納得できるように丁寧に書かれています。よって初学者は模試の過去問を読んで、採点基準はどのような箇所に与えられるのか、それぞれの採点基準はどのように解けばいいのかを身につけていくのが効率が良いと思います。引き出しを増やしましょう。 次に小説について。 何よりも大切なことですが、小説の読解は「登場人物の気持ちになれ」という文句が常套句になっていますが、あれは間違っています。共感性は求められていません。そろそろ共感性なんて人によってバラバラです。そんな曖昧で主観的な基準は求められていません。求められているのは、状況分析能力と至極一般的な思考回路です。以下で説明します。 まずは話を場面ごとに区切ります。場所が変わったり登場人物の出入りがあったら場面が変わります。場面が変われば状況が変わるので、一旦区切られます。次に着目したい登場人物の置かれている状況や背景をチェックします。主に外的なものをチェックします。その外的な何かがその登場人物に起こり、心情に何らかの影響を与え、それが言動となって現れます。したがってここで必要なのは、登場人物に起こった外的な何かの状況把握と結果起こした言動です。 よく登場人物の感情から考える人がいますが、先にも述べたように、必要ありません。人によってどのように感じるかは様々です。統一できません。したがって私たちがすることは、上の外的な何かが起こった状況から登場人物が起こした言動を結ぶに「矛盾しない」心情を考えるまでです。大切なのは「一般的に矛盾しない」ことです(サイコパス的な思考回路は論外ですが…)。「僕ならこう思う!」は問われません(そんなもの採点基準に出来ないからです)。私たちが人間的な感情回路を発動できるのはこの瞬間だけです。予備校では「心情はあっさり、外堀でがっつり」と教わりました。特にマーク式ではそうですが、心情にこだわっていては解けきれないことが多いので注意です。 小説の問題の多くはこの一連のプロセスから出されることが多いです。頻出なものとしては、心情に変化が起こった原因が違ったり、状況から言動を結ぶ心情が余りにの不自然などがあります。これもパターン化しているので、問題演習を通して引き出しを増やしましょう。 小説も評論と全く同じ理由で、模試の過去問で対策するといいです。これは評論も同じですが、しっかり解答解説を読みましょう。間違っていた問題はなおさらですが、合っていた問題もまぐれじゃなかったか確認する必要はあります。問題演習で一番実力がつく時は解いてる時でも丸つけしている時でもなく、解答解説を見ている時です。 以上です。ざっくりまとめてみました。アドバイスっていうよりも1から教える形になって長くなってしまいました。申し訳ないです。かなりざっくりなので、よく分からない部分もあると思いますが、何かあったらコメントの方にお願いします。 それではコロナで色々と煩わしいことが多いとは思いますが、頑張ってください!
京都大学農学部 31
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現代文
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現代文が分からない
こんにちは~^^ 慶應商学部の4年生です。 国語、特に現代文は、これまでの人生経験から、出来る人はできますし、できない人は勉強してもなかなか伸びません。 これは、数学には明確な「公式」と、解答を導くまでの「解き方」があるのに対し、現代文には分かりやすい公式のようなものがなく、どう勉強したら解けるようになるのか分かりづらいためです。 個人的な意見ですが、現代文というのは、中学入試(国語という名前ですが)も大学入試も問題のレベルは変わりません。大学入試では、現代文に登場する語彙や教養のレベルが上がるだけで、基本的な国語力というのは、実はそれだけ小さいころに形成されていいものなんです。例えば、中学入試でしっかり現代文(国語)を勉強した人間は、勉強を全くせずに大学入試の現代文がしっかり解けます。 現代文が出来る人と出来ない人では、文章を読んだ時に見えている世界が全く違います。 現代文が出来る人というのは、文章を読み進むにつれてその風景や光景、説明文の構造などがイメージとして頭に浮かんできます。 逆に現代文が苦手な人は、文章を読んだ時、文と文が頭の中でつながらず、ただの文字列としか認識されません。これは大きな違いです。 今回は、現代文を構成する3つの能力について解説したいと思いますので、自分に足りないのはどの力なのか、よく考えてみてください。 