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これからどうすればいいのか急に不安と焦りが押し寄せてきた時の解決法

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6/4 9:31
UniLink利用者の80%以上は、難関大学を志望する受験生です。これまでのデータから、偏差値の高いユーザーほど毎日UniLinkアプリを起動することが分かっています。

いくらわ

高3 愛知県 京都大学法学部(68)志望

先日駿台模試を受けたところ、今の自分の実力の無さに打ちのめされました。去年の十一月ごろから本格的に自分なりに苦手を分析し、努力してきて、やっと成績が上がり始めたと思ったら駿台の自己採点をして今の自分がどんなに未熟であるか実感させられました。本当に今の勉強が結果に反映されてくるのかという焦りがどんどん出てきて不安から最近の勉強に身が入らないです。(勉強時間に対して得られているものが少ないと感じています) 特に数学と英語です。 国語は得意な方ではあるのですが、春は世界史に時間を使ってしまったので今から数学と英語の基礎が固まってないところを探さなくてはならないと考えてしまいます。(基礎が固まっているという基準がわかっておらず、今自分がどのくらいのレベルなのかが掴み切れてません。東進では過去問をやれやれ言われますが本当にこれでいいのかと思ってしまっています) 今の自分に足りないもの、まず優先してやらなくてはならないものは今まではなんとなくでも少し掴めていたのですが、今はまずなにをやるべきかなのかすら分からなくなっています。 今週までは定期考査があるので考査の範囲の習熟度を高めようと取り組んでいますが、終わった後に何から取り組めばいいのかわからないです。 共通テスト形式のものは点数が取れるようにはなってきているのですが、二次の形のものは毎回フィーリングで解いてしまっている感じが強く、本番時に模試の成功(そもそも結果が出ていませんが)の再現性があるとは考えられません。 こんな時どうこの問題を解決すればいいでしょうか?
この相談には3件の回答があります
あなたの文章から、本気で第一志望に向き合っている強い意志と、それに伴う焦りや葛藤がひしひしと伝わってきました。ここまで自分の状態を言語化できている時点で、あなたはすでに「本気で伸びる準備」が整っています。あとは、「何を」「どう進めるか」を少しずつ整理するだけです。 今あなたが感じている「不安」「焦り」「手応えのなさ」は、多くの受験生が高3の6〜7月に必ず直面します。これは“今までの勉強の質”と“本番で求められる力”のギャップに初めて正面から気づく時期だからです。 そのうえで、あなたの状況を分解しながら、次にやるべきことを整理して、道筋をつくっていきます。 ⸻ 【① 状況整理:どこで迷ってるか】 あなたの現状を整理すると、次のようになります。 ▶ 感じている問題点 • 苦手を分析して取り組んできたが、模試で結果が出ずショックを受けた • 勉強時間に対して手応えがなく、最近集中できていない • 数学・英語の基礎がまだ固まり切っていない感覚 • 基礎が「固まっている」とはどういう状態かもわからない • 共通テストは対応できても、記述(特に数学)がフィーリングでしか解けない • 何から始めたらいいのかがわからない → この状態をひと言で言うと「自分の現在地が見えなくなっている状態」です。 ⸻ 【② 解決の糸口:「自分の現在地」と「ゴールまでの地図」を再確認する】 ここからは、次の3ステップで再構築していきます。 ⸻ STEP1:基礎が「固まっている」とはどういう状態か? 基礎ができている= • 「重要例題レベル(青チャート・英文解釈など)」の問題に初見でも対応できる • どんな問題が来ても、「まずこれから手をつけよう」と判断できる(迷わず処理の方針が浮かぶ) • 解けない問題があっても、「なぜ解けなかったのか」が言語化できる(計算か、定理か、方針か、読解力か) 逆に、「できてない」状態とは: • 解法を知っていればできる • 同じパターンしか解けない • 解けなかったときの原因が「なんか難しかった」になってしまう ⸻ STEP2:今後の方針(模試後にやるべき3つ) ■①「記述型の数学」で“なぜ詰まるか”のパターンを整理する 模試・問題集で「何が原因で止まったのか」を分類してノートに書いてください: 例: • 方針が浮かばない(知識不足?誘導の読み取り?) • 方針は浮かぶが、計算が詰まる • 複数の解法が頭に浮かんで、選びきれない • 記述の整え方がわからない ▶ これをやることで、「次にやるべきこと」が見えるようになります。 ⸻ ■②「基礎確認+実戦演習」をセットでやる 共通テストに強くて記述に弱いタイプは、「基礎レベルは理解しているが、応用処理能力が身についていない」ケースが多いです。 