数学の参考書ルートと進め方
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うぇっず
高校2年生、理系選択です。
夏休みに入り、受験に向けて基礎固めをしていきたいと思っています。基礎問題精講全冊を完璧にした後、青チャートのコンパス4、5をやっていくというルートは先輩方から見てどうなのでしょうか?
回答
古都
すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
こんにちは〜!
夏休みに、数学の基礎を固めようとしているのですね。モチベーションが高くてとても素敵です!!
高校二年生のうちから数学への苦手意識を持たないように、基礎を固めておくのは有益なことだと思います。
数学の二次試験や共通テストは理科と比べると2年生のうちでも太刀打ちできる問題が多いですし、なによりも演習を繰り返すことが大事です。
今の時期から基礎に取り組んでいけば演習に費やすことができる時間が増え、受験の時にあなたの武器になってくれると思います。
【基礎問題精講】
基礎問題精講は教科書の章末問題くらいの難易度ですので、基礎を固める、または習ったことの復習に適していると思います!
全冊を完璧にする、とのことでしたがどのように取り組もうと考えていますか?
私は受験期に完璧主義のようになってしまい、一周目で解けた問題も、間違えた問題に取り組む時に一緒に解いていました。なんとか解くことができた問題であったら2度解くのも良いと思いますが、すらすらと解くことができた問題においては必要がないかな、と思います。
また、とりあえず全て解ききることを目指していたため、間違えた問題への意識が低くなってしまいました。
間違えた問題に関しては解答でサラッと解き方を確認して、あーこれでいいのねふんふんみたいな反応になっていませんか?
自分はなぜつまづいたのか、どこが分かっていなかったのかを理解すること。この問題だけでなく、他の問題でも、どのような条件が揃った時にこの解き方を使うことが出来るのかも、頭に入れておくこと。それだけで効率が良くなると思います。がむしゃらに解いていくような問題演習は、ただ作業を繰り返すようなものになってしまいます。間違えた問題の解き方も、数ヵ月後には忘れていると思います。
【青チャート】
青チャートは幅広い難易度の問題を含んでいて、受験の鉄板とも言えますね!
そこでなのですが、コンパス4、5はレベルが高すぎるのではないでしょうか。
私は今東北大学生ですが、高校二年生の冬休みに青チャートⅡBのコンパス4を全て解く!という目標をたて、かなり苦労しました。解けない問題もたくさんありました。
基礎を固める、というのが目標ならば、コンパス3を固めるのがおすすめです。
3だけでも、解法を理解していないと解けない問題は多くあり、なにしろ問題量が多いです。
夏休みだけで終わるのは難しいと思いますが、焦って適当に演習するのは、無駄な時間になってしまうかもしれないのでやめましょう。
4は志望校の過去問を解くくらいのタイミングに解いてみたら良いと思います。
とはいえ最優先で解くべきだとは思いません。過去問を解いてみて、3までの内容ではあまりに足りないと感じた時にとけばいいと思います。
5は今の志望校を受験するにあたっては必要ないかもしれません。私も受験期に解くことはありませんでした。
【最後に】
数学を投げ出さずに、この夏に挑戦してみようと思い立ったのは本当に偉いと思います!
ぜひ夢を叶えてください!!
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