【現代文に必要な3つの力】 ①文章を理解する力 ②文章から想像する力 ③文章同士を組み合わせて論理的な図にする力 ①文章を理解する力 「文章を理解する力」を習得するための勉強法は、最も簡単です。 ちょっと難しいな、理解できていないな、という文章があったら、絶対にそこから先へ進んではいけません。一度立ち止まって、もう一度その文章を最初から読み直し、その文章が完全に理解できるまで粘りましょう。 それは難しい単語の意味が分からないのかもしれませんし、文章同士の前後関係がつながっていないのかもしれません。 現代文とは、一文の積み重ね、一文一文の組み合わせで内容が出来上がるので、一文たりとも理解できていない箇所があると、途端に分からなくなります。 現代文の効果的な勉強法が分からず、現代文に苦手意識を持っている人の大半は、ここでつまづいています。よく分かっていないのになんとなく読み進めてしまう人たちのことです。 とにかく1文でも理解できていない文章があったら、絶対にそこから進まない!という勉強法を取り入れるだけで、読解力は格段に上がります。 是非試してみてください。 ②文章から想像する力 「文章を理解する力」を使ってある文章を理解したとして、今度はそれを頭の中で想像できなければ応用することが出来ません。これは、現代文では主に物語文に使われる能力・勉強法(説明文にも使えますが、次の項目で説明します)です。 これは、①の文章を理解するが出来ていればカンタンなことなのですが、意外に多くの人がやっていません。 それはなぜかというと、想像することをめんどくさがっているからです。 文章が理解できていれば、想像など簡単に出来ますが、多くの人が現代文という教科を楽しんでいないため、全然想像しないのです。 例えば人間心理の問題など、想像せずに解答が分かるはずがありません。その場面のその人の気持ちになりきらないと分かりません。 楽しんで部活をする人と、しぶしぶ部活動をしている人では、楽しんでやっている人の方が伸びるに決まっています。 現代文の場合、楽しんでいるかいないかの指標は、ここに現れているかもしれません。 ③文章同士を組み合わせて論理的な図にする力 これは、「説明文版の文章から想像する力」です。普通の「文章から想像する力」は物語文の光景を想像するのに対して、「文章同士を組み合わせて論理的な図にする力」は説明文の内容を想像する力になります。つまり、説明文で登場する主張、反対意見、具体例などを一枚の図で表せるよう頭の中で想像するということです。 文章同士を組み合わせて論理的な図にする力」の勉強法では、まず一文ごとに理解した後、それらを因果関係や並列、逆説などで結びつけ、文章を一枚の図で表せるように頭の中で整理するよう、常に心がけてください。 図で表すとはどういうことかというと、例えば、「結論」が一番上にあって、その「理由A」と「理由B」が一個下の階層にあり、さらにその一個下の階層に「理由A」の具体例が2つ,また「理由B」の二次理由が2つある、というのを樹形図のように想像します。 ちょっと文章で表すの難しいですが…(笑) 現代文の極め付けは、僕はここにあると思っています。 これが出来るようになれば、ほとんどの文章がほぼ完全に理解できるようになります。 詳しく勉強したい人は、東洋経済新聞社の「ロジカルシンキング」という本を買って読んでみてください。 もしかしたら国語力が跳ね上がるかもしれません。 僕はこの本と出会って、今まで自分が文章をまったく理解できていなかったことに気づきました。 僕の後輩も、この本を読んで小論文の点数が上がったそうです。 興味のある人は試してみてください^^ 以上です。がんばってくださいね。
慶應義塾大学商学部4年 ryo02
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現代文の成績を上げるには
現代文で点数を獲得するためには、現代文で問われていることは何かを把握する必要があります。多くの受験生や世間で国語がよくわからないと言っている人々はここをわかっていません。わかりさえすれば簡単です。 それでは、現代文で問われていることは何か、それは、「出題者の意図を忠実に読み取る」ことです。つまり、出題者はここをこう答えさせようと思ってある部分に傍線を引き、その意味内容(どういうことか)や理由(なぜ)を受験生に求めるわけですから、その「ここをこう答えさせよう」の部分を、本文から読み取ればいいのです。 具体的には、もっぱら本文の論理関係の整理によってそれは読み取ることができます。現代文の出題者、特に国立難関大の出題者は、類比(同義)や対比(対義)、順接や逆接といった本文中の論理関係をコンパクトに整理し、できる限り本文中の論理関係を忠実に再現する形で答案に反映させようとする傾向が強いです。