だから、青チャートだけで終わらずに、たとえば: • 青チャート or 基礎問題精講(=基礎定着) • 標準問題精講 or プラチカ(=方針練習) • 模試の過去問や二次演習(=実戦) この3段階をセットにして進めるのが効果的です。 ⸻ ■③「週ごとの到達確認」をルーティン化する 「やってるのに手応えがない」という状態から抜けるには、“成果の見える化”が必要です。 おすすめ: • 週末に「この1週間でできるようになったこと/できなかったこと」をノートに書く • 模試の自己採点後、「次に同じ問題が出たらどう解くか」を再解釈して書き出す • 「今週のベストミス(1番悔しかったミス)」を1問だけ選び、解き直す → これが**“できるようになってきてる”という手応え**を毎週生み出します。 ⸻ 【③ 迷った時に戻るべき原点】 ここまで色々な分析と方法を書きましたが、迷ったらこれに戻ってください: 「これは“理解不足”か、“演習不足”か?」 この問いを常に自分に投げかけて、どちらか分かれば、次にやることは明確になります。 ⸻ 最後に:あなたが感じていることは「伸びる前の証」 今のあなたの状態は、「成績が伸びる直前」によくある現象です。 なぜなら、自分の甘さや穴がちゃんと見えるようになったということだから。 この“もどかしさ”は、絶対に無駄じゃない。 不安になるのは、ちゃんと向き合っている証拠です。大丈夫。 あなたの目はまだ諦めてないし、ちゃんと前を見ている。 「何をやるべきかがわからない」その瞬間が、本当の意味でのスタートラインだったりします。 焦らず、一歩ずついこう。どんな質問でも、また何度でも、遠慮なく来てください。応援しています。
大阪大学工学部 はる
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いくらわさんこんにちは〜😄 勉強をしていると成長を実感できずに焦りや不安だけが募っていくことありますよね。それでは早速質問に答えてきたいと思います! まず何をするべきなのか分からないということですが、何をやってもいいんです!受験の範囲の勉強ならば意味ないことなんて一つもありません。 おそらく、不安が押し寄せているために今自分がやっていることは意味がないんじゃないかという思考になっています。この思考になると、何にも手がつかなくなってしまいます。自分のやっていることには意味があるんだと信じて突き進みましょう。 また、二次の形のものはフィーリングで解いてしまっているとのことですが、これは解けた問題も解説を読んだり、たくさんの問題を解くことで解消されると思います。 いくらわさんの抱えている問題の中で私が一番大きいと感じたのは、焦りや不安で勉強に手がつかないというものです。 今回はそんな焦りや不安が押し寄せてきたときにどういうふうに対処すればいいのかお教えしましょう! ✅不安になるのは自分の実力を把握したから ダニング・クルーガー曲線というのを知っていますか? ダニングクルーガー曲線というのは、実力と自信の関係を表したものです。ある程度実力がついてくると自信が一時的に減少します。その後真の実力とともに自信が上昇していくというものです。 興味があったら調べてみるといいかもしれません。 いくらわさんが感じている不安は、おそらく11月ごろに努力を始めて実力がついてきたことによって自分の位置が正確にわかり始めたことによって生じています。 しかしこれは裏を返せば、実力がついてきているということです。このまま努力を続けていれば、自信が取り戻せる日が来るでしょう。 ✅できることを確認しよう 人間という生き物は、できないことに目を向けがちになります。特に目標に向かって本気になればなるほど、理想と現実のギャップに打ちのめされますよね。 そんな時はできることに目を向けましょう。成長を実感できないのは、自分ができること、できるようになったことを確認していないからです。 それではどのように確認するのか見ていきましょう! ①1日を振り返ってできるようになった問題を復習する 例えば模試の数学の問題が解けなかったとしましょう。そしたら必ず復習しますよね。解説を読んで次に出たら解けるようにするのです。 そしたらそれを寝る前に思い出します。 「よし、今日は5問分成長したぞ。」 という感じで。 他の教科でも一緒です。 たった一問具体的な問題が解けるようになったくらいじゃ数学力は上がらないと思うかもしれません。 確かに、一問から得られる成長は微々たるものかもしれません。しかし、成長というのはこの積み重ねでしかありません。 リスニングの分からなかった一文が聞こえるようになった、とか日本史の一部分だけでも流れを再確認できた、とか、さらに小さな成長もあるでしょう。すべてはこれらの積み重ねです。 目標の大きさに対して成果が地道すぎて挫けそうになりますよね。