(高3)物理の参考書ルートに悩んでます
はじめまして。前期、後期ともに物理を受験したため回答させていただきます。長くなります。すみません🙏
自分がやった物理のルートは、
漆原の物理基礎・物理が面白いほどわかる本、並行して学校教材→名問の森
でした。
そのため、上記ルートのどれにも該当しません。
物理のエッセンスは有名な本ですが、自分は選びませんでした。その理由として、
①本屋で試し読みしてしっくりこなかったこと。
②レイアウトが自分の好みではなかったこと。
③人によって評価の賛否が分かれていたこと。
④青い物理のエッセンスは塾においてあり、気になったところだけ立ち読みできる環境があったこと。
があります。
物理のエッセンスは人によって善し悪しの意見が分かれるため、一度本屋で試しに読んでみて自分に合うと感じたら購入するという流れがいいと思います。
自分は気になったところがあったときだけ塾で借りて確認しました。全体はほとんど読まなかったので買わなくて正解でした。
漆原の面白いほどわかる本は、物理の本質的なところから丁寧に解説がなされているため個人的にはおすすめです。特に電磁気を予習するときにはかなり役立ちました。
自分が受験期にやった全体の流れとしては、
夏休み中に漆原の本3冊で既習範囲の復習&未習範囲の予習、そして漆原で勉強した未習範囲を実践アクセス(学校教材)でアウトプット。
夏休み明けから名問の森を勉強する。
という感じでした。
名問の森をやる上で注意してほしいのは、分からない部分があった場合に放置しないことです。名問の森は解説が不十分なところが少しあります。どうして模範解答のような解法を使おうと思うのか、どうして解答のような計算ができるか、など少しでも疑問に思ったらすぐに周りの人に教えてもらったり、自分で調べたりするべきです。名問の森は有名な参考書であるため、ネットにも沢山解答があります。
自分の場合、分からないところがあったら
クァンダやネットで問題番号を検索して調べ、それでも分からなかったら先生やチューターさんに聞くようにしてました。
名問の森を周回してやるという発想では、解法暗記となってしまい、初見の問題に対応できなくなってしまいます。京都大学の場合、他の大学では見られないような面白い設定で問題が出されることが多く、解法暗記では対応できません。
9月から始めましたが前期試験までに2冊合わせて一周しかやってません。その代わりに、調べて分かったことを解答に書き込み、それをよく見直してました。
前期試験終了後に問題を選んで2週目をやったという感じです。
今振り返ると一周は流石にやらなさ過ぎではありますが、それくらい量ではなく理解することを大切にしてほしいです。理解するためにじっくり名問の森をやって、理解した考え方を定着させるために復習してたらいつの間にか周回してたというのが理想だと思います。
名問の森にある考え方は全部吸収してやろうと考えていたため、時間と労力を考えて良問の森はやりませんでした。
名問の森は本当に名問ばかりだと思います。
名問の森の考え方を身につけて、物理の入試に立ち向かってください!応援してます!!
何か質問があればコメントでお願いします!