その点で要約力ともいえますし、読解力ともいえます。世間に出回っている多くの解答例は本文の論理関係を歪曲、破綻させた劣悪なものもありますので、各予備校の解答例を見比べてみるのもいい勉強になるかもしれません。 上記のことを踏まえれば、答えはあなたの頭の中にあるのではなく、本文中にあると言って良いと思います。傍線部の前後に着目して、傍線部と同義の関係にある部分が「どういうことか」の答えの根拠になりますし、それぞれの根拠どうしを結んでいる接続関係(だから、しかし、等)はそのまま解答に反映させることが望ましいです。また傍線部と対比の関係にある部分はその反対解釈が解答の根拠になりますし、「だから」などの理由の展開はその後の部分がそのまま「なぜか」の解答の根拠になります。これらのことを意識して問題にあたってみてください。大事なのは本文に書いてあることですから、それだけは見誤ぬように。
東京大学文科一類 八咫烏
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現代文の読み方
質問者さんは文章を読むときに、文章の全体像を意識しながら読んでいるでしょうか? 筆者はその文章全体を通して伝えたいことがあり、それを一文一文に分けて書いているということをまず意識してみましょう。 文章全体を意識するコツとしては ①主題 ②論点 ③結論 を読みながら探すということです! 主題は、そもそも何について書かれているのか 論点は、筆者は何を問いかけているのか・何に疑問を思っているのか そして結論は、その論点(問い)に対して筆者自身がどう結論づけているのか であり、評論の中には必ず書かれているので、この主題論点結論が分かるとその文章が一気に理解しやすくなります。 こうして文章の全体像が掴めたら、あとは一文一文が文章の全体の中のどの部分なのかを考えるだけです。 大体文章というのは、読み手に抜けた納得感を持って貰うため 1.導入 (こんな話するよ〜 :主題) 2.一般論 (世間ではこう言われてるよね) 3.論点(でも実際どうなの?一般論ではこうだけどそれって本当?) 4.筆者の自論 (根拠だったり、例をもってきたり、中身の部分) 5.結論 (一般論はこうだけど、筆者はこう思うよ) みたいな形になっているので、 その一文は文章全体の中で何を示しているのかもわかるかと思います。 なので、まずは全体像をつかむ、その後にその一文の役割は何なのかを考えてみるといいかと思います!
早稲田大学社会科学部 seechan
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現代文
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現代文の勉強の仕方
現代文の勉強の仕方について僕の見解をご説明します。 まず、質問に対する回答を最初に申し上げると、「繰り返し何回も解く必要はない」です。 現代文において、核となる勉強は、言わずもがな問題演習とその解答を模範解答と照らし合わせることです。その過程において、何を培っているかといえば、とりわけ東大現代文において顕著ですが、 ・問題文における筆者の多くの場合ただ1つの主張を正しく読む力 ・傍線の引き方から出題者の意図を読む力 ・設問文から出題者の意図を読む力 要は、文字の向こう側にいる初対面のおじさんたちの言いたいことを汲んであげるのが現代文です笑 おじさんの意図を汲む練習をするのに、昔から一緒にいる自分のお父さんを使ってもしょうがないとは思いませんか? 飲食店などでバイトして、次々にいろんなおじさんに会う方がはるかに効率的です。 比喩はこのくらいにしておいて、現代文で起こるミスは全て「誤解」です。その誤解を解く必要はもちろんあるのですが、それによって理解した筆者の主張、出題者の意図をもう一回初見のふりをして解いても、しょうがないです。むしろ、自分に現代文の力がついたと勘違いしてしまいます。解き直しではなく、単純に「問題文を読み、その後正答と誤答を見比べて検討する」復習を行いましょう。 余談ですが、現代文の対策を本格的に始めるのは、高2の半ばからで十分間に合います。高1から高2までは英数を徹底的に鍛え上げることを優先しましょう。 検討を祈ります。
東京大学理科一類 ひこにー
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現代文
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