けれどもこれしか方法がないのです。(遠くに見えている目標も、到達した後に振り返ってみるとその道のりは短いものですよ。) またこの方法は、1日の復習によって記憶の定着にもつながるのでおすすめです。寝る前に行うことで寝つきも良くなって、一石三鳥です。 ②簡単な問題を毎日解いてみよう 毎日難しいことばっかりやっていると、自分の実力が落ちているのではないかとさえ思えてきますよね。 そこで、自分が解けるレベルの問題を解いて、「よし、できるぞ」という実感を得ましょう。 いや、できる問題を解いても意味ないやんw。 という輩が出てくるかもしれませんが、無視しましょう。(そんな奴は殴ってもいい)不安を抱えたまま勉強していると本当に効率が悪いです。 せっかくの脳の容量を不安が占めてしまいます。すべて勉強に捧げるべきです。 どうでしたか?受験が終わるまでは不安が完全に解消されることはないでしょう。 しかし、勉強は努力が報われやすいですから、勉強した分だけ返ってきます。この回答がいくらわさんの助けに少しでもなればいいと思っています。応援しています。
東京大学理科一類 しゅうへい
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まず今の段階でここまで自分の現状を分析でき、言語化できていることが素晴らしいです! 現段階で共通テスト模試でA判定を取れているならば、基礎が固まっている可能性が高いです。 一応私が考える基礎の基準を記しておきます。 数学→網羅系参考書(チャート式)などの例題が全て解ける 英語→自分の使ってる単語帳(英語→日本語、日本語→英語)どちらもできる。    文法の参考書(ネクステなど)が理解できている。(個人的には最低限でいいと思う)    共通テストRが解き終わる速度で英文が読める。 入試で大事なのは自分が解ける問題を確実に取り切ることです。みんなが解けない問題を解けるようになる必要はないです(もちろん解けるに越したことはないですが)。つまり試験の点数は学力と試験中の立ち回りで決まり、学力があっても点数が低くなる可能性があります。このことを踏まえてもう一度模試の分析をしてみてください。解けなくていい問題に時間を使って自分が解けるとこを落としてしっまっているなどのことがわかるはずです。 その上で学力が不足していると思ったなら上記の基礎ができているか否かを確認してください。 基礎が固まっていなかったら基礎を固めるしかないです。以下に基礎が固まってる場合の原因を考察します。 まず数学の話をすると 基礎→応用の接続がうまくできていない可能性があります。上記に示した基礎ができていても入試では太刀打ちできません。基礎は問題の中のパーツにしか過ぎないのです。逆に言い換えればどんな難問も紐解けば基礎に分解できます。その分解の練習が必要です。文系の参考書はあまり知りませんが、(文系プラチカ、世界一わかりやすい京大数学)などがおすすめです。 次に英語ですがまず語彙力(英語→日本語の変換の速さ)を上げ続けてください。語彙力が最も大事です。そしてポレポレなどの解釈系の参考書と英作文の参考書を一冊ずつやりこんでくださいこれだけでかなり伸びます。京大の場合過去問を徹底的に分析することも一つの有効な手段だと思います。 過去問についてですが今の段階で見たことがないのなら早急に見るべきです。2年分を目処に目を通してみましょう。解ける必要は全くないです。京大入試はかなり特徴的で(特に英語)目を通すことで今後の計画が立てやすく、確実なものになります。本格的な演習を始めるのは二学期以降でいいと思います。 これらの観点を踏まえ、まず模試で点数が取れなかった原因を徹底的に分析してください。応援してます。
東京大学理科二類 Tori
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回答

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はる

大阪大学工学部

すべての回答者は、学生証などを使用してUniLinkによって審査された東大・京大・慶應・早稲田・一橋・東工大・旧帝大のいずれかに所属する現役難関大生です。加えて、実際の回答をUniLinkが確認して一定の水準をクリアした合格者だけが登録できる仕組みとなっています。
あなたの文章から、本気で第一志望に向き合っている強い意志と、それに伴う焦りや葛藤がひしひしと伝わってきました。ここまで自分の状態を言語化できている時点で、あなたはすでに「本気で伸びる準備」が整っています。あとは、「何を」「どう進めるか」を少しずつ整理するだけです。 今あなたが感じている「不安」「焦り」「手応えのなさ」は、多くの受験生が高3の6〜7月に必ず直面します。これは“今までの勉強の質”と“本番で求められる力”のギャップに初めて正面から気づく時期だからです。 そのうえで、あなたの状況を分解しながら、次にやるべきことを整理して、道筋をつくっていきます。 ⸻ 【① 状況整理:どこで迷ってるか】 あなたの現状を整理すると、次のようになります。 ▶ 感じている問題点 • 苦手を分析して取り組んできたが、模試で結果が出ずショックを受けた • 勉強時間に対して手応えがなく、最近集中できていない • 数学・英語の基礎がまだ固まり切っていない感覚 • 基礎が「固まっている」とはどういう状態かもわからない • 共通テストは対応できても、記述(特に数学)がフィーリングでしか解けない • 何から始めたらいいのかがわからない → この状態をひと言で言うと「自分の現在地が見えなくなっている状態」です。
⸻ 【② 解決の糸口:「自分の現在地」と「ゴールまでの地図」を再確認する】 ここからは、次の3ステップで再構築していきます。 ⸻ STEP1:基礎が「固まっている」とはどういう状態か? 基礎ができている= • 「重要例題レベル(青チャート・英文解釈など)」の問題に初見でも対応できる • どんな問題が来ても、「まずこれから手をつけよう」と判断できる(迷わず処理の方針が浮かぶ) • 解けない問題があっても、「なぜ解けなかったのか」が言語化できる(計算か、定理か、方針か、読解力か) 逆に、「できてない」状態とは: • 解法を知っていればできる • 同じパターンしか解けない • 解けなかったときの原因が「なんか難しかった」になってしまう ⸻ STEP2:今後の方針(模試後にやるべき3つ) ■①「記述型の数学」で“なぜ詰まるか”のパターンを整理する 模試・問題集で「何が原因で止まったのか」を分類してノートに書いてください: 例: • 方針が浮かばない(知識不足?誘導の読み取り?) • 方針は浮かぶが、計算が詰まる • 複数の解法が頭に浮かんで、選びきれない • 記述の整え方がわからない ▶ これをやることで、「次にやるべきこと」が見えるようになります。
⸻ ■②「基礎確認+実戦演習」をセットでやる 共通テストに強くて記述に弱いタイプは、「基礎レベルは理解しているが、応用処理能力が身についていない」ケースが多いです。 だから、青チャートだけで終わらずに、たとえば: • 青チャート or 基礎問題精講(=基礎定着) • 標準問題精講 or プラチカ(=方針練習) • 模試の過去問や二次演習(=実戦) この3段階をセットにして進めるのが効果的です。 ⸻ ■③「週ごとの到達確認」をルーティン化する 「やってるのに手応えがない」という状態から抜けるには、“成果の見える化”が必要です。 おすすめ: • 週末に「この1週間でできるようになったこと/できなかったこと」をノートに書く • 模試の自己採点後、「次に同じ問題が出たらどう解くか」を再解釈して書き出す • 「今週のベストミス(1番悔しかったミス)」を1問だけ選び、解き直す → これが**“できるようになってきてる”という手応え**を毎週生み出します。 ⸻ 【③ 迷った時に戻るべき原点】 ここまで色々な分析と方法を書きましたが、迷ったらこれに戻ってください: 「これは“理解不足”か、“演習不足”か?」 この問いを常に自分に投げかけて、どちらか分かれば、次にやることは明確になります。 ⸻ 最後に:あなたが感じていることは「伸びる前の証」 今のあなたの状態は、「成績が伸びる直前」によくある現象です。 なぜなら、自分の甘さや穴がちゃんと見えるようになったということだから。 この“もどかしさ”は、絶対に無駄じゃない。 不安になるのは、ちゃんと向き合っている証拠です。大丈夫。 あなたの目はまだ諦めてないし、ちゃんと前を見ている。 「何をやるべきかがわからない」その瞬間が、本当の意味でのスタートラインだったりします。 焦らず、一歩ずついこう。どんな質問でも、また何度でも、遠慮なく来てください。応援しています。
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いくらわ
6/4 11:55
回答ありがとうございます! 感情のまま書いた私の稚拙な文を箇条書きでしかもわかりやすく分析してまとめていただけてありがたいです。 理解不足か演習不足かというキーワードにはハッとさせられました。いつも解けたか解けてないかの基準でしか復習できていなかったのでこれから意識していきたいと思います。 少しずつでも自分の出来ることから進めていきたいと思います。 もう一つだけ不安なところがあるのですが、試験の時に英単語のイメージや意味がどうしてもパッと思い浮かばなかったり、四択などの英文法で解ける問題をとても高い確率でミスしてしまっているのですが、何か対処法などあれば教えていただけるとありがたいです。 前を向いてこれから進んでいくための的確なアドバイスをありがとうございました😭 これからも頑張りたいと思います!
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はる
6/4 12:06
こちらこそ、丁寧な返信をありがとうございます。真摯に自分と向き合っていて、本当に素晴らしい姿勢だと思います。 さて、ご質問の「単語の意味がパッと浮かばない」「文法問題でのケアレスミスが多い」といった悩みですが、これは多くの受験生が直面する壁です。原因は大きく分けて次の二つに分類できます。 ⸻ 【1】知識の「瞬発力」が足りていない場合(=覚えたはずが、すぐに出てこない) これは、記憶の「定着度」と「引き出し方」の両方に課題がある状態です。以下の方法をぜひ取り入れてみてください。 ・英単語は1語1義で覚える時期を一度作る  →多義語もまずは「一番頻出の意味だけ」を最優先。混乱を防ぎ、反応速度を上げられます。  (例)“address” →「住所」だけじゃなく「演説する」もあるけど、まずは一番よく出る意味で固定する。 ・一日1回の「シャドーテスト」を行う  →英単語帳のページを見ずに、意味だけで単語が言えるか。逆もまた同様。  これをスピード勝負で毎日10分やることで、入試本番の「即答力」に直結します。 ・単語を「音」や「イメージ」と一緒に覚える  →たとえば「bitter(苦い)」なら、コーヒーや薬の味を思い出して一緒に覚える。  脳は抽象的な情報より、五感に関係する情報を強く記憶する仕組みがあります。 ⸻ 【2】「選択肢の見分け方」があいまいな場合(=なんとなくで選んでしまっている) 文法問題でミスが出るときは、「知識のあいまいさ」だけでなく、「選択肢の読み方」に原因があることも多いです。 ・間違えた問題は「なぜ他の選択肢がダメだったか」まで書く  →「なぜ○か」ではなく「なぜ×か」を意識して、選択肢の見分け力をつけましょう。 ・選択肢を先に読んでから本文に入る練習をする  →特に共テでは有効です。選択肢を先に読むと、本文中の「差がつくヒント」に気づきやすくなります。 ・「似ている選択肢の違い」に注目する癖をつける  →例:「would have done」「should have done」の違いが分かるか?など。 ⸻ これらを意識しながら、勉強を進めていけば、確実に「知ってるのに取れなかった」という悔しさを減らしていけます。 最後に、これまでのあなたの姿勢から言えることを一つ。 あなたはもう「自分を変えよう」と動けている人です。だから、焦らず、毎日小さな成功体験を積み重ねていってください。それがやがて「不安」を「自信」に変えてくれます。 応援しています。また困ったことがあれば、いつでも相談してください。気楽にメッセージしてくださいね!

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勉強がわからなくなってきた
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北海道大学法学部 たけなわ
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浪人しそうで怖い
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早稲田大学教育学部 銀_私文
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東京工業大学工学院 クロキ
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実はこれ良くあるパターンなんです。 今まで解けたレベルの問題が受験直前になって解けなくなる。 私が担当していた生徒からも良く相談されました。 対策としては、基本的な問題を解きまくってください。 理由としては ①自分の実力がわかる。 (恐らく模試の難しい問題にショックを受けて自分がどのレベルの問題なら解けるのかがわからなくなってしまっているのではないでしょうか。まずは出来る問題を解きまくって問題を正解させる感覚を思い出しましょう。なにより自信を持ちましょう!これまで相当の努力を積んできたはずなので。) ②模試の難問がなぜ出来ないのかがわかる。 (数学の演習をすれば分かると思いますが、どんな難問も基本的な問題をひねったものです。基本的な問題が分かることによって難問と基本的な問題のどこが違うのかがわかります。すると、簡単な問題を解くことで難しい問題が出来るようになるという不思議な現象が起こります。) いろいろ書きましたがとにかく自信を持ってください!実際に偏差値も上がっているなら、いままでやってきた勉強が意味ないはずがありません! 直前期は勉強法等で迷うことが多いと思いますが、周囲の助言を受けて自分で判断してください。そして自分の判断を信じてやりきってください、頑張る受験生を塾や学校の先生は絶対支えてくれるはずです。 回答になってますでしょうか。重ねて質問等ありましたら遠慮なく聞いてください。
京都大学法学部 K.K
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成績がどんどん下がる
模試の偏差値は大切な指標ですが、模試はあくまで「現時点での到達度」を測るものであり、最終目標ではありません。この段階でやるべきことは、模試の結果を過剰に気にするのではなく、何ができて、何ができなかったのかを具体的に把握し、次に繋げる学習をすることです。 私自身も一時期、得意だった数学で悪い点数を連発してしまい、自信をなくして試験中に焦るようになり、その結果さらに点数が取れなくなるという負のスパイラルに陥ったことがあります。しかし、先生から「お前には実力がある。数回のテスト結果なんか気にせず、むしろできない分野が見つかってラッキーだと思え」と励まされてからは前向きに取り組めるようになり、気がつけば成績も回復していました。 このように、模試の成績は過度に気にしすぎる必要はありません。むしろ、結果を次に活かすための材料として活用することが重要です。以下に模試で悪い成績を取ってしまった際の適切な対応方法を記載しますので、参考にしてください。 --- 【 毎回の模試の成績を活かす考え方】 1. 偏差値の見方を再確認する 模試の偏差値は、あなたの学力そのものを完全に反映しているわけではありません。特に、模試の出題形式や難易度、受験者層の影響を受けるため、1回ごとの結果で一喜一憂する必要はありません。模試の偏差値を見る際は以下を意識しましょう: ・点数と得点率を重視する 偏差値ではなく、得点率に注目しましょう。特に共通テスト形式では、満点に対する得点率が安定しているかどうかを確認することが重要です。 ・得意と苦手を把握するツール 模試は、「自分が得意な分野」と「改善が必要な分野」を見極めるツールです。たとえば、毎回安定して高得点が取れる科目・分野は「武器」として認識し、苦手な部分は「改善ポイント」として捉えましょう。 2. 模試を受けた後の行動が鍵 模試の結果をそのまま受け止めるのではなく、復習や分析を通じて次に繋げることが最重要です。模試を受けた後は、以下のステップを実践しましょう: ・正解した問題と不正解の問題を分ける 不正解の問題は、「知識不足」「ミス」「時間不足」など、原因を具体的に分類します。 ・ 苦手分野の克服計画を立てる 苦手な分野をピックアップし、次の模試までに解決するための具体策を考えます。 ・同じ形式の問題を繰り返し解く 模試で解けなかった問題に似た形式の問題を集中的に練習することで、次回の模試での改善が期待できます。 --- 【現在(12月下旬)の過ごし方】 残り1か月という状況では、共通テストの過去問や形式に完全に慣れることを優先しましょう。また、模試の結果から見えてきた弱点を克服することに集中します。 1. 得点源を安定させる 模試の結果を基に、得意な分野・科目をさらに伸ばす計画を立てましょう。特に共通テストでは、得点源となる科目があると、全体の点数が安定します。 例)英語リーディングで8割を目指す場合、問題形式ごとの解答スピードを上げる練習を行う。 2. 苦手分野を最低限まで引き上げる 苦手な科目や分野は、模試で失点が多かった箇所を優先的に復習します。ただし、この時期は闇雲に手を広げるのではなく、頻出分野や基礎的な部分に絞ることが大切です。 3. 時間配分の練習 共通テストでは時間配分が非常に重要です。模試で時間が足りなかった場合は、時間内に解く練習を繰り返しましょう。以下に例を記載しておきます: ・英語リーディング:読むスピードを上げる。 ・数学ⅠA:計算問題で時間を節約し、大問に余裕を持たせる。 --- 【メンタルの保ち方】 成績が思うように伸びない時期は、誰でも不安や焦りを感じます。しかし、成績が下がる原因は「努力不足」ではなく、「適切な努力の方向を見失うこと」にある場合が多いです。以下を心がけて、気持ちを安定させながら学習を続けてください: 1. 偏差値は気にしすぎない 偏差値が多少下がっても、それは模試の性質や受験者層によるもので、実力そのものが落ちたわけではありません。「本番で必要な力を蓄えるための途中経過」と割り切りましょう。 2. 小さな成功体験を積む 1日の終わりに「今日覚えた単語」や「解けるようになった問題」を振り返り、小さな達成感を感じる時間を作りましょう。 3. 定期的に休む 集中力を維持するためには、適度な休憩も必要です。疲れた時は、散歩をしたり、ストレッチをしたりしてリフレッシュしましょう。 --- 模試の結果が思わしくなくても、それは「伸びしろがある」と捉えることが大切です。この12月下旬からは、共通テスト対策に注力しつつ、模試を分析して弱点克服に取り組みましょう。偏差値は絶対的な指標ではありませんので、あくまで自分の得意・苦手を見極め、効率的に勉強を進めることに集中してください。最後まで諦めずに頑張れば、必ず結果につながります!
東京大学医学部 あき
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不安
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試験で緊張して焦った時
焦って実力を出せなかった。。。 実はこれが本番と練習の一番大きな差です。 今回質問者さんは、模試を本番と同様に取り組んだからこそ、このような焦る経験をしたのだと思います。 ぜひこの経験で落ち込まないで、本番前によい経験をしたと捉えてもらえたら良いと思います! まずは今回の模試を改めて解き直してみて、落ち着いて解いてみたらどれくらいできるのか確認してみましょう。 そして本番で実力を出すためには、"自分のペースで、解ける問題から確実に解いていくこと"が大切です! そしてそれには過去問研究と研究したことを本番に活かすことが大切になってきます。 以下は私のやり方ですが参考になれば幸いです。 (過去問研究) 1.過去問を何年分かやり、大問ごとに何分ずつ解くかどの順番で解くかを決める。 *この時に解く順番は、解きやすい順番から集中しやすい順番からとく。 2.上記で決めたことを学部ごと科目ごとに1枚の紙にまとめておく。 *この紙は本番にもっていく。 (本番) 1.試験開始前に上記の紙を見て大体何分くらいで解くか把握。 2.開始30秒で全部の問題をざっと眺め、過去問と異なっていないか確認すると同時に、解く目安の時間をそれぞれの大問に 書き込んだ後、解き始める。 3.問題を解くときはとにかく解ける問題からとく。分からない問題は、勘で答えておき、後で戻れるよう印をつけておく。 入試は満点を取る必要はないので、分からない問題があっても焦らなくて大丈夫です! 分からない問題はみんなも解けない。そう思って、できるところから確実にやっていきましょう! 応援しています!
早稲田大学社会科学部 seechan
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本番試験
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文系数学の勉強法について
慶應経済のものです。 自分も数学受験ですのでお答えさせていただきますね。 さていきなりですが、問題を解くときどのように解いていますか?もし、解く→答えを見る→採点する。これだけで終わっているなら伸びるわけがありません。『高校数学は暗記だ』などと言ってる人をたまに見かけますが、基本的に数学は理論です。解くだけではなく理解して初めて身につく力となる学問です。ですから解いて答えを見て採点した後に、じっくりと解説を読んでください。そしてじっくりと読んだ後、解説を見ずにもう一度問題を解いて、解説の解き方を再現できるようにしてください。この一手間を加えるだけでかなり理解度が変わってきます。 そんなのもうやってる!って場合は、焦らないでください。もしこのやり方がきちんと出来ているならば身につかないはずがありません。それはただ問題の練習量がちょっと足りないだけです。でも今の時期からやれば必ず間に合います。だからこそ焦らないでください。精神的な話になってしまいますが、自分はできる、と思い続けることはかなり重要です。もしすぐに点が伸びなくて悩んでしまっても、『きちんとしたやり方でやってるから大丈夫。もう少し頑張れば必ず点は伸びる』と自分を信じてください。焦りや不安は自己嫌悪につながり大変よろしくないです。是非自分を信じてあげてください。 最後に具体的なことになりますが、夏休みには一度自分の志望校の過去問を見ておくといいと思います。自分と志望校の距離が掴めますし、練習とは違った生の問題、本当の試験としての問題を見ておくことは今後の勉強のモチベーションに関しても学力向上に関しても重要です。また、志望校が早慶であるならば、日東駒専あたりの同じ学部、あるいは問題の出題範囲が似ている大学の過去問を解いて行くといいです。難易度が下がりますので志望校よりも簡単に解けるはずです。是非とも頑張ってください。 心から応援しています
慶應義塾大学経済学部 83pico83
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文系数学
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焦りすぎて逆に焦りがない??
そういうの、ありますよね。よくテスト前とかになっていたのですが、やらなきゃいけないことは山のようにあるのに、近づくにつれだんだん焦りがなくなってきて謎の自信まで生まれ始め、なんの根拠もなしに何故かいけるのではないかと思い始め…。めちゃくちゃ気持ちは分かりますよ。結構皆さん経験があるんじゃないかな。 といっても、質問者さんはちゃんと点数が相対的に見ても伸びているようなので、ここで努力をやめてしまうのはもったいないです。文章を読む限り、受かる自信がないとかではないようなのですが、自分の努力が成績と見合ってないのでは、と思っているのかもしれません。 私は僻みとかでは全くなく、むしろ点数が取れなくて焦っていた側だったので、判定が上がっていて苦しくなってしまう気持ちは、多分全て理解はできていないです。 それでも、今の質問者さんの状態から解放されるには、もう勉強しかしない、という環境を作るしかないと思うんです。スマホなんてなくても勉強できるので、TwitterやYouTubeから目が離せないのなら、親御さんに預けるなどの対策をとってください。動画を見るなら2個など、しっかり自分と約束するべきです。 受験に限らず、自分との約束を破ったり簡単に嘘をついたりする人は、自分自身への信頼がなくなっていくため、成功しにくいのではないかと思います。本番で最後の問題が解けなかった時、これはどう頑張っても多分解けないな〜と思ってしまったら、もう頭は動きません。精神論でしかないですが、やっぱりすんでのところで自分を信じられる人の方が、最後の最後に点数をもぎ取る力があるのではないかなと思うんです。そして結果的に、1、2点の差で合否は分かれます。 過去問5年解いたけど力がついたように思えない、とおっしゃっていますが、私は13年分やっても慣れたような気がしませんでした。もちろん人にもよりますが、少しずつ伸びてきているかもと感じたのは、過去問2週目に入ってからです。できないのなら納得するまでやるしかありません。 質問者さんの学力は、判定からも生半可な努力では得られません。まずはそれを認めて、褒めてあげてください。この時期ですし、道徳的に大きくは言いにくいですが、別に学校に行かなくたっていいと思います。健康が大事なので時には休みながら、それでも淡々と机に向かうことが一番大切です。どんな方法であれ勉強すれば、少しずつだとしても必ず前に進みます。 取り止めもなく長々とすみません。 少しでもお役に立てたら嬉しいです。早稲田の文キャンで待ってます。
早稲田大学文化構想学部 penguin
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不安
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成績が伸びない
質問ありがとうございます。慶應法学部2年の者です。 「いくら勉強しても成績が一向にのびない」という相談内容ですが、まずご自身は以下のどの立ち位置にいるでしょうか? 例えば、 ①偏差値40→45,55→60のように伸び悩んでいる。 ②偏差値65→70のように伸び悩んでいる。 ①の場合は、まず基礎が固まってないと思われるので、直近の模試などは気にせず、ひたすら基礎をやりましょう。英語を例にすると、一旦単語を一気に覚え、文法書(ネクステージやビンテージなど)をひたすら勉強です。それを8割方こなせるようにしてから、英作文や、長文読解に移りましょう。 ②の場合は、ある程度基礎は固まったが、今度成績が頭打ちになってきたパターンです。受けた模試を復習して、自分のここが弱点だから補強しよう、と穴を埋めていくイメージで勉強します。また、基本的なルーティンとしては、かける労力の全体を10とすると、 単語(2)→文法(3)→長文読解(4)→英作文(1、志望学部による)→単語→文法..... のようにミルフィーユのように勉強をしましょう。そうすれば普遍的な力が身に付いてくるはずです。 【重要】模試はあくまでも自分の弱点や思考のクセを修正するための材料です。ガチで判定は気にしないでください。特に私大志望の場合、変な問題やクセのある問題がでるので、模試があてにならなくなります。私自身ずっとe判定でしたが、本番しっかり合格していますし、判定で自分を否定してしまっては本末転倒です。 ある程度勉強が進んできてから重要なのは ①普遍的な力を高める。これは先ほど述べたミルフィーユのような勉強法。 ②過去問を分析、研究する。 ③弱点、クセの修正。 といった感じです。模試を見て焦るのは当時の自分もそうでしたが、あまり気にしないようにしましょう。しかし間違いは復習しましょう。 参考になりましたでしょうか?まだまだ間に合います。落ち着いて着実に、目の前にあることをこなして行きましょう。慶應はとても素敵な学校です。待っています、がんばれ!
慶應義塾大学法学部 山本五十六
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不安
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どうすればいいのか分からない
まず、この時点でチャートの例題が解けるようになっているのは素晴らしいと思います👍 基礎力は着実についてきていると思うので全く悲観しなくて良いです。 どういう所で点を落としているのかわからないですが、どの分野も青チャートの例題はほぼ解ける状態だとすると、その先の訓練が少し足りていないのかなと思います。 具体的には「少しひねってあるが、青チャートレベルの基礎知識を上手く使えば解き切れる標準問題を見抜いて・解ききる力」をつけることです。 (ここでいう基礎知識というのは、青チャートの例題1つ1つが扱っているポイントのことです。) 入試問題は 🔆「青チャート例題レベルの基礎問題」 🔆「少しひねってあるが、青チャート例題レベルの基礎知識を組み合わせたり、発展させたりすれば解き切れる標準問題」 🔆「基礎知識だけでは解きにくく、最後に回すべき難問」 の3つに大別されます。 入試本番は全5問がどの種類なのかを見極め、解く順番を決めた上で、上記の基礎問題と標準問題を解けるところまで解き切る必要があります。 基礎問題はほとんどの受験者が解ききれ、標準問題はそれ以前の勉強によって差がつき、難問は極めて少数の人間しか試験時間内に解けないため、標準問題をどれだけ解けるかが勝負となります。 では先述の、「少しひねってあるが、青チャートレベルの基礎知識を上手く使えば解き切れる標準問題を見抜いて・解ききる力」をつけるには何をすれば良いのか? その答えが過去問演習になります。 普通の参考書ではダメなのかと思うかもしれませんが、一般的に難しいとされている参考書は、ここでいう標準問題だけを集めたものが多いです。 なので、こういった参考書だけでは実際に入試で出る基礎問題や難問の手触りが学べません。 また、過去問と同じ問題は出ないと思われるかもしませんが、ポイントとなる部分が同じ、つまり傾向に沿った「似た」問題はよく出るので、過去問演習はとても効果的な志望校対策といえます。 早めに過去問演習を始めた方が、より早く自分の弱点に気づくことになり、余裕を持って対策を立てられるので、今から取り組み出して良いかと思います。 具体的な進め方ですが、はじめのうちは、得意な分野からでも、近い年度からセットで解いていっても、好きなように進めればいいと思います。(直前期の演習用に、最近の2、3年度分は残しておくことをお勧めします。) 時間制限も秋ごろまではかけなくていいと思います。 とにかく、 🔆その問題がどの種類の問題なのかを考える (多くの過去問集には難易度指標がついているのでそれを参考にしてください。鉄緑のものが詳しくて良いと思います。) 🔆標準問題を通して基礎知識の応用方法を吸収していく (重要なポイントをまとめているのはとてもいいと思います!自分も大事だと思ったところをルーズリーフに書き溜めていき、試験前にはファイリングしたものに目を通していました。) 🔆基礎問題や標準問題が解けなかった場合、どうして解けなかったのかを考え、次に同じようなところで詰まらないようにするにはどうすればいいか考える 🔆基礎知識の抜けに気付いた場合は、適宜チャートを見返したりして復習する といったことを意識して進めてください。 注意点としては難問の復習に時間をかけすぎないことです。必要最低限の知識だけ吸収してとばしましょう。 色々と書きましたが、この辺りのことは「受験の叡智」という本に、より詳しく、説得力のある形で書かれているのでぜひ読んでみてください!
東京大学文科二類 にゃん
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文系数学
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